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進化に関するsakstyleのブックマーク (238)

  • まさかの誤算...人間の保護下で暮らす絶滅危惧種、「あらぬ方向」に急速な進化を遂げてしまったことが判明

    まさかの誤算...人間の保護下で暮らす絶滅危惧種、「あらぬ方向」に急速な進化を遂げてしまったことが判明 <天敵のいない環境で保護されて暮らすうちに、「天敵に捕獲されやすい」方向へと急速に進化しつつあることが研究で明らかに> オーストラリアに生息する可愛らしい有袋類「フサオネズミカンガルー」は、人類が持ち込んだ動物に捕されたり、生息地を奪われたりした結果、絶滅の危機に追い詰められた。現在では人間の手で保護されて徐々に数を増やしているのだが、その結果として「あらぬ方向」へと急速に進化してしまっているのだという。自然で生き延びられるようになってほしい、という科学者の思いに反する皮肉な流れだ。 ■【動画】保護下で暮らし続けた結果、間違った方向に進化してしまったフサオネズミカンガルー オーストラリアの南部と西部に生息するフサオネズミカンガルーは、絶滅危惧種に指定されている有袋類だ。生息数を増やすた

    まさかの誤算...人間の保護下で暮らす絶滅危惧種、「あらぬ方向」に急速な進化を遂げてしまったことが判明
    sakstyle
    sakstyle 2023/06/12
    フサオネズミカンガルー/捕食者がいないので捕食回避反応が弱くなった。
  • カンガルーは人類よりも進化的に先を行く存在だった⁈ - ナゾロジー

    カンガルーは人類よりも進化の先を行く存在なのかもしれません。 イギリス自然史博物館(NHM)の研究チームは、カンガルーやコアラを代表とする「有袋類(ゆうたいるい)」が、ヒトを含む他の哺乳類よりも進化的に先を行っている可能性があることを発表しました。 専門家らはこれまで、袋の中で子を育てる有袋類を”卵生の哺乳類(カモノハシやハリモグラ)”と”胎生の哺乳類”の中間に位置づけ、「人類よりも原始的(primitive)な存在だ」と考えてきました。 しかし今回の研究では、哺乳類の共通祖先から最も進化幅が大きかったのは有袋類であることが判明したのです。 研究の詳細は、2023年4月28日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されています。 Marsupials Are ‘Far More Evolved’ Than Other Mammals, Even Humans https://w

    カンガルーは人類よりも進化的に先を行く存在だった⁈ - ナゾロジー
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    sakstyle 2023/06/05
    頭蓋骨の発達過程が、有胎盤類と有袋類では、有袋類の方が共通祖先からより離れていた、という話。
  • 化学:地球上での生命の起源の化学反応を促進したのは隕石粒子や火山性粒子だったかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio

    地球上で最初の生命が誕生するために必要だった分子の前駆体は、約44億年前には存在しており、地球に衝突した隕石あるいは地球上での火山噴火に由来する鉄を多く含む粒子によって促進された化学反応によって生成された可能性がある。このことを示した論文が、Scientific Reportsに掲載される。 これまでの研究から、有機分子(炭化水素類、アルデヒド類、アルコール類など)の前駆体は、小惑星や彗星によって地球に運ばれたか、初期地球の大気中や海洋中での化学反応によって生成されたことが示唆されている。こうした反応は、稲、火山活動、あるいは天体の衝突によるエネルギーによって促進された可能性がある。しかし、データが不足しているため、これらの前駆体の生成にいたる主要な機構は解明されていない。 今回、Oliver Trappらは、初期地球で大気中の二酸化炭素が有機分子の前駆体へ変換される過程が、隕石や火山島

    化学:地球上での生命の起源の化学反応を促進したのは隕石粒子や火山性粒子だったかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio
  • 世界最古のコウモリの骨格を発見、しかも新種、5200万年前

    このほど新たに記載された新種のコウモリ「イカロニクテリス・グンネリ(Icaronycteris gunnelli)」の骨格。米国ワイオミング州南西部で発掘され、現在はカナダのトロントにあるロイヤル・オンタリオ博物館に収蔵されている。(PHOTOGRAPH BY ROYAL ONTARIO MUSEUM) コウモリの世界最古の骨格2点が新種であることがわかった。コウモリの化石記録で欠けていた部分のひとつを埋めると同時に、コウモリの進化に関する新たな手がかりとなる発見だ。どちらの骨格も、米国ワイオミング州南西部にある古代の湖底だった場所から発見された。「フォッシル・レイク(化石の湖)」と呼ばれるこの場所には、約5200万年前の亜熱帯の湖の生態系と周囲の森林がまるごと保存されている。 新種のコウモリ「イカロニクテリス・グンネリ(Icaronycteris gunnelli)」の体重は約25グラム

    世界最古のコウモリの骨格を発見、しかも新種、5200万年前
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    sakstyle 2023/04/17
    コウモリの起源はよく分かっていない。「コウモリの反響定位能力は、複数の起源があるか、進化のごく初期から複数回失われるかしてきた可能性」「DNAを見るかぎり、最も近縁なのは有蹄類です。信じられないことです」
  • 「なぜタンパク質を構成するアミノ酸は約20種類しか存在しないのか?」を調べた研究で生物の進化についてのヒントが明らかに

    地球上の生命は約38億年前に誕生したといわれており、原始の地球から一体どのように生命が誕生したのかは大きな科学上のテーマとなっています。チェコのプラハ・カレル大学やアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学などの研究チームが、生命を形作るタンパク質が原始の地球でどのように合成されたのかを調べた研究で、タンパク質の構成要素である約20種類のアミノ酸がなぜ選択されたのか、アミノ酸の組み合わせがその後の生命にどのような影響を与えたのかという謎の一端が明らかになりました。 Early Selection of the Amino Acid Alphabet Was Adaptively Shaped by Biophysical Constraints of Foldability | Journal of the American Chemical Society https://doi.org/10.

    「なぜタンパク質を構成するアミノ酸は約20種類しか存在しないのか?」を調べた研究で生物の進化についてのヒントが明らかに
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    sakstyle 2023/04/13
    「実験の結果、古代の有機化合物はタンパク質のフォールディング(折り畳み)に最適なアミノ酸を選択して組み込んだ」生物誕生以前のダーウィン進化
  • 地球の生命の起源となる物質が発見される

    「地球の最初の生命がどのように現れたのか」という疑問はいまだ解き明かされていない永遠のテーマの1つで、生命の起源に関する理論は123個もあるとされていたり、分子の動きをシミュレートするアルゴリズムで解明が試みられていたりと、さまざまなアプローチが行われています。アメリカにあるラトガーズ大学の研究チームが2023年3月に発表した内容では、地球上の最初の生命にとって動力となる「代謝」の起源がとある物質であると特定し、それが地球上で生命を引き起こした可能性があると示されています。 Design of a minimal di-nickel hydrogenase peptide https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.abq1990 Scientists identify substance that may have sparked life on

    地球の生命の起源となる物質が発見される
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    sakstyle 2023/03/15
    代謝の起源となる物質としてニッケル結合ペプチドで実験
  • 島での進化で体格が大幅に変化した種ほど絶滅リスクが高い! 東大が確認

    東京大学(東大)は3月10日、島嶼(とうしょ)に生息する哺乳類について、そこで極端な体サイズの進化を遂げた種では絶滅率が高くなることを、大規模なデータ解析により明らかにしたと発表した。 同成果は、東大大学院 新領域創成科学研究科の久保麦野講師、国立科学博物館 人類研究部の藤田祐樹研究主幹らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、米科学雑誌「Science」に掲載された。 地中海諸島においては、大陸の祖先種と比較して体重がわずか1%程度になったゾウや、逆に祖先種の200倍にまで大型化したジャコウネズミなどの化石が出土している。このように島嶼では大型動物が小型化し、逆に小型動物が大型化するという「島のルール」と呼ばれる特有の進化法則が知られている。さらに島嶼においては、こうした体サイズ以外にもさまざまな変化が起こることが知られており、これらの一連の形態学的な変化を総称して「島嶼化」あるいは「島

    島での進化で体格が大幅に変化した種ほど絶滅リスクが高い! 東大が確認
  • 【あとがきたちよみ】 ケヴィン・レイランド 著、豊川 航 訳『人間性の進化的起源 なぜヒトだけが複雑な文化を創造できたのか』 - けいそうビブリオフィル

    あとがき、はしがき、はじめに、おわりに、解説などのページをご紹介します。気軽にページをめくる感覚で、ぜひの雰囲気を感じてください。目次などの概要は「書誌情報」からもご覧いただけます。 ケヴィン・レイランド 著 豊川 航 訳 『人間性の進化的起源 なぜヒトだけが複雑な文化を創造できたのか』 →〈「日語版への序文」「はじめに」「訳者あとがき」(pdfファイルへのリンク)〉 →〈目次・書誌情報・オンライン書店へのリンクはこちら〉 *サンプル画像はクリックで拡大します。「訳者あとがき」ほかの文はサンプル画像の下に続いています。 日語版への序文 『種の起源』を読み終えたときのことは今も鮮やかに覚えている。大学院生の頃だった。ダーウィンの自宅ダウンハウスの窓から覗く「植物に覆われミミズが這い回っている土手」の風景で締めくくられる最終段落を読み終え、私もロンドンのオフィスビルから街を見下ろしてみ

    【あとがきたちよみ】 ケヴィン・レイランド 著、豊川 航 訳『人間性の進化的起源 なぜヒトだけが複雑な文化を創造できたのか』 - けいそうビブリオフィル
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    sakstyle 2023/03/02
    模倣行動による文化伝達の普遍的理論「人間文化や人間性が誕生したのは、(...)文化駆動フィードバックのもとでは(...)あわよくば累積的文化進化を生じさせようとする方向への自然選択圧は、常にはたらき続けている」か
  • 東大、鳥類の翼は恐竜「マニラプトル類」で進化して受け継がれたと解明

    東京大学(東大)は2月27日、世界各地の地層から産出した化石骨格の姿勢の比較解析を行い、鳥類の翼の前縁に張った膜状構造「前翼膜」は、恐竜の「マニラプトル類」で進化し、それが子孫の鳥類へと受け継がれて翼となったことを見出したと発表した。 飛行生態が進化する以前に恐竜系統で獲得された前翼膜(出所:東大Webサイト) 同成果は、東大大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻の宇野友里花大学院生、同・平沢達矢准教授らの研究チームによるもの。詳細は、動物学に関して分類学からバイオインフォマティクスまで幅広い分野を扱うオープンアクセスジャーナル「Zoological Letters」に掲載された。 鳥類は、およそ1億5000万年前(中生代ジュラ紀末期)までに、恐竜から進化したことがわかっている。そしてこれまでの研究から、祖先である恐竜の段階で羽毛や鳥類型の呼吸器(気嚢系)などがすでに進化していたことが見出

    東大、鳥類の翼は恐竜「マニラプトル類」で進化して受け継がれたと解明
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    sakstyle 2023/03/01
    恐竜から鳥への進化の過程のどこかで獲得されたと推測されてきた「前翼膜」しかし軟組織なので化石に残らない。前翼膜の有無で、死後も肘関節の曲がる角度の範囲が違うことに着目し、化石を計測・比較/すごい研究だ
  • 化石:鳥類の進化を見直すきっかけになるかもしれない白亜紀の鳥の化石 | Nature | Nature Portfolio

    白亜紀の歯の生えた鳥の化石に現生鳥類(ニワトリ、アヒルなど)と同じ特徴が見られたという意外な発見を報告するDaniel Fieldたちの論文が、Natureに掲載される。この発見は、鳥類の起源に関する長年の仮説に異議を唱えるものであり、鳥類の進化と分類について再考を促すものとなる可能性がある。 現生鳥類は、2つの基的な分類群(古顎類と新顎類)のいずれかに属している。古顎類(ヒクイドリ、ダチョウ、シギダチョウ科など)は、頭蓋の骨格が厳密な接合によって互いに連結されており、口蓋に柔軟な関節がない。新顎類(ニワトリやアヒルをはじめとした全ての現生鳥類種を含む)は、頭蓋の骨格がかなり緩い接合によって連結されており、口蓋に関節がある。鳥類の祖先(例えば獣脚類恐竜)は、融合した口蓋を持っていたため、これまでは古顎類の頭蓋骨を持つ鳥類から新顎類が進化したと考えられていた。ただし、口蓋部分は壊れやすく、

    化石:鳥類の進化を見直すきっかけになるかもしれない白亜紀の鳥の化石 | Nature | Nature Portfolio
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    sakstyle 2022/12/01
    現生鳥類は古顎類と新顎類に分類される。古顎類から新顎類が進化したと考えられてきたが、逆かも、と。そもそもこれまでの化石記録が良好ではなかった
  • 恐竜から鳥類への進化の過程での羽ばたき飛翔の起源の高精度推定に前進、名大

    名古屋大学(名大)は11月17日、鳥類の胸部にある、体幹と翼の根をつなぐ「烏口骨」(うこうこつ)の強度が、鳥類の多様な羽ばたき方を反映していることを示したと発表した。 同成果は、名大 環境学研究科の明田卓巳大学院生、名大博物館の藤原慎一講師らの共同研究チームによるもの。詳細は、生物を解剖学的に理解することを目的とした関連分野を扱う学術誌「Journal of Anatomy」に掲載された。 鳥類は、恐竜から進化するどこかの段階で、揚力を得るための翼と、推進力を得るための羽ばたき能力を獲得していったと考えられている。翼を獲得していく進化の様子は、化石記録から明らかになりつつある。それに対し、羽ばたき運動がいつ頃行われるようになったのかはまだわかっていないという。 化石種の羽ばたき能力を復元するには、化石に残る骨から情報を得る必要がある。従来の研究では、主に肩関節の形状や胸部骨格の形態から、

    恐竜から鳥類への進化の過程での羽ばたき飛翔の起源の高精度推定に前進、名大
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    sakstyle 2022/11/22
    「名大博物館の藤原慎一講師らの共同研究チーム」化石から羽ばたき能力を復元する定量的指標はこれまでなかった。現生鳥類について、烏口骨の強度が羽ばたき方を反映しており、指標として使えそうなことが分かった
  • 約35億年前の岩石が「地球上における最古の生命の痕跡」だと確認される、火星の生命探査にも役立つ可能性

    西オーストラリア州のドレッサー累層で発見された約34億8000万年前の岩石を調べた国際的な研究チームが、「この岩石は生命の活動に由来するものである」と結論づけました。これは地球上における最古の生命の痕跡であると共に、火星における生命探査にも役立つ可能性があるとのことです。 Advanced two- and three-dimensional insights into Earth’s oldest stromatolites (ca. 3.5 Ga): Prospects for the search for life on Mars | Geology | GeoScienceWorld https://doi.org/10.1130/G50390.1 Earth’s Oldest Stromatolites and the Search for Life on Mars https:

    約35億年前の岩石が「地球上における最古の生命の痕跡」だと確認される、火星の生命探査にも役立つ可能性
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    sakstyle 2022/11/14
    西オーストラリア州のドレッサー累層で発見された約34億8000万年前の岩石/これまで科学界で最古のストロマトライトと認められていたのは34億3000万年前のもの
  • 鈴木まもるさん「鳥は恐竜だった」インタビュー 進化のカギは「巣」にあった!?|好書好日

    鈴木まもるさん 鈴木まもる(すずき・まもる)画家、絵作家、鳥の巣研究家 1952年東京都生まれ、東京芸術大学中退。86年より伊豆半島在住。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社/文・竹下文子)で赤い鳥さし絵賞、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵賞、『ニワシドリの秘密』(岩崎書店)で産経児童出版文化JR賞、『あるヘラジカの物語(あすなろ書房/原案・星野道夫)で親子で読んでほしい絵大賞を受賞。他にも『ピン・ポン・バス』(偕成社/文・竹下文子)、「せんろはつづく」シリーズ(金の星社/文・竹下文子)、『みんなあかちゃんだった』(小峰書店)など著書多数。 公式ホームページ:鳥の巣研究所 鳥の巣を造形的な視点から見る ——鳥の巣研究はいつ、どのようなきっかけで始めたのですか。 子どもの頃から動植物が好きでしたが、実際に鳥の巣を目にするようになったのは、静岡の伊豆の山で暮らし始め

    鈴木まもるさん「鳥は恐竜だった」インタビュー 進化のカギは「巣」にあった!?|好書好日
    sakstyle
    sakstyle 2022/10/27
    絵本作家の鈴木さん。35年前に伊豆に移り住んでから鳥の巣を収集するように。恐竜から鳥への進化の過程を巣という観点から描く絵本。面白そう。
  • 「人類進化史における戦争の文化」コンシリエンス学会研究会 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    www.cnslnc.academy 9月13日に標記研究会がオンラインで開かれたので参加してきた.発表者は長谷川眞理子.ダワーによる「戦争文化」で展開された議論を題材にそれを進化心理学的に考察してみよう,そしてコンシリエンスを目指す若い研究者たちにはヒトの行動を扱うことの複雑さを理解してほしいという趣旨での講演となった. 人類進化史における戦争文化 長谷川眞理子 私は自然人類学の出身だが.これは自然科学の一分野で,アプローチにはいくつかの方法がある.主流なのは化石から迫るものと遺伝子から迫るものだが,私はどちらにもあまり興味がなかったので,行動と生態からのアプローチをとることにした. 生態から人類を考えるのには生態人類学として狩猟採集社会などを研究する方法もあるが,当時,人間とは何かがあまりわかっていないという自覚があり,そのアプローチはとらなかった. そして共通祖先であるチンパンジ

    「人類進化史における戦争の文化」コンシリエンス学会研究会 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2022/09/23
    長谷川真理子講演まとめ。人間について研究するのは難しいよ、という話
  • 原核生物から真核生物への進化途上の可能性がある微生物化石、東北大などが発見

    東北大学と東京大学(東大)は8月29日、約19億年前(初期原生代)の微生物化石である「ガンフリント微化石」の再評価を行い、従来の報告にはない形状を持つ、コロニー型、楕円型、細胞組織内包型、有尾型、トゲ型の5つの新型の微生物化石を発見し、これらはそれぞれコロニー形成、栄養備蓄、さらに運動性や栄養確保といった生存に有利な機能を発現させたものであることに加え、その一部は真核生物特有の形状である可能性が明らかになったことを発表した。 同成果は、東北大 大学院理学研究科の笹木晃平大学院生(現・研究員)、同・石田章純助教、同・掛川武教授、東大 大気海洋研究所の佐野有司名誉教授(現・高知大学 海洋コア総合研究センター長)、同・高畑直人助教らの共同研究チームによるもの。詳細は、地球と太陽系の地球型惑星に関する全般を扱う学術誌「Precambrian Research」に掲載された。 カナダのガンフリント層

    原核生物から真核生物への進化途上の可能性がある微生物化石、東北大などが発見
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    sakstyle 2022/08/31
    カナダ・ガンフリント層・約19億年前のガンフリント微化石→1970年代以降されていなかった再検討をしたところ、従来とは異なる形態の組織を発見。真核生物とはいえないが機能面で匹敵。酸素濃度や水温上昇等が背景に
  • 脊椎動物の水から陸への進出にともなう肺の進化を世界で初めて解明

    東京慈恵会医科大学 解剖学講座 辰巳徳史講師、岡部正隆教授、リオデジャネイロ州立大学 Zoologia-IBRAG講座Camila Cupello講師、Paulo M. Brito教授、東京大学大学院理学系研究科 平沢達矢准教授、北九州市立自然史・歴史博物館 籔美孝名誉館員らのグループは、脊椎動物が水中から上陸に際して肺の形態を非対肺から対肺へと変化させていたことを世界で初めて明らかにしました。

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    sakstyle 2022/08/26
    慈恵会医科大学など/「 現存する水中で生活する肺をもつ魚である硬骨魚ポリプテルス、肺魚、シーラカンス、陸生の両生類に対し、シンクロトロン放射光 X 線を用いて詳細な肺の 3 次元画像を取得、解析」
  • 読み書きが困難な「ディスレクシア」の特性が、人類の文化的漸進に貢献していた:研究結果

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    sakstyle 2022/08/12
    ]ディレクシアは全体を把握する能力に優れ、新しい情報の「探索」に向いている。「人口の約5〜20%を占めると推測されている。「ディスレクシアの代償的な利点がなければ、これほど一般的であるはずがない」」
  • 書評 「進化政治学と平和」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    進化政治学と平和 科学と理性に基づいた繁栄 作者:伊藤 隆太芙蓉書房出版Amazon 書は進化政治学者伊藤隆太による3冊目の進化政治になる.伊藤は1冊目の「進化政治学と国際政治理論」では国政政治理論の古典的リアリズムを進化心理学的知見を基礎に進化リアリズム*1として再構築し,(ネオリアリズムの立場から見ると不合理な)戦争開始決定を部族主義,過信,怒りなどの概念を用いて説明してみせた.2冊目の「進化政治学と戦争」においては進化リアリズムの基礎的知見を人間行動モデル*2として提示し,ヒトには戦争することに使われる人間性が備わっているとする「戦争適応化説(個人レベル,集団レベルの抗争を可能にする心理メカニズムを奇襲と会戦に分けて説明するもの)」を提示した.2冊とも科学哲学的に実在論に立っていることを強調している.そして今回の「進化政治学と平和」においてはやはり実在論を強調しながら新しく進

    書評 「進化政治学と平和」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2022/06/13
    「進化政治学者伊藤隆太による3冊目」「ピンカーの暴力減少説を基礎に進化的リベラリズムを提唱」「「事実的性質を持って価値を記述すること」は可能」「リアリズムとリベラリズムは(...)科学的実在論と親和的」
  • 生命の起源に飛躍的な発見!高校生の実験レベルでRNAが合成

    DNAの類似物で、生物の最初の遺伝物質であると考えられているリボ核酸(RNA)が玄武岩質溶岩ガラス上で自然発生的に形成されることを、応用分子進化学研究所の研究者たちが発表しました。このようなガラスは、43億5千万年前の地球上には豊富にありました。似たような太古の生き残りである玄武岩は、火星上にもあります。 「生命の起源を研究しているコミュニティは、近年、分裂してきています。」と語るのは、「Astrobiology」に掲載された論文の共著者である、スティーブン・ベンナー氏です。「あるコミュニティは、熟練した化学者によって成し遂げられるような難しい化学反応を要する、古典的で複雑な化学反応へと立ち返っています。彼らの美しい手工細工は、NatureやScienceといった有名な科学誌で発表されています。」しかし、これらの化学反応が複雑であるのは明らかで、地球上で生命が実際にどのように現れたのかを説

    生命の起源に飛躍的な発見!高校生の実験レベルでRNAが合成
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    sakstyle 2022/06/09
    「100から200塩基対の長いRNA分子が、ヌクレオシド三リン酸が玄武岩ガラスに染み込む以上のことはしていないのに形成される」玄武岩ガラスは初期の地球や火星にあったとされる。
  • Science | AAAS

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    sakstyle 2022/06/09
    生命の起源研究においてRNA合成が謎となっているが、玄武岩ガラスと混ぜるだけで生成されるという実験結果。スティーヴン・ベンナーらの研究チーム。