2023年11月26日10:00 カテゴリ自己啓発日本人論 宗教と賢人 稲盛和夫氏がJALの再生に乗り込み、それが順調に進んでいる頃、氏の名声は非常に高まりました。氏が行っていた盛和塾には国内のみならず、海外、特にジャック マー氏など中国からの参加者も多く、高い評価でした。当地バンクーバーにもその組織が生まれたのですが、それを見たある方が「あんな宗教集団はご免だ」と吐き捨てるように言ったのが今でも強く印象に残っています。 それを言った氏はなぜ宗教集団と思ったのでしょうか? 稲盛氏の考えや行動、発言を学ぶことが牧師の講話や聖書っぽい教義だと思ったのでしょう。 私はそれをずっと考えていました。正直、10年以上たった今でも明白な答えが出たわけではないのですが、たぶんこうなのだろう、という輪郭はあります。 日本人に宗教心はあるのでしょうか?おおいにあります。神社に行き、賽銭を入れ、お祈り事をします