この論文で、イスラーム研究業界が総出で主張して大規模予算を取る根拠となった「イスラーム復興」論は、論理のすり替えで成り立っているから分析概念として成り立たないよね、と書いたところ、元締め教授から公衆の面前でバンバン机叩いて恫喝され… https://t.co/VrKRdxr3lx
JAPAN SKEPTICS (ジャパン スケプティクス) JAPAN SKEPTICS (ジャパン スケプティクス)または『「超自然現象」を批判的・科学的に究明する会』は、「超自然現象」の批判的・科学的な研究の推進と研究者の交流を目的として、1991年4月に設立されました。 今日、科学技術が急速に進歩する一方で、科学の理論体系や方法論を根底から否定するような主張が数多く見られます。超能力、心霊現象、UFO、予言、テレパシー、占いといった多様な「超自然現象」がテレビや雑誌に興味本位で取り上げられ、一般の人々の科学理解の形成を阻害する重要な要因の一つになっています。一般の人々は、私たちの先達が論理と思考を積み重ねて築いてきた科学的な認識を十分修得できないまま、自然現象や社会現象についての非合理的な解釈に走り、そのことが原因となって不本意な生き方に陥るようなケースさえ多々生じています。 この時
不正が起きた背景を検証し、社会全体で共有して、再発防止に役立てなければならない。 京都大iPS細胞研究所の助教(36)が昨年発表した論文のデータに、捏造(ねつぞう)や改ざんが確認された。本人は「論文の見栄えを良くしたかった」と話しているというが、結論そのものをゆがめる重大な行いである。 今後は、実験経過を記録したノートの提出を徹底させ、チェックを強化するというが、それにも限界はある。不正は実績ある研究者にも報告されている。それぞれの大学や研究機関は、改ざんなどを起こしにくい環境づくりに取り組み、たとえ誤りがあっても発表前に正せる仕組みの整備を急ぐ必要がある。 今回の事件で気になるのは、問題の助教以外の10人の共著者が、不正を察知できなかったことだ。助教が一人でデータを解析し、グラフを作成したというが、みんなで生データを共有して検討を重ねていれば、気づけたかも知れない。分業化や細分化が進み、
<大学教員の需要はこの50年間で右肩下がり、今や博士14人に1人しか教員のポストはない> 東洋経済オンラインの「52歳大学非常勤講師・年収200万円の不条理」(1月12日)という記事が注目を集めている。大学院博士課程を終えたものの、大学の専任教員になれず、非常勤講師という不安定な身分で糊口を凌いでいる男性のケースだ。 博士課程修了者の多くは、大学教員等の研究職志望だが、少子化もあり採用は年々減少している。その一方で、90年代以降の大学院重点化政策により、博士課程修了者は激増している。1990年では5812人だったが、2017年では1万5658人に膨れ上がっている。 昔は、需要が供給を上回っていた。高度経済成長期の1965(昭和40)年の博士課程修了者は2061人だったが、この年に発生した大学教員の需要数(当該年5月の本務教員数から、前年5月のそれを引いた数)は3037人。単純に考えると、希
京都大学iPS細胞研究所の助教が発表した論文にデータのねつ造などの不正があった問題を受けて、研究所の山中伸弥所長は、今月から当分の間、みずからの給与の全額を研究所の基金に寄付することがわかりました。 こうしたことから、山中所長はNHKの取材に対し、今月から当分の間、みずからの給与を全額、研究所が集めた寄付金で作った基金に寄付することを明らかにしました。 その理由として山中所長は、今回の不正の検証や再発防止策の検討、それに、これまで寄付した人への説明のためにiPS細胞の研究開発などの本来の仕事ができないため、責任を感じていることをあげています。 山中所長は「不正のあった研究に使われた寄付金の補填(ほてん)を意味するものではないが、自分自身の気持ちを納得させるためにも給与を寄付することにした」としています。
会見で厳しい表情を見せるiPS細胞研究所長の山中伸弥教授(22日午後5時53分、京都市左京区・京都大) 京都大iPS細胞研究所(京都市左京区)で22日、論文の不正が発覚した。所長を務める山中伸弥教授は会見で深々と頭を下げ、悔しさをにじませた。降圧剤の臨床研究で不正が行われたディオバン事件やSTAP細胞問題など、日本において研究不正は後を絶たない。世界のiPS細胞研究をリードし、厳しい不正防止策を講じてきたはずの同研究所。チェックが形骸化していた実態や、成果が求められる有期雇用の制度が背景に見えてくる。 2010年の開設以来、iPS細胞研究所は実験専用ノートを全研究者に配布する。「(書き換えが可能な)鉛筆の使用は不可」「プロジェクトごとに別のノートを使う」「データなどの記入は続けて行い、空白部分がある場合は斜線で消す」などの注意書きが添えられており、3カ月ごとに知的財産の担当者に提出すること
隗より始めよ・三浦淳のブログ 「新潟大学・三浦淳研究室」の後続ブログです。2018年3月末をもって当ブログ制作者は新潟大学を定年退職いたしました。2019年2月より週休2日制(日・水は原則更新休止)。旧「新潟大学・三浦淳研究室」は以下のURLからごらんいただけます。http://miura.k-server.org/Default.htm 本職はドイツ文学者。最新刊は日本文学と学歴についての著書『「学歴」で読む日本近代文学』(幻冬舎)。そのほか、ドイツ文学の女性像について分かりやすく書いた『夢のようにはかない女の肖像 ――ドイツ文学の中の女たち――』(同学社)、ナチ時代の著名指揮者とノーベル賞作家との対立を論じた訳書『フルトヴェングラーとトーマス・マン ナチズムと芸術家』(アルテスパブリッシング)が発売中。 なお、当ブログへのご意見・ご感想は、メールで以下のアドレスにお願いいたします。 m
「ブランディング」という言葉をご存じでしょうか。ブランドの価値をより高めていくこと、またはブランドとして社会的に認知されていないものをブランドに育て上げることを意味するマーケティング用語です。 文部科学省は、2017(平成29)年度「私立大学研究ブランディング事業」の支援対象校を選定しました。私立大学とブランディングは、どう関係しているのでしょうか。 国の補助額は研究者個人の話 欧米の大学が「研究」を重視しているのに比べて、日本の大学、特に私立大学は、「教育」に重点を置いている学校が主流を占めています。 世界大学ランキングなどで、日本の私立大学の順位が低いのも、これが原因の一つです。言い換えれば、「研究」に関しては、日本の私立大学はどこも似たようなもので、外からほとんど特色が見えません。 このため、受験生の大学選びも多くの場合、学部・学科の名称やイメージ、模擬試験の成績などから自分に合いそ
蓮實重彦と学問 『ユリイカ』の臨時増刊号は蓮實重彦特集だった。最近はサブカルチャー雑誌めいてきた同誌には珍しいことで、昔は『國文學 解釈と教材の研究』あたりが、江藤淳や吉本隆明、柄谷行人や蓮實の特集を組んだものだが、今や文藝評論家的な人物で特集を組む雑誌もないし、この人たちより若い文藝評論家で組んでも原稿を依頼する相手がいないだろう。さて『ユリイカ』では大杉重男が、蓮實はなぜ博士論文にこだわるのか、というのを書いている。少し前に出た『文學界』での渡部直己によるインタビューで、日本の大学の専任教員で博士号のない者がいることを痛罵していたからで、渡部が、自分も博士号はない、と言うと、だが『日本小説技術史』というそれに匹敵する業績はあるとフォローしていた。大杉にもそれに匹敵する著作はありそうだが、やはり博士号がなくて大学教授であることにひっかかりを感じたのか、それなら夏目漱石だって博士号を辞退し
今日はクソみたいな書類作成で一日が潰れた気がする.ということは,クソみたいな一日である. クソみたいな云々で思い出したけど,近年,国際会議でクソみたいな開催をするところが多い. どういうことかと言うと,まず,ある有名な国際会議を,メインの国際会議と呼ぶことにしよう.それに付随して,コバンザメ的ワークショップ,と言ったら語弊があるので,衛星ワークショップと言うことにしよう,そういうようないくつかのワークショップと合わせて同時開催するのである. メインの国際会議はアクセプト率が低い,そして,そこでリジェクトされた論文を,衛星ワークショップに回していく,つまりそこでアクセプトにするのである.その衛星ワークショップは,名前も知られてないので,単独開催すると,論文が集まらない,そこで,そういうようにして論文を集めるのだろう.その他にも,いろいろと下種な理由はある.ここでは書かないけど. ただなー,そ
There is nothing she would rather do than teach. But after supplementing her career with tutoring and proofreading, the university lecturer decided to go to remarkable lengths to make her career financially viable. She first opted for her side gig during a particularly rough patch, several years ago, when her course load was suddenly cut in half and her income plunged, putting her on the brink of
anond:20170922053438 社会に期待しす同期の東大マスターの占める率が3割超の国内企業研究職だけど、まぁ入ってしまえば温泉だよ。 そこまで志の高くないエリートがもっとくればいいのにと思う。テキトーになんかやって論文書いてときどき学会発表に遊びに行くだけ。時間はわりと自由に使える。(締め切り前はがんばるけど) 志が高ければ高いで世界をリードするみたいなこともできるよ。大学よりはお金使える。 あとはまわりがまともな人が多いというのはよいね。すごい頭いい人もふつうにいる。ダメなやつもいるけどそんなには遭遇しない。 給料は、まぁ少ないなって思う。企業研究ではトップレベルの人集めしてるのにね、こんなもんかって感じだし、節約が当たり前。お金に余裕あるないの話じゃないかもだけど、このまえ先輩が「〇〇に出張するのは、△△からバスに乗った方が20円やすいんだよね」とか教えてくれて悲しくなった
大学院の博士課程を修了後、大学などでの常勤職を目指しながら、非常勤講師や任期制のポスドク(博士研究員)として働き続ける人が少なくない。将来に不安を抱えながら研究に励む博士学生の現状を知ってもらおうと、日々の生活や修了後のキャリアパスに焦点を当てた書籍や冊子が登場している。 昨年12月、雑誌「博士世界」が創刊された。企画したのは、東京大や東京工業大の大学院生ら4人。きっかけは、進学後に理想と現実のギャップや、世間からの無理解に悩む博士学生の姿を度々見かけたことだった。大上真礼(おおうえまあや)編集長(29)は、東大大学院教育学研究科の博士課程に所属し、今春からは和洋女子大で任期制の助手としても働く。 文部科学省が発表した今年度の学校基本調査(速報値)によると、博士課程への入学者数は1万4766人。10年前より2千人以上減った。背景の一つには進路への不安があると思われる。今年3月までの1年間の
ことしもノーベル賞の発表まであと1週間余りとなりました。日本は、ここ3年、連続して受賞者を出し、初の4年連続のノーベル賞受賞となるのか注目されていますが、その一方で、過去の受賞者からは、このままでは日本の研究者がノーベル賞を取れなくなる時代が来ると強い懸念の声が相次いであがっています。 ところが、去年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典さんは「日本の大学の状況は危機的でこのままいくと10年後、20年後にはノーベル賞受賞者が出なくなると思う」と強い危機感を訴えています。 実際、技術革新の源となる研究論文の数を2015年までの10年間で見ると日本は低迷が続いています。 ことし3月、世界的な科学雑誌「ネイチャー」は、日本の科学研究が失速し、このままではエリートの座を追われかねないと指摘しました。 研究論文の数を比較するとアメリカ、中国、イギリス、韓国などいずれも増えているのに日本だけが伸び
あらゆるモノをインターネットでつなぐ「IoT」や人工知能など、最先端の技術を駆使した新しい産業の育成について、政府と経済界が意見を交わし、経済界からは、ものづくりとITの双方に高度な知識を持つ人材の育成を急ぐべきといった意見が相次ぎました。 この中で、世耕大臣は「新しい日本の産業の姿の実現に向け、どういう政策を打ち出すのか、業界と意識を共有しないといけない」と述べました。 これに対して出席者からは、文系と理系で分かれている大学のカリキュラムを抜本的に見直すなどして、ものづくりとITの双方で高度な知識を持つ人材の育成を急ぐべきだという意見が出されました。また、ITやバイオなど先端分野に秀でたベンチャー企業を育て、革新的な技術開発を促すため、いわゆるリスクマネーを供給する国内のファンドを増やすべきという意見も出されました。 経済産業省では、人口減少が進み成長の鈍化が懸念される中、日本が得意とす
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