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ブックマーク / nazology.net (49)

  • 非常にレア「頭蓋骨から尾まで繋がった」ティタノサウルスのほぼ完全な化石が見つかる - ナゾロジー

    頭蓋骨から尾まで繋がったティタノサウルスが見つかるフランスのエロー県。このモントゥリエにて化石を発見 / Credit:Wikipedia Commons_エロー県2022年5月、フランスのモントゥリエの森でイヌの散歩をしていた25歳のアマチュア古生物学者ダミアン・ボシェット氏は、目を疑うようなものを発見しました。 それは、その地域で当時地滑りが発生してから間もない出来事でした。 彼が地滑りで露出した場所を見に行くと、「大きな骨」が地面から突き出ていることに気づいたのです。 アマチュアといえど、古生物学者として経験を積んできた彼の目は、その骨が恐竜の化石であるとすぐに分かりました。 発掘作業が開始される / Credit:Damien Boschetto_damienboschetto(Instagram)そこでボシェット氏は、地元の博物館の専門家たちと共に発掘作業に取り掛かりました。 そ

    非常にレア「頭蓋骨から尾まで繋がった」ティタノサウルスのほぼ完全な化石が見つかる - ナゾロジー
    sakstyle
    sakstyle 2024/03/17
    “骨格全体の約70%もの骨が残っていました。さらに珍しいことに、このティタノサウルスの化石は、頭蓋骨から尾までがほぼ繋がった状態で発見”
  • 「私の赤とあなたの赤は違う色?」誰もが一度は考える疑問に色覚細胞の研究が意外な発見 - ナゾロジー

    私が見ている赤は、他人にも同じような赤として認識されているのか? 私が赤と認識しているものは、別の人にとっては青である可能性はあるのか? これらは誰もが人生で一度は考える疑問だと言われており、古代から哲学者たちの頭を悩ませてきました。 個々の人が持つ主観的な感覚体験のことを「クオリア」と呼びますが、自分のクオリアと他人のクオリアが同じであるかどうかを証明することは困難だからです。 しかし米国のジョンズ・ホプキンス大学(JHU)で行われた研究により、私たちの網膜に存在する色覚細胞がどのような仕組みで生成されるか、またどんな比率で存在するかが確かめられ、この長年の哲学的疑問の答えとなり得る結果が得られました。 研究者たちは「正常な色覚を持つ人たちの間でも、同じリンゴに対して色が少し違って見える可能性がある」と述べています。 今回はまず実験の背景を解説しつつ、次ページ以降でクオリアに関連する発見

    「私の赤とあなたの赤は違う色?」誰もが一度は考える疑問に色覚細胞の研究が意外な発見 - ナゾロジー
    sakstyle
    sakstyle 2024/01/30
    M錐体(緑)とL錐体(赤)の生成機序をオルガノイドで研究、その後、正常な色覚を持つ成人男性の錐体の比率を調べたところバラつきが大きかった。遺伝子バリエーションと関連/クオリアは関係なさそうだけど面白い
  • 8億年前の単純な生物に「脳細胞」の起源があると判明! - ナゾロジー

    カンブリア紀やエディアカラ紀よりも遥かに前の時代です。 スペインのゲノム制御センター(CRG)で行われた研究により、ニューロンの起源となる細胞が約8億年前に生きていた単純な多細胞動物「平板動物」に存在していたことが示されました。 平板動物は脳も筋肉も消化器官も持たない「最も単純な動物」であり、形もドロドロとした不定形となっています。 しかし研究者たちが平板動物を構成する細胞を詳しく分析したところ、神経ペプチドを放出して他の細胞の運動を制御している、ニューロンに極めてよく似た細胞が存在することがわかりました。 研究者たちは平板動物で発見されたニューロンそっくりの細胞は、脊椎動物や昆虫、ヒトデやクラゲなどさまざまな種でみられるニューロンの起源であると述べています。 8億年前と言えばカンブリア爆発が起きたカンブリア紀(5億4200万年~4億8830万年前)や、アヴァロン爆発が起きたエディアカラ紀

    8億年前の単純な生物に「脳細胞」の起源があると判明! - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/09/22
    8億年前(クライジェニオン紀)に分岐した平板動物に神経ペプチドを放出する細胞が発見される。電気信号ではなく化学信号による情報伝達機能の起源か
  • ストックホルム症候群は存在しない?有名な心理学用語の裏に隠れた事実とは? - ナゾロジー

    人質となったはずの被害者が誘拐犯やテロリストに共感し、その犯人と強い絆を感じることがあるとしたら…。 そんな不思議な心の動き、それが「ストックホルム症候群」と呼ばれる現象です。この不可解な心理状態の背後には、人間の感情や生存能が複雑に絡み合っています。 しかし、この現象を最初に経験したとされる人物の体験には、誤解があるとも指摘されており、専門家の中にはストックホルム症候群の存在自体を疑問視している人もいます。 記事では、そんなストックホルム症候群の謎について、この問題の起源となった実際の事件を振り返りながら迫ります。

    ストックホルム症候群は存在しない?有名な心理学用語の裏に隠れた事実とは? - ナゾロジー
    sakstyle
    sakstyle 2023/08/29
    へえ。警察への不信や批判的な態度が、犯人への病的な同情とされてしまった、と
  • 人はなぜお化け屋敷に行くのか?自ら望んだ恐怖体験は気分改善の効果がある - ナゾロジー

    読者の皆さんはお化け屋敷やジョットコースターは好きですか? あえて怖い思いをしたくないと思う人もいるでしょうし、積極的にお化け屋敷などの恐怖や驚きを強く感じたいと考える人もいるはずです。 好きではない人の「恐怖を避けたい」という考えは簡単明白です。 しかし「なぜお化け屋敷やジェットコースターなどの恐怖体験を好む人がいるのか?」という問いに対して、科学者は疑問を持ち、心理的・神経的な観点から検討を行い、さまざまな仮説を述べてきました。 アメリカのピッツバーグ大学のマージー・カー氏(Margee Kerr)らの研究チームは、お化け屋敷を体験した後には、気分が改善し、脳の活動が落ち着くことを報告しています。 研究チームはこの現象を「自発的ネガティブ体験」と呼び、自分の意志で選んだ恐怖体験は気分を改善するなどの精神的なメリットがあるのだと述べています。 研究の詳細は、学術誌「Emotion」にて2

    人はなぜお化け屋敷に行くのか?自ら望んだ恐怖体験は気分改善の効果がある - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/08/23
    美学にとって重要な知見では?
  • 太陽系最大の火山「オリンポス山」はかつて火星の海に浮かぶ島だった! - ナゾロジー

    火星の大地に聳える「オリンポス山(Olympus Mons)」は、太陽系最大の火山として有名です。 山の高さはエベレストの3倍に相当する約2万7000メートルに達します。 山頂にあるカルデラ(窪地)は深さ3.2キロ、長径80キロもあり、富士山がほぼ収まってしまうほどです。 そしてこのほど、仏パリ=サクレー大学(Université Paris-Saclay)、フランス国立科学研究センター (CNRS)の最新研究で、オリンポス山はかつて広大な火星の海に浮かぶ島だった可能性があることが判明しました。 地球ではあり得ない規模の超巨大な火山島だったのかもしれません。 研究の詳細は、2023年7月24日付で科学雑誌『Earth and Planetary Science Letters』に掲載されています。 The Biggest Volcano in The Solar System May On

    太陽系最大の火山「オリンポス山」はかつて火星の海に浮かぶ島だった! - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/07/28
    「高さ約6kmの辺りに海が存在」「オリンポス山から約1500キロ離れた別のタルシス地域の火山「アルバ・パテラ」にも同様の特徴を確認」
  • 生命進化の爆発を促したのは「酸素」ではなかった、70年来の説に反証 - ナゾロジー

    酸素がなくても進化が起きていたようです。 デンマークのコペンハーゲン大学(KU)で行われた研究により、多細胞生物の爆発的な進化が起きた「アヴァロン爆発」と呼ばれる時代には、酸素はほとんど存在しなかったことが示されました。 これまで70年以上にわたり、高度な多細胞生物が進化するには、酸素レベルの増加が必要だったと考えられてきましたが、当時の鉱物を調べると期待していたような酸素レベルの増加が起きていませんでした。 酸素が無くても多細胞生物の進化が起きたという結果は、既存の生命進化の物語を大きく書き直すことになるでしょう。 研究内容の詳細は『Geobiology』にて掲載されました。

    生命進化の爆発を促したのは「酸素」ではなかった、70年来の説に反証 - ナゾロジー
    sakstyle
    sakstyle 2023/07/21
    オマーン、カナダ、中国南部で採取された鉱物の同位体比から、エディアカラの海洋酸素濃度は増加していなかった、と。うーん、今後の続報待ち
  • 脳は「沈黙」を音と同じように知覚していることが判明! - ナゾロジー

    アメリカ音楽家ジョン・ケージは1952年に『4分33秒』という曲を発表しました。 これは4分33秒の間、一切の音を出さず「沈黙」を観客に聴かせるというセンセーショナルな作品でした。 当時から賛否が大きく分かれましたが、芸術としての評価はともかくケージの「沈黙を聴かせる」という解釈については、科学的に正しかったようです。 米ジョンズ・ホプキンズ大学(JHU)の研究チームはこのほど、私たちの脳が音と同じように「沈黙」も知覚していることを実験で明らかにしました。 沈黙は単に音がないのでなく、私たちには”聴く”ものだったようです。 研究の詳細は、2023年7月10日付で科学雑誌『PNAS』に掲載されています。 The sound of silence? Researchers prove people hear it https://medicalxpress.com/news/2023-07-

    脳は「沈黙」を音と同じように知覚していることが判明! - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/07/13
    「雑多な騒音の中、2つの短い沈黙と1つの沈黙が発生する。どちらの沈黙を長く感じるか」という実験/源河亨『知覚と判断の境界線』にも無音の知覚の話があったなー
  • 極限まで遺伝子を削った人工細胞でも進化は可能なのか? - ナゾロジー

    「生物になるために最低限必要な遺伝子は何個あればいいのでしょうか?」 この質問に答えるため、科学者たちは数年にわたる試行錯誤を経て、493個の遺伝子だけで生きることができる人工細胞「JCVI‐syn3B」を作り出しました。 しかし、これには新たな疑問が生じました。 「これほど遺伝子を削ぎ落とされた生物は、進化が可能なのでしょうか?」 米国のインディアナ大学(IU)で行われた研究では、限界までブロックを抜かれたジェンガのような遺伝子を持つ人工細胞に自然淘汰圧が加えられ、進化が強いられました。 1つでも遺伝子が変異して機能を失えば死ぬ生物に、進化は可能だったのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年7月5日に『Nature』にて掲載されました。

    極限まで遺伝子を削った人工細胞でも進化は可能なのか? - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/07/11
    M・ミコイデスから遺伝子を削り取り493個の遺伝子のみを持つ人工細胞「JCVI‐syn3B」(2016年の研究)→今回、栄養素が貧しい環境で2000世代培養したらちゃんと進化した、と。まあそうかも。
  • 堅い植物食で歯がダメになり最終的に餓死していた「リンコサウルス」 - ナゾロジー

    人生には年相応のべ方が必要です。 若い頃は分厚いステーキでもガツガツべられますが、歯が弱ってくる老齢になると、噛みやすいべ物に変えて柔軟に対処しなければなりません。 ところが、この柔軟性がないことで自滅の道をたどった生物がいたようです。 英ブリストル大学(University of Bristol)はこのほど、恐竜時代の前にいた「リンコサウルス(Rhynchosaur)」という爬虫類が堅く丈夫な植物をべ続けて、年をとるほど歯や顎の骨をすり減らしていたことを発見。 老齢になる頃には歯も顎もボロボロで植物がべられなくなり、それによって飢餓に陥り、命を落としていたことが示唆されました。 心はヤングのままでも、歯は嘘をつかなかったようです。 研究の詳細は、2023年6月8日付で科学雑誌『Palaeontology』に掲載されています。 Ancient herbivore’s diet w

    堅い植物食で歯がダメになり最終的に餓死していた「リンコサウルス」 - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/06/14
    個体のライフサイクルについて、年老いた個体は歯が摩耗してものが食べられなくなって死ぬ。ゾウも同様らしい。
  • 我が子4人殺害で20年服役した女性、最新の遺伝学により冤罪と判明 - ナゾロジー

    突然変異のせいで殺人犯として服役させられていた女性が出所女性は我が子を殺した罪を着せられ20年間服役していました / Credit:Canva . ナゾロジー編集部20年前、我が子4人を殺害した罪で、母親のキャスリーン・フォルビックさんは有罪となり投獄されました。 フォルビックさんは10年あまりの間に4人の子供を出産しましたが、長男のカレブは生後19日、次男のパトリックは8か月、長女のサラは10カ月、次女のローラは18カ月で亡くなりました。 検察側は母親であるフォルビックさんを、4人の子供を連続殺害した殺人犯として起訴し、裁判の結果、フォルビックさんは懲役40年を言い渡されました。 この事件はオーストラリアで起きた「最悪の女性による連続殺人」として知られるようになり、最後まで無罪を訴え続けていたフォルビックさんは「世界一残酷な母親」「世界で最も嫌われている女性」と言われるようになってしまい

    我が子4人殺害で20年服役した女性、最新の遺伝学により冤罪と判明 - ナゾロジー
    sakstyle
    sakstyle 2023/06/14
    そもそも病死だったのか。つらすぎる話だ……
  • 「地球最初の捕食者」だった可能性!約16億年前の初期の真核生物を発見 - ナゾロジー

    ”地球最初の捕者”が見つかったかもしれません。 オーストラリア国立大学(ANU)はこのほど、同国北部にある16億年前の岩石から、絶滅した初期の「真核生物」の痕跡を大量に発見したと報告しました。 これまで知られていなかった真核生物のコミュニティであり、新たに「プロトステロール・バイオタ(Protosterol Biota)」と命名されています。 太古の海で繁栄したプロトステロール・バイオタは「地球上で最初の捕者であり、バクテリアを狩って貪りべていた可能性がある」と研究主任のヨッヘン・ブロックス(Jochen Brocks)氏は指摘します。 研究の詳細は、2023年6月7日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。 Remains of an extinct world of organisms discovered https://phys.org/news/2023-06-ex

    「地球最初の捕食者」だった可能性!約16億年前の初期の真核生物を発見 - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/06/13
    真核生物のバイオマーカーであるステロイドの原始的な分子プロトステロールが、世界各地の岩石から大量に発見された。直接化石とかが発見されたわけではなさそう。
  • カンガルーは人類よりも進化的に先を行く存在だった⁈ - ナゾロジー

    カンガルーは人類よりも進化の先を行く存在なのかもしれません。 イギリス自然史博物館(NHM)の研究チームは、カンガルーやコアラを代表とする「有袋類(ゆうたいるい)」が、ヒトを含む他の哺乳類よりも進化的に先を行っている可能性があることを発表しました。 専門家らはこれまで、袋の中で子を育てる有袋類を”卵生の哺乳類(カモノハシやハリモグラ)”と”胎生の哺乳類”の中間に位置づけ、「人類よりも原始的(primitive)な存在だ」と考えてきました。 しかし今回の研究では、哺乳類の共通祖先から最も進化幅が大きかったのは有袋類であることが判明したのです。 研究の詳細は、2023年4月28日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されています。 Marsupials Are ‘Far More Evolved’ Than Other Mammals, Even Humans https://w

    カンガルーは人類よりも進化的に先を行く存在だった⁈ - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/06/05
    頭蓋骨の発達過程が、有胎盤類と有袋類では、有袋類の方が共通祖先からより離れていた、という話。
  • 4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー

    失われた太古の海洋世界がすっぽり丸ごと掘り当てられたようです。 中国科学アカデミー(CAS)、スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)らの国際研究チームはこのほど、英ウェールズにあるキャッスルバンク採石場にて、約4億6200万年前のオルドビス紀中期に当たる海洋生態系の化石群を発見したと発表しました。 これまでに170種以上の古生物の化石が見つかっており、そのほとんどが新種とのことです。 研究者らはこの驚くべき化石群を”海洋の小人世界(Marine Dwarf World)”と呼んでいます。 研究の詳細は、2023年5月1日付で科学雑誌『Nature Ecology & Evolution』に掲載されました。 Middle Ordovician ‘marine dwarf world’ found in Castle Bank, Wales https://phys

    4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/05/08
    ウェールズから発見されたオルドビス紀生物群。170種以上発見されておりそのほとんどが新種!眼や脳、消化器官まで精巧に保存。今まで発見例が少なく、ギャップとなっていた時期を埋める発見
  • 土星衛星エンケラドゥスで地球外生命を探査する「ヘビ型ロボットEELS」をNASAが公開! - ナゾロジー

    氷の上や砂地、水中を回転して進むヘビ型探査ロボットエンケラドゥスは、いわゆる「土星の月」の1つです。 土星の周りを回っている62個の衛星のうち2番目であり、直径498kmと「地球の周りを回っている月」の7分の1ほどのサイズしかありません。 土星第2衛星エンケラドゥス。氷の下には内部海が広がっている / Credit:(左)NASA/JPL Photojournal(Wikipedia)_Enceladus、(右)NASA/JPL-Caltech(Wikipedia)_エンケラドゥスこのエンケラドゥスの表面は氷で覆われていますが、その表面のひび割れからは、有機物を含んだ水蒸気や氷が噴出していることが確認されており、分厚い氷の下には海があり、また火山のような熱エネルギーが存在していると考えられています。 そのためエンケラドゥスには生命に必要とされる有機物、熱源、水の3要素が全て揃っており、「地

    土星衛星エンケラドゥスで地球外生命を探査する「ヘビ型ロボットEELS」をNASAが公開! - ナゾロジー
  • 潮汐ロックを起こした系外惑星では「永遠の黄昏」の領域で生命が維持できると判明! - ナゾロジー

    永遠の光と闇の間に生命の息吹が芽生えているかもしれません。 米国のカリフォルニア大学で行われた研究によって、赤色矮星の近くを回る惑星の多くが惑星の中に帯状の居住可能区域を持つ可能性が示されました。 赤色矮星の近くを回る惑星の多くは、重力の影響で「潮汐ロック」という現象が起こり、片面が常に恒星に面した永遠の昼である一方、もう片面には永遠の夜が訪れます。 こうした惑星では昼側は暑さのせいで、夜側は寒さのせいで居住不可能となってしまいますが、それらの中間となる「ターミネーターゾーン(Terminator zones)」にある区域では、生命にとって丁度いい環境が保たれる可能性があります。 天文学におけるターミネーターゾーンとは、惑星の夕暮れの領域を指し、今回の場合はそれが「永遠の黄昏」と呼ぶべき状態になっています。 今回の研究は惑星規模の気候シミュレートを行い、どんな条件がそろえば、ターミネーター

    潮汐ロックを起こした系外惑星では「永遠の黄昏」の領域で生命が維持できると判明! - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/03/23
    潮汐ロックされている惑星でも、陸地が多い惑星なら、生命が居住可能な領域が出現しうる、と。カリフォルニア大学でのシミュレーション研究。
  • 寿命タイマーと考えられていた「テロメア」にまったく新しい機能が見つかる! - ナゾロジー

    DNAの末端にあるテロメアは細胞分裂のたびに短くなる特性から、ある種の寿命タイマーであると考えられていました。 しかし米国のノースカロライナ大学(UNC)で行われた研究により、染色体の先端にあるテロメアには、強力な活性を持つ2つの小さなタンパク質を生成可能であることが示されました。 この2つの小さなタンパク質は、一部のがん細胞やテロメア関連の遺伝疾患をもつ患者の細胞内に多く存在することが示唆されており、細胞の不調に応じて生産されるシグナル伝達の役割を果たしていると考えられます。 研究者たちは、テロメアが2つのシグナル伝達タンパク質をコードしている場合、がんや老化の仕組みや、細胞同士がどのように通信しているかについての、既存の常識がくつがえる可能性があると述べています。 しかし単調な繰り返し構造から成るテロメア(開始コドンを持たない)から、いったいどんな方法でタンパク質が作られたのでしょうか

    寿命タイマーと考えられていた「テロメア」にまったく新しい機能が見つかる! - ナゾロジー
    sakstyle
    sakstyle 2023/03/03
    テロメアはタンパク質をコードしていないと思われてきたが、がんや炎症反応と関係するシグナル伝達タンパク質をコードしていた、と。
  • ラプトルの鉤爪は「獲物を切り裂く武器」ではなかった⁈ - ナゾロジー

    ヴェロキラプトルの鋭い鉤爪は、主にナイフのように獲物を切り裂くために使われていたというのがこれまで定説でした。 映画ジュラシックパークを見た人なら、主人公の古生物学者グラント博士がラプトルの爪の化石で子供の胸を裂く振りをして驚かすシーンを覚えているかもしれません。 しかし、新たな研究はラプトルの鋭い爪が相手を引き裂くためのものではなかった可能性を報告しています。 米ブリガムヤング大学(BYU)らの研究チームはこのほど、絶滅したラプトル類とよく似た鉤爪を持つ現生鳥類「アカノガンモドキ(学名:Cariama cristata)」の行動を詳しく調査。 その結果、鉤爪は主に攻撃用ではなく、獲物を地面に”ピン留め”する目的で使われていることが判明しました。 このことから、ヴェロキラプトルの鉤爪も「獲物の拘束」に使われた可能性があるようです。 研究の詳細は、2023年1月5日付で科学雑誌『Journa

    ラプトルの鉤爪は「獲物を切り裂く武器」ではなかった⁈ - ナゾロジー
    sakstyle
    sakstyle 2023/01/24
    同じような形のかぎ爪を持っている現生鳥類の行動から、主な用途は「獲物のピン留め」だった可能性/そもそも「「湾曲して丸みを帯びており、肉を切り裂くような切断には向いていない」とする研究報告も」
  • 5000人が搭乗でき空に数年滞在できる天空ホテル「スカイクルーズ」 - ナゾロジー

    アニメ映画「天空の城ラピュタ」で表現されているように、私たちは昔から、空で生活することに憧れを抱いてきました。 同様のアイデアは、小説漫画、映像作品で幾度も登場しています。 では、それらのアイデアを現代的もしくは近未来的に再現するならどうなるでしょうか? 動画クリエイターのハシェム・アルガイリ氏は、自身のYouTubeチャンネルで、現代版ラピュタとも言える「飛行ホテル」のコンセプトムービーを公開しました。 彼によると、「この飛行ホテルには5000人が搭乗でき、数年間空に留まることが可能」なようです。 Watch the nuclear-powered flying hotel that can stay airborne for years with 5,000 passengers https://interestingengineering.com/nuclear-powered-f

    5000人が搭乗でき空に数年滞在できる天空ホテル「スカイクルーズ」 - ナゾロジー
    sakstyle
    sakstyle 2022/11/15
    ナゾロジーの「サブカル・アート」カテゴリ、他にどんな記事あるのかなと思ったらこんなのあった。「アルガイリ氏による「僕の考えた最強飛行機」」
  • 6万人を収容できるウミガメ型海上移動都市「パンゲオス」 - ナゾロジー

    ウミガメ型の海上移動都市「パンゲオス」海上を航行するウミガメ型都市 / Credit:pangeosyachtラッザリーニ氏がデザインした水上都市「パンゲオス」は、最大6万人を収容して海の上を移動できます。 ウミガメ型のユニークな見た目をしており、全長550m、最も広い前肢のヒレ部分は、660mにもなります。 東京ドームの幅が約216mであることを考えると、パンゲオスがどれほど巨大か理解できますね。 実現すれば「世界最大の船」になる / Credit:Lazzarini Design(YouTube)_Pangeos the Terayacht(2022)当然、一般的な大型客船とは比較にならないほど大きく、実際に建造されるなら「世界最大の船」となるでしょう。 この「パンゲオス」という名称は、2億年以上前に存在していたとされる超大陸「パンゲア大陸」から取られました。 パンゲア大陸の分裂 /

    6万人を収容できるウミガメ型海上移動都市「パンゲオス」 - ナゾロジー
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    sakstyle 2022/11/15
    ナゾロジーでも「サブカル・アート」カテゴリになっている。SFアニメだと思えばまあ嫌いじゃないかも。これで建造費(80億ドル)のクラウドファンディングやるというのには恐れ入るが