以上を少々きつい言葉でいえばこうなります。部下本人がそうせざるを得ないように周辺から「追い込んでいく」のが大切だ、と。 周辺から追い込んで部下の「気づき」を促せ あなたはきっと「難しそうだな」とお思いになるでしょうね。しかし、ご心配なさるにはおよびません。こんなものはあなたの工夫ひとつでどうにでもなります。 本稿をここまでお読みのあなたにはきっと、箸にも棒にもかからない部下がいるのでしょう。頑張ろう、社会人として成長しようという気もない。だから成績も芳しくない。もちろん上長のいうことなど聞こうともしない。それであなたも半分匙を投げている、そんな部下が。では彼に、入社1年~2年目くらいの(つまりはまだスレていない)新人を充ててごらんなさい。そしてこう言います。「きみを見込んでお願いするんだけれど、この新人に仕事を教えてやってほしいんだ」。 すると彼はどうするでしょうか。その場の口先ではぐずぐ