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生物に関するsakstyleのブックマーク (137)

  • 南海トラフ下、摂氏120度でも微生物が死なないのはなぜ?

    南海トラフ下、摂氏120度でも微生物が死なないのはなぜ?2022.01.27 21:0010,082 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] 海底のさらに1,200m下、超高温も平気な生物が存在。 2016年、地球深部探査船・ちきゅうによる南海トラフの掘削調査により、海底下に広がる摂氏約120度の環境で微生物の生息地が発見されました。その後の研究で微生物の分析が進み、なぜそんな高温でも生きていられるのか、その答えが徐々に明らかになっています。 代謝率の高さがポイントNature Communicationsに発表された論文によれば、海底微生物の生存を可能にしているのは、その代謝率の高さです。カリフォルニア大学ロサンゼルス校の海洋地質微生物学者で、上の論文主著者のTina Treude氏によれば、海底の微生物たちは驚くほどアクティブで、高温な環境でもちゃんと生きてい

    南海トラフ下、摂氏120度でも微生物が死なないのはなぜ?
    sakstyle
    sakstyle 2022/01/28
    「代謝率の高さがポイント」
  • 「オシリカジリムシ」と命名 新種の甲殻類 鹿児島の干潟で発見 | NHKニュース

    鹿児島大学は、鹿児島県出水市の干潟で採集したハゼの仲間の尻びれに、体長1ミリ余りの新種の甲殻類が付着しているのを発見し、おしりにかじりつくような様子から「NHKみんなのうた」の人気キャラクターにちなんで、和名を「オシリカジリムシ」と命名しました。 鹿児島大学の上野大輔准教授によりますと、去年5月、鹿児島県出水市の干潟で採集した「チワラスボ」と呼ばれるハゼの仲間の尻びれに、小型の甲殻類がくっついているのを、大学院生が見つけました。 体長1.3ミリほどで茶色の体に甲羅を持ち「カイアシ類」のグループと考えられていますが、あごの形などが特徴的で、上野准教授は新しい科の新種と結論づけ、24日、イギリスの学術誌に掲載されました。 学名は発見場所の不知火海で見つかったことから「コレフトリア・シラヌイ」と名付け、和名については、あごを使って尻びれにかじりつくような姿から「NHKみんなのうた」の人気キャラク

    「オシリカジリムシ」と命名 新種の甲殻類 鹿児島の干潟で発見 | NHKニュース
    sakstyle
    sakstyle 2022/01/25
    新しい「科」!/発見したのは修士1年の大学院生。ちょうど、子どもの頃に流行ってた世代? ちょっとズレるか。
  • 魚にはどれだけの知性があるのか?──『魚にも自分がわかる──動物認知研究の最先端』 - 基本読書

    魚にも自分がわかる ──動物認知研究の最先端 (ちくま新書) 作者:幸田正典筑摩書房Amazonこの『魚にも自分がわかる』は、「魚の自己認識」、はてはその先の問いかけとして魚の知性について書かれた一冊である。魚は脳も小さいし、餌に飛びつくような能的な動きが目立つので、知的な印象を持っている人は多くないだろう。 だが、近年の動物認知研究の進展によって、そうした認識が誤りであることが明らかになってきた。たとえば、魚は鏡にうつった個体を正しく自分だと認識することができるし、そこに寄生虫がついているのが見えたら、砂底に身体をこすりつけてとろうともする、それどころか、こすりつけた後にもう一度鏡を見る動作までするのだという。鏡にうつった個体を自分だと認識できる鏡像自己認知の能力は、それまで猿や象など一部の知的とされる動物でしか確認されていなかったが、「魚の自己認識」について世界で唯一の研究室であると

    魚にはどれだけの知性があるのか?──『魚にも自分がわかる──動物認知研究の最先端』 - 基本読書
    sakstyle
    sakstyle 2021/12/15
    魚に鏡像自己認知があるかどうか、どのような実験で確かめていったか。
  • 遺伝子操作はサンゴを気候変動から救えるか 米研究

    顕微鏡にセットされたサンゴ。米マイアミ大学ローゼンスティール海洋大気科学学校で(2021年10月27日撮影)。(c)CHANDAN KHANNA / AFP 【11月24日 AFP】米フロリダ州の研究所で金色に輝く小さなサンゴ。ここでは気候変動からサンゴを守るための緊急手段が試されている。 科学者らは、気候の影響を受けにくい種から取り出した幹細胞を、影響を受けやすい種に移植することで、海水の温度上昇や酸性化からサンゴを救えるかどうかを見極めようとしている。つまり地球温暖化問題は、ある生命体を存続させるためにその遺伝子に手を加えようとする段階にまで達したのだ。 米マイアミ大学(University of Miami)の研究チームを率いるニッキー・トレイラーノウルズ(Nikki Traylor-Knowles)氏は「サンゴ礁は驚異的な速さで死んでいます。気候変動についていけないのです」とAFP

    遺伝子操作はサンゴを気候変動から救えるか 米研究
    sakstyle
    sakstyle 2021/11/24
    以前、日経サイエンスでは、共生細菌を散布する方法が紹介されていたが。結構サンゴ待ったなし状況なのか。
  • プランクトンのミクロな映像がすごい、ミジンコの出産シーンまで

    単細胞性の藻類であるオウギケイソウの1種リクモフォラ・フラベラータ(Licmophora flabellata)の群体。海藻の表面に付着していることが多い。(PHOTOGRAPH BY JAN VAN IJKEN) 地球上のどこでもコップ1杯の水をすくえば、プランクトンと呼ばれる不思議で魅惑的な生命体を見つけることができる。淡水でも海水でもかまわない。1滴の水の中には、鮮やかな色をした塊から、触手や巨大な目をもつ小さなモンスターまで、多くの人が見たことのない微細な生命が息づいている。 オランダの映像作家で写真家のヤン・ファン・エイケン氏は、3年前から、知られざるミクロの世界の美しさに光を当ててきた。オランダ中を旅しながら、さまざまな水域で網を振ってプランクトンを採集しては、顕微鏡のスライドガラスに散りばめられた小さな宝物の姿をコマ撮り写真や動画におさめた。 「プランクトンは信じられないほど

    プランクトンのミクロな映像がすごい、ミジンコの出産シーンまで
  • 「ありえない場所」でマングローブ林を発見、海面上昇予測に関連

    メキシコのタバスコ州を流れるサンペドロ・マルティル川に接する、エル・カカワテというラグーン。このラグーンに沿って生育するマングローブ林は、通常の生息地である沿岸部から170キロも離れた場所にある。 (PHOTOGRAPH BY OCTAVIO ABURTO) メキシコとグアテマラの国境に近いサンペドロ・マルティル川沿いを調査していた研究チームは、海岸から170キロも内陸の地点で予期せぬ光景に出合った。川沿いのきらめく大きなラグーンに沿って、マングローブの林が広がっていたのだ。 そこは、マングローブ林があるはずのない場所だった。というのも、通常のマングローブ林は、沿岸の限られた区域で、海水と高潮にさらされながら力強く繁殖するからだ。しかし、この場所は標高が9メートルもあるうえ、滝の上流にある。(参考記事:「世界最大のマングローブ林は住民を見放したのか」) 研究チームが慎重に分析した結果、さら

    「ありえない場所」でマングローブ林を発見、海面上昇予測に関連
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    sakstyle 2021/10/11
    マングローブ林は普通海岸線に近い場所にあるが内陸部のラグーンで発見される。10万年前に海岸線があった場所で、他のマングローブと隔離された「生きた化石」
  • マグロの絶滅危機ランクを引き下げ、IUCNがレッドリストを更新

    地中海、イタリア、サルデーニャ島沖。タイセイヨウクロマグロが群れをなす。乱獲から驚異的な回復を遂げた種である。(Photograph by NORBERT WU/ MINDEN PICTURES, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 国際自然保護連合(IUCN)は4日、絶滅の危機にある生物を評価する「レッドリスト」を更新、タイセイヨウクロマグロなどいくつかのマグロの危機ランクを引き下げた。 予想以上に早く回復できたのは、マグロの乱獲を止めようという過去10年の取り組みがうまくいっている証しだ。ただし、今回審議の対象になったのはマグロだけではない。研究者たちは他の多くの海洋生物がいまだ危機にあると警告している。例えば、世界のサメやエイの3分の1以上の種は、乱獲、生息地の喪失、気候変動などにより、依然として絶滅の危機に瀕している。 「良い知らせは、持続可能な漁業は可能ということ

    マグロの絶滅危機ランクを引き下げ、IUCNがレッドリストを更新
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    sakstyle 2021/09/08
    「予想以上に早く回復できたのは、マグロの乱獲を止めようという過去10年の取り組みがうまくいっている証し」「持続可能な漁業は可能」もちろん完全に回復しているわけではなく取り組みは持続する必要がある
  • 「発情期を終えるとメスが立派な男性器を持つ」というモグラの不思議な生態が解明される - ライブドアニュース

    やアニメなどではかわいらしいキャラクターにデフォルメされることも多いモグラですが、現実では地下で激しい縄張り争いを繰り広げています。そんなモグラのメスは、発情期以外はオスのような体を持つことがわかっており、モグラのを解析した結果、性転換のメカニズムが解明されました。 The mole genome reveals regulatory rearrangements associated with adaptive intersexuality | Science https://science.sciencemag.org/content/370/6513/208.abstract Fierce female moles have male-like hormones and genitals. We now know how this happens. https://theconv

    「発情期を終えるとメスが立派な男性器を持つ」というモグラの不思議な生態が解明される - ライブドアニュース
    sakstyle
    sakstyle 2021/01/03
    Y染色体はないが、精巣形成に関与する遺伝子を制御する領域が変異で失われている。かつて性はホルモンによって決定すると考えられてきたが遺伝子の組合せによることがわかってきた、と
  • ウイルスは細菌にも感染する!細胞を乗っ取る「バクテリオファージ」とは何か?(更科 功)

    大部分の細菌やウイルスは私たちに害をなすことはないし、中には有益なものさえいる。とはいえ、一部の細菌やウイルスは、私たちに病気を引き起こす病原体である。そのため、細菌やウイルスというと、印象はたいてい良くないし、両者は似たようなものとイメージされることも多いのだろう。 しかし、細菌とウイルスは大きく違う。細菌は細胞でできており、細胞分裂をして増える。つまり、細菌は生物である。そういう意味では、私たちヒトと同じだ。私たちも生物で、細胞でできており、細胞分裂をする(ただし、私たちは多細胞生物なので、たくさんの細胞でできている。いっぽう細菌は単細胞生物なので、1つの細胞でできている)。 いっぽうウイルスは、タンパク質やDNA(あるいはRNA)でできた粒子である。細胞でできていないので、通常は生物とされない。それ自身では増えることができないが、生きた細胞の力を借りれば、自分の複製を作って増えること

    ウイルスは細菌にも感染する!細胞を乗っ取る「バクテリオファージ」とは何か?(更科 功)
    sakstyle
    sakstyle 2020/12/16
    クリスパー・キャスシステムはアーキアにもあり、起源はとても古いとみられている、と。
  • 昆虫最小の羽の折り畳み 仕組み解明「宇宙開発にも応用可能」 | NHKニュース

    昆虫の中で最も小さく折り畳まれる「ハサミムシ」の羽がどのように収納されるのかを解明したと、九州大学などのグループが発表しました。生物の体の仕組みを科学技術に応用する研究は世界的に注目されていて、今回の成果について研究グループのメンバーは「宇宙開発から日用品まで、幅広く応用できる」としています。 全国に広く生息するハサミムシは、羽を15分の1程度にまで小さく畳むことができますが、極めて複雑なため、どのように効率的に折り畳んでいるのかわかっていませんでした。 九州大学芸術工学研究院の斉藤一哉講師やイギリス・オックスフォード大学自然史博物館などのグループは、エックス線で分析するなどして、羽がどのような設計で折り畳まれるのかを解明することに成功したと発表しました。 それによりますと、扇のような形と構造になっている羽の「折り目」は、扇の要にあたる部分から放射状に規則的に伸びる、比較的単純なパターンで

    昆虫最小の羽の折り畳み 仕組み解明「宇宙開発にも応用可能」 | NHKニュース
  • ライオン進化の歴史を解明、絶滅種をゲノム解析で

    朝日を浴びながら草むらを歩くアフリカイオン。タンザニアで撮影。(PHOTOGRAPH BY MELISSA GROO, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 今から3万年前、ライオン(Panthera leo)はさまざまな亜種に分かれ、4つの大陸に広がって生きていた。なかでもホラアナライオンはよく繁栄し、現在のスペインからユーラシア大陸を横断し、北米のアラスカやユーコンまで分布していた。その姿は先史時代の洞窟壁画に広く描かれている。 一方、アメリカイオンは、現生のアフリカイオンや絶滅したサーベルタイガーより大きく、北米全域とおそらく南米の一部にすんでいた。(参考記事:「絶滅動物サーベルタイガー、驚きの暮らしが判明」) 他にもアフリカ、中東、インドに多様な大きさや外見のライオンが生息していたが、大半がすでに絶滅している。しかし、科学者たちは遺伝学的な手掛かりを集め、絶滅し

    ライオン進化の歴史を解明、絶滅種をゲノム解析で
    sakstyle
    sakstyle 2020/05/11
    現在のライオンの絶滅を阻止するための研究としても、過去に絶滅したライオンの研究
  • 明治大学ガスハイドレート研究所 シュナイダー・グレンらの研究チーム「ガスハイドレート中に生命の痕跡:ガスハイドレートの微小空隙中の微生物活動によるマイクロドロマイトの生成...

    明治大学ガスハイドレート研究所 シュナイダー・グレンらの研究チーム 「ガスハイドレート中に生命の痕跡:ガスハイドレートの微小空隙中の微生物活動によるマイクロドロマイトの生成」を世界で初めて発見 明治大学研究・知財戦略機構ガスハイドレート研究所のシュナイダー・グレン研究推進員らのチームはこのたび、ガスハイドレートのコアを採取・分解し、分解後に残ったハイドレート融解水中に、「中心部分に暗黒有機物質と生命活動の痕跡を包含する微小なマイクロドロマイト」が残されていることを発見しました。 研究成果は科学雑誌:『Nature Scientific  Reports』へ2020年2月5日 (日時間19:00)に公開されました。(DOI:10.1038/s41598-020-58723-y) 要旨 海底直下におけるガスハイドレートの急速な成長によりオイルや海水がハイドレート中の微小空隙にトラップされた

    明治大学ガスハイドレート研究所 シュナイダー・グレンらの研究チーム「ガスハイドレート中に生命の痕跡:ガスハイドレートの微小空隙中の微生物活動によるマイクロドロマイトの生成...
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    sakstyle 2020/02/17
    メタンハイドレード中の微生物活動
  • 地球最北の熱水噴出孔、深海4千mで生命見つかる

    オーロラ熱水噴出孔フィールドで見つかったガラス海綿と、その上を泳ぐ赤いエビ。(PHOTOGRAPH BY OFOBS, AWI TEAM) どこまでも続く氷原や、ところどころに突き出た氷塊はまるで陸地のようだが、グリーンランドの北の海に陸地はない。それを示すように、ノルウェーの砕氷調査船「クロンプリンス・ハーコン号」が、北極海の海氷を砕きながらゆっくりと進んでいた。 ノルウェー領スバールバル諸島にある町ロングイェールビーンを出港してからここへ到着するまで、予定よりも長い時間がかかってしまった。ところが、米ウッズホール海洋研究所のクリス・ジャーマン氏はせっかくの絶景に見とれることもなく、海底から送られてくるライブカメラ映像を一心に見つめていた。 ジャーマン氏らが画面に映るのを待っているのは、海底に開いた裂け目から漆黒の深海へ噴き出す超高温の水煙だ。ガッケル海嶺沿いのオーロラ熱水噴出孔フィール

    地球最北の熱水噴出孔、深海4千mで生命見つかる
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    sakstyle 2019/11/25
    グリーンランドの北「オーロラ熱水噴出孔フィールド」宇宙生物学者らも探査船に同乗/他の熱水噴出孔と比べて生物が少ない
  • 情報理論のレンズを通して浮かび上がってくる生命像──『生物の中の悪魔 「情報」で生命の謎を解く』 - 基本読書

    生物の中の悪魔 「情報」で生命の謎を解く 作者: ポール・デイヴィス,水谷淳出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2019/08/22メディア: 単行この商品を含むブログを見るどのように生命が生まれたのか、というのは依然判明していない。地球や火星のような環境で有機物の発生シナリオ自体はいくつも存在するが、その真ん中に大きな断絶があって、どうしても生物にまでたどり着かない。書『生物の中の悪魔 「情報」で生命の謎を解く』は、その書名に入っているように「情報」をキイとして生命を読み解こうとする試みについての一冊である。未だそれは単なる有機物と生命の間の断絶を埋めるには至っていないが、生命そのものの見方を大きく変える視点である。 情報が世界を実際に変える「起因」としてのパワーを持っていることを、科学者はようやく理解しはじめたばかりである。ごく最近になって、情報、エネルギー、熱、仕事

    情報理論のレンズを通して浮かび上がってくる生命像──『生物の中の悪魔 「情報」で生命の謎を解く』 - 基本読書
    sakstyle
    sakstyle 2019/09/21
    情報生物学/遺伝中心の話かと思ったけどそうでもなさそう
  • 磁石にくっつく貝? 深海研究の鍵を握る「奇妙な生物」が絶滅危機!(川口 慎介)

    スケーリーフットは、深海の熱水活動域だけに生息する腹足類。腹足類というのはいわゆる巻貝のことで、貝殻と軟体部でできている。身近な例で言えば、カタツムリやサザエも腹足類だ。そう言われてみると、彼らと似ている気もする。 スケーリーフットを見て異形と感じるのは、なんといっても鱗(ウロコ)状の軟体部だ。英語で鱗は「scale」、脚は「foot」。スケーリーフット(Scaly foot)を直訳すると「鱗脚」で、なんと見たまんまの名前だ。 ちなみにスケーリーフットは俗称にすぎない。学術的にはChrysomallon squamiferumという種名があり、ウロコフネタマガイという和名も持っている。 鱗脚とともに目を引くのが、全身を覆う「鉄の衣」だ。 鉄の衣の正体は、鉄と硫黄の化合物であるパイライトとグレイジャイト。グレイジャイトは磁性を持つため、スケーリーフットは磁石に吸い寄せられる。さらにこの鉄の衣

    磁石にくっつく貝? 深海研究の鍵を握る「奇妙な生物」が絶滅危機!(川口 慎介)
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    sakstyle 2019/08/06
    スケーリーフットの研究史、はいいのだが、プロフィール写真が怖いw /国際海底機構(ISA)の鉱区承認かー
  • 動き出す海底資源掘削、深海への理解は十分か?

    コバルトを豊富に含むフェロマンガンは、深海底でこぶ状の堆積物を作る。多くの企業がこうした鉱物資源を採掘したがっており、そのために堆積物の上や周囲にどういった生物が生息しているのかを調査している。(PHOTOGRAPH COURTESY OF CHRISTOPHER KELLEY, NOAA) 深海に暮らす奇想天外な生き物たちの運命は、国際海底機構(ISA)が非公開で保管してきた科学データに懸かっているかもしれない。 ISAは、ジャマイカに部を置く国連機関で、海底資源の採掘を推進する一方で海底環境を保護するという矛盾した責務を負っている。科学データは、海底鉱物資源を採掘する企業が収集したまま、18年もの間、ISAが保管してきた。 だが、その秘密が解かれようとしている。ISAは7月に開かれた年次会で、掘削開始許可のための国際ルール作りに着手したが、それに伴い、2001年以降に企業から報告され

    動き出す海底資源掘削、深海への理解は十分か?
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    sakstyle 2019/07/30
    国際海底機構(ISA)、2020年までに海底採掘のルールを作るため、これまで機密扱いだった環境データの公開へ/環境アセスメントへのデータはまだ不足/深海で生活するアカボウクジラ等
  • なぜ? 生存に不利な遺伝子が淘汰されないワケ(更科 功)

    先生がキレた思い出 大学生のとき、私はすこし変わった学科にいた。そこの講義には、数学も物理も化学も生物もあった。電子工学のような応用科学の講義さえあった。大学1~2年生のときの教養課程の話ではない。3~4年生のときの専門課程の話である。なんだか的を絞れない散漫な教育のような気もする。 しかし、その学科は、ある目的というか理想というか、そういうものを掲げて第二次世界大戦のあとに創られた新しい学科だった。ただし、残念なことに、今ではなくなってしまったけれど。 そういう学科にいたせいで、学生同士でいろいろな分野の話をすることが多かった。分野を比較する話も多かった。そういう話のなかで、もっとも過激な意見は、生物学者はアホであるというものだった。 その学科の講義室は2つあって、両方とも最上階の4階にあった。ルベーグ積分の講義が終わると、10分間の休憩をはさんで、生理学の講義が始まる。さっきまで何だか

    なぜ? 生存に不利な遺伝子が淘汰されないワケ(更科 功)
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    sakstyle 2019/05/09
    この記事の本題ではないが「「対立遺伝子」の代わりに「アレル」ということが、最近では多くなりつつある。」これ知らなかった
  • まだ「ウイルスは生物か無生物か」で消耗してるの? - 殺シ屋鬼司令II

    要点 ウイルスが無生物だと言いたいわけではない。仮にそう言ってもウイルスの生を主張する人は絶対に納得しない。 確実にウイルスの生と細胞の生は違う。ミミウイルスがどんなサイズであったとしても、ほかの存在にその生を依存している細菌があるとしても、両者の「生」は異なるし、実はそれに対する意見の相違はほとんどないと言っていい。 「生」というツヨイことばの影響をまず逃れないといけない。そしてその上で両者のありようを正しく捉えなおし、関係性を掴まなくてはいけない。ウイルスは細胞なしでは存在せず、細胞もまたウイルス出現の可能性を完全に排除することはできない。むしろ「生命圏」とでもいうような、両者の生をネットワーク的に包含した枠組みで捉えたほうが良い、ということを説く。 ウイルスの意味論――生命の定義を超えた存在 作者: 山内一也出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2019/01/18メディア: Ki

    まだ「ウイルスは生物か無生物か」で消耗してるの? - 殺シ屋鬼司令II
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    sakstyle 2019/05/02
    『ウイルスの意味論』について、生物学者として「世界の様相」は変わらなかったという感想を書きつつ、細胞外オルガネラというアイデアと生命の定義について
  • 『ウイルスの意味論』はスゴ本

    見えてるはずなのに見ていないことに気づくと、より世界が見えるようになる。目にウロコなどなく、先入観に邪魔されていただけなのだ。そして、先入観に気づくだけで、世界が一変する。なぜなら、そこに「ある」という確信をもって、見ようとするからだ。 「惑星系=太陽系」という先入観 たとえば、系外惑星。太陽系以外の惑星のこと。観測技術が向上したにも関わらず、近年までほとんど見つけることができなかった。しかし、1995年に「ホット・ジュピター」と呼ばれる系外惑星が見つかってから、ほとんど爆発的といってもいいほど大量に発見されている。 ここで重要なのは、ひとたび見つかると、ラッシュのように見つけられる点にある。なぜか? それは、それまで探す対象としていたモデルが、太陽系だったから。われわれのよく知るサンプル(=1)を基に望遠鏡を向け、似たようなサイズや軌道や周期を探しても、なかなか見つからない。 しかし、超

    『ウイルスの意味論』はスゴ本
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    sakstyle 2019/05/02
    リボソーム生命体に対してカプシド生命体としてのウイルスという提案/雲の形成、モンゴル軍と牛痘、合成生物学と生物兵器などウイルスについての話題が色々な本っぽい
  • 北極圏の動物、気候変動の影響で食性を転換 ノルウェー研究

    北極圏を泳ぐシロイルカ(2008年7月10日撮影、資料写真)。(c)DMITRY KOSTYUKOV / AFP 【3月7日 AFP】北極圏に生息するワモンアザラシとシロイルカ(ベルーガ)が、気候変動による生息環境の変化に伴い摂パターンを変えていることが、最新の研究で明らかになった。また、摂パターンをどのように変えたかということが、これらの動物の生存を左右する可能性もあるという。 研究チームは20年にわたり蓄積したデータを利用し、シロイルカとワモンアザラシが生息環境の変化にどのように適応しているかを調べた。 研究で着目したノルウェー北西沖スバルバル(Svalbard)諸島周辺の海域は、気候変動、特に「2006年に発生し、現在まで続いている海氷の大規模な崩壊」による急激な影響が及んでいると、研究を率いたノルウェー北極研究所(Norwegian Polar Institute)のチャーメイ

    北極圏の動物、気候変動の影響で食性を転換 ノルウェー研究
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    sakstyle 2019/03/08
    ワモンアザラシとシロイルカ。どちらも従来は同じくらいだった氷河先端部で費やす餌探しの時間を、ワモンアザラシは増やし、シロイルカは減らした。前者は従来の食性を維持しようとし、後者は行動域を拡大