わたしがこどもの頃からそれはあって、自分の本質を考えると、一人もしくは少ない数人で行動し、あまり目立つようなことは向いていないにもかかわらず、何かリア充を目指していた。学校のクラスで「明るい」と「暗い」に選別され、「明るい」の集団ができるが、「暗い」は集団化すらしない。どうにも「明るい」に選ばれたいわたしは、無理にポジティブな発言をしたり、抑揚をつけていたりしたように思う。それはおそらく成人してからも続き、ずっとわたしを悩ませてきた。自分の中に無い「明るい」を演じようと頑張って来た節がある。 社会人になってからは仕事が主役となるので幾分か楽になり、「明るい」「暗い」の軸で人を語らなくなり、「仕事ができる」「仕事ができない」のような軸が明確に出て来た。細分化して行くと「リーダーシップがある」「リーダーシップがない」とか、「気が利く」「気が利かない」とかいろいろあるけれど、どうもあの「明るい」