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生物に関するsakstyleのブックマーク (137)

  • 最大の動物が最速でないのはなぜ? 新たな計算式

    チーターの最高時速はおよそ110キロだが、獲物を追うときにはその半分ほどのスピードしか出さない。(PHOTOGRAPH BY FRANS LANTING, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) チーターは世界最速の陸上動物とされ、最高時速は110キロに達する。ガラパゴスゾウガメは体の大きさこそチーターとほぼ同じだが、こちらはたとえ懸命に「走った」としても時速0.3キロほどしか出ない。(参考記事:「マグロは時速100キロで泳がない(渡辺佑基)」) 体の大きな動物なら歩幅が大きいから速く走れるだろう、と考える人もいるかもしれないが、これは常に正しいわけではない。 これまでの研究でも、速く走れる動物は体が最大のものでも最小のものでもなく、ほぼ中間に位置するチーターのような動物であることが証明されている。しかしそれを知っていてもなお、ある動物が実際に走ったり、飛んだり、泳いだ

    最大の動物が最速でないのはなぜ? 新たな計算式
    sakstyle
    sakstyle 2017/07/20
    移動方法と体重から加速時間を求め、動物のスピードを算出する新たな方法
  • 「生物とは何か」を問い直す──『生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像』 - HONZ

    『巨大ウイルスと第4のドメイン』を筆頭に魅力的なウイルス論、入門を書いてきた著者による最新作『生物はウイルスが進化させた』は、「生物」に対する見方を根底から覆す、最新のウイルス研究成果についての一冊だ。多くの野心的な仮説と、確かにそうかもと思わせる検証でぐっと惹きつけ、読み終えた時にはウイルスに対する考え方が大きく変わっていることだろう。 まさにそれによって、「生物とは何か」「ウイルスとは何か」、そして「生物の進化とは何か」を問い直す「コペルニクス的な転回」を余儀なくされる、そんな存在こそが「巨大ウイルス」なのかもしれないのである。 内容的にはいくらか過去作との内容の重複もあるが、ウイルスとは何か、細菌との違いといった基的なところの説明から、従来のウイルス観を覆す巨大ウイルスとは何か、その特異性とは──と話をつなげ、”そもそもウイルスの定義とはどうあるべきなのだろうか”と最終章にてこれま

    「生物とは何か」を問い直す──『生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像』 - HONZ
    sakstyle
    sakstyle 2017/05/05
    “多くの野心的な仮説と、確かにそうかもと思わせる検証でぐっと惹きつけ、読み終えた時にはウイルスに対する考え方が大きく変わっていることだろう。”
  • 深海熱水系は「天然の発電所」 深海熱水噴出孔周辺における自然発生的な発電現象を実証 ~電気生態系発見や生命起源解明に新しい糸口~<プレスリリース<海洋研究開発機構

    深海熱水系は「天然の発電所」 深海熱水噴出孔周辺における自然発生的な発電現象を実証 ~電気生態系発見や生命起源解明に新しい糸口~ 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)海底資源研究開発センターの山正浩研究員と国立研究開発法人理化学研究所環境資源科学研究センターの中村龍平チームリーダーらの共同グループは、沖縄トラフの深海熱水噴出域において電気化学的な現場測定を行った結果、深海熱水噴出域の海底面で発電現象が自然発生していることを明らかにしました。 深海熱水噴出孔から噴き出す熱水には硫化水素のように電子を放出しやすい(還元的な)物質が多く含まれています。また、この熱水には鉄や銅などの金属イオンも大量に含まれているため、海水中に放出される過程で冷却されて硫化鉱物として沈殿し、周辺に海底熱水鉱床を形成します。研究グループは、海底熱水鉱床の硫化

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    sakstyle 2017/05/01
    “電子の伝達による電流発生が、広い範囲で自発的に”“生命誕生までの多数の障害を越えられる可能性”“宇宙外生命探査の有効な手段の一つとして、その天体の発電能力の評価”
  • 深海熱水噴出孔周辺の海底面で発電現象が自然発生 - JAMSTECと理研

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)と理化学研究所(理研)は4月28日、深海熱水噴出域の海底面で発電現象が自然発生していることを明らかにしたと発表した。 同成果は、JAMSTEC海底資源研究開発センター 山正浩研究員、理化学研究所 環境資源科学研究センター 中村龍平チームリーダーらの研究グループによるもので、5月10日付けのドイツ科学誌「Angewandte Chemie International Edition」オンライン版に掲載される。 海底熱水噴出孔では、Fe2+、Cu2+、Zn2+などの金属イオンと、電子を放出しやすい硫化水素、水素、メタンなどのガスを大量に含む熱水が放出されており、周囲の海水によって急激に冷やされることで硫化鉱物が沈殿し海底に鉱床を形成する。同研究グループはこれまでに、この海底熱水鉱床の硫化鉱物が高い導電性を持つことや、化学反応の触媒活性を持ち電極として利用でき

    深海熱水噴出孔周辺の海底面で発電現象が自然発生 - JAMSTECと理研
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    sakstyle 2017/05/01
    “海底に電気をエネルギー源にする生態系が拡がっている可能性や、大昔の地球の深海熱水噴出孔において電気の力で生命が誕生した可能性”そういう話だったのか
  • 深海熱水噴出孔、周囲に電気…生命誕生に影響か : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    沖縄島沖の熱水噴出孔。硫化物が煙突のような形を作り、中から熱水が噴き出している(海洋研究開発機構提供) 海底から熱水が噴き出している「熱水 噴出孔 ( ふんしゅつこう ) 」の周囲は、ごく弱い電気が流れる天然の電池になっていることがわかったと、海洋研究開発機構や理化学研究所のチームが発表した。 この電流が、地球最初の生命誕生に大きな役割を果たした可能性があるという。論文がドイツの科学誌(電子版)に掲載された。 チームは、沖縄島から150キロ・メートル北西の東シナ海の海底にある熱水噴出孔(水深約1キロ・メートル)を調査した。その結果、ごく弱い電気が流れる現象が、噴出孔や周りの海底のほか、噴出孔から約100メートル離れた海底でも確認できた。チームによると、海底下の熱水に含まれる硫化水素から電子が放出され、海底内を伝わり、海水内の酸素が受け取る反応が起きて、電気が流れるとみられるという。

    深海熱水噴出孔、周囲に電気…生命誕生に影響か : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
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    sakstyle 2017/05/01
    「硫化水素から電子が放出され、海底内を伝わり、海水内の酸素が受け取る反応が起きて、電気が流れる」
  • 地球最古の化石発見、約40億年前の生命の痕跡

    カナダ・ケベック州のヌブアギツク・スプラクラスタル・ベルトで見つかった、地球最古の化石。熱水噴出孔の堆積物の中に、赤鉄鉱の管が確認できる。ネイチャー誌提供。(c)AFP/NATURE PUBLISHING GROUP/MATT DODD 【3月2日 AFP】(更新)38億~43億年前の地球に生命が存在したことを示す「直接的証拠」となる最古の化石を発見したとの研究論文が1日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 発見者である英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)のドミニク・パピノー(Dominic Papineau)教授によると、見つかった微化石は、これまで最古とされてきた化石よりも約3億年古い。 見つかったのは、鉄をべる海生バクテリアによって形成された糸状構造と赤い管の化石で、幅はヒトの髪の毛の半分ほど、長さは最大0.5ミリ。化石を宿すことが知られている白い花のよ

    地球最古の化石発見、約40億年前の生命の痕跡
  • 視覚を備えた植物〜日経サイエンス2017年3月号より

    まじめな話,その可能性がある オカルト話めいて聞こえるだろうが,そこの木はあなたを見ているかもしれない。最近のいくつかの研究は,植物に視力があることを示唆している。非常に単純ではあるが,目に似たものを持っている可能性もある。 植物に“目”があるかもしれないという考えは,ある意味で新しいものではない。1907年,フランシス・ダーウィン(Francis Darwin,チャールズ・ダーウィンの息子)はレンズのような細胞と光感受性細胞が組み合わさった器官が木の葉に備わっているという仮説を立てた。現在では「眼点細胞」と呼ばれている構造で,20世紀前半の実験でその存在が確認されたものの,「ものを見る植物」という考え方はそれ以上発展せずに廃れた。再浮上してきたのはここ数年のことだ。 新たな証拠の数々 独ボン大学の植物細胞生物学者バルーシュカ(František Baluška)と伊フィレンツェ大学の植物

    視覚を備えた植物〜日経サイエンス2017年3月号より
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    sakstyle 2017/02/19
    “「これらのシアノバクテリアは細胞体全体をレンズとして利用し,光源の像を細胞膜に投影している。動物の目で網膜に像が投影されるように」”
  • ヒトの細胞と中性子星のあいだによく似た構造が見つかる - UCSB

    中性子星とヒトの細胞内に、非常によく似た構造が存在することがわかってきた。カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)などの研究チームが報告した。研究論文は物理学誌「Physical Review C」に掲載された。 小胞体と呼ばれる細胞小器官の中には、等間隔に隙間が空いたシート状の積層構造が存在している。各シートは螺旋状につながっているので、立体駐車場のような形にみえる。この構造は、発見者であるコネチカット大学の細胞生物学者マーク・テラサキ氏にちなんで、テラサキ・ランプと呼ばれている。 平面のシートが螺旋状に積層した構造。(a)は細胞質の中、(b)は中性子星などの高密度核物質中で見つかったもの。非常によく似ている (出所:UCSB) ソフトコンデンスドマター物理学者のグレッグ・フーバー氏(UCSBカブリ理論物理学研究所副所長)は2014年頃、テラサキ・ランプについて調べていた。フーバー

    ヒトの細胞と中性子星のあいだによく似た構造が見つかる - UCSB
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    sakstyle 2016/12/22
    なんだこれ? よくわからないけど、SFに使えそう
  • 進化論を「再定義」する物理学者、ジェレミー・イングランドとの対話

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    sakstyle 2016/12/05
    「ランダムな原子の集合体に長いあいだ光を当て続けると、それがいずれ『植物』になったとしても、そう驚くことではないということです」散逸構造論+進化論→散逸適応
  • 生命はシステムとして理解できるか?

    生命はシステムとして理解できるか? 「システムバイオロジー」って何だろう? システムバイオロジーというのは、不思議なジャンルである。そのタイトルからは、何をどうやって研究するのかが解らない。 通常、研究分野を表すタイトルとしては、対象となる生命現象か、あるいは研究の手法が使われる。前者であれば、細胞学、発生学、免疫学などが例だし、後者は、X線生物学、数理生物学、分類学などだ。実に解りやすい。 一方、「生命をシステムとして理解する」というのがシステムバイオロジーの定義だが、この定義は研究の対象も手法を特定しておらず、あえて言うなら「思想」に近い。 さらに、「システム」というあいまいな言葉は、いろいろに解釈できそうだから、この「思想」はほとんどの生命科学研究に当てはめることが可能だ。自己申告制にすれば、どんな研究も「システムバイオロジー」を名乗ることができてしまう。 だから、生命科学

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    sakstyle 2016/10/27
    システム生物学、数理生物学
  • 生物の種とは何か

    「絶滅の危機に瀕した種」──ニュースでしばしば耳にする言葉だ。だが,ここでいう「種」とは何だろう? ある生物集団が種であるかどうかという最も基的な点が,実は学界では必ずしも合意が得られていない。種の概念をめぐって何十年にもおよぶ論争が続いてきたのだ。最新の総説によると,現在使われている種の概念は少なくとも26はある。 少し前ならば,分類学者は翼やヒレの特徴など,目に見える外部形態に基づいて,新種であるかどうかの判定を下していればよかった。しかし,今日ではDNAの塩基配列が読めるようになり,その情報を手がかりにして生物多様性の隠れた鉱脈を堀り当てつつある。このことが,種をめぐる見解の対立がより先鋭化している理由の1つになっている。 科学が世に現れるはるか前から,人間は種を命名してきた。動物を狩猟したり植物を採集したりするには,対象となる生き物が何であるかを示す呼び名が必要だった。近代科学と

    生物の種とは何か
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    sakstyle 2016/09/22
    『日経サイエンス2008年9月号』リンネ→マイアの生物学的種概念→系統学的種概念/デ・ケイロス「種論争は運用上の問題に過ぎない」
  • 「種問題」ははてしなく続く - archief voor stambomen

    毎日新聞「キリン実は4種でした 独研究者ら発表」(2016年9月9日)※元論文: Julian Fennessy et al. Multi-locus Analyses Reveal Four Giraffe Species Instead of One. Current Biology, DOI: 10.1016/j.cub.2016.07.036. 高精度の分子系統を調べて,単系統群を保全の対象としようというメッセージはぜんぜんOKだが,このタイプの研究が「種問題」の解決につながるという気はまったくしない.これはまちがいなく “地雷原” で,ゲノムを調べれば「種問題」がきれいに解決できるなんて,そんなお花畑な考えは通用しない.生物学の哲学を知らない素人さんの浅はかさでしかない. ワタクシがこの “地雷原” を歩いたり見渡してきたかぎりでいえば,1940年代に Ernst Mayr が生

    「種問題」ははてしなく続く - archief voor stambomen
  • 獲物を「咀嚼」するのは哺乳類だけではなかった

    【動画】人間とオレンジスポットタンスイエイには共通点がある、と聞いたら驚くだろうか。べる様子を見れば納得できるはずだ。(解説字幕は英語です) 獲物を「咀嚼(そしゃく)」するエイが、アマゾンで見つかった。 ここで言う咀嚼とは、「歯が並んだ顎を上下左右に動かし、硬い物を細かくする」こと。獲物や料に噛みつく動物はたくさんいるが、咀嚼するのは哺乳類だけ、というのがこれまでの定説だった。 ところが、カナダ、トロント大学スカボロ校の生物学者マシュー・コルマン氏は、アマゾン川にすむ淡水のエイ、オレンジスポットタンスイエイが咀嚼する様子をとらえてその仕組みを解明、9月14日付で学術誌「Proceedings of the Royal Society B」に発表した。咀嚼が哺乳類だけの特徴でないことを実証したほか、骨格が軟骨でできたエイが貝や甲殻類といった硬い餌をどうやってべるかを明らかにした。 「

    獲物を「咀嚼」するのは哺乳類だけではなかった
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    sakstyle 2016/09/21
    咀嚼するエイ。動画付。「咀嚼こそ哺乳類が繁栄してきた鍵となる画期的な行動だと説く生物学者もいる。(...)だが、(...)似たようなことをしている動物は、哺乳類以外にもたくさんいるのだ。」
  •  「そもそも島に進化あり」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    そもそも島に進化あり 作者: 川上和人出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/07/08メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 書は,3年前の著書「鳥類学者,無謀に恐竜を語る」により,「はちゃめちゃな語り口で真面目な生物学を語る」というジャンルを創設した鳥類学者川上和人によるシリーズ続刊ともいうべきである.前回は専門外という気楽さから自由奔放に過激な仮説を披露していたが,今回は自身専門の島嶼鳥類学にかかるということで,その力の入り方が注目される. で,著者は冒頭から飛ばしている.いきなり,なぜ鳥類学者が島を語るかというイントロで「だって,島と鳥は字が似ているのですもの」と始める*1のだ.そしてこの語り口は期待通りにの最後まで続く. 第1章 島 第1章では著者のフィールドである伊豆諸島と小笠原諸島の解説付きマップを添付しながら「島とは何か」を掘り下

     「そもそも島に進化あり」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    sakstyle 2016/08/16
    『鳥類学者、無謀に恐竜を語る』の著者による、著者専門の鳥類学の本
  • 大西洋の深海で世界最深の鯨骨生物群集を発見: 化学合成生物群集の分散と進化の謎を解く鍵 ~「しんかい6500」世界周航研究航海の成果~ プレスリリース<海洋研究開発機構

    2016年 2月 24日 国立研究開発法人海洋研究開発機構 日大学 サンパウロ大学海洋研究所 バレ・ド・イタジャイ大学 フルミネンセ連邦大学 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」)東日海洋生態系変動解析プロジェクトチームの北里洋プロジェクト長、海洋生物多様性研究分野の藤原義弘分野長代理らの研究グループは、サンパウロ大学海洋研究所、バレ・ド・イタジャイ大学、日大学生物資源科学部、フルミネンセ連邦大学の研究者と共同で、2013年4〜5月にJAMSTECの有人潜水調査船「しんかい6500」(以下、「しんかい6500」)により、これまでの中で最も深い水深4,204mの海底で鯨骨生物群集(クジラなど大型海生哺乳類の遺骸に生息する生物群)を発見し、それらの生物について分析を行いました。 その結果、発見された鯨骨はクロミンククジラであり、その骨に群が

    sakstyle
    sakstyle 2016/02/26
    鯨骨回廊と飛び石仮説
  • しんかい6500、クジラの遺骸から新種の深海生物41種を発見 「飛び石仮説」解明に一歩

    2013年にサンパウロ大学などと共同で、ブラジル沖サンパウロ海嶺の水深4204メートルの海底を調査し、クロミンククジラの遺骸に群がる生物群を発見した。分析した結果、ゴカイやコシオリエビ、巻貝、ホネクイハナムシなど41種類以上が生息し、形態・遺伝子レベルの検査を進めたところ、ほとんどが新種と判明したという。 「飛び石仮説」解明のヒントに 光が届かない深海の熱水域や湧水域には「化学合成微生物」が生息し、太陽エネルギーではなく、地球内部から噴き出す硫化水素やメタン、水素などから有機物を合成している。二枚貝や巻貝、チューブワーム、コシオリエビなどは、こうした微生物と共生し、有機物を利用することで「化学合成生態系」を築いている。 一方、不規則に海底に沈むクジラやイルカなど大型海棲哺乳類の遺骸も、分解時に硫化水素が発生。熱水域、湧水域と似た生態系の「鯨骨生物群集」を周囲に形成する。 熱水や湧水という局

    しんかい6500、クジラの遺骸から新種の深海生物41種を発見 「飛び石仮説」解明に一歩
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    sakstyle 2016/02/26
    「鯨骨生物群集」が熱水域や湧水域の化学合成生物群集の「飛び石」になっているかもしれない→プレスリリースhttp://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20160224_2/
  • 死にたくない時に読む本──『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』 - 基本読書

    なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる 作者: ジョナサン・シルバータウン,寺町朋子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2016/01/27メディア: 単行この商品を含むブログを見る僕はわりと死にたくないが、なぜ死にたくないのかといえばそれはやっぱりよくわからないものだからではないだろうか。『すべてがFになる』の中で、『死を恐れている人はいません。死にいたる生を恐れているのよ。苦しまないで死ねるのなら、誰も死を恐れないでしょう?』というセリフがある。苦しまなくても「消滅」の恐怖は残るのではないかと思うが、やはり死ぬときにあるであろう苦しみは怖いし、できれば味わいたくはない。それはいったいどれぐらい苦しいものなんだろうか。 書は、生物がなぜ死を生み出したのか、なぜ老化するのか、どのようにして死んでいくのかをさまざまなアプローチから描きだす一冊だ。なぜ死ぬのかを詳しく知ったと

    死にたくない時に読む本──『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』 - 基本読書
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    sakstyle 2016/02/11
    “植物は、細胞が箱のような細胞壁によって固定されているため、ガンが発生しても転移しないのだ。”あ、ゾウの時間ネズミの時間って今は否定されてるのかー
  • 科学の森:海底下2.5キロに微生物 生物の進化、生命の謎に迫るカギ - 毎日新聞

    深海の底のさらに下に積もった堆積物(たいせきぶつ)の奥底は栄養分が乏しく、太陽光も届かない。そんな「無生物の世界」と考えられてきた場所から近年、多様な微生物が次々と発見され、生物の進化や生命の存在の条件の謎に迫るカギとして、注目を集めている。【大場あい】 「世界の海底下には未知の微生物が40億トン(炭素換算)もいる。まるで地球の中にもう一つの宇宙があって、そこで生命探査をやっているようなものだ」。海底掘削の国際プロジェクト代表を務める稲垣史生(ふみお)・海洋研究開発機構高知コア研究所長代理は力を込める。 稲垣さんらは昨年、青森県八戸沖の海底下約2・5キロの石炭層から微生物を発見し、100種類以上の培養にも成功したと発表した。地下で生命活動が確認できた場所としては世界最深だ。 この記事は有料記事です。 残り755文字(全文1097文字)

    科学の森:海底下2.5キロに微生物 生物の進化、生命の謎に迫るカギ - 毎日新聞
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    sakstyle 2016/02/04
    八戸沖、発見された地下生物圏としては最深。かつての森が海底に沈み未だに微生物が活動。1000~1万年に1度しか細胞分裂しない。
  • 電気で生きる微生物を初めて特定 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所環境資源科学研究センター生体機能触媒研究チームの中村龍平チームリーダー、石居拓己研修生(研究当時)、東京大学大学院工学系研究科の橋和仁教授らの共同研究チームは、電気エネルギーを直接利用して生きる微生物を初めて特定し、その代謝反応の検出に成功しました。 一部の生物は、生命の維持に必要な栄養分を自ら合成します。栄養分を作るにはエネルギーが必要です。例えば植物は、太陽光をエネルギーとして二酸化炭素からデンプンを合成します。一方、太陽光が届かない環境においては、化学合成生物と呼ばれる水素や硫黄などの化学物質のエネルギーを利用する生物が存在します。二酸化炭素から栄養分を作り出す生物は、これまで光合成か化学合成のどちらか用いていると考えられてきました。 共同研究チームは、2010年に太陽光が届かない深海熱水環境に電気を非常によく通す岩石が豊富に存在することを見出しました。そして、電

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    sakstyle 2015/09/25
    「鉄酸化細菌の一種」「わずか0.3V程度の小さな電位差を1V以上にまで高める能力」「電気が光と化学物質に続く、地球上の食物連鎖を支える第3のエネルギー」「今後、深海底に広がる(...)電気生態系を調査」何これすごい
  • タコのゲノムを解読する

    骨が無く、3つの心臓をもち、約5億個の神経細胞のほとんどが8の長い腕(触腕)に局在している生き物を想像してみてください。ギリシャ神話に登場する怪物ヒドラのように腕を再生することができ、それぞれの腕は独立して動きます。また腕の筋肉を硬直させると、一時的に肘や肩に変化させることもできます。さらにこの生き物は、変幻自在な擬態(カモフラージュ)能力と自分の巣を獲物の残骸で装飾する習性を持っています。 これらの奇妙な特徴をもつ生き物―それがタコです。ヒトが脊椎動物の進化の頂点だとすれば、無脊椎動物の中でその対極にあたるのが、最も高い知能を持つとされているタコです。タコはイカなどとともに頭足類※1に分類され、その祖先は巻貝に似た動きが遅い体の軟らかい生き物ですが、現在は活発で巧みな捕動物として知られます。現代の巻貝やカキ、その他の軟体動物も同じ祖先を持つ動物ですが、どうやらタコだけが並外れた能力を

    タコのゲノムを解読する
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    sakstyle 2015/08/13
    ゲノムに重複が見られない/半分近くがトランスポゾン/特に劇的なのがHox遺伝子で、分散している