日経メディカル運営の「日本最大級」医師求人メディア。転職支援会社が扱う求人情報のほか、医療機関からの直接求人情報も掲載!
私がここ数年来様々な場所で感じているのは、その「意に添わぬ立場に置かれた」時に、多くの男がまるで機能しない人間になってしまうという、そのことだ。 この問題は、第一義的には、「礼儀」ないしは「対人コミュニケーション」の不具合として立ち現れる。 入院4日目の朝、私は自分のツイッターに 《人間の中味はともかく、こと対人マナーに限って言うなら、男の態度はトシを取れば取るだけ悪化する。失礼な若いヤツには滅多に会わないが、失礼なおっさんは珍しくない。爺さんになると失礼な人間の方が多数派になる。女性は年齢では変わらない印象がある。まあ、個人の感想だが。》 《年配の女性と年配の男性を比べると、救いようの無い人間は後者の集合により多く含まれている。 一応、個人の感想と言っておく。》 というツイートを書き込んだ。 念のために申し添えれば、これは、私が病院内で遭遇した特定の患者やその家族を想定して書いたコメント
卵巣がんサバイバーが提案する がんになった妻の支え方(1) 2016/7/5 太田由紀子=産業カウンセラー/フリーライター 治療方法を決める、医師との付き合い方 病院で様々な検査の結果を受けて、医師より治療方法の提案がされます。これまで何か病気やけがをすると、病院の言われるままに治療や投薬を受けていませんでしたか? 私もそうでしたので、これまで病院や医師の決定に疑問を持ったことはありませんでした。 しかし、がんの治療になるとそうも言っていられなくなります。まず、医師の話は専門用語が多くさっぱり分かりません。「分かりましたか?」と聞かれても、何を聞いていいかが分からない。情けない状態になります。帰宅後、家族に聞かれても説明ができないのです。 5. できれば病院は(時々でもいいから)一緒に受診してほしい 初診時の医師が主治医になる場合も多いので、できれば一緒に受診できると安心です。医師の話を一
「合理的配慮」の真の意味 さて、そんなALS患者の代表として出席した岡部さんの「内なる声」は、私たちの問題にも通じるとても貴重なものだった。 ところが残念なことに多くのメディアは、「参議院の委員会に出席した」という事実と、「障害者や難病患者への合理的配慮に取り組んでほしい」と、岡部さんが訴えたことだけを伝え、深く論じることはなかった。 与野党のすったもんだを「差別だ!」と糾弾する以上に、岡部さんが「何を語ったのか?」を知ることが大切なのに、もったいない話だ。 そもそも、「合理的配慮」という言葉の意味を、どこまでわかっているのだろうか。 「合理的配慮(=reasonable accommodation)」は、障害者だけではなく、LGBT 、女性活用、介護離職、ガン患者など、「今おこっている」さまざまな問題を考える上で極めて重要な概念である。 一見、「わかったつもり」になりやすい言葉だけに、こ
ガイドラインが普及した今どきの病院選び、医師選び 2015/5/27 林 和彦=東京女子医科大学 がんセンター長 「そもそもブラックジャックのような“名医”はいません」 なるほど。どのがん診療連携拠点病院でも治療のレベルが同じだとしたら、何を指標に病院を選べば良いのでしょう? 林 「この人なら自分の体を任せられる」と思える医師がいることが大切だと思います。ガイドラインの普及によってがん医療は均てん化されたので、差が出てくるのは、医師個人の人となりやコミュニケーションスキルです。要するに、「人間として信頼できるか」。自分にとってベストの先生が見つかれば、それが一番です。 特に、マスコミは特定の医師を名医に仕立て上げることが好きですが、そもそも、「名医」なんていませんよ。「どんな病気も治してしまう、ブラックジャック(*3)のような医療技術的にも人格的にも優れた、神様のような医師と出会うこと」、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く