ウォルトン『フィクションとは何か』読書会記録其ノ参・第1章5節まで(予習編) - 曇りなき眼で見定めブログの復習 解釈を伴う鑑賞と二次創作は、想像活動という観点からは明確には分けられない。表象体が想像活動を促したりオブジェクトとなったり規則を定めたりする際に、それをもとにした解釈もその解釈から発展した創作も程度の差こそあれ同じなんじゃないかと思う。ちょっとこのへんの理屈はうまく書けない…。 とにかく、これによって二次創作の態度を表象体の鑑賞体験と同じようにメイク・ビリーブ説を適用できるのではないかと思う。 公式の世界線ではAと結婚した主人公が、Bと結婚するifストーリーを二次創作するとしよう。このとき二次創作の作者は主人公とBが結婚するという想像をしているのではなく、Aと結婚したはずの主人公がBと結婚していると想像する。これは俳優と演劇作品の関係と同じだと思う。なのでキャラクターは想像活動