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ブックマーク / d.hatena.ne.jp (325)

  • ときめきの図書館と『バッテリー』1〜4 - 銀色のホットカルピス

    数年ぶりに、日常の中に「図書館」が戻ってきました。*1図書館から借りてきたが家にあるというだけで、なんだかすごく落ち着きます。バーコードのついたよそ者の。この感覚。図書館の文庫が、私はとても好きです。ビニール保護された表紙はしっかりしていてかつ素直で、色々な人に借りられたであればあるほど、くたりとしたページの一枚一枚が、当たり前のように軽やかにめくれる。1〜2時間勉強をして、閉館ギリギリに小説を物色してきました。そこで、ずっと敬遠していたが、目にとまりました。『バッテリー』。バッテリー (角川文庫)作者: あさのあつこ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/12メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 7回Amazon.co.jpで詳細を見るというわけで至極あっさりハマっています。クールで静かに生意気な天才ピッチャー、主人公の巧がかっこいいです。プライドの高い男の子は好き

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    sakstyle 2009/11/20
  • 文学フリマに映画評同人誌「Bootleg」を出品します。 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール

    みなさまいかがおすごしでしょうか。いかがようにもすごしてらっしゃいますね。あーハイハイ。 文学フリマというイベントがあって、今年の5月に開催された第8回でボクはうっかり開場の1時間前に到着してしまい、出品者である空中キャンプの聡さんのお手伝いという事で入れてもらって、その日は一日聰さんの隣で空中キャンプ人気を目の当たりにし続けるという、歯ぎしりしすぎて奥歯無くなるような思いをしたのでした。 で、そのリベンジという事で、12月6日に行われる第9回の文学フリマに参加します。 映画評を集めたで名前は「Bootleg」です。こんな表紙です。 編集長はボクです。わーい!デザインとページのデータ作成もしました。全ページわりと凝ってデザイン作業をしました。…………死ぬかと思いました…………先月からほとんど休みがフッ飛びました。やりすぎました。計画してたのがヒマな時だったんで甘くみてました。 「映画秘宝

    文学フリマに映画評同人誌「Bootleg」を出品します。 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール
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    sakstyle 2009/11/12
    どう考えても100部は瞬殺だと思う
  • 長谷敏司『あなたのための物語』と山本弘『地球移動作戦』 - the deconstruKction of right

    両作品が対照的で同じような現代的テーマを扱っていて面白かったので、簡単に感想をなど。『あなたのための物語』を評価するのは結構僕自身は両義的である。「純文学」としては文章や描写が殺伐としている。「エンターテイメント」としては、展開などがフラットすぎる。しかしそのフラットさが、作中にもある「平板化」とあわせて、ある意味を持っているところが、評価の迷うところ。基的に、SF読者が期待しそうな「科学による解決」を全部外していくことによって作劇がされている。そこを評価するかどうか。 主人公のサマンサは、人間の脳に人工神経を形成し、それをコンピュータ言語に変換し、人間とコンピュータを繋ぐ装置を開発している。物語は死の病によって身体を蝕まれていくサマンサと小説作成人工知能「WANNA BE」との関係によって進む。この物語は基的に「この私」と「身体」の問題系に帰結すると思う。例えば自分の人格をコピーした

    長谷敏司『あなたのための物語』と山本弘『地球移動作戦』 - the deconstruKction of right
  • left over junk

    2008-04-05 optical_frog 2008-04-05 通りすがり 2009-02-11 optical_frog 2009-02-11 @minorimironim 2009-02-11 @minorimironim 2012-06-02 optical_frog 2012-06-02 toohuudoo 2009-02-11 optical_frog 2009-02-11 dh 2012-12-31 optical_frog 2012-12-31 ponchi 2012-12-31 optical_frog

  • http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20091013

  • 『ぼっち本』制作告知 - 極南の空へ

    おしらせはじめにサークル「ぼっちーず」は秋の文学フリマに向けて『ぼっち』を制作することをここに宣言します。 趣旨ぼっちとはなにか? これは人類永遠の課題である。ぼっちを自認する論客(笑)たちが孤独な若者たちの現象を鋭く考察する!(カタログのサークル紹介文より) 執筆者(五十音順)愛甲 id:takshiaikou江戸屋八百 id:edoyaneko800黒野 id:kuroshior八柾山崎 id:hachimasa峰尾俊彦 id:mine-o

  • 私たちまだ死んでない - 空中キャンプ

    サリンジャーは、「ジェローム・デイヴィッド・サリンジャー」という、それだけですぐにユダヤ系だとわかってしまう名前を隠すために、ずっと、JDサリンジャーと名乗っていたのだという。かくいう私も、ちょっとだけそれに似た理由で、たかこ BLと名乗っている。BLがなにを略しているのかを、私は口にすることができない。だから私は、行儀のいいタクシー運転手みたいに、余計なことをいわず、どこへいってもできるだけおとなしくしている。 私たちの日での生活はいくぶんきゅうくつだ。いつも、誰かに見つかってしまわないかとそればかりを心配している。三者面談のときには、お父さんにきちんとひげをそってスーツを着てもらうようにおねがいしなければいけなかった。「ちゃんとしたスーツを着てね」と私はいった。「なるべく原理主義者っぽくないやつ」。お父さんは肩をすくめて、「わかってるよ。俺は三者面談にはターバンを巻いていかない主義な

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    sakstyle 2009/09/13
    ラディンの娘in世田谷2
  • レイヴカルチャーよ、死ぬな!我々はお前が必要だ! - マウスパッドの上の戦争。

    もう、いい。我慢できない。なぜ誰も何も言わない。なぜ黙ってる? いつからイイ子ぶってるんだよ? ふざけんな。言いたいことを言えよ。人生で最高の瞬間(そして時に最悪の瞬間)をこれでもかって与えてくれたパーティーカルチャーとドラックが酒井法子と押尾学に関するクソ報道とクソ愚民によって潰されかかってるってのに、なぜ誰も何も言わない? 何、コソコソヒソヒソ話してるんだよ? わかってるだろ? 「ドラッグの無いレイヴは気の抜けたコーラと一緒」だって。レイヴにはSやブリブリな大麻のバッヅや×(MDMA)が入ったパケやら炙ったスプーンやらが落ちてたり、ヨレて死体みたいになったヤツがスピーカーに何時間も張り付いてぼけーっとしたり、真っ白な顔していきなりドボドボ嘔吐したり、真っ青な顔してズボンの股間がジワーってなって、なんだ?って思ったらションベンもらしてるじゃん!コイツ!ウゲーって思うのは10年以上前から普

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    sakstyle 2009/09/09
    GOAGILのパーティが中止になってたのか
  • 女の子たちが考える女の子の褒め方 - 銀色のホットカルピス

    女の子数人で話していて興味深かったのでUPします。「彼氏以外の男性から褒められて嬉しいところ」と「彼氏以外の男性から褒められて気持ち悪いところ」。そのボーダーについて*1。協議の結果→「女の子がさりげなく気をつかっている、かつ、“見せたい”と思っているところを褒める」のがベスト。で、「メイクとか、細かいことについて言われると引いてしまう」。+「ある程度アバウトに褒められるのがいい。具体的に指摘されるとちょっと…」。どういうことなんでしょう。私の大学の先輩で、女の子の褒めポイントが上手なプレイボーイが2名ほどいらっしゃるので(A先輩・B先輩としましょう)、その先輩方の過去の言動を思い出しつつ考えてみました。なかには「彼氏以外の男性に言われたら微妙」→1.「彼氏に言われるなら嬉しい」 2.「彼氏に言われても微妙」など、同じ台詞でも、デリケートな乙女心のシビアな審判が下る場面もあり(笑)。女の子

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    sakstyle 2009/08/25
    記念ブクマw 2年前の記事なのにそろそろ300かよ、すげーなー
  • God & Golem, Inc.

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    sakstyle 2009/07/16
    ポリフォニーないし精神病的なものって、ジェインズのいう双脳精神(二分心)じゃねって話
  • NOW HERE

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    sakstyle 2009/07/15
    否認すると長期拘留とか、警察・検察の作文調書とか、『それでもボクはやってない』を見るとリアルにわかる
  • 涼宮ハルヒの憂鬱 見えてきたエンドレスエイトの同期演出 - subculic

    アニメーション『涼宮ハルヒの憂』 エンドレスエイト4話目。またもやカウンターを喰らってしまったのだけど、少しばかり数字の考察という名の妄想を。まず、ループを見せられた2話目が15498回目に該当、3話が15499、4話の今回が15513回目だ。2話→3話の間は繋がりがあるが、4話にはなく14回飛んでいる。劇中の期間が2週間、14日。視聴者が7日過ごした間に、196日経過している計算。196日ということは28週、自分達と比較して、全て記憶している長門有希は28倍の時間を体験したはず。そして「エンドレスエイト」の4話目だから、「孤島症候群・後編」から数えて4週、28日間「エンドレスエイト」している。さらに196日という時間、たとえば2009年の196日目は一体いつなのかというと…7月15日。翌日、7月16日深夜はハルヒの放送日だ(厳密には17日になりますが)。次回がエンドレスエイトの5話目だ

  • 2009年度上半期文芸誌新人小説ベスト - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

    そろそろ芥川賞の季節ですなあ。たまさか『週刊読書人』の時評をやっている関係で、ここのところ文芸誌の小説には完結未満の連載・連作以外には一通り目を通していることだし、せっかくなので、よかったもの(◎と○をつけたものからさらに選んだもの)をメモっておきます。べ、べつに、ついに終了するという「文学賞メッタ斬り!」のあとがまを狙ってるわけじゃないんだからね!でも、万が一に備えてタイトルは考えてあるんだ。「ブロイラーメッタ刺し! 俺たちはチキンじゃない!!」どうでしょう。 (1)赤染晶子「少女煙草」(『文学界』4月号)。読んだ直後にちょうど塾のオープニングパーティがあり、いやーこれはちょっと傑作じゃないか!?と感嘆していたところだったので、先生に「赤染のあれ、すんごいよいですよ」といったら「読んだけどつまらなかった」というメールがしばらくして来たのだった。で、うーん、何か間違ったかな?と読み

  • 『けいおん!』における反復の美学――学園祭ライブにおける唯のパンツ表現に関して - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2009年春期アニメ第12話「軽音!」をもって、一応の最終回を迎えた京都アニメーション制作による2009年春期の大人気アニメ『けいおん!』。 今回はその『けいおん!』第12話において現れていた「反復」という主題に関して確認していこうと思います。 『けいおん!』第12話は、ひたすら何かを反復します。とりあえず、ここでは「反復」が「差異」を描き出している点については言及しません。ただ、反復に関してのみ、説明することが憚られるほど明らかなシーンから語らせていただけるならば、まずは例えば、家に忘れてきたギー太を取りに唯が駆けまわる場面。 部屋に戻り、ギー太を担いでは再び学校へ急ぐ唯は、第1話冒頭を反復しては、リビングで足を滑らせ、 ・第12話 ・第1話 いきおいよく玄関を飛び出したかと思うと、 第1話と同じ道を同じように走り抜ける。 途中、第1話の寄り道シーンが文字通り反復して挿

  • 立体ゲームと崇高+『UKAWANIMATION!』 - the deconstruKction of right

    最近、電波なことを考えている。ゲームの立体性と崇高さについてである。そもそもこんなことを考えるに至ったのは「東さん界隈の人々は美少女ゲームを論じるが、東さんが美少女ゲームを当時開拓したことの衝撃に匹敵するには美少女ゲームじゃ駄目なんじゃないか。立体のゲームをちゃんと批評する人がいないんじゃないか」とか偉そうに言ってしまったからである。そもそもそれ以前に、僕は立体のゲームというのが非常に好きだった。ワイヤーフレームとかにも興奮する。スーパーファミコン時代では『スターフォックス』のポリゴン、ゲームボーイの『エックス』のワイヤーフレームとかには非常に興奮した。そこから衝撃の『ファイナルファンタジー7』との出会いがある。ゲームが、点と点の「テニス」みたいなものからファミコンになって、PSで三次元になり、PS2、PS3とフルポリゴン化をどんどんしていく中で、アニメ、美少女ゲームの「平面性」ではなく、

    立体ゲームと崇高+『UKAWANIMATION!』 - the deconstruKction of right
  • 『『罪と罰』ノート』/亀山郁夫 - 空中キャンプ

    ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』の新訳等でおなじみ亀山先生が、『罪と罰』をたんねんに研究した一冊(平凡社新書)。ドストエフスキー人の半生も含めて、『罪と罰』というテキストをわかりやすく読解していく、たいへん充実した一冊でした。さすがに『罪と罰』未読の方にはすすめられませんが、読みやすい新訳もでていることですし(亀山訳はまだ完結していないのですが)、おもいきって挑戦してみてもよいのではないでしょうか。 読んでいておどろくのは、ドストエフスキー人のあまりにろくでもない人生である。作家としてはとてつもない才能があるとおもうけれど、ひとりの人間として見たとき、彼はちょっとがっかりするくらいにだめなおっさんである。この人はいったい、どうしたあれだろう。こので紹介される、ドストエフスキーの数多くのだめエピソードを読みながら、「ああ、これはほんとうにだめだ」とわたしはため息をついて

    sakstyle
    sakstyle 2009/06/13
    ひとりの人間として見たとき、彼はちょっとがっかりするくらいにだめなおっさんである。
  • オープンソースノベルの可能性 - 石川貴彦のノート

    言語 | 01:42個人の限界文章を書くのは、元手があんまりいらないし、失敗してもリスクが少ないので、将来小遣い稼ぎに小説でも書きたいな、と思っている*1。しかし、一人が書ける文章の量なんて、たかが知れている。世界最長である『グイン・サーガ』も100巻ちょい。グイン・サーガを大好きで、とても面白いと思っていても、現在出ている巻まで読んでしまえば、そのつづきはないのだ。グイン・サーガならまだしも、田中芳樹の小説を好きだったりしたら、なかなか続きが出ないのにいらいらすることになる*2。それでも作者存命で未完ならまだ希望があるが、作者が制作途中で死んだり、作品が完結してしまうと、それ以上その作品世界は広がらないし、時間は進まない。『指輪物語』が好きでも、もう完結した(作者も死んだ)のだから、あのあと主人公はどうなったのか、知ることはできない。 二次創作せっかく秀逸な物語世界なのに、終わってしまう

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    sakstyle 2009/05/31
    舞城王太郎の『ディスコ探偵水曜日』、古川日出男の『聖家族』と併せて考えることで、/親である村上春樹自身が『1Q84』という物語によって、彼らの想像力を総括したのではないか。
  • 『社会は存在しない』に論文掲載します。 - the deconstruKction of right

    予告していた佐藤友哉論文、「セカイ系の終わりなき終わらなさ――佐藤友哉『世界の終わりの終わり』前後について」、が、限界小説研究会編の『社会は存在しない』に掲載されて6月(予定)に出ます。この論文が書きたくて佐藤さんに会いたいという欲望から、ザクティ革命が始まったのです。来『Xamoschi』に入れるべきであったでしょうか。佐藤友哉を通し、何故セカイ系は北海道を舞台にするものが多いのか、という問題に答えようとしています。過去の佐藤友哉論文と比べても、総合的な佐藤友哉論になっているのではないかと思います。 個人的な思い入れを語れば、実はこれは商業媒体でまともな枚数で書く、デビュー論文以来の論文でした。(「ひぐらし」論とは書いた時期と掲載が前後しています)これがうまく書けないと、自分はもう終わりかもしれないと思いながら必死に書いたものです。だから割と実直な文学研究的なアプローチをしています。ゼ

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    sakstyle 2009/05/29
    『社会は存在しない――セカイ系文化論』 限界小説研究会編
  • 2009-05-17 - 空中キャンプ ■大田区からサンテック・シティへ

    5月10日 わたしはこの日、大田区でおこなわれた文学フリマという催しものに参加しました。ミニコミ、同人誌販売のイベントである。生まれて初めて自分でを作り、それを売ろうというのだ。数ヶ月前から原稿を書きため、せっせと小説を書いてきた。書いては直し、また書いては消し、をくりかえしてようやく完成させました。誰も買ってくれなかったらどうしよう、という不安を胸に、会場へと向かう。最寄りである蒲田駅を降りると、それらしき人たち(なぜかわかる、同士の匂い…)が向かう人の流れがある。地図もろくに確認せずに、その流れに身をまかせて数分ほど歩くと… ここだ! 今日ここでわたしはがんばってを売るのだ。まずは入口で受け付け、そして設営をおこなう。印刷会社から会場へ、は直接届いており、わたしもここで初めて実物を手に取り、そのできあがりを見る。表紙を担当してくれたフキン君のがんばりもあって、とてもキュートなしあ

    2009-05-17 - 空中キャンプ ■大田区からサンテック・シティへ
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    sakstyle 2009/05/18
    シンガポール旅行記。ガーライオン