社員のベクトルを1つにするには、どんな会社になろうとしているのかを示すことが大切です。そこで10年後を見据えた将来像と長期ビジョンも策定しました。 15年に描いた「2025年のカゴメ像」は「食を通じて社会問題の解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業になる」。健康寿命の延伸、地方創生・農業復興、食料問題解決を通じて、企業として持続的成長を目指すという姿勢です。 長期ビジョンは将来像よりも具体的で、その1つが「トマトの会社から野菜の会社になる」。生鮮野菜からジュース、調味料、冷凍素材、サプリメントなどの商品を、さまざまな素材、カテゴリー、温度帯で取り扱うのです。 もう1つの長期ビジョンが、社員から役員まで女性比率を50%以上にする、というもの。試算すると25年での実現は難しそうですが、それでも、きちんとした施策に結びつけるには、目標値を掲げることは重要だと考えます。 産休明けすぐに外回り営