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ハッキングに関するsakstyleのブックマーク (6)

  • 覚え書き:イアン・ハッキングの精神障害の哲学について - memoranda

    イアン・ハッキングが亡くなってしまいました。トロント大学の記事によると以前から健康を害していたそうで、たしかにこの10年ほど、まともなアウトプットがなかったことからうすうす予期してはいたのですが、この5月10日に亡くなってしまったとのことです。残念です。また、今回あらためて、ハッキングから学んできたことの多さを感じてもいます。 ご存じのとおり広大な領域において、しかもユニークな手法で仕事をしてきた人です。なので私はそのほんのごく一部、精神障害の哲学の領域を中心に彼から学んできたにすぎません。にもかかわらず、学んだことはとても多く、そこからまた多くの課題を得てきたと感じています。 彼の精神障害の哲学を考えるさい、二つの大きな仕事があるように感じています。ひとつは神経症周辺の仕事で、もうひとつは自閉症に関係する仕事かな、と思います。そしてこうした二つの領域のいずれにおいても、精神医学などの人間

    覚え書き:イアン・ハッキングの精神障害の哲学について - memoranda
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/15
    課題の中心は「相互作用」/相互作用概念の不明確さと、相互作用大事といいつつその実践をハッキング自身は記述していないという批判/前者についてハッキング自身相互作用する種概念を放棄している、と
  • 「私は特定の事例の哲学者なのです」 - A Particularist, Fact-Lover and Philosopher

    さて来たるべき読書会に向けてイアン・ハッキングへのインタビュー論文を読みましたので、ちょっとブログでまとめてみましょう。 書誌情報 Madesen, O.J., Servan, J. and Oyen, S.A. (2009)‘I am a philosopher of the particular case’: An interview with the 2009 Holberg prizewinner Ian Hacking, History of the Human Sciences, vol.26-2, pp.1-20. 内容を一言でまとめると ハッキング:お気づきになるでしょうが、私はあまり一般化することに熱心ではないのです。私は特定の事例の哲学者なのです。(You will be beginning to notice that I am not keen on general

    「私は特定の事例の哲学者なのです」 - A Particularist, Fact-Lover and Philosopher
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    sakstyle 2013/07/06
    イアン・ハッキングインタビュー。概念の変化の研究。「making up people」。一般理論を作ろうとしているわけではない。歴史家ではなく哲学者(フーコーと同様に)。
  •  イアン・ハッキング “何が社会的に構成されるのか” - three million cheers.

    “The Social Construction of What?” 1999 Ian Hacking ISBN:400024159 何が社会的に構成されるのか 作者: イアン・ハッキング,出口康夫,久米暁出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/12/22メディア: 単行購入: 1人 クリック: 41回この商品を含むブログ (58件) を見る 社会構成主義(構築主義とも呼ばれる)とは社会学を中心としたひとつのトレンドで、『一見「客観的」と思われる事物や事柄が、実は、一定の社会のあり方とは独立に実在する対象なのではなく、社会によって構成されたもの(すなわち、構成物)にすぎない、と主張する立場』のこと。(訳者あとがき) 社会構成主義がもっとも大きな影響力を持った例としては、「ジェンダー」が挙げられる。すなわち、『「男らしさ/女らしさ」というのは生物学的に由来するようなものではなく、社

     イアン・ハッキング “何が社会的に構成されるのか” - three million cheers.
  • 草葉の読書記 |イアン・ハッキング『記憶を書きかえる』

    濃密な読書だった。最後の方になって著者の主張が分かった。そこまでは苦しい読書だった。 amazon読書記掲載。 ---------------------------------------------- これは記憶についての哲学のだ。何よりも、著者ハッキングはカナダの有名な科学哲学者である。確かに書は、精神分析がいかに受け入れられてきたか、受け入れられているかについて詳細な記述に溢れている。しかし書の目的は精神分析の紹介でも、その受容史でもない。また、精神分析の批判や論難、悪口を主としたものでもない。著者の目的は最後の方になってようやく姿を現す。その目的を理解しないなら、書を誤読する可能性は高い。 ではハッキングの目的とは何か。それは二点ある。 一つは、精神分析の登場により、記憶が人格の性を構成するものとなったことを示すことである。それ以前は、魂(soul)が人格の性だった

  • もう古い本だけどこれはお勧めですよ、この手の話に関心があれば - finalventの日記

    ポパーの科学論と社会論: 関 雅美 ついでにこれもね。 言語はなぜ哲学の問題になるのか: イアン・ハッキング, 伊藤 邦武 これはざっと読んだだけ。 ダメットにたどりつくまで (双書エニグマ): 金子 洋之 これもざっとだけ。 デイヴィドソン―行為と言語の哲学: サイモン エヴニン, Simon Evnine, 宮島 昭二 まあ、なんというか、私なんか哲学をプロパーにやる気はないので(他の分野もそう)、というのと、自分が積み上げた奇妙な独自の方法論の決着に、あと死ぬまで考え続けるかなという感じですかね。

    sakstyle
    sakstyle 2008/10/08
    ポパーの科学論と社会論: 関 雅美,言語はなぜ哲学の問題になるのか: イアン・ハッキング, 伊藤 邦武,ダメットにたどりつくまで (双書エニグマ): 金子 洋之,デイヴィドソン―行為と言語の哲学: サイモン エヴニン, 宮島 昭二
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    sakstyle
    sakstyle 2008/09/05
    ウィト&グッドマン的構成主義からハッキング的構成主義へ。わくわくしてきた
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