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進化に関するsakstyleのブックマーク (238)

  •  「人間進化の科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    人間進化の科学哲学―行動・心・文化― 作者: 中尾央出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2015/03/31メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 書は若手科学哲学者中尾央によるヒトの行動や文化の進化研究にかかる科学哲学書である.内容的には,ヒトの行動進化にかかる研究プラグラムの評価,文化進化の研究プログラムの紹介と評価,罰の進化と教育の進化にかかる最新学説という3部構成になっている. 第1部 人間行動進化学の研究プログラム.ここでは進化心理学,人間行動生態学,遺伝子と文化の二重継承説の3つがそれぞれ検討される. 最初は進化心理学.ここはやや詳しくレビューしておこう. まず歴史的な経緯として学説史が扱われる.コスミデスとトゥービイ以外の初期の文献やカンファレンンスも紹介されていて詳しい.一般には更新世のEEA,領域特殊モジュール,ヒューマンユニバーサルがこの分

     「人間進化の科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2015/05/21
    “ヒトの行動進化にかかる研究プラグラムの評価,文化進化の研究プログラムの紹介と評価,罰の進化と教育の進化にかかる最新学説という3部構成”
  •  「道徳性の起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    道徳性の起源: ボノボが教えてくれること 作者: フランスドゥ・ヴァール,Frans de Waal,柴田裕之出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2014/11/28メディア: 単行この商品を含むブログ (7件) を見る 書はオランダ出身の著名な霊長類学者フランス・ドゥ・ヴァールによる霊長類特にボノボに見られる向社会性を解説し,そしてそこからヒトの道徳と宗教についての思いを語るという,科学書であり,かつ大家のエッセイのような趣もあるである.原題は「The Bonobo and the Athiest: In Search of Humanism Among the Primates」.邦題は書の内容の一部を示しているだけでややミスリーディングな印象である. ドゥ・ヴァールは大変著名なチンパンジーやボノボの研究者であり,その生態や行動を詳しく紹介する「政治をするサル」や「ボノボ

     「道徳性の起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2015/04/28
    ドゥ・ヴァールって有名だけど「行動生態学への初歩的な誤解」してる人なのか
  •  「系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史 (BERET SCIENCE) 作者: 長谷川政美出版社/メーカー: ベレ出版発売日: 2014/10/24メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る 書は分子的な系統樹推定が専門の進化生物学者長谷川政美による最新の進化系統樹の一般向けの紹介.伝統的な分類体系に基づいて推定されていた系統樹の一部が最新のDNAデータに基づく推定で書き換えられるということはここ20年ぐらいしばしば生じていて,それを包括的に紹介するはいくつかでている.長谷川自身も2011年に「新図説動物の起源と進化」というを書いているし,もう少し前にはリチャード・ドーキンスの大著「祖先の物語」(2006年)もある.書の特徴はそれを美しいグラフィックで表現しているところだ.グラフィックデザイナーの坂野徹がブックデザイン(装丁,各ページのデザイン,系

     「系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2015/03/10
    「本書は美しいグラフィックに最新の系統樹が掲載」「ヒトとチンパンジーの分岐から始まるほかの動物群との分岐を次々とさかのぼって植物との分岐まで合計31の分岐ポイントをたどっている」
  •  「モラルの起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    モラルの起源―道徳、良心、利他行動はどのように進化したのか 作者: クリストファーボーム,Christopher Boehm,斉藤隆央出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2014/11/01メディア: 単行この商品を含むブログ (18件) を見る 書は文化人類学者であるクリストファー・ボームによるヒトの道徳の進化についての自身の長年の考察をまとめたものだ.基的にチンパンジーの観察データ及び狩猟採集民の観察データから出発して,利他的な行動特性,特に(その至近的な心理メカニズムとして)キーになっていると考える道徳的な良心の進化を,その進化理論と進化経路を合わせて考察して仮説にまとめ上げることを主眼としている.一般向けではあるがなかなか重厚な書物になっている.原題は「Moral Origins」 書はまずダーウィンのヒトのモラルの進化についての取り組みを紹介し,そこから血縁者以外への利他

     「モラルの起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2014/12/30
    “文化人類学者であるクリストファー・ボームによるヒトの道徳の進化についての自身の長年の考察をまとめたものだ.基本的にチンパンジーの観察データ及び狩猟採集民の観察データから出発”
  • 化石に見るクビナガリュウの進化 国内外の研究者が穂別で調査|苫小牧民報電子版

    化石に見るクビナガリュウの進化 国内外の研究者が穂別で調査 むかわ町の町立穂別博物館が所蔵するクビナガリュウの幾つもの化石に注目し、国内外の研究者グループが化石の組織構造を分析し、進化の謎を探っている。研究の代表を務…

    化石に見るクビナガリュウの進化 国内外の研究者が穂別で調査|苫小牧民報電子版
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    sakstyle 2014/10/02
    2014年から3年、世界各地のクビナガリュウの進化を調査。組織学の手法を取り入れる。クビナガリュウは、淡水、南極から赤道まで幅広く繁栄
  • https://shorebird.hatenablog.com/entry/20140923/1411426736

    https://shorebird.hatenablog.com/entry/20140923/1411426736
  • 魅力的な「左右対称」な顔は、健康状態には影響されない:研究結果

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    sakstyle 2014/08/29
    よい遺伝子仮説の前提が否定される。左右対称を好むのは、視覚的に処理しやすいからか
  • 人類はなぜ文化的に進化したのか。カギは「男性ホルモンの低下」にあり:研究結果

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    sakstyle 2014/08/25
    「ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち」にでてきた実験への言及があるー
  •  日本学術会議公開シンポジウム 「進化は生物学を統合する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    8月9日に日学術会議主催の公開シンポジウムが乃木坂の日学術会議部で開かれたので参加してきた.第22期日学術会議の分野別委員会のひとつ「統合生物学委員会」のさらに分科会「進化・系統学分科会」が中心になって企画したものだ.テーマはドブジャンスキーの有名な警句をリスペクトして「進化は生物学を統合する」となっている.7人のプレゼンターが,このテーマに沿って自由に講演内容を決めているようで,自分のリサーチテーマに沿ったものや,一般向けにふさわしいトピックの解説など様々だ.オーガナイザー斎藤成也からは講演順序は進化の歴史順に決めたと説明がある. イントロンの起源 - タンパク質とゲノム情報から 郷通子 イントロンは1977年にその存在が発見されたが,何故あるのか,起源は何かなどの解明は非常にゆっくりとしか進んでいない.ここで郷は自分のヘモグロビンのイントロンにかかる研究からわかってきたことを紹

     日本学術会議公開シンポジウム 「進化は生物学を統合する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2014/08/12
    イントロンの起源、オルガネラ、植物化石、脊索動物の進化、共生する昆虫、環境適応進化、進化と人文社会科学
  • 恐竜はいまも絶滅していない──生き残りをかけた恐竜たちのある試み

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    sakstyle 2014/07/21
    恐竜の体長の変化を調査。多くの恐竜はある時期から変化が安定したが、マニラプトル類だけは変化し続けた→鳥類が生き残った要因か
  •  「協力と罰の生物学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    協力と罰の生物学 (岩波科学ライブラリー) 作者: 大槻久出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/05/23メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (12件) を見る 書は岩波科学ライブラリーシリーズの一冊で,利他行動を含む協力行動の進化にかかる解説書である.著者は若手数理生物学者の大槻久. 最初に自然界には協力行動があふれていることを豊富な実例を元に解説している.しかしその前に協力を定義する際の通貨が適応度であることをしっかり断っていて渋さが感じられる.協力の実例には,バクテリアが流されてしまわないためのぬめり(バイオフィルム),粘菌の柄になる細胞,アリのワーカー,オナガのヘルパー,血を吐き戻すチスイコウモリ,群れを作る動物のアラームコール,フードコール,菌根菌その他の他種生物間の相利共生などが紹介されている.まずは背後の原理にあまりこだわらずにひたすら並べて読

     「協力と罰の生物学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • マダニ遺伝子、恐竜から獲得 三重大が確認 - 日本経済新聞

    アフリカに生息するマダニが、動物の血を吸いやすくするためのホルモンの遺伝子を恐竜など宿主の脊椎動物から獲得していたことを、三重大学医学系研究科の岩永史朗准教授が突き止めた。英国科学雑誌「ネイチャー コミュニケーションズ」に掲載された。種の異なる動物の間で機能性遺伝子が伝わる「水平伝播(でんぱ)」現象を確認するのは世界で初めて。岩永准教授は「動物や昆虫のような生物の進化が、水平伝播で起きたという

    マダニ遺伝子、恐竜から獲得 三重大が確認 - 日本経済新聞
  •  「進化の弟子」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    進化の弟子: ヒトは学んで人になった (ジャン・ニコ講義セレクション) 作者: キムステレルニー,Kim Sterelny,田中泉吏,中尾央,源河亨,菅原裕輝出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2013/12/26メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 書は生物学の哲学の大家の1人キム・ステレルニーによる人類進化を扱った一冊である.原題は「The Evolved Apprentice」.書の主題はヒトの認知能力にある特異性についての説明だが,ステレルニーは書は「生物学の哲学」のではなく,「自然の哲学」のだとしている.哲学的手法を用いて,ヒトの特異性を説明する試みだという趣旨だが,読んだ印象としては,様々な進化生物学者の仮説に対して突っ込みを入れ,かついくつかの独自の仮説を提示したような内容になっている. 序章ではステレルニーの考え方の特徴がまとめられている.基

     「進化の弟子」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2014/03/01
    ヒトの認知の特異性について。マキャベリ知性仮説などを批判して、徒弟学習モデルを提案
  • 【じんぶんや第94講】信原幸弘・伊勢田哲治・戸田山和久・長谷川眞理子の4人が選ぶ 進化と哲学

    和書 和書トップ 予約 子どもと学び 医学・看護 働きかた サイエンス&IT コミック プレゼントにおすすめの ジャンルでさがす 文芸 教養 人文 教育 社会 法律 経済 経営 ビジネス 就職・資格 理学 工学 コンピュータ 医学 看護学 薬学 芸術 語学 辞典 高校学参 中学学参 小学学参 児童 趣味・生活 くらし・料理 地図・ガイド 文庫 新書・選書 コミック ゲーム攻略 エンターテイメント 日記・手帳・暦 これから出るをさがす 文芸 教養 人文 教育 社会 法律 経済 経営 ビジネス 就職・資格 理学 工学 コンピュータ 医学 看護学 薬学 芸術 語学 辞典 高校学参 中学学参 小学学参 児童 趣味・生活 くらし・料理 地図・ガイド 文庫 新書・選書 コミック ゲーム攻略 エンターテイメント 日記・手帳・暦 フェア 芥川賞・直木賞 紀伊國屋じんぶん大賞 キノベス! 書物復権

    【じんぶんや第94講】信原幸弘・伊勢田哲治・戸田山和久・長谷川眞理子の4人が選ぶ 進化と哲学
  • 「生命進化の物語」がとても面白い本だったのですよ。 - 万来堂日記3rd(仮)

    生命進化の物語 作者:リチャード サウスウッド八坂書房Amazonリチャード・サウスウッドの「生命進化の物語」を読みました。 最初の生命から現在まで生命がたどった進化の歴史を概観するで、同趣向のとしてはドーキンスの「祖先の物語」やフォーティの「生命40億年全史」を読んだことがあります。どちらも面白いでした。 が、この「生命進化の物語」はこの2冊に勝る長所を持った、とても素晴らしいでして、発作的に紹介文などを書いている次第でございます。 「祖先の物語」は、現代から過去へ遡って進化を見て行くという手法の斬新さ、進化論におけるトリビア的な知識、ドーキンス自身の進化観・生命観などが読みどころです。 フォーティの「生命40億年全史」は、その時代にどのような光景が広がっていたのか生き生きと描写してくれるのがなんとも魅力的です。その光景を解き明かすために学者たちが繰り広げる人間模様も、いいスパイ

    「生命進化の物語」がとても面白い本だったのですよ。 - 万来堂日記3rd(仮)
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    sakstyle 2013/11/17
    「そんな2冊の好著に勝る長所とはなにかといいますと、それはまさに歴史的視点です。」
  • 自然を名付ける - まとまり日記

    自然を名づける―なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか 作者: キャロル・キサク・ヨーン,三中信宏,野中香方子出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2013/08/28メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 分類学の歴史を、人間が地域民族に共通して持つ分類学的直観を進化的・系統的分類が最終的に凌駕する歴史として描く。 前半はリンネがその分類体系の構築に当たっていかに自らの分類学的直観(著者はこれを「環世界センス」とよぶ)に頼っていたかの描写から始まる。リンネがその自然誌的経験によってもっていた分類に対するセンスは先輩および同僚の分類学者を凌駕するものであり、それがリンネが分類学界で王にまで上り詰め君臨できた理由である。次の章ではダーウィン、特に彼のフジツボについての研究にスポットを当てる。フジツボの研究はダーウィン及び分類学の歴史に様々な意味をもっていた。言

    自然を名付ける - まとまり日記
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    sakstyle 2013/10/31
    「「物語・分類学の歴史」としてはとても読ませる本になっている。」
  • 日本進化学会2013 TSUKUBA 参加日誌  その7 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    大会第4日 8月31日 日は午前中「進化学夏の学校」,午後は「公開講演会」という日程 進化学 夏の学校 生命の樹:昔と今 橋哲男 初期の系統樹としてはヘッケルのものが有名だ.1965年頃から分子データを基にした系統樹が描けるようになってきた. 当時,生命の起源に近い進化史の初期までさかのぼった系統樹を描く分子的データの材料としてはリボソームのRNAが使われた.1990年にウースが真正細菌,古細菌,真核生物間の系統関係を明らかにして3ドメイン説を唱えた.またミトコンドリア,葉緑体の起源が細胞内共生にあることもわかってきた. 1980年代後半から真核生物の起源が議論されるようになった.ミトコンドリアとの共生以前に分岐したものがいるのではないかが問題となり,アメーバなどのアーケゾアが該当するのではないかという議論がなされた.確かにこれらの一部の分岐は早い時期になされたように見えた.しかし19

    日本進化学会2013 TSUKUBA 参加日誌  その7 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2013/10/05
    進化学夏の学校。橋本哲男による系統樹推定の話(学説史?、今ホットなのは真核生物の区分スーパーグループ)、長谷川眞理子によるヒト進化史の話(白目重要、チンパンとのゲノムの違い=転写、制御領域、氷河期に心
  • 文化系統学・文化進化研究の現在―『文化系統学への招待』合評会

    佐倉統 @sakura_osamu 明後日は京都で文化系統学の研究会 http://t.co/K1H3gNEKuo 中尾央・三中信宏 (編)『文化系統学への招待』(勁草書房) http://t.co/WU8JbYoNGE の合評会を兼ねていて、コメントの予定。それに備えて明日から京都入り。なんだか暑そう。 2013-07-27 00:54:45 佐倉統 @sakura_osamu 文化進化のミーム学に興味を持っていたのはもうずいぶん前なので、まさに「昔取った杵柄」なのだが、それを逆手にとって、文化系統学がミーム学の二の舞にならない、つまり学問分野としての確立に失敗しないための戦略は何なのか、という主旨のコメントをします。よろしく!>編者&参加者諸氏 2013-07-27 00:58:08

    文化系統学・文化進化研究の現在―『文化系統学への招待』合評会
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    sakstyle 2013/07/30
    琉球語とかインドの写本とか日本の文化多様性とか。進化と学習。伊勢田さん、佐倉さんのコメント。ミームの轍を踏まない。系統樹はゴールじゃない。進化メカニズムの仮定は現象毎に違うはず、など。
  •  「The Science of Love」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    The Science of Love 作者: Robin Dunbar出版社/メーカー: Wiley発売日: 2012/11/20メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る 書はロビン・ダンバーによる「愛」についてのだ.特に「fall in love:恋に落ちる」という現象,そしてその結果としての「ロマンティックな関係」を扱う.ロビン・ダンバーはダンバー数で有名な人類学者,進化心理学者.最近はエッセイや共編著の論文集をいくつか出しているが,書はダンバー数を用いて言語の進化的な説明を行った「ことばの起源」以来久しぶりの進化心理についての科学啓蒙書ということになる. 第1章は導入.この「恋に落ちる」現象については,当初西洋文化特有のものではないかという議論があったということから始まる.いかにも文化相対主義者が喜びそうな言説だが,実際によく調べるとこれはヒューマンユニ

     「The Science of Love」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2013/07/22
    「恋に落ちること」についての進化心理学。家族や友人関係との相違や、宗教的な法悦との関係、ネット上の恋愛についての章もある。
  •  「進化生物学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    進化生物学入門 宇宙発生からヒト誕生への137億年 (講談社学術文庫) 作者: 栗田子郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/04/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 書は「多様性生物学入門」という書名で東海大学出版会から1997年に出版されていたものが講談社学術文庫として最近文庫化されたものである.著者は植物学者で長らく千葉大学で教鞭をとった栗田子郎.書名は「進化生物学入門」だが,進化生物学全般を扱うというわけではなく,現在の生物の多様性がどのように生まれたのかという観点から3つのテーマが選ばれて,それについて総説的に議論を整理するという構成になっている.3つのテーマは「多様性の進化史の全体像」「種問題」「霊長類の系統と進化」ということになる.具体例を書くにあたって専門の植物を選ばずに霊長類にしたのは読者により興味を持ってもらおうということかもしれないが

     「進化生物学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2013/06/06
    「書名は「進化生物学入門」だが,進化生物学全般を扱うというわけではなく,現在の生物の多様性がどのように生まれたのかという観点から3つのテーマ」「多様性の進化史の全体像」「種問題」「霊長類の系統と進化」