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ブックマーク / www.toho-u.ac.jp (2)

  • 白亜紀末の巨大衝突クレーター形成後に、大規模・長寿命の熱水活動が継続

    白亜紀末の巨大衝突クレーター形成後に、大規模・長寿命の熱水活動が継続 ~ 惑星での生命誕生の場に相応しい条件が、クレーターに備わっていた ~ 約6600万年前の白亜紀末、恐竜を含む生物が大絶滅した天体衝突で形成されたクレーター内の変質基盤岩類を分析したところ、クレーター内では活発な熱水活動が衝突後の長期間にわたって継続していたことを突き止めました。研究は、クレーターにおいて大規模な時空における熱水活動の存在を明らかにしただけではなく、地球史の初期にあったと想定される無数の大規模な天体衝突が作り出したクレーターが、生命の起源の場にふさわしい条件を備えていた、という重要な示唆を与えます。この成果は米科学雑誌Science Advancesにて発表されました。 東邦大学理学部の山口耕生准教授、東京大学大学院理学系研究科の後藤和久教授、海洋研究開発機構高知コア研究所の富岡尚敬主任研究員、千葉工業

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    sakstyle 2020/06/03
    「天体衝突起源説」“この結果作り出された、多孔質で流体が通過可能な空間は、微生物の生態系を維持するにはパーフェクトです。”研究グループに後藤和久さんも
  • “退屈な10億年”は飢えと酸欠の時代だった~ 地質記録と理論モデルの融合から得られた太古の地球像 ~ | プレスリリース | 東邦大学

    地球の大気組成(研究では酸素O2とメタンCH4に注目します)は、気候状態や水圏の化学状態を通じて生命進化に大きな影響を及ぼす一方、生命活動によって大きな影響を受けてきました。そのため、大気進化の解明は、「なぜ地球は生命の星であり続けてきたのか」という根源的な問いに直結する重要な研究課題です。この視点で地球史を眺めた時、“退屈な10億年”と呼ばれる原生代(注3)中期の時代(およそ18億年前から8億年前)は、真核生物(注4)の進化やその後の動物の出現に重要な意味を持つ時代であると考えられます(図1)。この時代は、気候が安定で、生命進化の顕著な進展が認められない時代として知られていますが、なぜそうだったのかは謎に包まれています。また、最近の地球化学的データに基づけば、当時の大気中O2濃度は現在の数%程度以下に保たれていたと推定されています。しかし、地球大気はなぜ10億年間にもわたって貧酸素条件

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    sakstyle 2018/10/06
    東邦大の先生と田近英一さん。「地球大気はなぜ10億年間にもわたって貧酸素条件にあったのか、その後いかにして現在のような富酸素大気へと進化したのか」
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