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ゲーム理論に関するsakstyleのブックマーク (2)

  • 書評 「不平等の進化的起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    不平等の進化的起源: 性差と差別の進化ゲーム 作者:ケイリン・オコナー大月書店Amazon 書は,科学哲学者でありかつ進化ゲーム理論家であるケイリン・オコナーによる進化ゲームの均衡解として(差別的偏見がなかったとしても)社会的カテゴリー間の不平等をもたらす慣習や規範が創発しうることを丁寧に論じたである.社会的カテゴリーとしては特にジェンダーが大きく取り上げられているが,人種や宗教などにも当てはまる議論になっている.原題は「The Origins of Unfairness: Social Categories and Cultural Evolution」. 序章で各章の概略と文化進化の簡単な解説(文化進化の存在は書において進化ゲームを用いる基礎的な前提になる)をおいた後に論に入る. 第1部 社会的強調による不平等の進化 第1章 ジェンダー,協調問題,協調ゲーム 最初のジェンダーと

    書評 「不平等の進化的起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    sakstyle
    sakstyle 2022/01/04
    カテゴリがシグナルとなって、均衡解が非対称な協調ゲームで差別的な慣習が生じ、少数派はより学習速度が速く文化進化が起きやすいので不平等な均衡により陥りやすい、と。グァラやルイスの応用編な感じか。
  • 川越『はじめてのゲーム理論』:概説書としてはまあまあ。でも量子ゲーム理論って何のためにあるの? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    はじめてのゲーム理論 (ブルーバックス) 作者: 川越敏司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/08/21メディア: 新書購入: 14人 クリック: 161回この商品を含むブログ (7件) を見る ゲーム理論の入門書で、それなりに簡潔にまとまっている。もちろん流し読みだけではわかったような気になるだけで、ホントはもっと細かく見るべきなんだが、すわってきちんと手を動かすこともできるように練習問題その他もついている。囚人のジレンマの話を延々書くようなではなく、パレート最適、ナッシュ均衡、メカニズムデザイン、不可能性定理と話が進んでいって、羅列に終わらず分野としての発展の軌跡とそこでの悩みという見通しもよいと思う。(そうそう、メカニズムデザインってことで、今年のノーベル賞ともからんでるのか) ただ、最後にくるのが量子ゲーム理論。最先端だというんだが、そうなのかも。でも、ぼくはこれが現実

    川越『はじめてのゲーム理論』:概説書としてはまあまあ。でも量子ゲーム理論って何のためにあるの? - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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