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ダークナイトに関するsakstyleのブックマーク (15)

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  • 2008-12-14

    とはいえ、またすぐ入院するのだけれど。なんだかガンマ線ナイフというのを患部に当てるらしく、意味もなくわくわくしている自分がいる。CT、MRI、PET、骨シンチ、とありとあらゆる医療機器に放り込まれてきた自分ではあるが、今回は名前に興奮する。ガンマ線ナイフ。響きが大変素晴らしい。ガンマ線ナイフ。なんだかプログレッシヴナイフのような響きを感じる。他には重粒子線というさらにSFっぽい抗がんデバイスがあるのだけれど(千葉にあるらしいのいだが、保険がきかず、一カ所300万円近くするらしい)、わたしの症状はそちらの適応には向かないらしい。 退院している一週間の間にどれだけの映画が観られるのか。外に出る体力がメチャクチャ落ちているのでそうたくさんは観られないだろう。「エグザイル/絆」「WALL.E」「トロピック・サンダー」「地球が静止する日」「K-20」「ワールド・オブ・ライズ」あたりは行っておきたいと

    2008-12-14
    sakstyle
    sakstyle 2008/12/14
    『ダークナイト』は「平成ガメラ」。
  • アメリカンヒーローはなぜ戦い、日本の教師は何を教えるのか:荻上式!電網テレビ批評 | みんなのテレビ:So-net blog

    「人とは異なる力」を持った者が、ある「使命性」を帯びて特定の「敵」と戦う――。その構図から、ヒーローにとっての「戦う理由」は、多くの場合「社会の公共性」をめぐる議論と重ねて語られがちだ。特にアメリカンヒーローは、「911のトラウマ」「自国によるポリスアクション」を強烈に意識した演出や設定が施されることにより、「アメリカをどう描き直すか」という解釈を誘発する。 『スーパーマンリターンズ』では、“スーパーマンはもはや不要”という世論の元、崩れ行くビル街の中で“弱くなったスーパーマン”が再び“復活”し、“スーパーマンこそ必要”に変わる世界が描かれる。『スパイダーマン3』では、星条旗をバックにしたスパイダーマンが、“家族のために犯罪”を犯した砂状の体を持つ「サンドマン」(不定形の暴力)や、自らの暴力性が生んだ「ブラック・スパイダーマン」(鬼子)と戦いつつ、かつての友人「グリーンゴブリン」とも和解し

  • 「ダークナイト」のアニメ並みに制御された画面構築力について - 伊藤計劃:第弐位相

    諸事情あって、画像がえらく汚くてすんません。 さて、 Q:上の画像は「ダークナイト」の一場面です。それはどこでしょうか。 A:ゴッサム地方検事ハーベイ・デントのオフィスにいるゴードン警部です。 そうですね、で、問題は背景です。背景をよ〜く見てください。何が見えますか。ゴードンさんの後に、何が見えますか。そうです、ファイルキャビネットか棚か、とにかくか捜査資料のようなものが書架に並べてあります。この書架が問題なのです。汚い画像でわかりにくいかも知れませんが、センターやや右よりな手前のゴードンを境にしているんですが、わかりますか。 左半分が整頓され、右半分が乱雑になっているのが。 後々、トゥーフェイスに変貌する人間のオフィスで。 いやこれびっくり。これ見たときいの一番に思い出したのが押井守の名著「METHOD」。「パトレイバー2」のレイアウト(画面設計)集なんですが、その中で押井さんはレイ

    「ダークナイト」のアニメ並みに制御された画面構築力について - 伊藤計劃:第弐位相
    sakstyle
    sakstyle 2008/10/23
    ノーランがいかに理詰めで映画を「設計」しているかという典型のような画像。たぶんここ以外にもこういうサブテクストはいっぱい仕掛けてあるはず。
  • 「『萌え』の正体」(「國文学11月号」) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    國文學 2008年 11月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 学燈社発売日: 2008/10/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (15件) を見る 「國文学」が、トチ狂って「萌え」についての特集を組んだので、一応買った。「萌え」というのは単なる流行語*1にすぎないだろうし、数年後にはたぶん「そんなのもあったねえ」とか言われるのだろう。もう「萌え」の話は飽和状態だし、今回の特集もあまり期待していなかった。 ところが、意外と数は面白い文章が載っていた。中でも、田透「『萌え』の行く先――文学は敗北したのか」は印象に残った。田さんは、以下のように文学史をまとめる。 吉隆明ふうに言えば、「大きな物語」=「共同幻想」に自己の居場所を見いだせなくなった70年代後半以降の大衆は、徐々に「小さな物語」=「対幻想」の内部へと入りこんでいった。この「対幻想」の中に「

    「『萌え』の正体」(「國文学11月号」) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    sakstyle
    sakstyle 2008/10/18
    本田透による『ダークナイト』論。共同幻想にも対幻想にも浸れない私的幻想が「萌え」。『ダークナイト』では、私的幻想が共同幻想へと逆流する。
  • 映画「ダークナイト」評 - 本当の大人のための娯楽作品 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所

    今日は久々に映画を見に行ってきた。「ダークナイト」。 【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|ダークナイト なにはともあれ、まずは「MAIN SITE」を押し、予告編を見ていただきたい。オレはこの予告編で、見に行こうと思った。見る前の期待を盛り上げ、見に行こうという気を起こさせる。予告編の意義を存分に感じさせるものになっている。重厚な音楽。疾走感。そして目を引きつけるメイク姿の人物。ジョーカー! 高笑い。気になる。気にならざるをえない。 で、映画だ。上映時間152分。2時間半。長い。この手の映画としては長い。 そして重い。軽いシーンがない。ひと息つけるところがない。おしっこタイムがない。 2時間半という長い時間すべてを重苦しい時間が包む。息を入れるところがなく、表情を緩ませる時間もなく、物語は次から次へと展開する。引き込まれる。目をそらせることができない

    映画「ダークナイト」評 - 本当の大人のための娯楽作品 - (旧姓)タケルンバ卿日記避難所
  • 「ダークナイト」見てきました - ひとやすみ読書日記(第二版)

    大変面白うございました。前作ビギンズの流れをそのままに、ジョーカーとバットマンは同類なのではないか?との疑問を投げかけつつ、この部分はティム・バートン監督版が先行作品として在りますが、そこから進んで「単なるヒーローではない」バットマンを「病人」にしなかったのはクリストファー・ノーラン監督とそのチームの手腕か。ポスト911ってだけじゃない、今現在のアメリカアメリカ人にしか作れないような良作でした。それを作れることが幸福なことであるかどうかはわかりませんが…*1 ところで。 映画そのものは損しないと思うけど、そっちにはあまり過剰な期待しないほうが。 おいおい、 ハービー・デント大活躍じゃないですか! 過剰に期待してかなかったので、トンデモなく裏切られましたよモチロン良い意味でですよ!! 壁紙と大して変わらない扱いだったバートン版のハーヴェイ・デント*2やスケールの小さい偽ジョーカーみたいだっ

    「ダークナイト」見てきました - ひとやすみ読書日記(第二版)
  • 『ダークナイト』でのジョーカーの輝きはヒース・レジャーの熱演が理由ではない - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 『ダークナイト』でのジョーカーの輝きはヒース・レジャーの熱演が理由ではない « 書籍発売日の変更 | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » ──────────────────────────────────── 『ダークナイト』でのジョーカーの輝きはヒース・レジャーの熱演が理由ではない 〜ヘブライズム(神義論)とヘレニズム(逆神義論)の反復する対立と西洋的なもの ──────────────────────────────────── ■クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト(闇の騎士)』(08)のエンドロールに、映画でジョーカー役を演じた後にオーバードーズで急逝したヒース・レジャーと、同じく急逝した特殊効果技師のコンウェイ・ウィックリフに捧げられていることが記されている。 ■巷での評判通り、この映画で最も強い印象

  • 『ダークナイト』と「悪」、そして決断 - Flying to Wake Island

    映画はけっこう観ることができている。なのに、なかなか感想を書くことができない。『幻影師アイゼンハイム』か『セックス・アンド・ザ・シティ』か『落下の王国』をうまく語りたいが、その余裕がない。が、せめて、言葉足らずであっても、『ダークナイト』については書かなければ。 前に、伊藤計劃さんのブログで『ダークナイト』の感想が出ていたが、ここを読んで、いつになく熱い伊藤さんの表現にいたく感銘を受けたのだった。その感興を下敷きにして少し。 ●観念の「悪」と、形象としての「悪」 「悪」とはいったい何だ? 時代精神(ツァイトガイスト)を背負った悪役、というのは、わりかしよく見る。つまりグッドウィルの社長ですよ。でも、伊藤さんが言っている世界精神(ヴェルトガイスト)を背負った悪役というのは、たぶんまっとうなリアリズムでは表現できないのではないか。 スターリンもブッシュもビン・ラディンも、さらにはポル・ポトでも

    『ダークナイト』と「悪」、そして決断 - Flying to Wake Island
  • 『ダークナイト』 - Show Your Hand!!

    ダークナイト (字幕版) 発売日: 2013/11/26メディア: Prime Video 立川シネマ・ツーにて。あちこちでやたらと絶賛されているこの映画だけど、うーん、俺はあんまり惹かれなかったな…。たしかに退屈はしなかったけど、そんなプッシュしたいって程じゃないっていうか。ゴッサムシティで日々悪人を退治しまくるバットマンの前に、いわゆる動機を持たない狂気の犯罪者、ジョーカーが現れる。そこにアゴの割れた正義漢の検事、ハービー・デントの活躍が絡んできて…! なんかいまいち、って感じた原因は、絶対悪っぽいジョーカーのキャラクターとか、コイン投げで人の生き死にを決めるシーンとかから、先日読んだばかりの『血と暴力の国』のシュガーをおもい出してしまったせいに違いない。比べても仕方ないのはわかっているけど、もう、こんなストーリーじゃぜんぜん迫力が足りない!っておもってしまった。 善と悪とがコインの裏

    『ダークナイト』 - Show Your Hand!!
  • 深町秋生の序二段日記

    いやあ、すごいもんみたなあ。すごいすごい。 もうたくさんあちこちで語られている「ダークナイト」である。今日は映画感想。 熱狂的に支持される一方で、けっこう私の友人知人の間では不評であったりする。たしかにこの作品、欠点が山ほどあるし、この映画の米興行成績がスターウォーズを抜いて、タイタニックにまで迫るというのも不思議だ。有名ブロガーのたけくまさんは「隙がない」とおっしゃっていたが、いやあけっこう隙だらけだと思う。 まずアクションの撮りかたが下手だ。いまいちアクションシーンでなにが起きてるのかわからなくなかったり、レーティングの問題を気にしたのか、直接的な残虐さを必要以上に隠していたように見える。そのぶん爆破はよかったが。暴力グルメも納得の味とはちょっと言いにくい。 さらに物語の横軸を司るヒロインのレイチェルを演じたマギー・ギレンホールがちょっと……。主人公と、熱血検事役のエッカート両方から愛

    深町秋生の序二段日記
  • http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20080820

  • クリストファー・ノーラン「ダークナイト」 - モナドの方へ

    悪い評判を一切聞かない珍しい映画。所詮勧善懲悪のアクション映画だろ?と斜に構えて見に行ったんだけれども、予想を上回る傑作だった。メメントの監督だし外れることはないだろうとは思ってはいたけど、脚・演出ともにここまで作り込まれているとは! 個人的に注目したのは全体の構造におけるジョーカーの役割。ジョーカー=道化論をふまえた作りになっていて、山口昌男監修かと思ったほどだ。自分も一時期はまっていて「道化の民俗学」やら「道化と笏杖」やらを読みあさっていたことがあった。 このジョーカーという存在が、一見、単純な善悪の対立構造に見えなくもないストーリーに深い味わいを与えている。わかりやすくするために、レヴィ=ストロースっぽい感じで構造を図にしてみよう。 ゴッサムシティーでの基的対立は、警察と悪党による単純な善悪の対立だ。警察は法でもって正々堂々と悪党を裁こうとする。悪党にもまた悪党のルールがあり、き

    クリストファー・ノーラン「ダークナイト」 - モナドの方へ
  • 「ダークナイト」を見たゼ! - 空中キャンプ

    歌舞伎町にて。初日。すごくおもしろかった。「光と影」というテーマが、何層にも重なりあいながらストーリー全体をつらぬき、複雑で広がりのある世界観になっていた。この映画は、見直すたびに発見がありそうな気がするし、いろいろな解釈ができそうにおもえる。バットマンシリーズの最新作。 映画の中で用いられる数々のメタファーが、最終的にはすべて「光と影」という共通のテーマにおいて回収されていくのがすばらしい。Dark Knight(闇の騎士)であるバットマンと、White Knight(光の騎士)である新市長。頻出するコイントスのシークエンス(Heads or Tails?)。すべてを裏で操っているジョーカーの存在は影そのものだ。バットマンとジョーカーの対比もとうぜん、光と影であり、また新市長のかつての古いあだなが ”Two Faces” であった点も見逃せない──これは後半においてもっとも重要なポイント

  • Watch the world burn. - 伊藤計劃:第弐位相

    そうとも! 教会のなかじゃ、ゲスな事を想像しろ! ホワイトハウスにゃ、正直さを教えてやれ! 会ったこともない奴に、 使われてもいない言葉で手紙を出せ! 子供の額にゃ、ヒワイな文句を書きなぐれ! クレジットカードを捨てて、ハイヒールを履け! 精神病院のドアは開いてるぜ! お上品な郊外を、殺人と強姦で埋め尽くせ! 聖なる狂気よ! 快感よ満ちよ!あらゆる街路に! 笑え、そうすりゃ 世界も一緒に笑うぜ! 「バットマン:アーカム・アサイラム」 「パトレイバー2」以来だろうか。 これほど自分の魂にぴったりくる映画は。 他の人がどうかは知らないけれど、フィクションという手段で自分は何が観たいのか、という自分が抱いてきた「気分」に、かなり精度の高い答えを提供してくれる種類の映画だ。 バートン版のジョーカーはおとぎ話の人物だった。というよりも、バートン版のバットマンはおとぎ話として作られていた。ニコルソンの

    Watch the world burn. - 伊藤計劃:第弐位相
    sakstyle
    sakstyle 2008/07/26
    世界精神型悪役
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