アイスランド・グリンダビクで、地震後現れた道路の亀裂(2023年11月13日撮影、資料写真)。(c)Kjartan TORBJOERNSSON / AFP 【11月23日 AFP】アイスランド当局は22日、南西部の町グリンダビク(Grindavik)で火山噴火が起きた場合、水を使って溶岩を食い止めることを検討していると明らかにした。 グリンダビクでは地下でマグマが広がり、数百回の地震が発生。今月11日には火山噴火の可能性があるとして、住民に避難指示が出された。 アイスランドの気象当局は22日夜、マグマの流れや地震活動が減っていることから、噴火の可能性は「日に日に低下しており、現在は低い状況だと考えられる」と発表した。 当局は、グリニッジ標準時(GMT)23日午前11時(日本時間同午後8時)に非常事態宣言を解除し、近日中にグリンダビク住民に自宅への一時帰還を認めるとしている。 防災当局のトッ