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生物に関するsakstyleのブックマーク (137)

  • 異なる道筋で進化した「心」を分析する──『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』 - HONZ

    タコというのはなかなかに賢い生き物で、その賢さを示すエピソードには事欠かない。 たとえばタコは人間に囚われている時はその状況をよく理解しており、逃げようとするのだが、そのタイミングは必ず人間が見ていない時であるとか。人間を見ると好奇心を持って近づいてくる。海に落ちている貝殻などを道具のように使って身を守る。人間の個体をちゃんと識別して、嫌いなやつには水を吹きかける。瓶の蓋を開けて、中の餌を取り出すことができるなどなど。 タコには5億個ものニューロンがあり(これは犬に近い。人間は1000億個)、脳ではなく腕に3分の2が集まっている。犬と同じニューロンってことは、犬ぐらい賢いのかなと考えてしまいそうになるが、タコは哺乳類らとは進化の成り立ちが根的に異なるので、単純な比較は難しい。では、いったい彼らの知性はどのように生まれ、成り立っているのか。神経系はコストの高い器官だが、それが結果的に生き残

    異なる道筋で進化した「心」を分析する──『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』 - HONZ
    sakstyle
    sakstyle 2018/12/16
    タコは何故多くのニューロンを持っているのか→被捕食者との関係が一種の社会的行動? 動きの自由度の高い身体を統御するため?/史上最初の「主観的経験」は?など
  • ロヒンギャ難民とゾウが衝突、死者13人に | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    クトゥパロン難民キャンプ。5万戸の仮設住宅がひしめく。(PHOTOGRAPH BY ISMAIL FERDOUS) バングラデシュ南東の町コックス・バザール周辺にすむアジアゾウは、数千年前から同じ森のなかの道を通り、ミャンマーとバングラデシュの生息地を行き来してきた。ところがそこへ、昨年から大量のロヒンギャ難民が押し寄せ、大きな混乱が起きている。 2017年の8月から12月にかけて、60万人ものイスラム系少数民族ロヒンギャが国境を越えてミャンマーからバングラデシュへ流入した。国連が『典型的な民族浄化』と非難する弾圧から逃れてきた難民である。そのロヒンギャがキャンプを張った場所が、運悪くゾウの移動ルートである8の道の上にあたっていたのだ。(参考記事:「処刑、掃討、性暴力、世界で最も弾圧されている民族ロヒンギャ」) 「よく計画する間もありませんでした」。国際自然保護連合(IUCN)のバングラ

    ロヒンギャ難民とゾウが衝突、死者13人に | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    sakstyle 2018/11/30
    難民キャンプ設営地がゾウの移動ルートと重なっていた……と
  • “車輪細胞”見つけた! – 魚類皮膚の細胞が移動する原動力とは

    車輪生物はなぜいない? 車輪は人間の最も優れた発明のひとつです。私たちは自転車、自動車、列車などを利用して、地表を自由に移動することができます。同じ距離を同じ時間をかけて自転車で移動するのとランニングで移動するのを比べたとき、自転車で移動したほうがはるかに楽なことからも、車輪という移動装置がいかにエネルギー効率の高いものであるかわかります。 生命現象のエネルギー効率は人工機械のエネルギー効率よりも高いと一般的に言われています。それならば、生物は進化の過程で車輪を移動器官として獲得していてもよいはずです。しかし、大腸菌やサルモネラ菌のような細菌の鞭毛のモーター、ウンカの幼虫の後脚の歯車など、回転運動する器官は生体内に存在するものの、車輪そのものを器官として持ち、その器官を使って移動する生物はいまだ発見されていません。 車輪生物がなぜいないのかという疑問はさまざまなところで取り上げられています

    “車輪細胞”見つけた! – 魚類皮膚の細胞が移動する原動力とは
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    sakstyle 2018/11/01
    生物も車輪を作っていた!
  • 絶滅クマのDNA、ヒグマで発見、異種交配していた

    ヒグマの亜種で、グリズリーと呼ばれるハイイログマ。べ物や危険の兆候はないかと、風の匂いをかいでいる。グリズリーのDNAの一部も、数万年前に絶滅したホラアナグマに由来する可能性がある。(Photograph by PAUL NICKLEN、 National Geographic Creative) 10万年以上にわたって欧州とアジアを歩きまわっていたホラアナグマ(Ursus spelaeus)は、約2万5000年前に絶滅した。おそらくは狩り、気候変動、人類との生息地の奪い合いなどによって、長い時間をかけて徐々に消えていったものと思われる。 それ以降、この最後の冬眠から目覚めたホラアナグマは1頭もいない。だが、彼らのDNAは今も生きている。新たな研究によって、ヒグマ(Ursus arctos)のゲノムの約0.9~2.4パーセントが、ホラアナグマに由来するものであることがわかったのだ。 この

    絶滅クマのDNA、ヒグマで発見、異種交配していた
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    sakstyle 2018/08/30
    “「種の生殖がその種の中だけで行われていて、ほかの種とはまったく関係ないというのは古い概念です」”
  • 複雑な細胞内構造の起源に迫る!(名古屋大学プレスリリース)20180703_sci_1.pdf

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    sakstyle 2018/07/04
    進化の話じゃなくて化学の話だった。高分子による自己組織化。これまでの仮説での想定と異なり、高分子の相互作用を示さなかった
  • 道具作るカラス、「リバースエンジニアリング」で作製 研究

    小枝を使って、穴から虫をかきだそうとする、南太平洋のニューカレドニアに生息するカラス「カレドニアガラス」(2005年6月30日撮影)。(c)Biosphoto / Nicolas-Alain Petit 【6月29日 AFP】南太平洋のニューカレドニア(New Caledonia)に生息するカラス「カレドニアガラス」は、小枝をかぎ針のような形に細工したり、その他の道具を作ったりするのに心的イメージを利用しているとする研究論文が発表された。進化生物学の議論を刺激する今回の研究結果は、賢いことで知られるカラスが有益な道具のデザインを次世代に伝承することを示唆している。情報の伝承は文化の顕著な特徴の一つとされる。 論文の共同執筆者で、ニュージーランド・オークランド大学(University of Auckland)言語認知文化研究所の所長を務めるアレックス・テイラー(Alex Taylor)氏は

    道具作るカラス、「リバースエンジニアリング」で作製 研究
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    sakstyle 2018/06/30
    カレドニアカラスは、目の前にお手本がなくても心的イメージを用いて道具を作れるという実験
  • 実は奥深いチョウとガの違い(神保宇嗣/チョウ・ガ研究者)

    ガを研究していると自己紹介すると、「チョウとガはどう違うのですか」という質問をよく受ける。これはなかなか答えるのが難しい、回答者泣かせの質問だ。 日では、チョウとガは完全に別の生き物のような扱いを受けており、チョウは昼間活動するきれいな虫といったプラスの印象、ガは夜に活動するあまりきれいではない虫といったマイナスの印象とともに語られることが多い。触角の形や止まる姿勢なども、チョウとガを区別する方法としてしばしば紹介される。 確かに、今あげたような区別点は、チョウやガの大部分に当てはまるが、どうしても例外があるため決定的ではない。特に、昼間に活動するガの仲間は、チョウのような派手な色や斑紋を持った種類が数多くいて、チョウとガがそっくりな斑紋をしていることすらある。いろいろなチョウとガの標を数個体ずつ取り混ぜてお見せし、チョウとガに分けてみて下さいというクイズをしたことがあるが、全問正解し

    実は奥深いチョウとガの違い(神保宇嗣/チョウ・ガ研究者)
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    sakstyle 2018/06/20
    「チョウ目は世界で16万種ほどが知られるが、チョウはそのうち2万種弱を占めるに過ぎない。」ガ目というべきなのではw
  • 自然と全力で格闘する科学者たちの姿『生物模倣――自然界に学ぶイノベーションの現場から』 - HONZ

    生物模倣、バイオミミクリーという用語がある。 これは端的にいってしまえばアリやハチが持っている、生物が進化の果てに築き上げた独自の機能を模倣し、技術として取り込もうという考え方のことである。書では、そうしたバイオミミクリー(または、「生物に着想を得た」バイオインスパイアード)の事例──具体的には、イカにナマコ、ゴキブリにヤモリ、生態系そのものから着想を得て、迷彩スーツ、火星探査ローパーに装甲ロボット、持続可能都市と、ありとあらゆるものへ活かそうとする各種研究が紹介されていく。その道のりにはまだまだわからないこと、解決しなければならない問題が数多くあるが、世界を一変させる可能性を持っている。 効率は自然の多くの形態や機能を動かす強力な推進力であり、バイオインスピレーションによる技術開発でも高い価値のある長所となる。進化による際立った新基軸のいくつかは、進化が限られた資源を使ったり、厳しい環

    自然と全力で格闘する科学者たちの姿『生物模倣――自然界に学ぶイノベーションの現場から』 - HONZ
  • 脊椎動物の基本構造が5億年以上変わらなかった理由 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

    〜遺伝子の使い回しによる進化的な多様化の制約〜 入江 直樹(生物科学専攻/附属生物普遍性研究機構 准教授) 上坂 将弘(生物科学専攻 博士研究員) 日下部 岳広(甲南大学理工学部生物学科・ 統合ニューロバイオロジー研究所 教授) 倉谷 滋(理化学研究所 主任研究員) 発表のポイント 脊椎動物の基構造が5億年以上の進化を通して変化しなかった要因として、遺伝子の使い回しから生じる制約が寄与している可能性が高いことを大規模遺伝子発現データ解析から明 らかにしました。 遺伝子の使い回しが、新しい特徴を進化させる役割があることは良く知られていましたが、逆に多様化を制限している可能性が高いことを実験データから示しました。 動物に限らず、さまざまな生物において進化しやすい/しにくい生物の特徴を理解することに貢献すると期待されます。 発表概要 我々ヒトを含む背骨をもった動物(脊椎動物、(注1))は、5億

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    sakstyle 2018/04/11
    「6種の脊椎動物の器官形成期(砂時計モデルのくびれの時期)で特異的にはたらいている遺伝子群を探索」「遺伝子をより多く使い回すことは、新しい特徴を進化させる上で重要だった一方で、多様化がその分だけ制約」
  • 脊椎動物の基本構造が5億年以上変わらなかった理由 | 東京大学

    脊椎動物の基構造をつくる時期は、多様化が制約されている 脊椎動物の基構造をつくる時期にはたらく遺伝子は、その時期以外にもいろいろなところではたらいています。この使い回しによって、脊椎動物の基構造が進化を通して多様化しにくくなっている可能性が高いことが今回明らかになりました。 © 2018 Naoki Irie. 東京大学大学院理学系研究科の入江直樹准教授らの研究グループは、脊椎動物の基構造が5億年以上変わらなかった理由として、遺伝子の使い回しが寄与していることを明らかにしました。 我々ヒトをはじめ、他の哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類を含む背骨をもった動物(脊椎動物)は、5億年以上前に出現して以来、さまざまな形の姿に進化し、多様化してきました。しかし、どの脊椎動物種も体の基的な解剖学的特徴は数億年間の進化的多様化を通してもほとんど変わっておらず、その原因は明らかになっていません

    脊椎動物の基本構造が5億年以上変わらなかった理由 | 東京大学
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    sakstyle 2018/04/11
    「遺伝子の使い回しが寄与」
  • 人間と羊のハイブリッド胎児の作製に成功

    発生の初期にヒト細胞を注入され、4週が過ぎたブタの胎児。2017年初頭に大きな話題を呼んだ研究は現在、ヒツジを使った実験を行う段階まで進んでいる。(PHOTOGRAPH COURTESY JUAN CARLOS IZPISUA BELMONTE) 2017年の「人間とブタのハイブリッド胎児」に続き、2例目となるヒトと動物のハイブリッド胚の作製に成功したと、米国の科学者チームが発表した。今回作製されたのは、ヒト細胞を0.01%もつヒツジの胎児だ。 4週が経過する時点まで育てられたこのヒツジの胚は、人間への移植を目的とした臓器作製に向け、一歩前進といえる成果である。 米国では臓器移植待ちリストに連なる人が10分に1人の割合で増加しており、毎日そのうち22人が亡くなっている。米国内だけでも、心臓移植を必要とする人は10万人以上にのぼるが、実際に移植を受けられるのは1年にわずか2000人だ。 こう

    人間と羊のハイブリッド胎児の作製に成功
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    sakstyle 2018/02/21
    「2017年の「人間とブタのハイブリッド胎児」に続き、2例目となるヒトと動物のハイブリッド胚の作製に成功」「ヒト細胞を0.01%もつヒツジの胎児」移植用の臓器作製に向けた研究。ヒト臓器を作るにはまだ不十分。
  • 脊椎動物は海にいた時代から歩けたか

    4億年前、最初に歩いた動物は、おそらく体にある小さな突起物をせっせと動かして前進したことだろう。このような運動は今も、過去1億年もの間ほとんど進化していないエイの仲間に見られる。(参考記事:「陸に出た最初の魚、足のような強いヒレ」) 最新の研究で、ガンギエイの一種Leucoraja erinaceaは歩くために必要な、人間と同様の神経回路を持っていることが判明、2月8日付けの科学誌『Cell』に論文が発表された。 背骨を揺らさず歩く このガンギエイは、大きめの皿くらいの平たい体に、長い尾がついている。(参考記事:「【動画】深海エイが熱水噴出孔に卵、温めるためか」) ふつうの魚は、泳ぐ際に背骨(脊椎)をくねらせて前へ進むが、ガンギエイの脊椎はまっすぐ伸びている。この点は陸上動物に似ていて、陸の動物たちも脊椎でなく足の筋肉を使って歩行する。 米ニューヨーク大学医学部神経科学研究所のジェレミー・

    脊椎動物は海にいた時代から歩けたか
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    sakstyle 2018/02/15
    エイの一種でひれを使って前進するガンギエイ。発生の過程と遺伝子を調べマウスと比較。哺乳類と同様の歩行を司る神経回路・遺伝子構造があると判明
  • カメには恐竜に負けない魅力がある – カメ研究歴40年、早稲田大学・平山廉教授に聞く – academist Journal

    私たちにとって身近な生き物であるカメ。しかし、その起源や進化は、未だ明らかにされていないことが多い。それもそのはず、たくさんのカメの化石が発見されているのにも関わらず、国内のカメ研究者は片手で数えるほどしかいないからだ。早稲田大学の平山廉教授は、40年ほど前から日のカメ研究を牽引してきた研究者で、いまでも国内外を飛びまわり化石発掘に勤しむ日々を過ごしている。記事では、平山教授がカメの研究をはじめたきっかけや、これまでの研究の経緯、カメ研究の最先端について詳しくお話を伺った。 ーーまずはじめに、平山先生がカメの研究をはじめたきっかけを教えてください。 私は大学時代、経済学部に所属していたのですが、経済学にはあまり興味を持てませんでした。一方で、幼いころに読んだ化石のがずっと頭に残っていて、よく図書館で化石について独学で勉強していました。化石が好きだったからか、それまでは見るのも嫌だった

    カメには恐竜に負けない魅力がある – カメ研究歴40年、早稲田大学・平山廉教授に聞く – academist Journal
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    sakstyle 2017/12/22
    経済学部だったのが化石好きでカメ研究の道へ。当時、主流ではなかった分岐分類を取り入れた世代「私が新種で発表したカメは17種でそんなに多くはありません」白亜紀末の絶滅は大騒ぎするほどでもない?
  • 哺乳類と昆虫 共通の脳を持つ祖先が存在か | NHKニュース

    ものを触ったときに感じる感覚、「触覚」が脳に伝わる神経回路の構造は、ヒトを含む哺乳類と昆虫とで共通しているとする研究成果を東京大学のグループが発表しました。聴覚や視覚など五感のうち4つではすでに共通の構造があることが判明していて、グループでは、今から6億年ほど前には、哺乳類と昆虫には、共通の脳を持つ祖先が存在していた可能性が高いとしています。 その結果、皮膚が押されたり、関節が曲がったりするのを感知する複数の神経がそれぞれ脳の違った場所に情報を伝えるなど哺乳類と昆虫とで神経回路の構造が共通していることがわかったということです。 視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚の五感のうち、触覚を除く4つの感覚では、すでに哺乳類と昆虫とで神経回路の構造が共通しているとわかっていて今回の研究で五感すべてで共通点が見つかったことになります。 研究グループの伊藤准教授は、「およそ6億年前には、哺乳類と昆虫の共通の祖先

    哺乳類と昆虫 共通の脳を持つ祖先が存在か | NHKニュース
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    sakstyle 2017/11/04
    6億年前にすでに五感の基礎が出来上がっていたということ?
  •  「美の起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    美の起源: アートの行動生物学 (共立スマートセレクション) 作者: 渡辺茂,長谷川寿一出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2016/08/24メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 書は共立スマートセレクションの1冊.「動物の認知から美を考える」というちょっと変わったテーマに関するだ.著者はこのテーマについて長年リサーチしている比較認知科学者の渡辺茂.リサーチはいろいろな視点からなされていて,書は基的にその視点ごとに章立てがなされている. 第1章 経験科学としての美学の成り立ち 第1章は導入章として「美学」についての概説となる.著者は美学は「なぜある絵を美しいと感じるか」を考えようという学問であるとしている.そしてアレクザンダー・バウムガルテンから始まる学説史も簡単に紹介されていて,私のような門外漢には参考になるし,読んでいてちょっと面白い. バウムガルテンは

     「美の起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2017/11/01
    美学史、進化美学、神経美学、動物の芸術活動(鳥の巣など)、チンパンジーに絵を描かせる、動物の絵画や楽曲弁別実験、動物の好み、人類の洞窟絵画、様々なリサーチや考察を一冊にまとめたもの
  • 世界初:哺乳類における「硫黄呼吸」を発見 - 酸素に依存しないエネルギー代謝のメカニズムを解明 -

    東北大学大学院医学系研究科の赤池孝章(あかいけ たかあき)教授らのグループは、ヒトを含む哺乳類が硫黄代謝物を利用した新規なエネルギー産生系(硫黄呼吸と命名)を持つことを、世界で初めて明らかにしました。研究は、哺乳類が酸素の代わりに硫黄代謝物を使用してエネルギー産生していることを明らかにした科学史に残る画期的な発見です。今回の新しい「硫黄呼吸」メカニズムの発見は、老化防止・長寿対策、肺気腫や心不全などの慢性難治性呼吸器・心疾患、がんの診断・予防・治療薬の開発に繋がることが期待されます。 研究成果は、2017年10月27日10時(英国時間、日時間10月27日18時)に、英国科学誌「Nature Communications」に掲載されました。 ポイント ヒトを含む哺乳類は酸素呼吸によってエネルギーのほとんどを産生しており、生命活動を維持するためには酸素が必須であると考えられていた。 この

    世界初:哺乳類における「硫黄呼吸」を発見 - 酸素に依存しないエネルギー代謝のメカニズムを解明 -
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    sakstyle 2017/10/30
    ミトコンドリアの中に硫黄呼吸する回路があったらしい。その回路を阻害したマウスは成長が悪くなる。また、がん細胞が硫黄呼吸を積極的に利用しているとか。
  • TechCrunch

    SBI Holdings, a Japanese financial services conglomerate and one of the largest venture capital firms in the East Asian country, has made a $40 million multi-fund commitment to anchor pan-African VC f

    TechCrunch
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    sakstyle 2017/10/22
    「精子が動きまわる短編3Dアニメが、精子のかつてなかったほど詳細なモデルとして、大きな科学的価値を持つことに」
  • マリアナ海溝の水深8,178mにおいて魚類の撮影に成功 ~魚類の世界最深映像記録を更新~<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)は、日放送協会(以下「NHK」という。)と共同で、フルデプスミニランダーに搭載した4Kカメラにより、マリアナ海溝の水深8,178mで遊泳する魚類(マリアナスネイルフィッシュ(注1)と思われるシンカイクサウオの仲間)の映像を撮影することに成功しました。この水深は、映像とセンサに基づく正確な水深の両方が記録された魚類の出現記録としては世界最深になります。今後、水深8,000m以深における物連鎖網の解明や生物群集の生息密度の推定を進めるべく、現場観測、サンプル採取や分析などを進めていく予定です。 なお、国立科学博物館で開催中の特別展「深海2017」において、8月28日から内容の映像を公開する予定です。 2.背景 JAMSTECでは海溝域における探査技術の開発を進めるとともに、得られた映像やサンプル

  • 地下深部の超極限的な環境に「常識外れな微生物群」を発見 ~マントル岩石と生命との関わりや地球初期の生命進化の謎の解明に前進~ | プレスリリース<海洋研究開発機構

    地下深部の超極限的な環境に「常識外れな微生物群」を発見 ~マントル岩石と生命との関わりや地球初期の生命進化の謎の解明に前進~ 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)高知コア研究所地球深部生命研究グループの鈴木志野特任主任研究員らは、J・クレイグベンター研究所、南カリフォルニア大学、ニューファンドランド・メモリアル大学、デルフト工科大学と共同で、マントル由来の岩石域から湧き出る強アルカリ性の水環境に、極めて特異なゲノム(※1)構造を持つ常識外れな微生物が生息していることを発見しました。 上部マントルの主要な岩石であるカンラン岩が水と反応し、蛇紋岩と呼ばれる鉱物に変質する反応は、「蛇紋岩化反応」と呼ばれています。地球上には、この蛇紋岩化反応を介して、pH11を超える強アルカリ性(※2)の非常に還元的(※3)な水が湧き出ている場所があります。研究では、米国・カリフォルニ

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    sakstyle 2017/08/08
    これってもしかして、ニック・レーンの仮説大当たり案件?
  • https://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20170731_sci_1.pdf

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    sakstyle 2017/08/02
    GDF11という遺伝子の働くタイミング