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地球に関するsakstyleのブックマーク (163)

  • 進化学:地球の磁場が弱くなっていたために地球上の生物の多様化が進んだのもしれない | Communications Earth & Environment | Nature Portfolio

    5億9100万~5億6500万年前、地球の磁場の強さが異常に低下したのと同時に、大気と海洋の酸素濃度が大幅に上昇していたことを報告する論文が、Communications Earth & Environmentに掲載される。著者らは、地球の磁場が弱くなったために酸素濃度が上昇し、初期の複雑な生物の進化が下支えされたと考えられるという見解を示している。 6億~5億4000万年前の地球上の生命体は、エディアカラ動物群(最古の複雑な多細胞動物群)として知られる軟体生物で構成されていた。この化石記録は、こうした軟体生物の複雑度と種類が5億7500万~5億6500万年前に著しく多様化したことを示している。これまでの研究で、この多様化が、同時期に発生した大気と海洋の酸素濃度の大幅な上昇に関連していたことが示唆されている。しかし、こうした酸素濃度の上昇が起こった原因は、いまだに解明されていない。 今回、

    進化学:地球の磁場が弱くなっていたために地球上の生物の多様化が進んだのもしれない | Communications Earth & Environment | Nature Portfolio
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    sakstyle 2024/05/08
    エディアカラ紀の多様化←大気と海洋の酸素濃度の大幅な上昇に関連←何故酸素濃度が上昇したか謎だった←地球の磁場が弱くなったため(同時期の磁場を測定した、という研究)
  • 気候変動:南極の氷から取り出せなくなる隕石試料が増える可能性 | Nature Climate Change | Nature Portfolio

    地球外天体の試料である隕石は、南極で数多く見つかっている。このほど行われた研究で、南極の氷床表面に存在している数千個の隕石が、気温上昇のために氷の中に沈み込むスピードが速くなり、その多くが採集・利用できなくなる可能性が増すという予測が示された。このことを報告する論文が、Nature Climate Changeに掲載される。 地球外天体(月、火星や大型の小惑星など)に由来する隕石は、惑星科学にとっての重要な知識源になっている。これまでに採集された隕石の60%以上が南極で採集されており、まだ30万~85万個の隕石が採集されずに氷床に残っていると推定されている。ところが、こうした隕石の保管庫が、気候変動のために脅かされている。隕石が氷の中に沈み込み、研究者の手が届かなくなるためだ。 今回、Veronica Tollenaar、Harry Zekollariらは、南極における隕石の分布を推定する

    気候変動:南極の氷から取り出せなくなる隕石試料が増える可能性 | Nature Climate Change | Nature Portfolio
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    sakstyle 2024/04/14
    “南極の氷床表面に存在している数千個の隕石が、気温上昇のために氷の中に沈み込むスピードが速くなり、その多くが採集・利用できなくなる可能性が増すという予測”
  • 地球の新しい地質年代「人新世」の新設案を否決 その理由と背景は

    人類の活動は確実に地球環境を変えてきました。これを踏まえ、新しい地質年代として「人新世」を創設することが提唱され、2009年から国際地質科学連合の作業部会で議論が行われてきました。正式に地質年代として登録されるには、全部で3段階の議論が必要です。 国際地質科学連合の下部組織である第四紀層序小委員会にて2024年2月1日から6週間かけて審議と投票が行われた結果、人新世の創設は過半数の反対票で否決されました。ただし、この決定は人類が地球環境を変えたことを否定するものではなく、むしろ人新世という地質年代の重要性を鑑み、人類による環境改変を過小評価しないための否決であると言えます。 【▲図1: カナダ東部にあるクロフォード湖の湖底堆積物は、今回の案で人新世の基準となる地層として選ばれていました(Credit: Whpq (WikiMedia Commons / CC BY-SA 4.0) )】 ■

    地球の新しい地質年代「人新世」の新設案を否決 その理由と背景は
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    sakstyle 2024/03/17
    “重要な争点として「人新世の開始が1952年」という点が挙げられます”
  • 東北大がマントル中部に地震波異方性を発見、地震と火山噴火の原因理解に貢献

    東北大学は3月13日、同・大学大学院 理学研究科地震・噴火予知研究観測センター(AOB)の趙大鵬教授が開発した最新の地震波トモグラフィー法を用いて、フィリピン海の海底下約1600kmまでの3次元地震波速度異方性構造を解明。これにより、マントルの中部と下部に現在のプレート沈み込みと無関係の異方性構造を発見し、約5000万年前の太平洋下部マントルフローの残り物であることが判明したと発表した。 同成果は、AOBの趙教授に加え、中国科学院海洋研究所のJiankeFan教授、同・CuilinLi准教授、同・DongdongDong教授、同・LijunLiu教授(AOB兼任)らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」系の地球科学に関する全般を扱う学術誌「NatureGeoscience」に掲載された。 フィリピン海プレートとその周辺地域の地形図。カラーの三角は、今回利用された地

    東北大がマントル中部に地震波異方性を発見、地震と火山噴火の原因理解に貢献
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    sakstyle 2024/03/15
    フィリピン海海底には現在沈みこんでいる太平洋プレートとは関係ない構造物が2つあり「約5000万年前の太平洋下部マントルフローの残り物」と「(白亜紀前期に)沈み込んでいた「イザナギプレート」の残骸」とみられる
  • 新たな地質時代「人新世」の創設案を否決、時期尚早か 国際学会

    新たに提案された地質時代「人新世」の対象地に選定されたカナダ東部のクロフォード湖/Peter Power/AFP/Getty Images (CNN) 人類の活動がいかに深く地球を変えたかを反映するため、「人新世」と呼ばれる新たな地質時代を設ける提案について、研究者でつくる組織が否決したことが分かった。 CNNが5日に投票権を持つ委員3人に接触したところによると、国際地質科学連合(IUGS)の下部組織「第四紀層序小委員会」が提案を否決した。 今回の投票は、人類の地球への影響を最も鮮明にとらえた地質学的な場所を選出する15年来のプロセスを踏まえて行われた。この取り組みを主導した「人新世作業部会」は2023年7月、カナダ東部オンタリオ州のクロフォード湖を対象地に選定したと発表。理由として、湖底のたい積物から1950年以降の原爆実験が残した地球化学的な痕跡、とくにプルトニウムの痕跡を見て取ること

    新たな地質時代「人新世」の創設案を否決、時期尚早か 国際学会
  • 約7億年前の全球凍結「スターティアン氷期」はなぜ起きた? その謎に迫る研究

    地球はその歴史の中で、表面全体が氷河に覆われる「全球凍結(スノーボールアース)」が何度か起こったと推定されています。しかし、なぜ全球凍結が起きたのか、またどのように “解凍” されたのかについてのメカニズムはほとんど分かっていません。 約7億年前に起こったとされる全球凍結レベルの極端な氷河期「スターティアン氷期」の発生原因を、地質記録とシミュレーションによって調査したシドニー大学のAdriana Dutkiewicz氏などの研究チームは、火山からの二酸化炭素放出量が少なくて岩石の風化による二酸化炭素の吸収が多かったために、大気中の二酸化炭素濃度が現在の半分以下まで減少したことが原因であると推定した研究成果を発表しました。興味深いことに、この状況は遠い未来に地球で起こる状況と似ています。 【▲図1: 全球凍結した地球の想像図(Credit: Oleg Kuznetsov)】■赤道すら凍りつく

    約7億年前の全球凍結「スターティアン氷期」はなぜ起きた? その謎に迫る研究
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    sakstyle 2024/02/26
    ロディニア大陸の分裂により中央海嶺の活動が低下し、二酸化炭素濃度が低下したことが原因ではないかという説。2億5000万年後の「パンゲア・ウルティマ大陸」形成の際にも同じ事がおきるのではないか、とも。
  • 「スノーボールアース」、小惑星の衝突が引き金だった、新説

    6億5000万年前、雪と氷が惑星表面と海の大半を覆っていた時代の地球の復元図。新たな研究は、この「スノーボール」状態は小惑星によって引き起こされたのではないかと提案している。(ILLUSTRATION BY SPENCER SUTTON, SCIENCE PHOTO LIBRARY) もし何億年も前の時代にタイムトラベルしたなら、地球はまるで映画『スター・ウォーズ』に出てくる惑星ホスのような姿をしていることだろう。凍りつくように寒く、陸地と海をほぼ隙間なく覆う果てしない氷の世界を、乾いた空気が吹き抜けていくのだ。 「スノーボールアース」として知られるこうした全地球規模の凍結状態は、少なくとも2回、どちらも6億年以上前に発生している。世界が巨大な氷の球に変わってしまうなど、何か重大な問題が起こっていたに違いない。しかしその問題とは、一体なんだろうか? 異常な火山活動から超大陸の破壊までさまざ

    「スノーボールアース」、小惑星の衝突が引き金だった、新説
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    sakstyle 2024/02/16
    シミュレーション研究
  • 失われた大陸「ジーランディア」の全貌がついに判明、範囲明確に

    ニュージーランド南島の西海岸にあるパンケーキ・ロックス。この島国はジーランディアという水没した大陸の先端にあたる。2023年、ジーランディアのマッピングがようやく完了した。(PHOTOGRAPH BY JOANA KRUSE, ALAMY STOCK PHOTO) 長年にわたる探査と調査の末、南太平洋に沈む大陸「ジーランディア」の地質図が完成した。岩石サンプルと地域の磁気データなどを調べた結果、ニュージーランドを取り囲む海に隠された範囲が明確になった。この大陸地殻が水没したのは何千万年も前で、面積は約500万平方キロに及び、先住民マオリの言葉で「テ・リウ・ア・マウイ」と呼ばれている。論文は学術誌「Tectonics」に2023年9月に発表された。

    失われた大陸「ジーランディア」の全貌がついに判明、範囲明確に
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    sakstyle 2024/02/07
    ニュージーランドの
  • Antarctica mysteries to be mapped by robot plane

    The British Antarctic Survey hope the new technology will change what we know about global warming.

    Antarctica mysteries to be mapped by robot plane
  • 地球史マップ 誕生・進化・流転の全記録

    地図でたどる、壮大な地球の歴史! 300枚の地図で、45億年にわたる地球のすべてを描く。 2024年1月15日発行 定価:3,960円(税込) 書の内容 圧倒的な情報量。一目で理解できるわかりやすさ。 大人も子供も使える、一生ものの情報地図が登場! プレートの過去と未来、火山の噴火、大気の循環、生命の歴史、サピエンスの拡散と交雑、都市化、戦争と環境破壊――。考古学者、天体物理学者、生物学者、気候学者、歴史学者、惑星学者など30人以上の専門家が協力して作り上げた決定版。300枚の地図で、45億年にわたる地球のすべてを描きます。 目次 1. ビッグバンから地球の最期まで(138億年前~) 2. 地球の構造(45億年前~) 3. 生命の惑星(35億年前~) 4. ヒトという動物(700万円前~) 5. 栽培化と家畜化(1万2000年前~) 6. 大農業時代(6000年前~) 7. 資源のグロー

    地球史マップ 誕生・進化・流転の全記録
  • 「罪悪感のない」長距離フライト実現へ、脱炭素化に向けた航空業界の取り組みは

    (CNN) 航空業界は他の多くの産業と同様、2050年までに地球温暖化の原因となる汚染の削減を目指している。だが、そのための明確な方法はなく、目標達成のめどが立っていないのが現状だ。 同業界は現在、世界の二酸化炭素(CO2)排出量の約2.5%を占めているが、他の温室効果ガスの排出や、ジェットエンジンによる飛行機雲の形成によって、実際の気候への影響はさらに大きい。一方で、米航空機大手ボーイングによると、空の旅の需要は着実に増加し、42年までに世界の民間航空機の台数は倍増することが予測されている。 「最も一般的な指標であるCO2排出量からみると、空の旅の問題点は、需要が伸びているだけでなく、脱炭素化が非常に難しいことだ。そのため、他の業界がより早く排出量を削減するにつれて、割当量が増えると予想される」と、コンサルティング会社アビエーションバリューズで商業アナリスト部門の責任者を務めるゲリー・ク

    「罪悪感のない」長距離フライト実現へ、脱炭素化に向けた航空業界の取り組みは
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    sakstyle 2024/01/15
    植物由来の燃料SAFが最も有望だが、価格が高いかつ含有率は50%までと規制されている。排出量ゼロは水素だが、設計の大幅な変更が必要、またサプライチェーンでの排出がある。電気はバッテリー重量的に微妙。
  • 気候変動:人為起源の温暖化が北半球の積雪量の減少に及ぼす影響 | Nature | Nature Portfolio

    人為起源の温暖化が原因となって1981年から2020年までの間に北半球の積雪量が減少したことを報告する論文が、Natureに掲載される。 暖冬になると、雪よりも雨になりがちで、雪解けが進み、積雪量が減少するが、こうしたことが水の安全保障だけでなく、広範な生態系に影響を及ぼしている。季節的な積雪量は人為起源の気候変動の影響の指標になると予想されている。しかし、半球、大陸、河川流域のスケールで一貫した温暖化傾向が観測されている反面、積雪量の減少については同じ傾向が見つかっていない。 今回、Alexander GottliebとJustin Mankinは、人為的な温暖化が雪に及ぼす影響を調べるために、北半球における3月の雪塊の質量(積雪水量)の観測値と複数の気候シナリオにおける気温と降水量のデータを合わせて検討した。その結果、1981年から2020年までの間に人為的な温暖化が雪塊の減少に寄与し

    気候変動:人為起源の温暖化が北半球の積雪量の減少に及ぼす影響 | Nature | Nature Portfolio
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    sakstyle 2024/01/11
    「1981年から2020年までの間に人為的な温暖化が雪塊の減少に寄与したことが示唆された」
  • 気候変動、世界で最も汚染している国はどこ? グラフで見る現在、過去、今後

    世界の地球温暖化ガスの大半は、ごく限られた国々が排出したものだ。22年の排出量のうち83%は上位20カ国によるもので、中国、インド、米国、欧州連合(EU)の占める割合が高い。こうした国々が気候変動にどう対応するかが、世界の他の地域に桁違いの影響をもたらしている。 各国の総排出量を人口で割った国民1人当たりの平均排出量を見ると、様相が変わってくる。 中国は総排出量では世界最大といえるが、1人あたりの平均量では米国人が中国人の2倍近く温暖化ガスを排出している。人口密度の高いインドも世界最大の汚染国のひとつに挙げられるが、1人あたりの排出量は世界の平均値を大きく下回っている。 国連が警告しているように、現行の気候変動政策が達成されたとしても、世界の気温は3度近く上昇する方向に向かっている。 各国、とりわけ富裕国には、気候変動対策を迅速に拡大するべきとの圧力が高まっている。以下では現状と、そこにた

    気候変動、世界で最も汚染している国はどこ? グラフで見る現在、過去、今後
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    sakstyle 2023/12/10
    イランとか結構多いんだな。現在だけでなく過去(これまでの累積排出量)や未来(例えば中国の排出量は今後落ち着くとされるがインドはさらに増えるとか)のことも考えないといけない
  • 世界最大氷山「A23a」の移動確認 分離から三十数年

    世界最大の氷山「A23a」(中央からやや右)。欧州宇宙機関の地球環境モニタリング計画「コペルニクス」のセンチネル-3衛星が撮影。米宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズが公開(2023年11月15日撮影、26日公開)。(c)AFP PHOTO / Copernicus Sentinel-3 satellite image 023 Maxar Technologies 【11月27日 AFP】南極のジョインビル島(Joinville Island)近くにある世界最大の氷山「A23a」が、棚氷からの分離後三十数年で移動を始めた。 宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズ(Maxar Technologies)は26日、欧州宇宙機関(ESA)の地球環境モニタリング計画「コペルニクス(Copernicus)」の衛星「センチネル-3(Sentinel-3)」が撮影した氷山の画像を公開した。 1986年に棚

    世界最大氷山「A23a」の移動確認 分離から三十数年
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    sakstyle 2023/11/28
    ESAの衛星センチネルー3が観測
  • 気候科学:春の中頃の南極のオゾンホールは過去20年にわたって拡大していた | Nature Communications | Nature Portfolio

    南極のオゾンの総量は回復傾向にあるとこれまで報告されていたが、これに反して、南極の春の中頃(10月)の南極オゾンのコア部分(成層圏中層)の全オゾン量が2004年から今までに26%減少していたことが示唆された。このことを報告する論文が、Nature Communicationsに掲載される。ただし、南極の春の初め(9月)のオゾン量の回復傾向は続いている。今回の知見は、地球の気候の動的状態の変化に伴うオゾン層の状態を継続的にモニタリングし評価することの重要性を明確に示している。 1987年に採択されたモントリオール議定書には、規制対象物質としてのオゾン層破壊物質のリストが定められ、これらの物質の製造が禁止され、これによってオゾンの回復に成功したと広く考えられている。しかし、南極上空のオゾンは春先にはやや増加してオゾンホールがわずかに改善されているが、過去3年間(2020~2022年)、春の中頃

    気候科学:春の中頃の南極のオゾンホールは過去20年にわたって拡大していた | Nature Communications | Nature Portfolio
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    sakstyle 2023/11/22
    “南極のオゾンの総量は回復傾向にあるとこれまで報告されていたが、これに反して、南極の春の中頃(10月)の南極オゾンのコア部分(成層圏中層)の全オゾン量が2004年から今までに26%減少していたことが示唆された”
  • 解説:月をつくった原始惑星テイアの残骸が地球内部に? 異論も

    最新の研究によると、地球に衝突して月をつくった天体テイアの一部は、今も地球のマントルの奥深くに残っているという。(ILLUSTRATION BY HONGPING DENG, HANGZHOU SPHERE STUDIO) 今から約45億年前、初期の太陽系では原始惑星同士が衝突する巨大なピンボールゲームが繰り広げられていた。この時代に、まだできかけだった地球に火星ほどの大きさの原始惑星「テイア」が衝突した。衝突は非常に激しく、砕けたテイアの破片が地球の軌道付近に散乱し、やがてこれらの破片が合体して月ができた。(参考記事:「知っておきたい月の話、驚きの誕生物語から白黒模様の正体まで」) 新たな研究結果によると、この衝突の際にテイアの一部ができかけの地球の表面に残り、やがて深く沈み込んでいった可能性が出てきた。11月1日付けで学術誌「ネイチャー」に掲載された論文によると、現在の地球のマントルの

    解説:月をつくった原始惑星テイアの残骸が地球内部に? 異論も
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    sakstyle 2023/11/14
    ジャイアント・インパクトで衝突した小惑星の破片は地球内のどこに残っているのか。核との境界に近いマントル底部の高密度領域がそれでは、というシミュレーション研究。既に混ざり合っているはずという反論も
  • 気候変動:グリーンランド北部に残る棚氷の脆弱化が広範囲に及んでいる | Nature Communications | Nature Portfolio

    グリーンランド北部の棚氷は急速に後退しており、1978年以降、全体積の30%以上が失われたことを明らかにした論文が、Nature Communicationsに掲載される。これらの棚氷は安定しているものと長い間考えられてきたが、2000年以降に3つの棚氷が既に完全に崩壊していた。著者らは、残っている5つの棚氷のうち、棚氷の質量減少が近くの氷河を不安定化させており、これらの氷河は海洋の温暖化に伴って後退を続け、海水準の上昇に深刻な影響を及ぼすことになるという見解を示している。 グリーンランドの氷床の氷質量の減少は、2006~2018年に観測された海水準上昇の17.3%に寄与した。グリーンランドで最後に残った浮遊棚氷は氷床の北端にあり、海洋への氷の流出を調整することで氷床を安定させている。グリーンランドの北部氷河が不安定化し始めたのは、このわずか20年間のことであり、氷河が海上に押し出されてそ

    気候変動:グリーンランド北部に残る棚氷の脆弱化が広範囲に及んでいる | Nature Communications | Nature Portfolio
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    sakstyle 2023/11/08
    「2000年以降に3つの棚氷が既に完全に崩壊していた。著者らは、残っている5つの棚氷のうち、棚氷の質量減少が近くの氷河を不安定化させており」
  • 気候変動:パリ協定の目標達成のための炭素予算が以前の算出値より少なくなっている | Nature Climate Change | Nature Portfolio

    人類が現在のペースでCO2の排出を続けながら産業革命前からの全球平均気温の上昇幅を1.5℃に抑えるという目標を達成しようとすると、CO2の排出許容量が今後6年以内に尽きてしまう可能性のあることが明らかになった。このことを報告する論文が、Nature Climate Changeに掲載される。この知見は、現在のCO2排出許容量を再評価した結果に基づいており、パリ協定に定める気温上昇の目標を達成するための炭素予算が以前の算出値よりも少なくなっている可能性を示している。 残余炭素予算(RCB)は、特定の温暖化の閾値を超えないようにするためのCO2の実質の排出許容量を表しており、パリ協定に沿った脱炭素の道筋を計画する上で重要なパラメーターの1つになっている。パリ協定は、産業革命前からの温暖化を2℃未満に抑えるという目標を設定し、さらに1.5℃以下に抑える努力を継続することで、気候変動の最悪の影響を

    気候変動:パリ協定の目標達成のための炭素予算が以前の算出値より少なくなっている | Nature Climate Change | Nature Portfolio
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    sakstyle 2023/10/31
    「人類が現在のペースでCO2の排出を続けながら産業革命前からの全球平均気温の上昇幅を1.5℃に抑えるという目標を達成しようとすると、CO2の排出許容量が今後6年以内に尽きてしまう可能性のあることが明らかになった」
  • 九大など、三畳紀に200万年続いたカーニアン多雨事象の発生理由を解明

    九州大学(九大)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、神戸大学、東京大学(東大)、早稲田大学(早大)の5者は10月11日、高温で乾燥していた時代として知られる中生代・三畳紀(約2億5190万年前~2億130万年前)の中で、約200万年にわたって降雨量が劇的に増加した「カーニアン多雨事象」が生じた理由について、大規模な火山活動が引き金となって起こったことを明らかにしたと共同で発表した。 同成果は、九大大学院 理学研究院の冨松由希助教、同・佐藤峰南助教、同・尾上哲治教授、JAMSTECの野崎達生グループリーダー代理(神戸大大学院 理学研究科 客員准教授兼任)、東大大学院 工学系研究科システム創成学専攻の髙谷雄太郎准教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 地質時代的に、三畳紀は中生代(約2億5190万年前~約6600

    九大など、三畳紀に200万年続いたカーニアン多雨事象の発生理由を解明
  • 三畳紀の「雨の時代」と海洋の生物絶滅 | 神戸大学ニュースサイト

    高温で乾燥していた時代として知られる三畳紀(約2億5190万年〜2億130万年前)には、約200万年にわたって降雨量が劇的に増加した「雨の時代」があったことが知られています。「カーニアン多雨事象」と呼ばれるこの出来事は、陸上で哺乳類の出現や恐竜の多様化を導いたと考えられる一方、海ではアンモナイトやコノドントといった海洋生物の絶滅原因となった可能性が指摘されています。九州大学大学院理学研究院の冨松由希助教、佐藤峰南助教、尾上哲治教授、海洋研究開発機構の野崎達生グループリーダー代理(神戸大学大学院理学研究科 客員准教授)、東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻の髙谷雄太郎准教授らの共同研究グループは、神戸大学、早稲田大学と共同し、大規模な火山活動が引き金となりカーニアン多雨事象が起こったことを明らかにしました。さらに研究から、この火山活動の末期に発生した海洋の無酸素化が、海洋生物を絶滅

    三畳紀の「雨の時代」と海洋の生物絶滅 | 神戸大学ニュースサイト
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    sakstyle 2023/10/12
    「大規模な火山活動が引き金となりカーニアン多雨事象が起こった」「この火山活動の末期に発生した海洋の無酸素化が、海洋生物を絶滅に導いた可能性」九州大学尾上哲治教授ら共同研究グループ