近畿大学総合社会学部准教授のPatryk Sofia Lykawka(パトリック・ソフィア・リカフィカ)さんと国立天文台天文シミュレーションプロジェクト講師の伊藤孝士さんからなる研究チームは、海王星よりも遠くに存在する太陽系の天体の特性をシミュレーションで検証した結果、まだ見つかっていない惑星が太陽系に存在する可能性を示すことができたとする研究成果を発表しました。 太陽から遠く離れた太陽系の外縁部には未発見の惑星が存在するのではないかと指摘されていて、観測と理論の両面から探索が続けられています。Lykawkaさんと伊藤さんの研究成果をまとめた論文はThe Astronomical Journalに掲載されています。 【▲ 太陽系の外縁部に存在するかもしれない惑星の想像図(Credit: Fernando Peña D'Andrea)】太陽系には水星から海王星まで8つの惑星がありますが、その