「英良福建足跡」と名付けられた世界最大のデイノニクス科恐竜の足跡化石の現場(2024年5月7日提供)。(c)CGTN Japanese 【5月7日 CGTN Japanese】北京にある中国地質大学と中国南東部の福建省英良石材自然歴史博物館による合同科学者チームは6日、福建省竜岩市上杭県の竜翔村で発見された恐竜の足跡化石のうち、大型のデイノニクス科の足跡が確認され、これまで発見された世界最大規模のもので、五つの足跡の長さは平均約36.4センチ、幅16.9センチだと発表しました。これにより、科学者は新しい足跡の属種を確立し、「英良福建足跡」と名付けました。 デイノニクスはジュラ紀後期から白亜紀にかけて生息していた肉食性または雑食性の獣脚類恐竜です。2020年11月、福建省英良石材自然歴史博物館と中国地質大学による合同科学者チームは竜翔村付近で、大規模な白亜紀の恐竜足跡の化石群を発見しました。