最近買った本。 読むための理論―文学・思想・批評 作者: 石原千秋,木股知史,小森陽一,島村輝,高橋修,高橋世織出版社/メーカー: 世織書房発売日: 1991/06/15メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (10件) を見る 最近借りた本。作品の哲学 作者: 佐々木健一出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1985/01メディア: ハードカバー クリック: 5回この商品を含むブログ (11件) を見る 三浦俊彦の新著『戦争論理学 あの原爆投下を考える62問』って、パラドクス・シリーズの第4弾だったのか。構想をちらりとお伺いしたときにはぜんぜん気づかなんだ。ということは、あれか、例の占いも付いてんのかな。 三浦俊彦のパラドクス・シリーズは、未訳の哲学論文からネタをがんがん拾ってきているので、文献リストとして非常に役立ちます(検索性は少し悪いけど)。こ
ふうふう、『多宇宙と輪廻転生―人間原理のパラドクス』、読んだ読んだ。終末論法や眠り姫問題のところは詳しく筋をチェックしてないので、今後ノートをとりながらちまちまやるんだが、そこ以外では、とりたてて形式論理に頼ってる印象はないなー。著者は(よく勘違いされるらしいけど)論理学者ではなく哲学者なのであたりまえといえばあたりまえ。 この本を読むにあたって必要なのは、文中で特に説明されない基礎的な哲学用語であろう。しかし、そういうのを知っていればとうぜんこの本に出てくるぐらいの論理式は軽く追えるはずなので、まえがきで「論理式や確率式はとばしてもいいよーん」って言ってるこの本がどんな読者層を想定しているのか、ちょっと気になるところではある。 この本とは直接関係ないけど、おれは“ノートをとりながらちまちま”緻密に考えるのが好きじゃないので、哲学は趣味ていどにしかできない、つまり自分には向いてないな、と思
翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない (ちくま学芸文庫) 作者: 永井均出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/08/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 41回この商品を含むブログ (75件) を見る 哲学面白いわー、と思わせてくれる。(まだ全部読んでないのだけれど。そして、勿論元ネタが分かるくらいの知識はあるのだけれど) 面白い。面白すぎるし、不思議すぎる。「いまが夢じゃないっていう証拠はあるか」、「たくさんの人間の中に自分という特別なものがいるとはどういうことか」、「さまざまな可能性の中でこれが正しいといえる根拠はあるか」、「自分がここに存在していることに意味はあるか」、「死と夢」の五章で構成されています。 先日誰だかが、「哲学に興味をもたない人間は自分が死ぬ直前になって安易な教義や宗教にすがる。ふざけるな」と書いていて、その通りだなー、と思ったのだ
Miura Toshihiko's space-time 三 浦 俊 彦 の 時 空 間 1+1+1=1 不可能?
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