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遺伝学に関するsakstyleのブックマーク (7)

  • ゲノミクス:古代ヨーロッパ人のゲノムは現代人集団のゲノムをどのように形作ったのか | Nature | Nature Portfolio

    古代ユーラシア人集団のゲノム史を洞察するための手掛かりが、古代DNAの解析によって得られた。この知見を報告する4編の論文が、今週、Natureに掲載される。これらの論文に示された研究では、合わせて1600人以上の古代人の遺伝的データが解析され、過去約1万5000年にわたるヨーロッパの人類集団史に関する知見がもたらされた。 現代の西ユーラシア人集団の遺伝的多様性は、3つの主要な移住現象によって形作られたと考えられている。すなわち、約4万5000年前以降の狩猟採集民の到来、約1万1000年前以降の中東からの新石器時代の農耕民の拡大、そして約5000年前のポントスステップからのステップ牧畜民の到来である。狩猟採集から農耕への転換は、人類の歴史における重要な移行であるが、この移行期におけるヨーロッパとアジアの集団の構造と人口動態の変化に関する詳細な情報は少ない。 Morten Allentoft、

    ゲノミクス:古代ヨーロッパ人のゲノムは現代人集団のゲノムをどのように形作ったのか | Nature | Nature Portfolio
  • なぜヒトは「裸」なの…?皮膚をゲノム解析したらわかった「サルとの決定的な違い」(椛島 健治)

    人間のもっとも身近にありながら、そのスゴさが意識される機会がなかなかない「皮膚」という臓器。皮膚には様々な機能・役割があることが最新の研究によって明らかになってきました。また、ヒトの皮膚は、他の動物と大きく異なる特徴を備えています。 前編では、エクリン汗腺の多いヒトの皮膚の特徴を見ながら、どうしてこのような皮膚になったのかを、近縁の霊長類とも比較しながら見てきました。続いて後編では、現生人類と、かつて存在した他のサピエンスとも比較して見てみます。 *記事は、『人体最強の臓器 皮膚のふしぎ  最新科学でわかった万能性』の内容から、再編集・再構成してお送りします。 なぜヒトは裸のサルになったのか? それにしても、なぜ私たちヒトは、ほかの類人猿のような体毛を持っていないのでしょうか? 体毛は、容赦なく降り注ぐ紫外線や熱帯の高温、寒冷地の寒さ、物理的な衝撃からも身を守ってくれます。実際、地球上に

    なぜヒトは「裸」なの…?皮膚をゲノム解析したらわかった「サルとの決定的な違い」(椛島 健治)
    sakstyle
    sakstyle 2023/09/21
    ヒトとサル(チンパンジー)で発汗や毛に関する遺伝子群に差異がある/皮膚や毛に関する遺伝子がネアンデルタール人と共通、ネアンデルタール人にも人種差(肌や毛の色が違う)があった
  • なぜ人類は牛乳を飲み始めたのか、動物界では異例、いまだに謎

    オランダの酪農場で搾乳する作業員。消化できなかったはずの牛乳を人類が飲み始めた理由は解明されていないが、現代でも、牛乳は生活に欠かせない材だ。(PHOTOGRAPH BY LUCA LOCATELLI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) アイスクリーム、バター、ヨーグルトにチーズ、そして背の高いグラスに注がれた冷たい牛乳。現代では、乳製品は生活に欠かせない重要な材だ。しかし、牛乳不使用のココナッツアイスクリームやカシューバター、オーツヨーグルトなどの普及からわかるように、牛乳を飲まない選択をする人もいるし、牛乳をうまく消化できない人はもっとたくさんいる。 太古の昔、私たちの祖先は他の哺乳類と同じく、乳児期を過ぎるとミルク(乳全般)を消化できなかった。現在も、世界の68%の人は、ミルクに含まれる乳糖(ラクトース)をうまく分解できない乳糖不耐症だと推定されている。それ

    なぜ人類は牛乳を飲み始めたのか、動物界では異例、いまだに謎
    sakstyle
    sakstyle 2023/09/20
    「近年の研究結果から、ミルクを飲む習慣が遺伝子変異よりも先に広がっていたことがわかり」モンゴルでは遺伝上の差異がないのに乳糖消化能力が高い人たちがいて、腸内微生物叢ではという説も
  • 「トウモロコシ」から発見された「動く遺伝子」トランスポゾン…「がん」を引き起こす「迷惑な存在」と思いきや「進化解明」のカギを握っていた!(中井 謙太)

    「トウモロコシ」から発見された「動く遺伝子」トランスポゾン…「がん」を引き起こす「迷惑な存在」と思いきや「進化解明」のカギを握っていた! 6月16日は、動く遺伝子「トランスポゾン」を発見したアメリカの遺伝学者バーバラ・マクリントック(Barbara McClintock)の誕生日です。 アメリカ・コネチカット州に生まれたマクリントックは、コーネル大学の農学部に進学し、動植物の細胞のなりたちを探る細胞遺伝学を専攻しました。彼女はトウモロコシの染色体を可視化する研究に従事し、見かけや性質(形質)に関わる遺伝子の染色体上の位置を特定しようとしました。 1940年代、トウモロコシの葉っぱに見られる斑(ふ)という白い部分がなぜできるのかを調べている途中、マクリントックはこの原因となる遺伝子がある染色体上で、あるいは他の染色体へと移動することを発見しました。この遺伝子は“転移”を意味する"transp

    「トウモロコシ」から発見された「動く遺伝子」トランスポゾン…「がん」を引き起こす「迷惑な存在」と思いきや「進化解明」のカギを握っていた!(中井 謙太)
  • 遺伝学:個人の特定が可能なヒトDNAが環境試料中に見つかる | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio

    個人の特定が可能なヒトの遺伝物質が、環境DNA(eDNA)の採取に際して意図せず収集される場合があることを示唆する論文が、Nature Ecology & Evolutionに掲載される。今回の知見は、eDNAの収集を巡って起き得る倫理上およびプライバシー上の懸念を提起する。 eDNAの採取は、陸上や水中の任意の生態系に広く分布している遊離の組織断片や生体物質から遺伝情報を収集する一般的な技術だ。こうした試料は、野生個体群や侵入種のモニタリング、過去の環境の推測、そして重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)などのヒト病原体の排水試料スクリーニングに使用することができる。 David Duffy、Liam Whitmoreらは、eDNA塩基配列解読の意図せぬ結果として、ヒトのゲノム情報が収集される可能性があることを示唆し、これをHGB(human genetic byc

    遺伝学:個人の特定が可能なヒトDNAが環境試料中に見つかる | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/15
    環境DNA分析にあたって、倫理上およびプライバシー上の懸念。これはちょっと大変そうだな。
  • われわれの行動を光でどこまで制御できるのか──『「こころ」はどうやって壊れるのか~最新「光遺伝学」と人間の脳の物語~』 - 基本読書

    「こころ」はどうやって壊れるのか ~最新「光遺伝学」と人間の脳の物語 作者:カール・ダイセロス光文社Amazonこの『「こころ」はどうやって壊れるのか』は、精神科医として現場に立ちながら、光を用いることで脳の活動を観測や制御を可能にする、「光遺伝学」の第一人者として知られるダイセロス博士による、一般向けのノンフィクションである。 タイトルにも入っているように光遺伝学がどのような分野で、何が解明されつつあるのかについての解説が行われるのはもちろん、博士が実際に関わってきたさまざまな症例の患者たち(大病、躁病や双極性障害、自閉スペクトラム症など)の人生と、それが光遺伝学の観点からどう説明できるのかが語られていく。寄せられている賛辞の中には『を帽子とまちがえた男』などで知られるオリヴァー・サックスの名を挙げるものがちらほらあるが、たしかに傾向としては近い/書き手といえる。 正直オリヴァー・

    われわれの行動を光でどこまで制御できるのか──『「こころ」はどうやって壊れるのか~最新「光遺伝学」と人間の脳の物語~』 - 基本読書
    sakstyle
    sakstyle 2023/02/08
    光遺伝学(オプトジェネティクス)だ!「精神科医として現場に立ちながら(...)「光遺伝学」の第一人者として知られるダイセロス博士」
  • 考古学:乳糖を消化できるようになるまで長い間にわたって動物の乳を飲んでいた古代人 | Nature | Nature Portfolio

    先史時代のヨーロッパの人々は、乳糖を消化する酵素の遺伝子を持つようになるまでの数千年間にわたって家畜の乳を飲んでいた可能性のあることを示唆した論文が、Nature に掲載される。この知見は、動物の乳の消費と乳糖耐性の進化を解明する新たな手掛かりとなる。 ラクターゼは、乳に含まれる乳糖を消化する酵素で、古代人が動物の乳を消費したことは、成人におけるラクターゼ活性の持続性の進化に重要な役割を果たしたと考えられている。しかし、動物の乳の消費量は、地域や時代によって大きく異なるため、この点に関しては、かなり不確かな点が残っている。今回、Richard Evershedたちは、酪農業とラクターゼ活性の持続性の共進化をさらに詳しく調べるため、554か所の考古学的遺跡から採取した陶器の破片1万3181個から得られた動物性脂肪の残渣(6899点)を分析して、先史時代の動物の乳の消費に関する包括的な地図を作

    考古学:乳糖を消化できるようになるまで長い間にわたって動物の乳を飲んでいた古代人 | Nature | Nature Portfolio
    sakstyle
    sakstyle 2022/07/28
    「ラクターゼ活性持続性の進化過程についての通説に異論」「陶器の破片から動物性脂肪の残渣を分析(乳の消費量調査)」「古代DNAデータ、遺伝子変異体の発現頻度を経時的に調べた」動物の乳の消費との関連が示されず
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