音声放送チャンネル「まつひろ@Brighture 松井博」の「日本車は何か間違った方向に進歩してると思う話(2023年11月21日放送)」。Voicy - 音声プラットフォーム
パイオニア「VSX-LX305」(上)とオンキヨー「TX-RZ50」(下) オンキヨー、パイオニアというホームオーディオとAV機器の老舗ブランドを持っていたオンキヨーホームエンタテインメント社が、経営不振によって2022年5月に倒産した。 両ブランドに愛着を持つ古くからのファン(僕もそのひとり)の多くは心を痛めていたと思うが、ブランドの譲渡先としてオンキヨーテクノロジー社が発足、オンキヨー/パイオニアのオーディオ&AV機器開発が再開され、2022年11月から両ブランドのAVアンプ(欧米ではAVレシーバーと呼ばれることが多い)が市場導入された。オンキヨー「TX-RZ50」とパイオニア「VSX-LX305」だ。 経緯について触れると、オンキヨーホームエンタテインメントの倒産後、スピーカーメーカーのクリプシュなどを傘下に収める米国のオーディオ企業体Premium Audio Company(PA
27日にブログ記事「NTTの株価総額が世界一だった時に、Microsoftに転職した理由」がネット上で大きな話題となった元MicrosoftでWindows95の設計に携わった世界的エンジニアの中島聡さん。その中島さんは今回、自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』で「ネット時代のハードウェア企業」と題して我が国の家電メーカーや自動車メーカーの後を継ぐビジネスの設計について、「伝説のプログラマー」と呼ばれるにふさわしい自身のアイディアを披露しています。 ※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2018年11月27日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学
Amaz技術コンサルティング代表・雨堤徹さん がらんとして殺風景な研究室の扉を開けると、黒塗りのスポーツカーが目に入った。(フジサンケイビジネスアイ) 「テスラじゃないですか」 「そう、2011年に発注して、1週間前に並行輸入で届いたばかり」 楽しそうに、そして少しばかり自慢げに、Amaz技術コンサルティング合同会社代表、雨堤(あまづつみ)徹(55)は視線を向けた。 神戸・三宮駅前から高速バスに乗り、明石海峡大橋を渡って淡路島へ。到着したバス停の目の前には、高田屋嘉兵衛(かへえ)をたたえる巨大な石碑が立っている。司馬遼太郎が「菜の花の沖」で描いた、江戸時代の豪商だ。 雨堤が12年に、自らの研究開発施設として兵庫県洲本市に立ち上げたAmaz研究所は、そのバス停からさらにタクシーで10分ほど南下した「鳥飼」という地名のところにある。辺りは田んぼ、畑。ぽつぽつと民家がある。いかにものどかで、産業
東芝をやめて大学に移ってから7年が経ちました。大学に移った当初は全く研究資金が無くて金策に走る毎日。そうしているうちに助けて下さる方いて、何とか研究室を立ち上げることができました。 当時はまだ日本の半導体はそれなり頑張っていたので、半導体産業への期待という意味で国家プロジェクトが立ち上がり、その恩恵も受けました。 おかげさまで研究室が立ち上がり、研究スタッフも集まり、多くの方のご支援のおかげで、自分では思ってみないほどの成果をあげられました。 まさか毎年ISSCCで発表できるなんて、思ってもみませんでした。 研究はとても好調ですが、実は今、予想外の逆風にさらされています。 自分の研究は順調だし、古巣の東芝のフラッシュメモリ事業も絶好調、ビッグデータを蓄えるストレージ産業も絶好調。自分の周辺だけは何の問題もありません。むしろ、状況は良くなる一方。 ところが、気付くと、周囲の他の日本の半導体や
川島:石井先生は、マサチューセッツ工科大学(MIT=Massachusetts Institute of Technology)のメディアラボ(MEDIA LAB)にいらっしゃいますよね。この連載は「ダサい社長が日本をつぶす!」というタイトルなんです。日本の企業が作っている製品やサービスのデザインが、かっこよくなくなってきている。それはなぜなのか、どうしたらもっとかっこよくなるのかということについて、さまざまな方にインタビューしているものです。 石井:「ダサい社長が日本をつぶす!」。凄いタイトルですね。 大前提が間違っている 川島:日本人デザイナーの中には、アウディの和田智さん、ピニンファリーナの奥山清行さん、アップルの西堀晋さんなど、海外の一流企業に籍を置いて活躍してきたデザイナーがいる。石井さんもMITのメディアラボで副所長として、またメディア・アート&サイエンスの教授として、ハイレベ
フォックスコン顧問が語る“失われた20年”が生んだ日本の未来とは?:製造マネジメント インタビュー(1/4 ページ) 日本のモノづくり環境は大きな変化を迎えている。多くのグローバル企業から製品組み立てを請け負うグローバル製造業から見たとき、日本のモノづくりの価値はどう映るのだろうか。フォックスコン顧問を務めるファインテック代表取締役社長の中川威雄氏は「“失われた20年”で苦しんだ経験こそが世界が欲しがる貴重なものだ」と指摘する。 アップルのiPhoneをはじめ、世界有名ブランドのPCや家庭用ゲーム機の大半の製造を請け負う世界最大のEMS(電子機器受託製造サービス)企業である台湾 鴻海(ホンハイ)精密工業(フォックスコン)グループ。中国・深セン市の大規模工場では35万人、中国全土で100万人余りが働くとされ、その規模によるコスト競争力を築く。またシャープとの提携問題で話題となった液晶事業で世
アメリカはタリバン復権を後押しし、アフガニスタンの民意もそれを支えた 民主化が失敗した理由は何か。これからどうなるのか【アフガン報告】6回続きの(3)
今週発売の東洋経済の特集「死んでたまるか! 日本の電機」にインタビュー記事「甦れニッポン! 私の電機再生策」が掲載されました。 事前に記事はチェックしてないので、恐る恐る記事をみたところ、、あれー、こんなこと言ったっけ?、あちゃー、言い過ぎた?。 仕方ない。。。 言いたかったのは、半導体メーカーが奴隷根性で、セットメーカーやサービス事業者の下請けに甘んじていては、儲からないのは当たり前。 顧客と部品ベンダーの関係は、お互いをコモディティ化しようとする戦い。 顧客にとっては、いかにして部品を買い叩くか。 部品ベンダーにとっては、いかにして顧客が買わざるを得ない状況を作って、高く売りつけるか。 これは私なんぞが言うまでもなく、当たり前のことですね。 でも、今苦境に立っている、半導体メーカーはこの当たり前のことができていなかった。 顧客の言いなりになって、特注品ばかり作っていたら、儲からないのは
都内で、東芝(Toshiba)の「ウォーキング式トースター」を披露するレトロ家電の収集家、増田健一(Kenichi Masuda)さん(2012年9月14日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【11月12日 AFP】日本の技術はウォークマンや小型電卓、便座ヒーター付きトイレなどをわれわれに与えてくれた──その一方で、日本が技術で成功するまでの道のりには、テレビ型ラジオや、歩くトースターといった「失敗」があふれかえっている。 後に発明の代名詞として世界に名をとどろかせた日本の技術だが、これらの失敗作を含むレトロ家電の宝の山には、1950年代末から60年代初頭にかけてこの国にあった「実際には起こらなかった未来」が垣間見える。 「クールジャパン以前のジャパンは、こういう、もっちゃりしたジャパンだった」と語るのは、レトロ家電の収集家、増田健一(Kenichi Masuda)さん(
外出するまでの20分でどこまで書けるかテスト。 家電業界が誇る経営軽視の歴史 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20121103 ちきりん女史の見方について、賛同しつつも、見落とされている部分が多いので、そのあたりを指摘しようと思っております。また、処方箋についても。 ■見落とされている”経営軽視”の点 ・重いのは販売コスト ちきりん女史のテキストには価格支配力が量販店等リテールに奪われたという点が問題視されていましたが、実際のところ欧米の製造業においても価格統制の役割は大手チェーンストア側が握っており、消費者により近いところで価格が決まるモデルというのはこんにちの商品流通においては当たり前であって、家電に限らず化粧品、自動車、旅行チケット、ゲームソフトなど中古市場があるないに関わらず結構常識的になってきている分野です。 強いてちきりん女史の言説を補強するのであ
一昨日、CEATECに併設された日経エレクトロニクス主催のSSDに関するセミナーでReRAMとフラッシュメモリのハイブリッドSSDの講演を行いました。 CEATEC自体はスマート家電が沢山ならんでいましたが、いまひとつ。 冷蔵庫や洗濯機と話せるようになっても、仕方ない、と思ってしまった。 残念ながら、業界にアイデアが枯渇しているのを浮き彫りにしてしまったと思います。 もう、CEATEC自体が、賞味期限切れに近付いているように感じました。 一方、私が講演したSSDのセミナーでは、ちょうど私の話のひとつ前だったので、バッファローメモリのMRAM搭載のSSDの話を聴くことができました。 竹内研ではReRAM搭載のSSDを開発しています。 メモリ制御のコントローラー技術に関して、バッファローメモリと重なる部分も多く、非常に素晴らしい技術だと思いました。 何よりも、講演している、取締役の方の説明がわ
<引用もと:ギガオム> ギガオムの記事ですが米国側から見た日本家電の全滅状況を分析しています。 嘗てconsumer electronicsの分野においては日の出の勢いの国であった日本が何ゆえに一挙に没落したのでしょうか。韓国だけではなくアップルやグーグルに負けました。その理由はインターネット敗戦(インターネット上のサービス敗戦)だそうです。 ワシントンポストの記事なども日本家電は奈落の底への旅路と指摘しています。 20年間、日本メーカーはテレビや電話機、パソコンなどお互いに繋がらないスタンドアロンの製品に注力し、ソフトウエアによるサービスが弱く、お互いに繋がらない点が敗因だとスマート革命による遅れを指摘しています。円高とか労務費が高いなどの視点、モジュール部品の視点はどこにもありません。 1、恐竜は大きすぎて潰せない (Too big to fail) 大きすぎる大企業病の企業はひたす
■NECとは何か?経営の軸がぶれているNEC 8月25日付けの産経ニュースは、 『縮小均衡の“連鎖”にはまったNEC成長戦略いまだ見えず』という 記事を掲載していた。 経営不振にあえぐシャープよりも、NECの方が「もっと厳しい」とする 大手行幹部の発言を紹介。 半導体、パソコンなど次々と主力事業を切り離し、身軽になったものの、 成長戦略は見えないまま先行き不透明感が高まっていると指摘している。 かつては通信技術では世界的にも活躍したNECだが、旧電電ファミリー としての威光も通じない時代になってきて、日本一だったパソコンの分野でも 今では他社に製造してもらった製品を売る立場になっている。 一方で、半導体事業では富士通・NTTドコモと新会社を設立するなど、 結局、「NECは何の会社なのか?」という部分が見えにくくなってきている と感じる。 わずか6~7年前には4兆5000億円あった売上高も3
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