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artに関するsakstyleのブックマーク (238)

  • 板橋区立美術館「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」展 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    先日は板橋区立美術館で開催されている「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日」展を観に行きました。板橋区立美術館はオレの住まいから電車で1時間、JR成増駅で下車してからさらに徒歩20分ほどの場所にあります(ちょっと遠かった)。まだ寒いかなと思ってコートを羽織って出掛けたんですが、途中で暑くなってしまいました。 実は最近全然美術展に行ってなかったんですが、これはただ単に飽きてしまったからなんですよ。一昨年は相当頻繁に美術館に通っていたんですが、沢山の美術展に行くことで、12世紀ゴシック美術から20世紀抽象芸術までの美術ジャンルを、一通り満遍なく観る事ができました。それにより、大雑把ですが西洋美術史の全体像が把握できたので、もういいかな、と思えてしまったんですね。 西洋美術史とは?アートの歴史を年表順にやさしく解説 - レキシル[Rekisiru] で、結局オレの好きな美術ジ

    板橋区立美術館「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」展 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    sakstyle
    sakstyle 2024/03/21
    ああ、もう始まってたか! そして4月13日までか!「エルンストとダリの影響の強い作品が多く」「今回の展覧会は(...)戦争によってどのような影響を受けることになったのかを提示している」
  • 「シュルレアリスムと日本」 | Living Well Is the Best Revenge

    今年は1924年にアンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言」を発表してからサントネールにあたる。まだ海外での大きな周年展の話は聞かないが、日では京都を立ち上がりとして「シュルレアリスムと日」が開催されている。京都展は閉幕したが、今後板橋と三重を巡回する予定だ。まずは京都会場の展示に足を運ぶ。 シュルレアリスムを扱った展覧会は数多いが、日におけるシュルレアリスムを主題としたそれはあまり例がない。直ちに思い浮かぶのは1990年に名古屋市美術館で単館開催された「日のシュールレアリスム」だ。あれからもう34年が経つ。名古屋の展示は大規模な内容であったが、なぜか印象が薄い。カタログを確認して少し納得する。名古屋での展示は網羅的な内容であり、カタログも展覧会カタログというより資料集成といった印象だ。カタログを参照しても図版が小さいため、どの作品が出品されてしたか特定できない。(私の手元にはカ

    「シュルレアリスムと日本」 | Living Well Is the Best Revenge
  • nix in desertis:2024年1-2月に行った美術館・博物館(和食展,ウスター美術館展)

    都美のウスター美術館展。ウスター美術館はアメリカ,マサチューセッツ州のウスターにある美術館だが,フランスの自然主義・印象派の収集の他に自国アメリカの印象派収集にも注力してきた歴史がある。これを活かし印象派の国際的な広がりが展覧会のテーマになっていて,日の美術館所蔵の明治期の画家の作品も展示されていた(このため展覧会名に反してウスター美術館所蔵品以外も多かった)。異国から来た画家たちはパリで最先端の文化を学んでフランスの風景を描くが,故郷に錦を飾ると自国の風土を描くようになる。ロマン主義とは別の意味で故郷への愛着・ナショナリズムを否応なく内包してしまう自然主義や印象派を思ったりした。故郷の風景はロマン主義的に選抜したり加工したりしなくても十分に美しいのだ。最初は明治期の画家がノイズに感じたが,見終わってみると納得であり,パリから遠く離れた西洋美術の辺境としての日アメリカという共通点がち

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    sakstyle 2024/02/19
    「実はドイツ・ロマン主義がビーダマイヤーに転じていくのと,ハドソン・リヴァー派がトーナリズムに転じていく流れもよく似ていて」
  • nix in desertis:2023年8-12月に行った美術館・博物館(ポーラ美術館,テート美術館展,キュビスム展他)

    溜め込んでしまったので一気に書いていく。 ポーラ美術館のシン・ジャパニーズ・ペインティング展。宝永山に登って富士屋ホテルに泊まり,翌日は無計画という状況だったため,都内で開催されているポーラ美術館展には何度も行っているのにポーラ美術館自体には行ったことがないことに気付いて,良い機会と捉えて行くことにした。したがって,ねらって行った企画展ではなく,行ったら偶然この企画展だったという形である。「新たな日画の創造」をテーマとして所蔵品から明治から現代までの作品に,加えて現代作家から出品してもらったものを加えて大規模な展覧会を構成していた。とはいえ所蔵品からの出品は所蔵品であるがゆえの制限からそこまで統一性が無く,また現代の作家が「新たな日画の創造」等という抽象的なテーマで素直な出品をするはずもなく,結果として総花的な展覧会と化していたのは否めない。が,個々の作品はなかなか面白かった。有名な現

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    sakstyle 2024/01/31
  • 「絵画の解放」書評 モダニズムと米文化の折衝関係|好書好日

    絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化 著者:加治屋 健司 出版社:東京大学出版会 ジャンル:芸術・アート 「絵画の解放」 [著]加治屋健司 20世紀アメリカ美術で重要な一角を占める「カラーフィールド絵画」をめぐる一冊。抽象絵画ではあるが難解ではなく、文字通り色の面が持つ力が最大限に発揮されている。左上の書影でも片鱗(へんりん)は伝わるはずだ。それにしてもなぜ「解放」なのか。鍵は副題にある。「~と20世紀アメリカ美術(史)」にはせず「~と20世紀アメリカ文化」としたところに著者のもくろみがある。つまり解放とは該当する絵画群の美術ないし美術史からの解放なのだ。 そのために著者はまずカラーフィールド絵画を拘束していたモダニズムの美術批評がいかなるものであったかについて精緻(せいち)に論ずる。次いで、そのモダニズムの美術批評そのものが実は一枚岩でなかったことを検証し、両者を足場に

    「絵画の解放」書評 モダニズムと米文化の折衝関係|好書好日
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    sakstyle 2024/01/06
    “とりわけインテリアデザインのなかで、これらの絵画がいかに擬態(ぎたい)され「協働」したか” 美術ないし美術史からの解放
  • ASUNA《100 Keyboards》 @ 金沢21世紀美術館 – imdkm.com

    最近の投稿 日曜日のプレイリスト #008 2024/03/24 [書評]川上幸之介『パンクの系譜学』(書肆侃侃房、2024年) 三宅唱監督「夜明けのすべて」を見た(ネタバレあり) 日曜日のプレイリスト #007 ユリイカ2024年3月号 特集=柴田聡子 に寄稿しました 最近のコメントなんとなくPython入れ直したらSpleeterがうまく動かなくて困ったけどなんとかなった話とおまけ に 耳コピ/ボーカル抽出が捗る!Spleeterの使い方 – YTPMV.info より読書会をやった に ポプミ会報告(大和田俊之編著『ポップ・ミュージックを語る10の視点』より永冨真梨「カントリー・ミュージックの新潮流と多様性」) – imdkm.com よりヨルシカ「創作」の販促のあれ に ryuto よりヨルシカ「創作」の販促のあれ に imdkm よりヨルシカ「創作」の販促のあれ に ryuto

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    sakstyle 2023/12/12
    おもちゃの電子キーボードを100台以上放射状にならべ、鳴らしっぱなしにするパフォーマンス。「コンセプチュアルでプロセス的な作品に思える」が、「もっとはっきりと「演奏」であ」った、と。
  • 書評:ポップ・カルチャーで/の歴史を語りなおすアーティスト、ジェレミー・デラーの活動を網羅した一冊。Jeremy Deller, Art is Magic, London: Cheerio, 2023. – imdkm.com

    最近の投稿 日曜日のプレイリスト #008 2024/03/24 [書評]川上幸之介『パンクの系譜学』(書肆侃侃房、2024年) 三宅唱監督「夜明けのすべて」を見た(ネタバレあり) 日曜日のプレイリスト #007 ユリイカ2024年3月号 特集=柴田聡子 に寄稿しました 最近のコメントなんとなくPython入れ直したらSpleeterがうまく動かなくて困ったけどなんとかなった話とおまけ に 耳コピ/ボーカル抽出が捗る!Spleeterの使い方 – YTPMV.info より読書会をやった に ポプミ会報告(大和田俊之編著『ポップ・ミュージックを語る10の視点』より永冨真梨「カントリー・ミュージックの新潮流と多様性」) – imdkm.com よりヨルシカ「創作」の販促のあれ に ryuto よりヨルシカ「創作」の販促のあれ に imdkm よりヨルシカ「創作」の販促のあれ に ryuto

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    sakstyle 2023/12/07
    「初期の代表作である《世界の歴史 The History of the World》(1997-2004)は「アシッド・ハウス」と「ブラス・バンド」という一見つながりがなさそうなふたつの音楽を(...)「実はこのふたつの音楽はつながっているのだ!」」
  • 書評:新潟県立近代美術館・国立国際美術館・東京都現代美術館 編『Viva Video! 久保田成子』(河出書房新社、2021年) – imdkm.com

    記事はアフィリエイトリンクを含みます。 書評っていうか、読んだメモ。東京都現代美術館で2021年末(2022年頭だったかも?)に見た「Viva Video! 久保田成子」展は当時すごく刺激をうけた良い展示だったのだが、展覧会カタログを買わずじまいだった。ふと思い出して、購入。 まず都現美での展示の記憶をたどると、フルクサスのメンバーであり、ヴィデオ・アートの先駆者であった久保田成子の仕事を、豊富な資料と充実した作品群で多面的に紹介してみせる、バイタリティあふれるものだった。大きな空間にずばん! と並ぶヴィデオ彫刻が、図版をみて想像するよりも、あるいはグループ展の一角で見るよりも数段素晴らしかったのが印象深い。あまり「実物見ないとだめだよ」みたいなこと言わないことにしているのだが、こればかりは「マジであれを体験してほしかった」と思う。 フルクサスのメンバーとしてハイレッド・センターとフルク

    sakstyle
    sakstyle 2023/11/30
    「フルクサスのメンバーであり、ヴィデオ・アートの先駆者」「「なぜ山に登るのか?」「そこに山があるから」ではない。それは植民地主義/帝国主義的な考え方だ。そうではなくて、知覚し、見るためだ」
  • “大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ” 2023.11.01. - 2023.12.25. - three million cheers.

    大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ 国立新美術館 国立新美術館で開催。 ここは多数の展示室を持つ巨大な美術館なのでいつも雑多な展示をやっているイメージがあるけど、ちょうど日展とイヴ・サン・ローラン展も開催されていて、脈絡のなさがいつにも増して際立っていた。それぞれを訪れる客層がけっこう違っていたと思うのだが、そうした人々が雑然と混合して1階のロビーとカフェに溢れている状態がわりとカオスだった。 目玉は最初に待ち構える《Gravity and Grace》と、暗闇の部屋で展開される《Liminal Air Space》で、どちらもアートスペースの大きさを活かしたインスタレーション。 最近は美術館での写真撮影も認められることが多くなってきていて、この展覧会も全面的に撮影可だった。《Gravity and Grace》も写真を撮る人が目立っていたけれど、写真を媒体に体験

    “大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ” 2023.11.01. - 2023.12.25. - three million cheers.
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    sakstyle 2023/11/27
  • 「100年前の未来 1920-1930 移動するモダニズム」 | Living Well Is the Best Revenge

    神奈川県立近代美術館葉山館で開催されている「100年前の未来 1920-1930 移動するモダニズム」に足を運ぶ。地味ではあるが、この美術館らしい直球の、問題提起的な内容であった。葉山館が開館して20周年を記念する展覧会ということであるから、もうそれほどの時間が経ったかという思いがある。開館記念展の「もう一つの現代」、10周年記念展の「戦争/美術 1940-1950モダニズムの連鎖と変容」とタイトルが韻を踏んでいることが理解されよう。私はいずれの展覧会も見た。これらのタイトルから理解されるのはこの美術館が近代に拘泥している点である。近年、美術館の名前から近代が外される例が多い中でさすがに世界的にもきわめて早い時期に近代を冠した美術館としての自負が認められる。 今回の展覧会が対象とする時代はタイトルの中で明示されているが、「移動するモダニズム」という言葉は一種の矛盾を秘めている。なぜなら通常

    「100年前の未来 1920-1930 移動するモダニズム」 | Living Well Is the Best Revenge
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    sakstyle 2023/11/16
    神奈川県立近代美術館葉山館/ロシアからの移動、日本人画家の欧州留学(しばしば社会運動を主題に描かれた)、関東大震災と大正期の美術モダニズムのエリート主義と大衆との関係……
  • マイケル・フリードとジョナサン・エドワーズ——『アメリカ哲学史』翻訳余滴|入江哲朗

    みなさまこんにちは。私はアメリカ思想史が専門の研究者で、映画批評もときどき書いています。だいぶまえにnoteのアカウントを作ったものの放置していたのですが、せっかくなので試しに記事を書いてみることにしました。みなさまが自宅でまったり過ごされる際の暇つぶしとしてご笑覧いただけましたら幸いです。 去る2月に、私も共訳しているブルース・ククリック『アメリカ哲学史——一七二〇年から二〇〇〇年まで』(勁草書房)というが出版されました。私は同書第1–3章の訳と訳者解説の執筆を担当しています。今回は、『アメリカ哲学史』を翻訳しながらつらつら考えていたことのひとつを、とりとめもなく綴ってみようと思います。 ◇ 私が担当した『アメリカ哲学史』第1章は、「カルヴィニズムとジョナサン・エドワーズ」と題されています。ジョナサン・エドワーズは、1703年から58年まで北米植民地で生きたプロテスタントの牧師です。「

    マイケル・フリードとジョナサン・エドワーズ——『アメリカ哲学史』翻訳余滴|入江哲朗
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    sakstyle 2023/11/11
    フリード「芸術と客体性」のエピグラフ(エドワーズについての文章からの引用)と末尾の「現在性は恩寵である」について
  • 加治屋健司『絵画の解放』 | Living Well Is the Best Revenge

    なんといっても表紙がよい。床に広げられた自分の作品を検分するヘレン・フランケンサーラー。書が主題とする一連の絵画のスケールと鮮やかさ、軽やかさが一瞬にして理解される。「カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化」というサブタイトルをもつ書は1960年代中盤に隆盛し、日では比較的展示される機会の少ない「カラーフィールド絵画」についての綿密な研究である。もっともこれらの絵画は昨年、個人コレクションを通して日でも大規模に紹介された。DIC川村記念美術館における「カラーフィールド 色彩の海を泳ぐ」という展覧会についてはこのブログでも応接している。その際にも論じた点であるが、まず用語の問題を指摘しておきたい。書で取り上げられる作家ははっきりと限定されている。すなわちヘレン・フランケンサーラー、モーリス・ルイス、ケネス・ノーランド、ジュールズ・オリツキー、フランク・ステラの5人であり、いずれ

    加治屋健司『絵画の解放』 | Living Well Is the Best Revenge
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    sakstyle 2023/11/09
    「私が関心をもったのは(...)オリツキーに関する記述」「(第3章で)カラーフィールド絵画とミニマル・アートの関係が前景化」抽象表現主義とカラーフィールド絵画を分かつ「主題性の欠如」について
  • 国内では10年ぶり。「デ・キリコ展」が東京都美術館で来春開催へ

    国内では10年ぶり。「デ・キリコ展」が東京都美術館で来春開催へジョルジョ・デ・キリコの画業を広く紹介する展覧会「デ・キリコ展」が東京・上野の東京都美術館で開催される。会期は2024年4月27日~8月29日。 20世紀を代表する巨匠 ジョルジョ・デ・キリコ(1888〜1978)。その画業を広く紹介する展覧会「デ・キリコ展」が東京・上野の東京都美術館で開催される。会期は2024年4月27日~8月29日。 デ・キリコが1910年頃から描き始めた「形而上絵画(幻想的な風景や静物によって非日常的な世界を表現する絵画)」は、数多くの芸術家や国際的な芸術運動に大きな影響を与えてきた。シュルレアリスムやポップアートなどはもちろん、現代の最新のデジタルアートの表現にもその影響を見ることができる。 国内において10年ぶりの個展となる展では、ローマのジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団の全面的協力により、国

    国内では10年ぶり。「デ・キリコ展」が東京都美術館で来春開催へ
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    sakstyle 2023/10/13
    会期は2024年4月27日~8月29日
  • キュビスムの成立が美に革命を起こすまで。「キュビスム展─美の革命」展でそのダイナミズムを追う

    キュビスムの成立が美に革命を起こすまで。「キュビスム展─美の革命」展でそのダイナミズムを追うパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって生み出されたキュビスムに焦点を当てた展覧会「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展─美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」が、東京・上野の国立西洋美術館で開幕した。会期は2024年1月28日まで。 文・撮影=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部) 展示風景 20世紀初頭にパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって生み出されたキュビスム。この芸術運動に焦点を当てた展覧会「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展─美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」が、東京・上野の国立西洋美術館で開幕した。会期は2024年1月28日まで。展監修は、ブリジット・レアル(ポンピドゥー・センター / 国立近代美術館前副館長)、田中正之(国立

    キュビスムの成立が美に革命を起こすまで。「キュビスム展─美の革命」展でそのダイナミズムを追う
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    sakstyle 2023/10/03
    “ポンピドゥー・センターと国立西洋美術館のコレクションから” 2024年1月28日まで!
  • nix in desertis:2023年7月に行った美術館・博物館(ガウディ展,古代メキシコ文明展)

    近美のガウディ展。前回の展覧会の感想のマティス展でも書いたが,19世紀末の芸術家は修業時代が面白く,ガウディもやはりいろいろなものに触れて広く勉強している。歴史主義建築が流行った時代であるから過去の建築の勉強をみっちりしておくのには意味があり,特にスペインであればムデハル建築に触れられるのは強みであった。その中でガウディが関心を持ったのはゴシック建築らしく,ガウディの建築業のベースはネオ・ゴシック建築になっていったようだ。と同時に発想が理系よりと言えばいいのか,幾何学模様にも関心が強く,これが合わさって「両端を固定した紐を吊り下げて放物線上の形の建築物を構想する」パラボラ・アーチという奇抜な発想に至ったのだろう。その流れがよくわかる展示になっていた。 それがわかったところで展示の後半はガウディの超大作,サグラダ・ファミリアに焦点が当たる。このサグラダ・ファミリアも最初はガウディ以外の設計者

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    sakstyle 2023/08/15
    ネオ・ゴシック建築をベースにしたガウディ、陶器のないマヤ文明
  • 抽象絵画のこと、ずっと知りたかった。[前編] - MON ONCLE|アートと旅と本と。

    アーティゾン美術館で開催中「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」。セクションごと画家や編集者が語る。

    抽象絵画のこと、ずっと知りたかった。[前編] - MON ONCLE|アートと旅と本と。
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    sakstyle 2023/06/29
    「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」展について、会田誠、杉戸洋(画家)、堂本右美(堂本尚郎・毛利眞美夫妻の娘で画家)のコメント/会田のキュビスムdis、杉戸がカルダーをお好み焼きに喩え、堂本が両親を語る
  • 特別展「恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」 上野の森美術館 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    上野の森美術館で恐竜アートの展覧会があるというので行ってきた. 恐竜の絵は小学校のころによく読んだ恐竜図鑑が頭にたたき込まれているし,1980年代以降の恐竜ルネサンスからジュラシックパーク以降の新しい復元像にも思い入れが深い.考えてみればこのような新しい復元像が巷に出回り始めてからもう40年も経っているというわけだ. 展覧会は4部構成で第1部が「恐竜誕生:黎明期の奇妙な怪物たち」第2部が「古典的恐竜像の確立と大衆化」第3部が「日の恐竜受容史」第4部が「科学的知見によるイメージの再構成」となっている.なお対象となるのは基的に恐竜だけでなく翼竜,魚竜,首長竜を含むものになっている. ほとんどの展示は撮影可能(禁止のものにのみマークがついている).スタッフに確認したところ,撮影可能なものはSNSに上げてもよいということなので,適当にスマホで写した写真だが,いくつか紹介しておこう. 入り口か

    特別展「恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」 上野の森美術館 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 美術館丸ごと使った抽象絵画の抽象化。「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」に見る美術館の使命

    美術館丸ごと使った抽象絵画の抽象化。「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」に見る美術館の使命アーティゾン美術館の全展示室にわたる大規模展「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」が、ついに開幕した。会期は8月20日まで。 文=望月花妃(ウェブ版「美術手帖」編集部) 展示風景より、左からフランティセック・クプカ《赤い背景のエチュード》(1920-1921)、ロベール・ドローネー《街の窓》(1912) アーティゾン美術館で「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」が開幕した。会期は8月20日まで。担当学芸員は新畑泰秀と島英明。 セクション1 展示風景 展は、セザンヌを筆頭とする印象派を抽象絵画の起源ととらえ、その後の興隆、発展を転換する試み。同館の新収蔵作品95点を含む約2

    美術館丸ごと使った抽象絵画の抽象化。「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」に見る美術館の使命
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    sakstyle 2023/06/21
    現代作家セクションの解説多め
  • 「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」 | Living Well Is the Best Revenge

    アーティゾン美術館で始まった展覧会は「アブストラクション 抽象絵画の覚醒と展開」と題され、常設展示のスペースも使用した大展覧会だ。コレクションを活用した展示であるとはいえ、国内外からも多数の作品を借用し、日で初めて展示される優品も含めて見応えがある。アーティゾン、すなわち旧ブリヂストン美術館のコレクションは個人コレクションとしては国内屈指であり、この美術館が近年抽象絵画についても特記すべき展覧会を連続して開催してきたことを勘案するに(アンフォルメルとデ・クーニングの展覧会についてはこのブログでもレヴューした)、今回の展示は一種の総決算的な意気込みで企画されたと考えても間違いはないだろう。抽象絵画というテーマがあるにせよ、テマティックというより、名品紹介的な意味の強い展覧会であるから、必ずしもレヴュー向きの展示とはいえないが、私なりにいくつかの所感を書き留めておきたい。 サブタイトルが抽象

    「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」 | Living Well Is the Best Revenge
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    sakstyle 2023/06/21
    やや批判的な展評
  • 抽象絵画はいかに生まれ、花開いたのか? アーティゾン美術館「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」展 学芸員インタビュー

    国内外の抽象絵画の佳品264点が集結20世紀の絵画表現をけん引し、同時代の日にも大きな影響を与えた抽象絵画。その萌芽から発展を展観する「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」が東京・京橋のアーティゾン美術館で6月3日に開幕した。担当学芸員は同館の新畑泰秀、島英明。会期は8月20日まで。 展は、前身のブリヂストン美術館が休館した2015年以降に新たに収蔵した95点を含む約150点の石橋財団コレクションに、国内外の美術館や個人コレクションからの作品を合わせた264点が集結。現代美術に重要な位置を占めている抽象絵画の流れを俯瞰できる貴重な機会となる。会場は3フロアにまたがる同館の全展示室が使われ、活躍中の7人の現代作家の作品を紹介する展示も行われる。 見どころ満載の展示のチェックポイントや抽象絵画の奥深い魅力とは? 展を企画した新畑

    抽象絵画はいかに生まれ、花開いたのか? アーティゾン美術館「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」展 学芸員インタビュー
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    sakstyle 2023/06/06