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受容理論に関するsakstyleのブックマーク (4)

  • 読書の自由と解釈の不自由と (2)

    文学批評理論概論 1950-1980 3.作者はテクストの中に: ナラトロジーの仮想戦略 NC と構造主義によって徹底的に突き詰められた作品分析志向を洗練させたのが、70年代以降に急速に発達したナラトロジー Narratology である。手短に言えば、ナラトロジーとは、諸々の物語を分析し分類するための「包括的枠組み」を探求する学である。要するに、個別的な批評ではなく、物語一般についての学、それがナラトロジーである。ナラトロジーの代表 S. チャットマンが述べているように、彼等の理論的な土壌は、発表がこれまで扱ってきた二つの理論、即ち NC と構造主義である。それゆえ、彼らもまた、自分たちの両親に倣い、基的には「意図に関する誤謬」「情動に関する誤謬」を回避し、テクスト自体の分析についての理論を目指している。 彼等の大きな特徴は、必ずしも物語を言語的テクストには限定していない点である。

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    sakstyle 2008/04/20
    ナラトロジーと読者反応批評
  • 文学を語るにあたって

    小林孝博                                 (inspired by 黒川鍵司)   この「小林孝博文学館」は、(個人家頁にありがちな)私のお気に入りの紹介ですが、せっかくなんで、「文芸作品を読む」とは何であるか、簡単におさらいしておきたいと思います。 (ただし、よっぽどヒマな人以外は読まなくてもまったく支障ありません) つまりは、「文学作品の読み方」という姿勢のことなんですが、具体的には「芸術作品への鑑賞者の介入、そして補完」についてですね。それが、そのまま「文学作品を読むとはどういうことか」を非常にわかりやすく呈示してくれたおかげで、僕の読書も少なからず肥沃になったように思います。 このような文学作品の読み方を僕に教えてくださった大石昌史先生には、心から感謝したいと思います。 ハイデガー、ガダマー、そ

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    sakstyle 2007/12/10
    インガルデンとイーザーの文学作品鑑賞論について
  • インガルデンとは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな

    Roman Witold Ingarden (1893.02.05-1970.06.14) ポーランドの哲学者・現象学者・美学者.アドルフ・ライナッハと並んで,ミュンヘン・ゲッチンゲン現象学派を代表する人物の一人.クラクフ大学時代の故ヨハネ・パウロ2世の哲学の先生であり,また,ルヴフのギムナジウムで数学の教師をしていたときには,スタニスワフ・レム のいるクラスを受け持ったこともある*1. ミュンヘン・ゲッチンゲン学派に属する他の哲学者と同じく,インガルデンはフッサールの超越論的観念論に対して終始批判的な態度を貫き,実在論的な現象学を志向した.したがって師フッサールとは根的な対立関係にあるのだが,インガルデンは超越論的観念論を単に独断的なものとして退けたわけではなく,むしろ超越論的現象学の認識論的な意義を十分に認めつつ,それと徹底的に対決することを通じて自らの立場を築いていったのである.こ

    インガルデンとは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな
  • ヴォルフガング・イーザー - Wikipedia

    ヴォルフガング・イーザー(Wolfgang Iser、1926年7月22日 - 2007年1月24日)はドイツの文学研究者、英文学者。受容美学の提唱者。 経歴[編集] ドイツの都市マリエンベルクに、パウル・イーザーとエルゼ・(シュタインバッハ・)イーザーの子として生まれる。ライプツィヒ大学とテュービンゲン大学で文学を学び、1950年にハイデルベルク大学から英文学の博士号を取得。博士号取得論文はヘンリー・フィールディングの世界観を論じたものだった。1951年にハイデルベルク大学で私講師を務め、1952年にグラスゴー大学の助講師になり、同時代の哲学・文学の研究を始め、文化間の交流についての関心を強める。 1957年にハイデルベルク大学で大学教授資格を取得。1960年からヴュルツブルク大学の正教授を務める。1963年にケルン大学へ移り、さらに1966年から1991年までコンスタンツ大学で教える。

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