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古川日出男に関するsakstyleのブックマーク (14)

  • 原作訳者・古川日出男に聞く アニメをより楽しむための『平家物語』ガイド① | Febri

    ――現在放送中のTVアニメ『平家物語』、いかがでしたか? 古川 とても感動しました。あのオープニングアニメーションから最高ですよね。重盛が手を振って、徳子がニコッとしているだけで感動します。通しで2回見たんですけど、見るたびに理解が深まるという、そういう作品だなと思っています。 ――『平家物語』との出会いはどんなものでしたか? 古川 僕は福島出身で平家とは縁もゆかりもなく育ったので、学校とマスメディアから得る情報以外は持っていませんでした。那須与一(なすのよいち)が「ほうら、的を射た、すごいだろう!」みたいな、戦争をカッコいいと思ってしまうようなシーンが描かれた物語というイメージもあって。壇ノ浦の悲劇はわかっていましたが、それでも「勇壮な戦いのドラマ」として世間に流布していると感じていたんですよ。だから『平家物語』に肩入れしたことは、ずっとなかったんです。 ――『日文学全集』を編むにあた

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    sakstyle 2022/01/12
    源氏物語の翻訳していた時に平家の依頼。平家は特定の作者がいないので自分向けではないと思っていた。/現代向けにするには語り手が必要だと考えて翻訳したら、TVアニメも同じ考えで作られていて感動した、と。
  • Amazon.co.jp: MUSIC: 無謀の季節: フルカワヒデオプラス, 古川日出男: ミュージック

    Amazon.co.jp: MUSIC: 無謀の季節: フルカワヒデオプラス, 古川日出男: ミュージック
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    sakstyle 2008/12/10
    発売予定日は2009年1月7日です。
  • 『ボディ・アンド・ソウル』/古川日出男 - Show Your Hand!!

    小説家であるフルカワヒデオ自身を語り手として、日常のいろいろ――べ、飲み、散歩し、妄想し、語り、書き、読み――がどんどん描かれていく小説。その語りはひたすらに饒舌で、とにかくエネルギッシュだ。書かれている内容はいっけん日記風でありながらも、読み進むにつれて虚実はゆるゆると入り混じっていき、言葉の奔流が現実を侵、捏造していっているようにもおもえてくる。 全体的にかなりすきな小説だったんだけど、とくにおもしろかったところのひとつは、フルカワの妄想が突如として暴走し、物語をがんがんに作り上げていっちゃう、ってところ。たとえば、なぜか“ルイ・ヴィトン”からインスピレーションを得て、一気に小説が湧き上がりそうになっているシーンはこんな感じ。テンション高い! ヴ…ヴィ。ヴィトン。 閃光のように僕の視野にLVのモノグラムが飛来する。そして知る。僕の脳味噌は、この数日間のあいだに識閾下でしっかり労働(

    『ボディ・アンド・ソウル』/古川日出男 - Show Your Hand!!
  • 『聖家族』/古川日出男 - Show Your Hand!!

    これはすごかった!おもしろいとかおもしろくないとか言うよりも、まず、すげえ!って言いたくなる小説。だいいち、分厚すぎるし(二段組みのくせに700ページオーバー!)、細かい特徴、気になる要素を挙げていったらキリがないけど、読んでいくうちに、最早、古川日出男、っていうひとつのジャンルが確立されているようにすらおもえてくるようだった。半端なく気合いの入ったことばたちが全編通してひたすらに連打されていき、「妄想の東北」の巨大なクロニクルが形成される。 やたらと大きな小説だから、あらすじとか構成みたいなものはそう簡単にはまとめられない。目次からも明らかなように、たしかにシンメトリカルな構造ではあるのだけれど、そのなかで一連の物語がきれいに円環を描き完結する、って感じじゃないし。どこか歪で、スマートじゃない。雑然としている。それに、そういう全体像みたいなものよりはむしろ、いろいろな細部のイメージの鮮や

    『聖家族』/古川日出男 - Show Your Hand!!
  • パフォーマンス的読書とオーディエンス的読書~パワーズと古川日出男の新作をめぐって - 【海難記】 Wrecked on the Sea

    聖蹟桜ヶ丘へ 今年度の授業が全て終了した。最後の授業はテスト返却とその確認作業の後は特に何をしろとも言われていなかったので、『耳をすませば』の後半、お姉さんと雫が言い争いをする場面を生徒と皆で見た。 この場面。あの場面、お姉さんは雫に「今しなきゃいけないことから逃…

    パフォーマンス的読書とオーディエンス的読書~パワーズと古川日出男の新作をめぐって - 【海難記】 Wrecked on the Sea
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    sakstyle 2008/10/14
    音楽を演奏するように読むか、音楽を聴くように読むか(岩波文化vs講談社文化、保坂・高橋)/森正人『大衆音楽史~ジャズ、ロックからヒップホップまで』(中公新書)/『聖家族』について
  • フルカワヒデオムゲンダイ!!!!! | エクス・ポ日記

    エクス・ポ初の増刊号として、古川日出男さん大特集のフリーペーパーを制作しました。今月26日にいよいよ刊行される超大作『聖家族』の刊行を記念してのもので、エクス・ポならではのウルトラ濃縮度でお送りします。 エクス・ポ増刊 古川日出男∞(フルカワヒデオムゲンダイ) 『聖家族』スペシャル!!! *古川日出男3万字ロング・ロング・インタビューBY佐々木敦 *「フルカワヒデオ日記・絶賛過労中 九月二日の鎮魂」BY古川日出男(書き下ろし8千字!+フルカワヒデオ自身によるデジカメ写真付き!) *書き下ろし詩「太陽を蹴る」TRIBUTE TO『聖家族』BY和合亮一! *「プロフェッショナル読者論『聖家族』スペシャル」BY豊崎由美+仲俣暁生+佐々木敦+特別ゲスト大森望! *古川日出男全作品レビューBYアラザル+奔屋+前田くん! 基的には『聖家族』と一緒に置かれる予定、配布書店リストは追ってお知らせします。

    フルカワヒデオムゲンダイ!!!!! | エクス・ポ日記
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    sakstyle 2008/09/22
    『聖家族』にあわせてフリーペーパー発行。古川インタビュー、古川の日記、古川全作品レビューなど
  • ポナイト・ツー!!!!! | エクス・ポ日記

    エクス・ポナイト VOL.2 2008. 7.25(金) 会場:渋谷 O-nest(Tel: 03-3462-4420 http://www.shibuya-o.com/) open / start 18:00 door:¥ 2,500(drink別) ※ 当日券のみの販売となります。 ●LIVE d.v.d フルカワヒデオプラス(古川日出男 + 植野隆司(テニスコーツ)+ イトケン(d.v.d) + 戸塚泰雄) ヘアスタイリスティックス a.k.a 中原昌也 ●TALK 岡田利規 × 谷有希子 + 佐々木敦 「リアルなものの行方」 鈴木謙介 × 栗原裕一郎 × 仲俣暁生 + 藤原ちから 「ゼロ年代のJ論壇をめぐって」 古川日出男 × 円城塔 + 佐々木敦 「「小説」をヴァージョンアップする」 ●DJ 鈴木謙介 仲俣暁生 佐々木敦 スズキロク ヤノピヤノ and more??? 主催 &

    ポナイト・ツー!!!!! | エクス・ポ日記
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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    sakstyle 2008/06/08
    誰かはわからないあなたに向けて書くことによって、その人と繋がっていられるという錯覚をすることが出来る。これは私がたびたび考えている「祈り」の形によく似ている。
  • 2008-06-01 昨日は必然、今日は偶然。

    極上掌篇小説 作者: いしいしんじ,石田衣良,伊集院静,歌野晶午,大岡玲,大崎善生,片岡義男,勝目梓,車谷長吉,玄侑宗久出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/11メディア: 単行 クリック: 13回この商品を含むブログ (43件) を見る さまざまな現代作家の短篇を収録していて、今まで名前は知っていても読んだことのない作家が多く収録されていたので買ってみた。 特に、蜂飼耳と古川日出男に興味があった。 どれも短くて読むのに十分もかからない作品ばかりなので適当に拾い読みをしてみている。 今のところ読んだ作品の評価はこんな感じ。 <良かった> 蜂飼耳   「繭の遊戯」 古川日出男 「あたしたち、いちばん偉い幽霊捕るわよ」 <まあまあ> 三田誠広  「彼女の重み」 吉田篤弘  「曇ったレンズの磨き方」 <普通> 高橋源一郎 「凍りつく」 橋治   「関寺小町」 片岡義男  「目覚まし

    2008-06-01 昨日は必然、今日は偶然。
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    sakstyle 2008/06/02
    蜂飼耳,高橋源一郎,橋本治etc 『極上掌篇小説』
  • 真夜中 is under construction

    Thank you for being patient. We are doing some work on the site and will be back shortly.

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    sakstyle 2008/04/23
    堀江敏幸、いしいしんじ、保坂和志、松尾スズキ、高野文子、福永信、宮崎誉子などなど
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…

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    sakstyle 2008/04/03
    三島賞にうってつけの作家/私は古川日出男は純文学をやろうとしているのではなく、群像劇をやろうとしているのではないかと思っている。/ジャンル「古川日出男」があってもよいような気がするのだ/これは横に広い小説
  • 古川日出男的地図作成術――来るべき古川論のために - 感情レヴュー

    ある意味承前*1 古川日出男の作品には、頻繁に地図が参照され、地名が記述される。しかし古川的地図は、その土地固有の風土をもたない。物語の背景として記述される地図・地名には、作中人物がかつて生活してきた記憶や痕跡をとどめないし、今後も生きるべき参照枠として固有の付加価値を持たない。それが古川的地図。 ここでおさらいをしておくと、そのような土地固有の風土を最終的に無効なものとして処分したのは、文学史上、後藤明生の「団地」と中上健次の「路地」だとされる。そしてそれ以降、そのような更地化した地図の上に、架空の物語を注入し、記号論的な都市空間やテーマパークを演出する試みがいくつかなされてきたのだった(村上春樹の「ジェイズバー」「神戸」から島田雅彦の「郊外」「ロココ町」など)。 しかし古川的地図に記述される地名はそのどれでもなく、無機質なものだ。作中人物が動く線と線を結ぶ交点として、あるいはエピソード

    古川日出男的地図作成術――来るべき古川論のために - 感情レヴュー
    sakstyle
    sakstyle 2008/02/25
    古川の記号化した地名は何をも表わさず、作中人物を繋ぎ、前後のエピソードを繋ぐ機能を果たすのみ/虚構を前提した想像力の無節操さを制限する役割/コメ欄も
  • まもなく正式発表します | How It Is

    こんな内容です。 濃縮雑誌エクス・ポ/創刊号/12月初旬発売予定/中原昌也(日記)/古川日出男(異種格闘技対談)/iLL(対談相手)/円城塔(初連作小説)/吉田アミ(悩み相談)/雨宮まみ(悩み相談)/福永信(美術評&書評)/岡田利規(超口語批評)/ジム・オルーク(映画批評)/藤井仁子(初音楽評論)/宮崎誉子(レビュー)/大谷能生(ヨコハマエッセイ)/青山真治(私的音楽批評)/松江哲明(新作ドキュメンタリー映画誌上ドキュメント)/鈴木謙介(JPOP時評)/西島大介(アニメ批評)/冨田明宏(アニソン批評)/生西康典(人物紹介コラム)/富永昌敬(初連載小説)/荻田洋文(初連載小説)/かくたみほ(写真)/坂光三郎(写真)/スズキロク(短歌&マンガ)/泉智也(マンガ)/宇波拓(原作)/山精一(画)/七里圭(インタビュー)/榎俊二(インタビュー)/渋谷慶一郎(ディスカッション)/東浩紀(ディスカ

    まもなく正式発表します | How It Is
    sakstyle
    sakstyle 2007/12/01
    濃縮雑誌エクス・ポ/創刊号/12月初旬発売予定/円城塔(初連作小説)/鈴木謙介(JPOP時評)/西島大介(アニメ批評)/などなど
  • 「新潮」新年号に古川さん朗読CD『詩聖/詩声 -日本近現代名詩選-』 : 古川日出男公式サイト 集英社

    10月25・26日 「エクス・ポ」プレゼンツ 古川日出男「朗読ギグ」+「トーク・セッション with 佐々木敦」+「サイン会」 TOWER RECOREDS 2 days 開催 『聖家族』の発刊を記念して、注目のイベントがタワーレコード渋谷店と新宿店で行なわれます。イベントはいずれも三部構成。一部は古川さんが自ら「朗読ギグ」と呼ぶ朗読パフォーマンス(フルカワヒデオプラス名義でCDを年内リリース予定)。 二部は『聖家族』発刊に合わせて『フルカワヒデオムゲンダイ』という古川日出男大特集のフリーペーパーを『エクス・ポ』増刊号として編集・発行するHEADZの佐々木敦氏とのトーク・セッション。 三部は古川さんのサイン会となります。 2日間開催されますが、別内容の朗読、トーク・セッションとなりますので、是非両日お越し下さい!! ◆「エクス・ポ」プレゼンツ 古川日出男「朗読ギグ」+「トーク・セッション

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