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  • 「いつか一太刀浴びせねばならぬ」…仮想敵の陣営に潜入した若き研究者が、「カブトを脱ぐ」ハメになった「まさかの気づき」(千葉 聡)

    種の起源や進化、繁殖、生物多様性などについて研究を行う「進化生物学」。気の遠くなるような長大な時間の経過のなかで、今日の多様な生物世界にいたるまでのさまざまな変化を読み解く、興味深い学問です。 そうした「進化生物学」の醍醐味を描いた一連のエッセイ的な作品をご紹介していきましょう。 今回は、混迷する進化学において、古生物の研究から学問の道に入った著者の若き日を振り返ります。後年、師と仰ぐ生態学者・河田雅圭博士との出会いと確執を通して、自らの研究の道のとるべき方向に見出し、さらには人とのコミニケーションにとって大切なことに気づかされるのでした。 黒歴史 今は、高校で生物を選択すると、進化について一通り学ぶ。どの教科書にも、自然選択や遺伝的浮動など、基的な仕組みの解説があり、私たち人間の様々な形質にも、自然選択が働いてきたことが説明されている。世界で最も優れた生物教科書とされ、国際生物学オリン

    「いつか一太刀浴びせねばならぬ」…仮想敵の陣営に潜入した若き研究者が、「カブトを脱ぐ」ハメになった「まさかの気づき」(千葉 聡)
    sakstyle
    sakstyle 2024/04/27
    千葉聡ってもともと古生物学者だったのか/「彗星のように現れた正統派進化学者がいた。若き日の河田雅圭(かわた・まさかど)博士である。」
  • 驚愕の新説「隕石衝突が原因で絶滅」説が「崩れる」かもしれない…なんと「北極圏で冬越し」していた恐竜の「かなり特殊な口とあご」(小林 快次)

    【シリーズ・小林快次の「極北の恐竜たち」】 今から何千万年も昔に、地球の陸上に君臨していた恐竜たち。シダ類やソテツ類の茂った暖かい地域で暮らしていたイメージがあるかもしれないが、彼らは地球上のあらゆるところに進出していた。南極大陸からも、北極圏からも恐竜の化石は発見されているのだ。 この連載では、北極圏のアラスカで15年以上にわたって調査を続ける筆者が、極圏での厳しい環境で、どのように恐竜たちが暮らしていたのか、その生態と進化の謎に挑むーー。 今回は、前回の記事でご紹介した「ハドロサウルス」について、「アラスカ」という極北の地で、どのような生活を送っていたのかを考察していきます。 恐竜化石が残した絶滅に対するメッセージ この論文と同じ年に、Brouwers et al. (1987)によって「アラスカ州ノーススロープの恐竜:高緯度の白亜期末期の環境」という論文が発表されている。こちらの論文

    驚愕の新説「隕石衝突が原因で絶滅」説が「崩れる」かもしれない…なんと「北極圏で冬越し」していた恐竜の「かなり特殊な口とあご」(小林 快次)
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    sakstyle 2024/04/16
    北極圏で恐竜が越冬できていたなら衝突の冬は絶滅の原因にならないのではないか、という論文が1987年に書かれている、と。「この仮説は、私(小林)がアラスカ調査に行き続ける理由である」
  • 幼体は、胴体が切断されていた…なんと、自分より大きい「恐竜を食いちぎって、飲み込む」までに至った哺乳類の臼歯「衝撃の発達」(ブルーバックス編集部)

    幼体は、胴体が切断されていた…なんと、自分より大きい「恐竜をいちぎって、飲み込む」までに至った哺乳類の臼歯「衝撃の発達」 長い長い進化の中で、私たちの祖先は、何を得て、何を失い、何と別れてきたのかーー 約46億年と言われる地球の歴史において、生命が誕生は、遅くとも約39億5000万年前と言われています。そして、最初の人類が登場するのは、約700万年前。長い地球の歴史から見れば、“ごく最近”です。 しかし、そのホモ・サピエンスも、突如として誕生したわけではありません。初期生命から現在へと連綿と続く進化の果てに、生まれたのです。私たち「ホモ・サピエンス」という一つの種に絞って、その歴史をたどってみたら、どのような道程が見えてくるでしょうか。そんな道のりを、【70の道標(みちしるべ)】に注目して紡いだ、壮大な物語が『サピエンス前史 脊椎動物から人類に至る5億年の物語』(ブルーバックス)です。

    幼体は、胴体が切断されていた…なんと、自分より大きい「恐竜を食いちぎって、飲み込む」までに至った哺乳類の臼歯「衝撃の発達」(ブルーバックス編集部)
    sakstyle
    sakstyle 2024/04/11
    臼歯の種類3つ、恐竜を捕食していた哺乳類
  • じつは、「北米大陸とアジア大陸の恐竜はそっくり」だった…「アラスカの僻地」で眠っている骨化石が伝えようとしている「衝撃の事実」(小林 快次)

    じつは、「北米大陸とアジア大陸の恐竜はそっくり」だった…「アラスカの僻地」で眠っている骨化石が伝えようとしている「衝撃の事実」 【シリーズ・小林快次の「極北の恐竜たち」】 今から何千万年も昔に、地球の陸上に君臨していた恐竜たち。シダ類やソテツ類の茂った暖かい地域で暮らしていたイメージがあるかもしれないが、彼らは地球上のあらゆるところに進出していた。南極大陸からも、北極圏からも恐竜の化石は発見されているのだ。 この連載では、北極圏のアラスカで15年以上にわたって調査を続ける筆者が、極圏での厳しい環境で、どのように恐竜たちが暮らしていたのか、その生態と進化の謎に挑むーー。 今回は、アルスカの北極圏の入り口、ノーススロープ郡における、恐竜化石についての解説をお届けする。 現在、ベーリング海峡で隔たられているユーラシア大陸とアメリカ大陸の接点は、かつて「ベーリング陸橋(ベーリング地峡とも)」とも呼

    じつは、「北米大陸とアジア大陸の恐竜はそっくり」だった…「アラスカの僻地」で眠っている骨化石が伝えようとしている「衝撃の事実」(小林 快次)
    sakstyle
    sakstyle 2024/03/15
    アラスカ州ノーススロープ郡。北緯69度よりも北。北海道最北端は北緯45度32分なので25度ほど北だが、日本の最北端と最南端の緯度の差も25度くらい。本州と同じくらいの面積。87年に初めて恐竜の骨化石が発見された
  • 一体なぜ、アンモナイトはぐるぐる巻きになったのか…殻の形に隠された驚愕の理由(相場 大佑)

    一体なぜ、アンモナイトはぐるぐる巻きになったのか…殻の形に隠された驚愕の理由 アンモナイト博士・相場大佑に訊く 「アンモナイト」という名前を知らない人は少ないだろう。しかし、どんな生き物か説明せよと言われたら、意外と難しいのではないだろうか。 見つかっているものだけでも1万種以上、3億5000万年もの長きにわたって地球上に生息しながらも、こつぜんと姿を消した絶滅生物…そんなロマンあふれるアンモナイトの魅力と謎に研究の最前線から迫り、話題を呼んでいる『アンモナイト学入門』(誠文堂新光社)。 その著者である相場大佑さん(深田地質研究所研究員)にお話を聞いた。 巻きの数だけ生き方がある ――『アンモナイト学入門』表紙のキャッチコピー、グッとくる言葉ですね! 「巻きの数だけ生き方がある」。アンモナイトの魅力を一言で表現するとしたら、と考えたフレーズです。アンモナイトは、生存期間がすごく長くて、3億

    一体なぜ、アンモナイトはぐるぐる巻きになったのか…殻の形に隠された驚愕の理由(相場 大佑)
  • 日本の月探査機チームが設定した「月面ドッグラン」犬たちの貢献が始まった!(山根 一眞)

    世界で初めて月面へのピンポイント着陸を成功させた、日の月面探査機SLIM。長年にわたり、我が国の宇宙開発の最前線を取材し続けるジャーナリスト・山根一眞氏、渾身のレポート第一弾! 月面に「ドッグラン」!? 2024年1月20日。月面への超精密軟着陸を果たした小型月着陸実証機「SLIM(スリム)=Smart Lander for Investigating Moon」。 トラブルに見舞われたものの探査機体は月面(SIOLI「栞」クレーター近傍)の撮影に成功、JAXA宇宙科学研究所(ISAS、以下「宇宙研」と略)のSLIMチームは月面に「ドッグラン」を設定、そして、およそ9日後の29日午前8時4分、JAXAはX(旧twitter)で、SLIMの電力が回復、「トイプードル」観測に成功、その画像を受信したと発表した。 SLIMチームが月面に設定した「ドッグラン」のイメージ。 ISAS/JAXA発

    日本の月探査機チームが設定した「月面ドッグラン」犬たちの貢献が始まった!(山根 一眞)
    sakstyle
    sakstyle 2024/01/30
    「危機的状況であったなら、トイプードルだの柴犬だのと言ってはいられなかったろう。」
  • 太陽系形成時に木星が動いた!? リュウグウから見える惑星形成の謎(伊藤 元雄)

    最新鋭の分析機器を運用する「海洋研究開発機構(JAMSTEC)高知コア研究所」。ここで、はやぶさ2が持ち帰った小惑星「リュウグウ」の試料分析を行ったのが、伊藤元雄さんが代表を務める「Phase-2キュレーション高知チーム」です。 先日の記事「太陽系46億年の謎へ 研究者も驚いた「リュウグウ」のできた場所」では、リュウグウが太陽系の外縁で誕生し、46億年という時間の中で現在の位置に動いたという発見を紹介しました。今回はさらにリュウグウの試料から見えてくる「太陽系形成の姿」、そしてこれからのサンプル分析についてお話を聞きました。 「グランド・タック・モデル」とはなにか ーー伊藤さんの研究チームによる試料分析では、小惑星リュウグウが太陽系の外縁部で形成され、そこから現在の位置まで移動した可能性があることがわかりました。 太陽系初期の惑星形成については、「木星は現在とは別の場所でできて、現在の位置

    太陽系形成時に木星が動いた!? リュウグウから見える惑星形成の謎(伊藤 元雄)
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    sakstyle 2023/10/27
    「これから求められるのは、シミュレーションから生まれた仮説を、実際に天体から持ち帰った証拠によって検証すること。私たちの発見によって、この分野の研究がその段階に入った」
  • 「肉」はあまり食べず「魚」と「野菜」はしっかり食べているのに、なぜ「日本人」の「大腸がん」は多いのか(奥田 昌子)

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    sakstyle 2023/10/27
    飲酒(弱いのに飲むと特に)、喫煙、デスクワーク(運動不足)が発症率をあげている、と/母親が酒も煙草もしないが40代で癌になり、父は酒も煙草もよくのんでいて70過ぎるまでがんにならなかった。何事も例外はある
  • 第6の大量絶滅を回避するために「守るべき土地」とは? 地質時代の大量絶滅から学ぶ地球との付き合い方(尾上 哲治)

    近年、「第6の大量絶滅が迫っている」という指摘を見聞きすることが増えました。「大量絶滅」は生物多様性の急速な減少を意味しますが、「第6の」とつくのが重要なポイントです。大量絶滅とよばれる現象は、人類が生まれるよりはるか昔、5回だけ起きたことが知られています。それらの歴史事件に匹敵する大異変が起ころうとしている、という指摘なのです。 地質時代の大量絶滅の証拠は、地層に残された化石記録です。「広範囲に分布し、個体数が多く、将来化石として残りやすい分類群」が、短期間で一斉に絶滅したことが明らかにされています。 現在の地球で、当に大量絶滅が起ころうとしているかを知るには、何に注目すればよいでしょうか。絶滅種が化石化するのを待ってはいられません。「三畳紀末大量絶滅」の謎解きに挑んできた尾上教授は、大量絶滅のサインが現れる“地球生態系の急所”の存在を指摘します。私たちが守るべき場所とは? 熱帯と大

    第6の大量絶滅を回避するために「守るべき土地」とは? 地質時代の大量絶滅から学ぶ地球との付き合い方(尾上 哲治)
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    sakstyle 2023/10/02
    熱帯雨林の焼失は土壌流出により海洋生態系の崩壊を招く。東南アジア島嶼部はもともと河川から海への砕屑物供給量が多く、一度森林が消失すると土壌流出も早い
  • 物質から生命へ、その間に何が起きたのか?分子進化の謎から「生命の起源」へ(高野 淑識)

    小惑星「リュウグウ」は、炭素や窒素に富んでいて、多種多様な有機物に満ちていた。その中から、アミノ酸をはじめ、RNAのもととなるウラシルなど、生命をつくる原材料が見つかりました! この大発見につながる分析を行ったのが、JAMSTEC 海洋機能利用部門の高野淑識(よしのり)・上席研究員らの研究チームです。この発見をとおし、宇宙で生命の素ができていることがわかりました(前編「生命の素は宇宙でできている! リュウグウは、有機宇宙化学のリアルな実験室だ!」)。 アミノ酸、そして「分子進化」を考えると ──「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウのサンプルから、高野さんたちのグループと北海道大学のグループはRNAに含まれる「ウラシル」という核酸塩基を発見しました。これは、物質と物質の化学反応で生まれるものであって、そこに「生命」がある証拠ではないんですよね? はい、DNAやRNAを構成するアデニン(

    物質から生命へ、その間に何が起きたのか?分子進化の謎から「生命の起源」へ(高野 淑識)
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    sakstyle 2023/09/26
    リュウグウからウラシルなどを発見したJAMSTEC・高野淑識インタビュー後編。ベンヌのサンプルについてはホモキラリティに注目している、とのこと
  • 生命の素は宇宙でつくられている!リュウグウは有機宇宙化学のリアルな実験室だ!(高野 淑識)

    生命の素は宇宙でつくられている!リュウグウは有機宇宙化学のリアルな実験室だ! 有機宇宙化学で迫る、生命の起源・前編 小惑星「リュウグウ」は、炭素や窒素に富んでいて、多種多様な有機物に満ちていた。その中から、アミノ酸をはじめ、RNAのもととなる「ウラシル」など、生命をつくる原材料の存在が明らかになりました! これらの大発見につながる分析を行ったのが、JAMSTEC 海洋機能利用部門の高野淑識(よしのり)・上席研究員らの研究チームです。 高野さんは、初代「はやぶさ」でのカテゴリー3と区分された粒子の検証分析も行い、「はやぶさ2」ではサンプラーチームメンバーとしてリュウグウ試料の採取やカプセル開封、そして可溶性有機物チームメンバーとして初期分析を担当しました。 記事では、高野さんの「有機宇宙化学」という研究を通して、太陽系物質のサンプルリターンで明らかになった生命の生まれる前のケミストリー(=

    生命の素は宇宙でつくられている!リュウグウは有機宇宙化学のリアルな実験室だ!(高野 淑識)
    sakstyle
    sakstyle 2023/09/26
    リュウグウからウラシルなどを発見したJAMSTEC・高野淑識インタビュー前編。イトカワでの経験からはやぶさ2からの回収・開封・分析・発見・公表まで
  • 大量絶滅の「犯人」は超大陸パンゲアを引き裂いた火山活動だった…そのトリックとは?(尾上 哲治)

    豊富な化石記録から、過去の地球で、生物多様性が急減した時代があることが知られています。300万年未満という(地質学的な尺度で)短期間に、75%以上の生物種が絶滅してしまう現象を「大量絶滅」といいます。種の絶滅は珍しい出来事ではありませんが、これほど大規模な現象は稀です。 大量絶滅は5回起きたと知られています。最も有名なのは5回目、つまり約6600万年前の「白亜紀末大量絶滅」でしょう。このとき、鳥類型を除くすべての恐竜が絶滅しました。巨大隕石の衝突が地球規模の環境変動を起こしたと考えられています。 『大量絶滅はなぜ起きるのか』を上梓した尾上哲治教授は、地層に記録された絶滅現象の謎解きに挑んできました。尾上教授が現在とくに注目しているのは、三畳紀末(約2億150万年前)に起きた大量絶滅です。記事では、三畳紀末大量絶滅について過去に提案されてきた仮説(モデル)をご紹介するとともに、新たな証拠と

    大量絶滅の「犯人」は超大陸パンゲアを引き裂いた火山活動だった…そのトリックとは?(尾上 哲治)
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    sakstyle 2023/09/26
    三畳紀末大絶滅について/火山活動による海洋酸性化説、化学風化の促進による無酸素化説→いずれも証拠が局地的→温暖化による森林消失・土壌流出説
  • 大量絶滅はなぜ起きるのか

    2億150万年前(三畳紀末期)の地球で、陸も海も関係なく、80%もの生物種が一斉に消えた。世界中の地層に記録されたその大事件を「三畳紀末大量絶滅」という。このとき、いったい何が起きたのか? 気鋭の地質学者が、まったく新しい「絶滅論」を提唱する。 【おもな内容】プロローグ 大地1980年代、ヨーロッパやアメリカから鳥たちの異変の報告が相次いだ。殻が不完全な卵の産卵率はなぜ急上昇したのか? その原因は大地の変化にあった。第1章 異変ニューカレドニアには、三畳紀末の海で形成された地層がある。三畳紀末に起きた異変の謎を解く、最初の手がかりだ。生物が小型化し、絶滅した世界「スモールワールド」が見えてきた。/第2章 混沌ロッキー山脈の東端、ブラックベアリッジという丘陵地にも三畳紀の海の地層がある。そこでは、海退、酸性化、無酸素化という多様な環境変化の記録が見つかった。この混沌の中に大量絶滅の原因が隠さ

    大量絶滅はなぜ起きるのか
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    sakstyle 2023/09/21
    尾上哲治著/三畳紀末大量絶滅についての本
  • なぜヒトは「裸」なの…?皮膚をゲノム解析したらわかった「サルとの決定的な違い」(椛島 健治)

    人間のもっとも身近にありながら、そのスゴさが意識される機会がなかなかない「皮膚」という臓器。皮膚には様々な機能・役割があることが最新の研究によって明らかになってきました。また、ヒトの皮膚は、他の動物と大きく異なる特徴を備えています。 前編では、エクリン汗腺の多いヒトの皮膚の特徴を見ながら、どうしてこのような皮膚になったのかを、近縁の霊長類とも比較しながら見てきました。続いて後編では、現生人類と、かつて存在した他のサピエンスとも比較して見てみます。 *記事は、『人体最強の臓器 皮膚のふしぎ  最新科学でわかった万能性』の内容から、再編集・再構成してお送りします。 なぜヒトは裸のサルになったのか? それにしても、なぜ私たちヒトは、ほかの類人猿のような体毛を持っていないのでしょうか? 体毛は、容赦なく降り注ぐ紫外線や熱帯の高温、寒冷地の寒さ、物理的な衝撃からも身を守ってくれます。実際、地球上に

    なぜヒトは「裸」なの…?皮膚をゲノム解析したらわかった「サルとの決定的な違い」(椛島 健治)
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    sakstyle 2023/09/21
    ヒトとサル(チンパンジー)で発汗や毛に関する遺伝子群に差異がある/皮膚や毛に関する遺伝子がネアンデルタール人と共通、ネアンデルタール人にも人種差(肌や毛の色が違う)があった
  • 「ロケット開発」競争が激化…先駆ける中国に足踏みする日本が立ち向かうために「求められるもの」(秋山 文野) @moneygendai

    7月、JAXAが秋田県能代市で実施していた日の固体ロケット「イプシロンS」2段の燃焼試験中に爆発が起きた。人的被害はなかったものの、40年以上も日のロケット開発を担ってきた施設が損傷し、原因はまだ調査中だ。 設備の再建や他の試験場でのロケット開発などの詳細はまだ決まっておらず、来年度に打ち上げ予定だった衛星への影響は長期化する可能性もある。 一方で同じ7月、中国の企業が世界で初めてのメタンを燃料とした液体ロケットの打ち上げに成功した。中国だけでなく、イーロン・マスク率いるスペースXの次期大型ロケット「スターシップ」や、日の宇宙ベンチャー企業インターステラテクノロジズなどもメタン燃料のロケットを開発している。 そもそもロケット燃料にはなぜ固体と液体があるのか。日が固体のイプシロンシリーズと、H-IIAを始めとする液体のロケットの2種類を維持しているのはなぜなのか。そしてメタン燃料をめ

    「ロケット開発」競争が激化…先駆ける中国に足踏みする日本が立ち向かうために「求められるもの」(秋山 文野) @moneygendai
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    sakstyle 2023/08/31
    固体ロケットと液体ロケットの違い、それぞれのメリット・デメリット、何故両方必要なのかから、日本のそれぞれのロケット開発と、世界におけるメタン燃料ロケット開発競争まで説明している記事。秋山さん。
  • ティラノ巨大化の謎…「ファルコンズ・アイを持つ男」小林快次が説く「衝撃の持論」(小林 快次)

    ティラノサウルスは最も研究されている恐竜ではありますが、まだまだわからないことが多いのが実際のところです。そんなティラノサウルス研究の最新事情を反映して、ティラノサウルスの全体像を解説した『ティラノサウルス解体新書』。 書を執筆された小林 快次さんをはじめ、恐竜研究の第一線で活躍する研究者の方々にお集まりいただき「これからのティラノサウルス研究」について語ってもらった座談会の様子を、前回に引き続きお送りします。 出席いただいた方々 ● 小林快次(北海道大学):北海道大学総合博物館教授、デイノケイルス、カムイサウルスなどの発掘、記載に関わった恐竜学の第一人者。著書に『ティラノサウルス解体新書』(講談社)のほか、『恐竜まみれ』(新潮社)『僕は恐竜探検家!』(講談社)など ● 久保田克博(兵庫県立人と自然の博物館):兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 地球科学研究グループ研究員。監

    ティラノ巨大化の謎…「ファルコンズ・アイを持つ男」小林快次が説く「衝撃の持論」(小林 快次)
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    sakstyle 2023/08/22
    小林・久保田・田中・千葉によるティラノサウルス座談会2/日本での研究/国内の研究者が増えたので地方に眠っている標本から発見あるかも/解析方法が増えて1個の化石から分かることも増えたなど
  • 「ハヤブサの目を持つ男」小林快次が「ティラノ研究は標本がカギ」と主張するワケ(小林 快次)

    ティラノサウルスは最も研究されている恐竜ではありますが、まだまだわからないことが多いのが実際のところです。そんなティラノサウルス研究の最新事情を反映して、ティラノサウルスの全体像を解説した『ティラノサウルス解体新書』。 稿では、書を執筆された小林 快次さんをはじめ、恐竜研究の第一線で活躍する研究者の方々に集まっていただき、「これからのティラノサウルス研究」について語ってもらいました。 「卵はどうやって温めていた?」「どういった病気や怪我に悩まされいた?」「日のティラノサウル研究はどのように進む?」など、数々に気になるトピックについてのお話をどうぞ。 出席いただいた方々 ● 小林快次(北海道大学):北海道大学総合博物館教授、デイノケイルス、カムイサウルスなどの発掘、記載に関わった恐竜学の第一人者。著書に『ティラノサウルス解体新書』(講談社)のほか、『恐竜まみれ』(新潮社)『僕は恐竜探検

    「ハヤブサの目を持つ男」小林快次が「ティラノ研究は標本がカギ」と主張するワケ(小林 快次)
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    sakstyle 2023/08/22
    小林・久保田・田中・千葉によるティラノサウルス座談会/ティラノは卵をたくさん産んでいた?/ティラノは他の恐竜と比べても怪我が多い?
  • 21世紀になって続々発見されるティラノ軍団…南北1000キロを闊歩「北米の支配者」が衝撃的すぎる(小林 快次)

    ティラノサウルスは最も研究されている恐竜ではありますが、まだまだわからないことが多いのが実際のところです。たとえば「ティラノサウルスには羽毛は生えていたのか?」という一般的な問いにさえ、まだ確定した問いはないのです。 一方で、ティラノサウルスの仲間は、北極に近いアラスカや日にも生息していたことが分かっています。新たな発見があるたびに新しいことがわかり、そしてまた新たな謎が出てくるのがティラノサウルス研究なのです。 そんなティラノサウルス研究の最新事情を、『ティラノサウルス解体新書』から抜粋・再編集してお届けします。 この10年で目覚ましく発展したティラノサウルス研究 恐竜の中でも断トツの人気を誇っているティラノサウルス。前回はそのティラノサウルスがまだまだ謎だらけの存在であることにくわえて、その仲間が世界中に分布していることを、進化の度合いから一軍、二軍、三軍に分けて解説しました。 みな

    21世紀になって続々発見されるティラノ軍団…南北1000キロを闊歩「北米の支配者」が衝撃的すぎる(小林 快次)
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    sakstyle 2023/08/22
    2010年代に発見されたティラノサウルス科の新種/中国山東省のズケンティラヌス・マグヌス/アメリカユタ州のテラトフォネウス・クリエイ。北米では米加国境でしか発見されてこなかったので、今まで一番南での発見
  • 「魚には肺もある」その意外な進化の理由。なんと、空気中で8ヵ月生きた魚もいます(更科 功)

    「魚には肺もある」その意外な進化の理由。なんと、空気中で8ヵ月生きた魚もいます 生存に有利なシステムとは何か? 魚には、鰓と肺がある。空気中で8ヵ月生きた魚も! 生物には不思議なことがたくさんある。その一つとして、魚に肺があることが挙げられる。キンギョやコイを飼っていると、水面に上がってきて、口をパクパクさせることがある。あれは肺を使って空気呼吸をしているのだ。 もちろん、キンギョやコイは水中で生活しているので、水中で呼吸するための器官である鰓(えら)も持っている。しかし、それに加えて、空気中で呼吸するための器官である肺も持っているのである。 ところで、肺を持っているのなら、魚を水から出して、空気中で飼うこともできそうだ。ということで、実際に空気中で魚を飼ってみたら、上手くいったという実験がある。それは、2014年にカナダのエミリー・スタンデン博士らが行った研究だ。 使った魚は、ポリプテル

    「魚には肺もある」その意外な進化の理由。なんと、空気中で8ヵ月生きた魚もいます(更科 功)
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    sakstyle 2023/08/07
    「『コーウェン地球生命史(第6版)』に載っているコラム」「リチャード・コーエンの本を、マイケル・ベントンが中心になって新しく改訂したもの」「ベントンは軽い人ではなく、その意見は信頼できる」
  • 「船」は「飛行機」より「大きく」できる納得の「法則」…動けば「沈む」ちからを「浮上」に逆用の驚愕アイデア(池田 良穂)

    前回、船体を支える浮力がどのように働くか、そのしくみをを見てきました。しかし、船が水に浮くのは、浮力の働きばかりではありません。重い船体が浮くのは、「比重」の観点も忘れてなりません。『最新図解 船の科学』から、船がなぜ浮かぶのか、後半は比重について考えてみます。 *記事はブルーバックス『最新図鑑 船の科学』から、内容を再構成してお送りします。 水に浮くか沈むかを示す比重 一般的に、水に浮くか沈むかは、比重で判断することができる。 比重とは、ある物体の質量と、その物体と同体積の水の質量との比であり、前述のアルキメデスの原理よりわかるように、物体と同じ没水体積の水の質量の重さは浮力に等しいので、比重が1の物体は水の中で浮いて漂い、1以下の場合には水に浮かび、1以上であれば水の中に沈む。 多くの木材は比重が1以下なので水に浮かぶが、金属の鉄は比重が約8であり、水には浮かずに沈む。比重が1以上で

    「船」は「飛行機」より「大きく」できる納得の「法則」…動けば「沈む」ちからを「浮上」に逆用の驚愕アイデア(池田 良穂)
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    sakstyle 2023/07/13
    重力は体積(寸法の3乗)に比例、浮力も体積(寸法の3乗)に比例、揚力は面積(寸法の2乗)に比例。だから、重力と浮力はどんな大きさでも一致するが、揚力はある大きさ以上で重力を支えられなくなる