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黒沢清に関するsakstyleのブックマーク (9)

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  • 黒沢清『トウキョウソナタ』(恵比寿ガーデンシネマにて) - 2008-10-02 - 東京永久観光

    映画館に着くまでぜんぜん別のを読んでいて、ネオリベがどうとか社会システムがどうとか考えていたので、さあこれからまったく違う世界の始まりだなと思いながら、予想外にがらんとした館の座席にひとり沈み込んだ。ところが、香川照之演じる男が会社の総務課長でいきなりリストラされる話から始まったので、「なんだつながってる」と驚くことになった。しかも、新たな派遣人材としてオフィスに現れたのは、大連からきたいかにもな中国女性で、日語も流暢に自らをPRする。かわりに香川の総務課長は、「佐々木さん、あなたはこの会社のために何ができますか」(趣旨)と、きょうび就職の話になると必ず聞かされるクソ台詞とともにポイ捨てされるのだ。 この10年ほどの社会をいくらか自覚的に生活してきて私は、20世紀と21世紀では世界が当に違ってしまったと徐々に確信するようになった(私だけでないのはもちろんだ)。そうした同時代性の基盤を

    黒沢清『トウキョウソナタ』(恵比寿ガーデンシネマにて) - 2008-10-02 - 東京永久観光
    sakstyle
    sakstyle 2008/10/06
    苦しまぎれのなかで遭遇してしまった事故のようにでもいいから、日常に突飛な裂け目を見いだしてそこに飛び込んでみたらどうだ。
  • 『トウキョウソナタ』を見たゼ! - 空中キャンプ

    恵比寿にて。初日。黒沢清新作。すごくよかったです! 最高! いやー、これびっくりした。上映のあいだ、二時間(119分)ずっと、「俺は今、なんかこう、たとえようもなくすごい映画を見ているんじゃないか…」という気持ちで興奮し、はらはらしてしまいました。ストーリーじたいは決してドラマティックではない、シンプルな生活の描写なのだが、すごい強度で、何度も胸を打たれてしまう。すばらしい。 これは、家族としての機能をほとんど停止してしまった家族の物語で、家族を構成する四人はみな、家族というシステムに耐えきれず、そこから逃避している。家族がしんどい。この人たちと一緒に暮らし、卓を囲み、同じ時間を共有していくことの意味がわからない。わたしがこうした描写に打たれてしまうのは、わたし自身にとっても、やはり家族とは混沌としたもので、ときに珍妙だとおもうし、めんどくさかったり頭にきたりするためであり、ほんとうに家

    『トウキョウソナタ』を見たゼ! - 空中キャンプ
    sakstyle
    sakstyle 2008/09/28
    やはり彼らはどうしても死に近接することでしか再生できなかったのだ、とおもうとたまらない/世界=家族という比喩はおもしろかった。やっぱり家族って他者なんだなー、とわたしはつくづくおもったし
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    sakstyle 2008/07/15
    9月
  • パロディアス・ユニティ - Wikipedia

    パロディアス・ユニティとは、1970年代末から1980年代中盤にかけて活動した、立教大学の自主映画制作サークル。 概要[編集] 立教大学の映画制作サークルである立教SPP(セント・ポールズ・プロダクション)のメンバーであった黒沢清や万田邦敏らによってSPPから分離独立的に発足し、黒沢清の卒業後も後輩の塩田明彦らに引き継がれ、青山真治等の代まで活動が継続した。 師の位置付けにある蓮實重彦が黒幕のチョイ役で出演した『School Days』(黒沢清)や『SCHOOL SOUNDS』(万田邦敏)のゴダール張りの演出・構成が話題を呼び、ぴあフィルムフェスティバルで入賞した『しがらみ学園』で評価を決定的なものにした。その後も塩田明彦の『ファララ』等完成度の高いフィルムを生み出し、当時の自主制作映画界において一世を風靡していた。後に、彼らと親交のあった周防正行等も加え当時のメンバーおよび動向のことを立

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    sakstyle 2008/06/03
    蓮實の教え子、黒沢清が立ち上げた立教の映画サークル。同サークルには青山も属していた。同時期に周防正行(立教)、森達也、室井滋(早稲田)らの動向とあわせて、立教ヌーヴェルヴァーグとも呼ばれる
  • 2007-10-08

    叫 プレミアム・エディション [DVD] 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ発売日: 2007/08/01メディア: DVD購入: 4人 クリック: 251回この商品を含むブログ (141件) を見る黒沢清監督『叫』(2007年)を公開時と再上映時にそれぞれ一度ずつ観て、「映画における幽霊」というテーマで他のブログに小文を書こうとしたことがあったのだけれど、このテーマの広さと深さに思い至り、結局書くのをやめた。書こうと思ったのは、『叫』の中の或る異様なカットがきっかけだった。最近こちらで、黒沢監督の刺激的なインタヴュー記事を読み(インタヴューアーの真魚さんが素晴らしい)、このカットについて黒沢監督が言及しているのを知り合点がいったので、そのことだけ書いておきたい。(以下、『叫』についてネタバレしています。) 小西真奈美は当に幽霊なのかって、それは『叫』を最後まで観れば幽霊だと

    2007-10-08
    sakstyle
    sakstyle 2008/01/07
    『叫』。小西は幽霊として撮られていない、でも、幽霊→実はみんな幽霊?
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  • 真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ:[cinema]DVD『叫』 黒沢清監督インタビュー【最終回】

    8/1に『叫』DVDが発売になりました!特典ディスクの感想などもチラホラ聞こえてくるようになりましたが、皆様はいかがでしたでしょうか。さて、未収録インタビューのまとめも、とうとう今日が最終回です。 今回の分につきましては、インタビュー中にちょっと神懸かり的な、鳥肌の立つような出来事がありました・・・。映画の原理に司られていると、自然とこういうことが導かれるんだなあと感慨に耐えない場面だったので、ぜひ記しておきたいと思います。 まずは、『叫』を中心に過去作品の形式も辿りながら、黒沢清監督の独特な発想についてお尋ねした部分をお伝えします。 『叫』では、「私は死んだ、だから、みんなも死んでください」と言う、たった一人である葉月さんの幽霊の恨みが世界に滅亡をもたらします。『回路』では幽霊たちの侵略でしたが、一人きりの女性の亡霊が世界を破滅させるのは大変圧倒的であり、魅力的ですよね。なぜ、一人の女性

    真魚八重子 アヌトパンナ・アニルッダ:[cinema]DVD『叫』 黒沢清監督インタビュー【最終回】
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    sakstyle 2007/08/11
    「短絡的すぎて異様」な黒沢映画(の登場人物)
  • 伊藤計劃:第弐位相 - ワンカットの子供たち(トゥモローワールド)

    「ガンコン」という自主映画コンテストがある。月刊GUNという銃オタ(の中でも割と実銃思考というどマイナーな方向性の)雑誌でやっている、劇中に銃が用いられていれば何でもオッケーという作品を募集するコンテストで、まあアクション物が多かったりする。審査員には押井守の名前もあって、毎年秋にロフトプラスワンでやる授賞式にはちゃんときて講評をしゃべったりする。それが割と充実したしゃべりなので、ミーハーな押井ファンの僕は出品者でもないのにその授賞式に行って、押井さんの講評を聴く。 なんか前置きが長くなりましたが、去年だったか、ある作品のあるカットに対して、押井さんはこう言ったのだった。 「あれはカットを割るべきです。虚構なんだから」 それがどういうカットかというと、レプリカントがものすごい跳躍をワンカットでする、というのを真横から捉えた映像で、CGを使って実現していた。ぼくは結構、おおっ、となったのだけ

    伊藤計劃:第弐位相 - ワンカットの子供たち(トゥモローワールド)
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    sakstyle 2006/11/19
    ワンカット(長回し)から考えるリアリティ/押井守と黒沢清の比較
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