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ブックマーク / uchubiz.com (209)

  • 月裏のサンプルリターン狙う中国「嫦娥6号」、小型探査車を搭載–これまで非公表

    #サンプルリターン#中国#CAST#嫦娥6号#月の裏側 中国が5月3日に打ち上げた月探査機「嫦娥6号」(Chang’e-6)で探査車(ローバー)の存在が確認された。これまで公表されていなかった。 嫦娥6号は史上初となる、月の裏側にあるエイトケン盆地からのサンプルリターンを予定している。ミッション期間は53日を予定しており、各国の科学観測機器も搭載されている。 中国空間技術研究院(CAST)が公開した画像からは、着陸機(ランダー)の右側面に小型ローバーが取り付けられていることがわかる。このローバーに関しては、赤外線画像分光器の搭載も指摘されている。 Yeah, okay. That looks like a previously undisclosed mini rover on the side of the Chang'e-6 lander lol. Via CAST: https://

    月裏のサンプルリターン狙う中国「嫦娥6号」、小型探査車を搭載–これまで非公表
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/09
    嫦娥6号ランダーの画像に、ローバーが写っていた、と。詳細は不明
  • 地球上で鉱物資源が供給不足、小惑星採掘の実現目指す 米新興企業

    マット・ガーリッチ氏(38)が以前勤めていた電動スクーター会社では、制御装置が下した命令をモーターに伝達するマイクロプロセッサーの主要部品であるプラチナ不足により、一時生産が停止に追い込まれた。これを受け、ガーリッチ氏は金属の探求に没頭するようになったという。 幼少期から宇宙が好きでエンジニアの道に進んだガーリッチ氏は、小惑星から金属を採掘する方法ついて思いを巡らせるようになった。科学者たちは、45億年前に太陽系が誕生した時の副産物であるこれら天体の破片には、地球上で不足している金属が豊富に含まれていると考えている。 ガーリッチ氏は2022年、米宇宙企業スペースXと米航空宇宙局(NASA)で約10年の経験を持つホセ・アケイン氏と共同で「アストロフォージ(AstroForge)」を設立した。カリフォルニア州に拠を置くこのスタートアップ企業は今、小惑星の採掘を現実のものにしようとしている。

    地球上で鉱物資源が供給不足、小惑星採掘の実現目指す 米新興企業
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/07
    2022年に設立された「アストロフォージ」社。23年4月に最初の衛星打ち上げ。今年24年、IM社の月探査ミッションに相乗りして、小惑星のフライバイ探査を行う予定(成功すれば深宇宙に進出した初の民間企業となる)
  • 史上初、月の裏側サンプル採取に挑む中国探査機「嫦娥6号」–実は日本のSLIMと共通点も(秋山文野)

    #SLIM#中国#嫦娥6号#月の裏側 2024年5月3日18時27分(日時間)、中国南部の南シナ海に面した海南島の文昌航天発射場から、月探査機「嫦娥6号(Chang’e-6)」を搭載した長征5号が打上げられた。 嫦娥6号は史上初となる月の裏側からのサンプルリターンを予定したミッションであり、月南極のエイトケン盆地で採取する目標には、月のマントル由来の物質が含まれていると期待されている。これは、1月にJAXAの月小型着陸実証機「SLIM」搭載のマルチバンド分光カメラが観測した科学ターゲットと同じだ。嫦娥6号が目指す月のサイエンスとはなんだろうか。 長征5号で打ち上げられる「嫦娥6号」(YouTube配信より) フェアリング開放後の「嫦娥6号」の様子(YouTube配信より) 嫦娥6号とは 嫦娥6号は、中国が2013年から続けてきた4回目の月着陸探査ミッションだ。2020年の嫦娥5号に続き、

    史上初、月の裏側サンプル採取に挑む中国探査機「嫦娥6号」–実は日本のSLIMと共通点も(秋山文野)
  • 欧州の小惑星探査機「ヘラ」、サイドクエストで火星の衛星「ダイモス」を調査

    #ESA#火星#ISAS#ダイモス#DART#Hera#AIDA#ディディモス#ディモルフォス 欧州宇宙機関(ESA)が主導する二重小惑星探査機「Hera」は、小惑星軌道変更の影響を観測する前に、サイドクエストとして火星の衛星「ダイモス」に立ち寄る。 2024年10月に打ち上げられるHeraは、米航空宇宙局(NASA)の衛星を意図的に衝突させて小惑星の軌道を変更させるミッション「Double Asteroid Redirection Test」(DART)の影響の観測を予定している。DART2022年9月に、小惑星「ディディモス」の衛星である小惑星「ディモルフォス」に衝突して、軌道の変更に成功した。 Heraは、ディディモスとディモルフォスに向かう2年の間に科学機器をテストする予定だ。2025年3月に同探査機はDeimosの約1000km以内に接近する。Heraはメインカメラや「Hype

    欧州の小惑星探査機「ヘラ」、サイドクエストで火星の衛星「ダイモス」を調査
  • 中国、月面基地計画のコンセプト動画を公開–スペースシャトルらしき宇宙船も

    #中国#CNSA#ILRS#月面基地 中国の宇宙機関、中国国家航天局(CNSA)は現地時間4月24日、将来の月面基地計画に関するコンセプト動画を公開した。 中国は2030年代に月面基地計画「国際月面研究ステーション(International Lunar Research Station:ILRS)」の建設を予定している。同計画にはロシアやベラルーシなど、10カ国が参加を表明している。 (出典:CGTN / YouTube) 今回の動画に登場する地表サンプルの回収ミッションに着陸船や探査機、支援軌道衛星は、現在進められている「嫦娥6号」「嫦娥7号」に対応するものだろう。月面における通信や発電インフラなども紹介されている。 動画の途中では、米航空宇宙局(NASA)の「スペースシャトル」らしき宇宙船も登場する。これが米中の宇宙開発における将来的な協力を示唆しているかどうかは、現時点では不明だ。

    中国、月面基地計画のコンセプト動画を公開–スペースシャトルらしき宇宙船も
  • 月着陸機SLIMが「裏コマンド」発動、スタートラッカーで「SORA-Q」撮影に挑戦–得られた写真は?

    UchuBiz > 宇宙開発を支える・挑む > 月着陸機SLIMが「裏コマンド」発動、スタートラッカーで「SORA-Q」撮影に挑戦–得られた写真は? #JAXA#SLIM 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型月着陸実証機(SLIM)は4月29日未明、再びの日没を迎え、休眠に入った。「3度目の越夜成功」からの復帰運用となった今回は、スタートラッカーによる北側斜面の撮影に挑んだ。 スタートラッカーで撮影した月面(出典:SLIM公式Xアカウント) スタートラッカーとは、宇宙を航行中の探査機の向きを、星の並び具合から精密に計測する装置だ。原理的にはカメラと同様の撮影が可能なことから、SLIMの公式Xアカウントいわく「裏コマンド」として運用に挑んだ。 「逆立ちSLIM」を激写した「SORA-Q」の撮影に挑む SLIMの月面着陸では「逆立ちしたSLIM」の実写が話題となった。同画像は、SLIMが着陸

    月着陸機SLIMが「裏コマンド」発動、スタートラッカーで「SORA-Q」撮影に挑戦–得られた写真は?
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/02
    “スタートラッカーとは、宇宙を航行中の探査機の向きを、星の並び具合から精密に計測する装置”
  • 史上初–月の裏側からのサンプルリターン、5月3日に打ち上げと報道

    #サンプルリターン#中国#嫦娥6号 中国の月裏からのサンプルリターンミッション「嫦娥6号」(Chang’e 6)が現地時間5月3日に打ち上げられると、海外メディアのSpace.comが報じている。月の裏側からのサンプルリターンは史上初。 嫦娥6号は月の裏側から試料(サンプル)を採取し、地球へと回収するミッションだ。地上との通信を中継する衛星「鵲橋(じゃっきょう)2号」(Queqiao-2)は3月に打ち上げられている。 嫦娥6号は中国の海南島にある、文昌衛星発射場から打ち上げられる。重量8.2tの探査機は「長征5号」ロケットに搭載され、月の南極の「エイトケン」盆地への着陸を目指す。 嫦娥6号のミッションは、着陸機(ランダー)、上昇機(アセンダー)、周回機(オービター)、再突入モジュールの4つのコンポーネントで構成される。月の裏側からサンプルを持ち帰ることで、太陽系の歴史と月の地質学的進化を解

    史上初–月の裏側からのサンプルリターン、5月3日に打ち上げと報道
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/02
    嫦娥6号
  • 宇宙太陽光発電、スターシップで打ち上げれば費用は低減可能–地上の原発より安価に

    #宇宙太陽光発電#SBSP#Virtus Solis 米国を拠点とする宇宙スタートアップ企業のVirtus Solis Technologiesは、Space Exploration Technologies Corporation(SpaceX)の次世代ロケット「Starship」を活用した宇宙太陽光発電(Space-Based Solar Power:SBSP)システムのメリットを解説した。英ロンドンで開催された国際会議に4月17日に登壇した。海外メディアのSpace.comが報じた。 Virtus Solisの計画は、宇宙に最大直径1kmの巨大な太陽光発電パネルを設置するというものだ。パネルは楕円形の「モルニヤ軌道」(地球から最も近い地点が約800km、最も遠い地点が3万5000km)に設置され、地上の巨大な受信アンテナに発電した電力をビーム送信する。 (出典:Virtus Soli

    宇宙太陽光発電、スターシップで打ち上げれば費用は低減可能–地上の原発より安価に
  • NASA、火星磁気探査機の打ち上げに米ブルーオリジンの巨大ロケットを活用

    #NASA#Blue Origin#火星#New Glenn#ESCAPADE#VADR 米航空宇宙局(NASA)の火星小型衛星ミッション「EscaPADE」が、米Blue Originの大型ロケット「New Glenn」の初打ち上げに搭載される。海外メディアのSpaceNewsが報じている。 EscaPADE(Escape and Plasma Acceleration and Dynamics Explorers)は、火星を周回する軌道に2機の探査機を投入し、火星の磁気圏などを観測することで火星の磁気圏と太陽風の相互作用を調査する。打ち上げは9月29日が予定されている。 NASAは、スタートアップ企業の育成や大企業の競争力強化を目的に科学技術衛星の打ち上げを民間企業に委託する「VADR(Venture-class Acquisition of Dedicated and Ridesha

    NASA、火星磁気探査機の打ち上げに米ブルーオリジンの巨大ロケットを活用
    sakstyle
    sakstyle 2024/04/30
    「火星小型衛星ミッション「EscaPADE」が、米Blue Originの大型ロケット「New Glenn」の初打ち上げに搭載される」結構初打ち上げに衛星が搭載されるのである。それにしてもいきなり火星周回軌道
  • ガニメデ・エウロパの「水」いよいよ実態調査へ–探査機JUICEの「氷を貫くレーダー」30年代始動

    #木星#JUICE#ガニメデ#エウロパ#カリスト#イオ 欧州宇宙機関(ESA)が主導する「木星氷衛星探査計画」(JUpiter ICy moons Explorer:JUICE)で活用する観測機器「RIME」の詳細が、研究者により明かされた。 JUICEは宇宙航空研究開発機構(JAXA)や米航空宇宙局(NASA)も参加する国際協力ミッション。探査機のJUICEは2023年4月に打ち上げられた。 JUICEは、表面の下に水や氷があると考えられている木星の衛星「ガニメデ」「エウロパ」「カリスト」「イオ」を2031年から探査する。2023年6月には、搭載した観測機器の展開を完了した。 JUICEは衛星の上空から、氷を貫くレーダーであるRIME(Radar for Icy Moon Exploration)で氷の下にある海を探査する。RIMEは約9kmまでの地下構造の探査が可能で、太陽系最大の衛星

    ガニメデ・エウロパの「水」いよいよ実態調査へ–探査機JUICEの「氷を貫くレーダー」30年代始動
    sakstyle
    sakstyle 2024/04/30
    「JUICEで活用する観測機器「RIME」の詳細が、研究者により明かされた」「ガニメデに生命が存在しうる可能性を調査する」
  • 火星でメタンの噴出を検知–探査車「キュリオシティ」の重さが原因か

    #Ingenuity#Perseverance#火星#JPL#Curiosity 現在、火星で運用されている米航空宇宙局(NASA)の探査車(ローバー)「Curiosity」(キュリオシティ)が、地下のメタンを噴出させている可能性が、研究者により報告されている。 Curiosityは「ゲールクレーター」で夜にだけメタンを繰り返し検出している。NASAの研究者によれば、火星ではメタンが地殻の下に閉じ込められており、その上を走行するCuriosityの重み(900kg)で近くに亀裂が入り、メタンが噴出している可能性を指摘している。 ジェット推進研究所(JPL)でCuriosityプロジェクトを担当するAshwin Vasavada氏は、「メタンに関する研究の一部は、将来の地表探査機に委ねられる」と語っている。 Curiosityは2011年11月に打ち上げられ、2012年8月に火星に着陸。火星

    火星でメタンの噴出を検知–探査車「キュリオシティ」の重さが原因か
    sakstyle
    sakstyle 2024/04/30
    「Curiosityは「ゲールクレーター」で夜にだけメタンを繰り返し検出(...)Curiosityの重み(900kg)で近くに亀裂が入り、メタンが噴出している可能性を指摘」むむむ
  • 北海道の宇宙港で民間宇宙開発を学べる旅行プログラム、販売開始

    #HOSPO#SPACE COTAN#インターステラテクノロジズ#日旅行#大樹町 北海道大樹町にある宇宙港「北海道スペースポート」(HOSPO)を運営するSPACE COTANなど3社は民間の宇宙開発を学べる旅行プログラム「民間の宇宙開発を学ぶ! 北海道スペースポートツアー」を造成した。北海道オプショナルツアーズが販売している。4月22日に発表した。 販売を開始した旅行プログラムは、HOSPO内の展示施設や航空宇宙関連の実験場、民間ロケット企業の施設をみて、日の民間宇宙開発を肌で感じられるという。宇宙という大樹町独自のコンテンツを生かし、宇宙産業を身近に感じてもらうきっかけになるとしている。 施設を見学するだけでなく、専属ガイドが民間の宇宙開発や大樹町の宇宙への取り組みなども詳しく説明するという。中高の修学旅行や研修旅行、大学のサークルやゼミといった教育現場だけでなく、宇宙開発に関心の

    北海道の宇宙港で民間宇宙開発を学べる旅行プログラム、販売開始
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    sakstyle 2024/04/25
    修学旅行とかそういうのに使えそうな奴(なお、教育目的だけでなく一般団体でも利用は可能)
  • NASAの「宇宙ヨット」打ち上げ成功–太陽光の輻射圧を推進力として航行

    #NASA#ソーラーセイル#ACS3 Rocket Labは米国時間4月23日、米航空宇宙局(NASA)の宇宙ヨットなどを搭載した「Electron」ロケットを打ち上げた。 宇宙ヨットとも呼ばれる「太陽帆(ソーラーセイル)」は、太陽からの光の粒子「光子」を受け反射することで、推進力を生み出す。光の粒子は質量を持たないが、ソーラーセイル上の素材による反射で生じる反作用が推力となる。 化学推進や電気推進と違い、推進剤なしに宇宙を航行できるものとして注目されている。太陽光を宇宙機の推進力とする技術で、効率的な飛行の実現が期待されている。日の「IKAROS」や惑星協会の「LightSail 2」でも、実証実験が行われた。 ニュージーランドの射場から打ち上げられたElectronには、NASAのソーラーセイル宇宙機「Advanced Composite Solar Sail System(ACS3

    NASAの「宇宙ヨット」打ち上げ成功–太陽光の輻射圧を推進力として航行
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    sakstyle 2024/04/25
    NASAのソーラーセイル宇宙機「Advanced Composite Solar Sail System(ACS3)」
  • 土星「タイタン」探査、2028年7月に打ち上げ–ドローンで有機物を調査

    #Dragonfly#タイタン#土星 米航空宇宙局(NASA)は現地時間4月16日、土星の衛星「タイタン」の探査ミッション「Dragonfly」を2028年7月に打ち上げることを確認した。 Dragonflyは8基の回転翼を搭載した、原子力を動力とするドローン。タイタンの氷の下に存在すると考えられている有機物を探査することで、太陽系での生命の起源を調査する。もともとは、2027年以降の打ち上げが予定されていた。 ジョンズ・ホプキンス大学 応用物理研究所で製造中のDragonflyは、2034年にタイタンに到着する予定だ。赤道近くの「シャングリラ」と名付けられた地点で2年半にわたるホップ飛行で地表を175km移動する。 Dragonflyの飛行試験(出典:Johns Hopkins APL / YouTube) DragonflyはNASAの「ニューフロンティア計画」(New Frontie

    土星「タイタン」探査、2028年7月に打ち上げ–ドローンで有機物を調査
    sakstyle
    sakstyle 2024/04/22
    Dragonflyってこんな見た目なのか。動画見ると普通のマルチコプタードローンだな。画像の方はカバーかけているから独特な見た目に見えるのかな/前からこんなイメージ画像だった
  • 火星ヘリコプター「インジェニュイティ」、運用終了–運用チームが別れを告げる

    #Ingenuity#火星#JPL ジェット推進研究所(JPL)の火星ヘリコプター「Ingenuity」(インジェニュイティ)運用チームは米国時間4月16日、飛行を終了したIngenuityの運用終了を確認した。 Ingenuityは探査車(ローバー)「Perseverance」(パーサヴィアランス)とともに2020年に打ち上げられ、火星で飛行技術の実証実験を実施していた。2024年1月に、ローターが破損したことで飛行が不可能となり、ミッションの終了が発表されていた。 最終飛行から約5週間後の2月24日にPerseveranceが撮影したIngenuity。砂紋の頂点付近に立っている(出典:NASA / JPL-Caltech / LANL / CNES / CNRS) 火星の地上で静止状態にあるIngenuityは、Perseveranceが通信範囲外に移動するため、今後は通信ができなく

    火星ヘリコプター「インジェニュイティ」、運用終了–運用チームが別れを告げる
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    sakstyle 2024/04/18
    「Ingenuityは当初、最大5回の飛行ミッションが設定されていたが、最終的には72回もの飛行ミッションを達成し、火星で3年近く稼働を続けた。累計で約129分間、約17.7kmを飛行したことになる。」
  • 金星から「大量のガス」が宇宙へ漏洩、なぜ?–日欧の探査機が観測

    #JAXA#ESA#金星#BepiColombo#MMO#MPO#MTM#水星 欧州宇宙機関(ESA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水星探査ミッション「BepiColombo(ベピコロンボ)」が、金星から漏れ出す炭素と酸素を観測した。 BepiColomboはESAの水星表面探査機「Mercury Planetary Orbiter(MPO)」と、JAXAの水星磁気圏探査機「みお(Mercury Magnetospheric Orbiter:MMO)」、推進モジュール「Mercury Transfer Module(MTM)」で構成、水星の磁気圏や表面、内部を観測することを目的としている。2018年10月に打ち上げられ、地球と金星、水星に接近するスイングバイを実施している。 BepiColomboのデータによれば、炭素や酸素を含む大量のガスが、金星の大気から漏れ出しているという。大気

    金星から「大量のガス」が宇宙へ漏洩、なぜ?–日欧の探査機が観測
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    sakstyle 2024/04/17
    「BepiColomboのデータによれば、炭素や酸素を含む大量のガスが、金星の大気から漏れ出しているという。大気が宇宙へと逃げるのを防ぐ、固有の磁場を持つ地球とは異なり、金星は独自の安定した磁場を持っていない。」
  • 欧州、火星探査計画「エクソマーズ」を再起動–着陸船の独自開発で企業と契約

    #ESA#Rosalind Franklin#ExoMars#Thales Alenia Space#Airbus Defence and Space 欧州宇宙機関(ESA)は火星探査計画「ExoMars」を再起動させるため、現地時間4月9日に仏企業Thales Alenia Spaceと契約した。海外メディアのSpaceNewsが報じた。 ExoMarsは欧州とロシアが共同で進めてきた火星探査計画で、2022年9月に探査機(ローバー)「Rosalind Franklin」の打ち上げを予定していた。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻から計画は変更。欧州は着陸船(ランダー)の独自開発を決断した。 ESAはExoMarsの計画を再開するため、Thales Alenia Spaceと5億2200万ユーロ(約860億円)の契約を結んだ。同社は新しい着陸プラットフォームの設計、組み立て、統合、試験作

    欧州、火星探査計画「エクソマーズ」を再起動–着陸船の独自開発で企業と契約
    sakstyle
    sakstyle 2024/04/17
    「仏企業Thales Alenia Spaceと契約」「同社は新しい着陸プラットフォームの設計、組み立て、統合、試験作業を担当」
  • JAXA、超小型衛星の打ち上げにインターステラやスペースワンなど4社を選定

    #Space BD#JAXA#超小型衛星#スペースワン#インターステラテクノロジズ#三井物産エアロスペース 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月26日、超小型衛星ミッションで開発された衛星を打ち上げる民間事業者として三井物産エアロスペース、インターステラテクノロジズ(北海道大樹町)、スペースワン(東京都港区)、Space BD(東京都中央区)を選定、基協定を締結したことを発表した。 JAXAの「輸送/超小型衛星ミッション拡充プログラム」(JAXA-SMall satellite ruSH:JAXA-SMASH)は毎年、超小型衛星ミッションを公募し、衛星開発フェーズに選定されたミッションは2年間で超小型衛星を開発する計画。開発された超小型衛星は、今回JAXAが選定した4社が打ち上げ輸送サービスとして打ち上げられる。 政府は2023年6月に閣議決定された、新しい宇宙基計画に基づいて、20

    JAXA、超小型衛星の打ち上げにインターステラやスペースワンなど4社を選定
  • 「スターシップ」4回目の飛行試験、5月初旬の可能性–「着陸地点に降下」に集中

    #SpaceX#Starship Space Exploration Technologies(SpaceX)の次世代ロケット「Starship」の4回目の飛行試験が5月初旬にも実施される可能性に同社幹部が言及した。 Starshipは宇宙船であり、衛星を打ち上げるロケットとなる第2段のStarshipと、第1段ロケット「Super Heavy」で構成、組み合わせることで全長121mにもなる巨大ロケット。 3月に実施された3回目の飛行試験では、第2段を点火してから第1段を分離する「ホットステージング」や第2段の軌道投入、大気圏への再突入などが実施された。第1段と第2段は海上に落下した。 SpaceXのプレジデントで最高執行責任者(COO)も務めるGwynne Shotwell氏は、3月18~21日に米ワシントンDCで開催された人工衛星に特化したカンファレンス「Satellite 2024」

    「スターシップ」4回目の飛行試験、5月初旬の可能性–「着陸地点に降下」に集中
    sakstyle
    sakstyle 2024/03/22
    「「できれば6週間ほどで飛行テストに戻りたい」と発言」「次のフライトで衛星を打ち上げることはないだろう。再突入を成功させ、着陸地点に降下させることに集中する」
  • 米ボーイング、宇宙船「スターライナー」に燃料注入–5月に初の有人飛行

    #Starliner#Boeing#CCP 米Boeingは米国時間3月18日、有人宇宙船「Crew Space Transportation-100(CST-100) Starliner」の初の有人飛行に向け、燃料注入を開始したと発表した。 Starlinerは4人乗りの宇宙船。Boeingは米航空宇宙局(NASA)と「商業乗員輸送プログラム(Commercial Crew Program:CCP)」を契約、宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に輸送する(CCPでは、SpaceXの「Crew Dragon」がすでに実際に活用されている)。2022年5月の無人ミッションでは、打ち上げからISSへのドッキング、地球への帰還に成功した。安全性に問題があるとして、これまで有人での飛行は延期されてきた。 5月初旬に予定されている有人飛行試験(Crew Flight Test:CFT)」は、米

    米ボーイング、宇宙船「スターライナー」に燃料注入–5月に初の有人飛行
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    sakstyle 2024/03/22
    5月初旬打ち上げでもう燃料注入するんだな