タグ

進化に関するsakstyleのブックマーク (238)

  • 瀬名秀明の時空の旅: 朝日新聞・秋の読書特集「文学を超えた科学書全集」

    →朝日新聞2008.10.27「文学を超えた科学書全集」p.@@ 架空の全集を編む、という企画記事のひとつ。1998年から2007年まで、原著刊行順に各年1冊ずつ選んだ。「全集」なので、科学書好きの人なら半分くらいは既読程度のバランスが望ましい。 この選定の縛りだけでもいろいろ遊べます。ぜひお試し下さい。 第1巻 シルヴィア・ナサー 『ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡』 新潮社 02/3 【amazon】 第2巻 ブライアン・グリーン 『エレガントな宇宙 超ひも理論がすべてを解明する』 草思社 01/12 【amazon】 第3巻 マルコム・グラッドウェル 『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』 SB文庫 07/6 【amazon】 第4巻 カール・ジンマー 『「進化」大全 ダーウィン思想:史上最大の科学革命』 光文社 04/1

  •  「生命をつなぐ進化のふしぎ」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    生命(いのち)をつなぐ進化のふしぎ―生物人類学への招待 (ちくま新書) 作者:内田 亮子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書 内田亮子の新刊でちくま新書だ.生物人類学の紹介書ということになるだろうが,単純な概説ではない.著者独自の切り口から生物としてのヒトを眺め,最近の世界の研究成果を紹介し,関連する興味深いトピックにふれ,さらに生物人類学者としての深いコメントがところどころに挟まっている.新書というあまり固くない様式をうまく生かした独特のに仕上がっている. 切り口としては,生命や進化をどう説明するか,事あるいはエネルギー効率,社会,配偶,育児,老化,死という各章で構成されている.最初のどう説明するかという観点からは,何でも必然として説明したがるヒトの認知傾向と,真摯な科学的な営みから生まれる知見とのギャップが語られる.科学者として誠実に説明しようとす

     「生命をつなぐ進化のふしぎ」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  •  生物の科学「遺伝」2008/9 特集 「ダーウィンと現代」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    2008年9月号.特集がダーウィンということで読もうと思っていたが,その辺の書店にはないので入手し損ねて忘れかけていたのを過日偶然見かけて購入.2009年はダーウィン生誕200周年 兼「種の起源」出版150周年ということで,この業界*1 では記念イヤーということになる. まだ1年早いのだが,先日のダーウィン展(私のエントリーはhttp://d.hatena.ne.jp/shorebird/20080423)に続いての企画のようだ.佐倉先生が全体をまとめて,幾人かの進化生物学者の論稿が並んでいる. 佐倉統「ダーウィンと現代」 特集冒頭の紹介文.収められている各エッセイの紹介となっている. 三中信宏「ダーウィンの遺した知的遺産を現代に継承する」 まず生誕200周年やダーウィン展にふれたあと,現在の遺伝子解析などの先端の研究も,その根に目を向けるとそこにはダーウィンがいると主張している.三中に

     生物の科学「遺伝」2008/9 特集 「ダーウィンと現代」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Missing the Revolution」 第4章 進化的説明:科学と価値 その3 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Missing The Revolution: Darwinism For Social Scientists 作者: Jerome H. Barkow出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand発売日: 2005/12/01メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (24件) を見る ウリカ・セーゲルストローレによる社会生物学論争の総括. いよいよこの論争の核心に迫ってくる.最初は価値の問題だ. 8.進化生物学と価値 セーゲルストローレによるとグールドの反適応論にはさらに別のトロイの木馬が仕込まれていたということになる.それは道徳を巡る問題だ.「もしすべてうまく適応しているなら,社会を変革する必要はない,しかし偶然の要素が大きいのなら変革の意味がある.」これが社会変革と社会正義を巡るグールドの新たな議論だ. これはセーゲルストロ

    「Missing the Revolution」 第4章 進化的説明:科学と価値 その3 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「Missing the Revolution」 第1章 その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Missing The Revolution: Darwinism For Social Scientists 作者: Jerome H. Barkow出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand発売日: 2005/12/01メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (24件) を見る さて社会科学が進化を無視しているとして,では進化心理学とはどういうものかの解説をバーコーは始める.ここでももう一度遺伝的決定論ではないことを念押ししている.いくら強調してもこの誤解は容易には解けないのだろう. 進化心理学は遺伝子を調べるのではなく適応によるメカニズムを調べるもので,ある行動のための遺伝子というのは比喩だと解説した上で「社会科学者にとってはある行動傾向が自然選択の結果かどうかがわかれば十分で,それに関する分子的な詳細は来不要なはずで

    「Missing the Revolution」 第1章 その2 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    sakstyle
    sakstyle 2008/09/10
    社会科学に進化心理学を取り入れるとどんな良いことがあるのか/社会構築主義・文化相対主義と接続しうる進化心理学、メタナレイティブとしてのダーウィニズム
  •  日本進化学会2008参加日誌 その2  - shorebird 進化心理学中心の書評など

    大会第二日 (8月23日 土曜日) きょうも涼しくて快適だ.雨が降るかとも思ったが夕方までもってくれた. 日最初のワークショップ.「動物のデザイン」や「葉の進化」あたりも面白そうだったが,2年前から連続参加している科学哲学のワークショップに. ワークショップ「哲学はなぜ進化学の問題になるのか(パート3):哲学的観点から見た進化生物学の諸問題」 最初にオーガナイザーの森元良太から趣旨説明を兼ねて「知識としての進化学」の発表. 科学哲学の意義を説明し,演繹法と帰納法を解説.さらに推論を正当化する道具として演繹法を用いる場合の補助仮説の重要性についての指摘だった.例として「神の存在」の仮説自体はテストできず,それが「神は生物を完全に合理的にデザインした」という補助仮説を伴って初めてテストできること,別の補助仮説「ヒトをだますように生物をデザインした」を伴う場合にはテストできないのだということを

     日本進化学会2008参加日誌 その2  - shorebird 進化心理学中心の書評など
    sakstyle
    sakstyle 2008/09/04
    ワークショップ「哲学はなぜ進化学の問題になるのか(パート3):哲学的観点から見た進化生物学の諸問題」
  • left over junk

    2008-04-05 optical_frog 2008-04-05 通りすがり 2009-02-11 optical_frog 2009-02-11 @minorimironim 2009-02-11 @minorimironim 2012-06-02 optical_frog 2012-06-02 toohuudoo 2009-02-11 optical_frog 2009-02-11 dh 2012-12-31 optical_frog 2012-12-31 ponchi 2012-12-31 optical_frog

    sakstyle
    sakstyle 2008/09/01
    デネットって何でもできるんだなあ。
  • 社会生物学論争史:誰もが真理を擁護していた

    【書名】社会生物学論争史:誰もが真理を擁護していた(1,2) 【著者】ウリカ・セーゲルストローレ 【訳者】垂水雄二 【刊行】2005年2月23日 【出版】みすず書房,東京 【頁数】上巻:x, 1-351, 9 pp. / 下巻:vi, 353-725, 51 pp. 【定価】上巻:5,000円 / 下巻:5,800円(体価格) 【ISBN】上巻:4-622-07131-2 / 下巻:4-622-07132-0 【原書】Ullica Segerstråle (2000), Defenders of the Truth: The Battle for Science in the Sociobiology Debate and Beyond. Oxford University Press. 【書評】※Copyright 2005 by MINAKA Nobuhiro. All rights

  • 言語の「起源と進化」を探る研究:「人間は言語の宿主にすぎない」 | WIRED VISION

    言語の「起源と進化」を探る研究:「人間は言語の宿主にすぎない」 2008年8月 7日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Photo: Alpha 遺伝子のようなふるまいを見せるミームや、有機体のように進化する文化に関する議論はにぎやかだ。[ミームは動物行動学者リチャード・ドーキンス氏が唱えた概念で、「文化の複製遺伝子」。文化内の「情報」が非遺伝的に承継され「自然選択」される様子を、ダーウィン進化論を基盤とした遺伝子の進化の過程になぞらえたとき、遺伝子に相当する仮想の主体] しかし今のところ、生物学的なものではない進化に関する学問的な理論は存在していない。だが、こうした状況も、変化する可能性が出てきた。 7月28日(米国時間)付の『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)に掲載された研究論文の中で、言語学者たちは、実験環境で人工的に作成された

  • 2008-08-04

    sakstyle
    sakstyle 2008/08/04
    復活感謝ブクマ。/彼(ドーキンス)は自身の役割をカール・セーガンに近いものだと考えているようだ/断続平衡説への批判=大進化と小進化ははっきりとは区別できない
  • 2003年度「コンピュータの誕生と発展」レポート.PDF

    sakstyle
    sakstyle 2008/06/19
    メイシー会議からみるサイバネティクスの成立過程について/ドイツにあったサイバネティクスと似た研究(ホルスト、ローレンツ)/サイバネティクスと進化論
  •  「神はなぜいるのか?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    神はなぜいるのか? (叢書コムニス 6) 作者: パスカルボイヤー,Pascal Boyer,鈴木光太郎,中村潔出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/03メディア: 単行購入: 4人 クリック: 185回この商品を含むブログ (17件) を見る 書は文化人類学者パスカル・ボイヤー*1によるもので,宗教の様々な活動を認知科学,進化心理学的に解説して見せたものである.原題は「Religion Explained」*2.「説明された宗教」ということで,書は邦題のように「神」が「存在する」理由を説明しているわけではない. 書の出版は2001年で,デネット,ドーキンスの一連の宗教に関する著書の先駆けとなっていて,これらのでも好意的に引用されている.私としても機会あれば読みたいと思っていたので訳出されて大変ありがたかった. さて,書の内容であるが,基の説明軸は,様々な宗教現象

     「神はなぜいるのか?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    sakstyle
    sakstyle 2008/05/06
    宗教現象をミーム論的に説明する。デネット、ドーキンスに影響を与えた本。
  • 言語進化:科学の最も難しい問題?(3) - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    Part 2の続き 7章で、ディーコンは言語進化の中心には複雑なシンボル的コミュニケーションのための人の能力があるとする。しかしながら、トマセロとは対照的に、ディーコンは世界中の言語を通して(つまり言語普遍に)見られる言語構造の多くのサブパターンは文化的過程の産物ではないとしている上に、ビッカートンやピンカーが提案している進化した生得能力(いわゆる言語の「普遍文法」)を反映しているわけでもないと言う。代わりに、哲学や意味論(シンボルシステム)での研究から、ディーコンは言語学的シンボルシステムそのものに由来する第三の制約があると論じている。言葉をそれで言及しているものとの間の複雑な関係のために、言葉を句や文に形作るときにシンボルシステム内で意味論的制約が生じているそうだ。比較対象としてディーコンは数学を取り上げている。分割の数学的概念はすでに何万年もあるが、人が分割を発明したと言うのは間違っ

    言語進化:科学の最も難しい問題?(3) - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
    sakstyle
    sakstyle 2008/03/14
    ディーコン(シンボル操作/文化でも生得でもない第3の制約→自然に内在(?)する概念)、ディヴィトソン(シンボル操作/考古学、特に古代芸術品)、ハウザーとフィッチ(生物学、人以外の動物との比較)
  • 言語進化:科学の最も難しい問題?(2) - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    Part 1の続き 3章でハーフォードは、人は言語を獲得して独特の心的能力を進化させるとするピンカーに賛同しているが、言語進化の説明における文化的伝達(学習)の役割には反対している。ハーフォードは、言語進化は生物学的前適応と世代を介した言語学的適応に基づく学習との両者の組み合わせによって理解すべきであるとした。彼は言語を発生させる可能な生物学的な前段階のいくつかを挙げている。話す音声の産出(音声学)のための前適応、音を複雑な文に組み立てる(統語論)ための前適応、基礎的で複雑な概念を形作りそれで心的計算を行なう(意味論)ための前適応、複雑な社会的相互作用(語用論)のための前適応、音と概念を結びつける基礎能力(記号能力)のための前適応。一度人が前適応によって言語の準備ができると、子どもの学習機構の狭いフィルターによって世代を介して言語を伝達する過程から言語システムはどんどん複雑になっていく。ハ

    言語進化:科学の最も難しい問題?(2) - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
    sakstyle
    sakstyle 2008/03/12
    ハーフォード(前適応、文化的伝達)、ニューマイヤー(斉一説を検討せよ)、ビッカートン(言語学から)、トマセロ(心理学から)
  • 言語進化:科学の最も難しい問題?(1) - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    原文:Language Evolution:The Hardest Problem in Science?,Christiansen and Kirby,2003(PDF) 訳注:著作の内容を紹介した第1章から、全17章中のうちの9章までの説明の抜粋、ただし所々で訳の省略を含む 私たちを人間たらしめているのものは何か。私たちが環境に与える影響を考えると、自分たちを他の一千万種かそこらとは質的に違う特別な種だと感じるのも無理はない。おそらくそう感じるのは、自分自身について考えるときに客観的になるのが難しいからなのだろう。結局のところ、生物学が私たちに教えてくれるのは、どんな種も特定の生態学的な地位においてうまく適応している事実だ。にもかかわらず、人間にはどこかおかしなところがある。人は巨大で複雑で多様な社会システムに参加している。人は地球上のほぼすべての環境で生活している。人は前例のない方法

    言語進化:科学の最も難しい問題?(1) - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
  • 物々交換と所有権の進化学:チンパンジーの行動から文明を考える | WIRED VISION

    物々交換と所有権の進化学:チンパンジーの行動から文明を考える 2008年2月 5日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Brandon Keim Image: The Far Side もしも物々交換というシステムがなかったら、人間は今ごろ、アイダホ州あたりに、太陽発電と厳重な警備システムを備えた居住区を作り、そこにこもって暮らしているだけの存在——であるどころか、いまだに、うまそうな獲物の肉をクマと奪いあっているような存在だっただろう。 では、この文明の基盤とも言うべき行動はどのように生まれたのだろう? この疑問に向き合った研究論文が、1月31日付けのオンラインの科学ジャーナル『Public Library of Science ONE』(PLoS ONE)誌に掲載された。 それによると、われわれ人類と遺伝的にきわめて近く、人類の進化の初期段階を知る手がかりにな

    sakstyle
    sakstyle 2008/02/05
    チンパンジー社会における取引/物々交換はするが「お互いの利益が最大限になるような交換は行なわない」「契約の遂行を強制したり、詐欺行為を罰するようなシステムが存在しないからではないか」
  • MINAKA Nobuhiros oude pagina

  • http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200801042020

    sakstyle
    sakstyle 2008/01/05
    「アバロン爆発(Avalon explosion)」エディアカラ紀
  • 科学なニュースとニュースの科学:この本読んだ? 2007年注目の科学ノンフィクション(前編) - ITmedia アンカーデスク

    いやー、なんだか気がついたらあっというまにもう2007年も末ですな。って、どういう前ふりだよ>自分。 かなり強引な前ふりはともかく、年末ということもあって、今回はちょっといつもと趣向を変えてみたい。 筆者が今年読んだ科学ノンフィクションの中から、気になったものをピックアップして、紹介していきたいのだ。ちょうど、世間もそろそろ年末休暇。読みこぼしのある人は、良い機会だから、こたつにでも入ってのんびり読書三昧というのもいいんじゃないだろうか。 さて、まずは筆者が選んだのリストを見ていただこう(ちなみに、あくまでも「筆者が今年読んだ」なので、昨年末に刊行されたも何冊か含まれているのでそこはご了承ください)。 まずは宇宙論に関する3冊。いずれも、現代物理学の最先端の話題についてのであると同時に、そこに至るまで基的な学説や理論をも紹介しているため、話題が重複している部分がけっこうある。でも、

    科学なニュースとニュースの科学:この本読んだ? 2007年注目の科学ノンフィクション(前編) - ITmedia アンカーデスク
    sakstyle
    sakstyle 2007/12/15
    『ワープする宇宙』リサ・ランドール/NHK出版『宇宙のランドスケープ』レオナルド・サスキンド/日経BP社『宇宙を復号[デコード]する』チャールズ・サイフェ/早川書房
  • 2007-11-12

    最近見た映画を書き留めておく。 ストレイト・ストーリー [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2005/03/02メディア: DVD クリック: 19回この商品を含むブログ (111件) を見るデヴィッド・リンチ監督、リチャード・ファーンズワース主演、1999年。リンチの映画には失望したことがないが、兄弟愛を高らかに歌い上げたこの作品も素晴らしかった。難解なホラーもSFも感動ものも、全て巧みに作り上げてしまう。ファイト・クラブ [DVD] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2007/01/26メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見るデヴィッド・フィンチャー監督、エドワード・ノートン主演。ノートンとブラット・ピットが主人公を演じた作品。平凡なサラリーマンを演じるノートンが魅力的。エイリアン2 完全版 (ベ

    2007-11-12
    sakstyle
    sakstyle 2007/12/15
    ドーキンス VS グールド (ちくま学芸文庫)