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WebRonzaに関するquelo4のブックマーク (103)

  • ウクライナ難民を支える市民たち~定住旅行家が見たVUCA時代のポルトガル(後編) - ERIKO|論座アーカイブ

    昨日13日に公開した「定住旅行家が見たVUCA時代のポルトガル~ウクライナ戦争と市民(前編)」に引き続き、定住旅行者である筆者が見た「VUCA(ブーカ)」の時代のポルトガルについて書く。 ※連載「定住旅行家・ERIKOの目」のこれまでの記事は「こちら」からお読みください。 ウクライナ難術支援のアート展示会 フンダオ市内のアートギャラリーで2022年5月15日から、フンダオ出身ポルトガル人アーティストのブルーノ・ラモス氏主催の「TEMPLO DE AMOR EM TEMPOS DE GUERRA」(戦争の中にある愛の寺院)と題したアート作品展が数週間に渡り開催された。 ウクライナ人とポルトガル人計14名のアーティストによる合同作品展示会で、その場で作品も購入できた。会場はブルーノ氏の自宅がギャラリーとして使用され、ベッドルームやトイレなどもアート作品の一部として活用されている。 ブルーノ氏が

    ウクライナ難民を支える市民たち~定住旅行家が見たVUCA時代のポルトガル(後編) - ERIKO|論座アーカイブ
    quelo4
    quelo4 2022/11/15
    “ブルーノ氏はシリアで難民になったのち、故郷であるポルトガルのフンダオに戻った。人はさまざまなことを行うが、その大きな原動力の一つとなるのは、パーソナルな体験に基づく共感性”
  • (論座の一推し)人生にじむ反響メール 社会の分断、乗り越える言葉を探して:朝日新聞デジタル

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    (論座の一推し)人生にじむ反響メール 社会の分断、乗り越える言葉を探して:朝日新聞デジタル
    quelo4
    quelo4 2022/07/13
    民主主義の基礎は言論です。社会の分断が深まるいまこそ、互いに届く言葉を探さなければなりません。それは体験に根ざした心からの言葉ではないでしょうか。そんな言論空間をつくり、双方向のやりとり
  • 「コメント欄が誹謗中傷等で地獄化する問題」について対抗策を6つ考えた - 勝部元気|論座アーカイブ

    「コメント欄が誹謗中傷等で地獄化する問題」について対抗策を6つ考えた 誹謗中傷等に負けないカルチャーとリテラシーを育てよう 勝部元気 コラムニスト・社会起業家 インターネットメディアのコメント欄に誹謗中傷等が無数に集まって、“地獄化”する問題について、前編の記事『コメント欄で誹謗中傷を書き込む人と相性抜群、ネットメディアの構造的矛盾』では、コメント欄の誹謗中傷等を放置するほうが儲かりやすいというメディアと社会構造上の矛盾点を指摘しました。 コメント欄で誹謗中傷を書き込む人と相性抜群、ネットメディアの構造的矛盾 そのため、個別のメディアで対応するには限界がありますから、来であれば法律等を用いて国全体で対応しなければなりません。ですが、残念ながらそのような機運が盛り上がるのは、おそらくまだ先のことでしょう。では、当面はこのままの状況が続くことを想定し、個別のメディアは具体的にどのような「施策

    「コメント欄が誹謗中傷等で地獄化する問題」について対抗策を6つ考えた - 勝部元気|論座アーカイブ
    quelo4
    quelo4 2022/01/18
    “前編の記事『コメント欄で誹謗中傷を書き込む人と相性抜群、ネットメディアの構造的矛盾』では、コメント欄の誹謗中傷等を放置するほうが儲かりやすいというメディアと社会構造上の矛盾点を指摘”
  • ヘイトクライムの深い傷、放火されたウトロ地区を歩く - 中沢けい|論座アーカイブ

    ヘイトクライムの深い傷、放火されたウトロ地区を歩く 在日コリアンの暮らす京都府宇治市、平和祈念館の資料も焼失 中沢けい 小説家、法政大学文学部日文学科教授 在日コリアンの関連施設を攻撃する「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」とみられる事件が相次いでいる。その中の一つ、放火事件が起きた京都府宇治市のウトロ地区を小説家の中沢けいさんが歩いた。 憎悪をあおる不穏な雰囲気が広がる 京都府宇治市のウトロで火災が発生したのは2021年8月30日午後4時頃のことだ。 当初は漏電による出火と見られた火災が放火であることが分かったのは、火災発生からおよそ3ヵ月後のことだ。12月6日、22歳の男性が逮捕された。 この男性はウトロ放火事件以前に、7月、名古屋の在日大韓民国民団(民団)の建物に放火した容疑でも逮捕・起訴されている。また7月にあった奈良の民団支部の不審火への関わりも疑われていると聞く。このような連続的

    ヘイトクライムの深い傷、放火されたウトロ地区を歩く - 中沢けい|論座アーカイブ
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    quelo4 2022/01/18
    “「電気がきていない空家で漏電があるのかと疑問でしたけど、放火だとは思いたくないという気持ちが先に走ってしまったから」と金秀煥さんが言うのにも頷ける。火を点けられたのはウトロ平和祈念館の資料保管建物”
  • 女性教授が指導すると女性研究者は伸びない? - 鳥居啓子|論座アーカイブ

    女性教授が指導すると女性研究者は伸びない? 大炎上した論文の多すぎる問題点と理系分野にはびこる女性への偏見 鳥居啓子 テキサス大学オースティン校冠教授 名古屋大学客員教授 ネイチャー姉妹紙のNature Communications(NComms)に11月17日に発表された論文が大炎上している。アラブ首長国連邦にあるニューヨーク大学アブダビ校コンピューター学科から出された論文のタイトルは『キャリア初期の共同研究を介したインフォーマルな研究指導と若手著者の業績との関連(The association between early career informal mentorship in academic collaborations and junior author performance)』。論文データベースの大規模データを分析し、「若手女性研究者は女性指導者のもとでは成功しづらく、女性

    女性教授が指導すると女性研究者は伸びない? - 鳥居啓子|論座アーカイブ
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    quelo4 2021/01/02
    “研究指導の目的はアカデミアでの「後継者」を育てることだけではない。指導を受けた学生の進路は、企業の研究者、小中高校などでの先生、特許事務所、環境保全のNPOなど多種多様”
  • 若者の政治参加を進めるために必要なのは「学校内民主主義」である - 室橋祐貴|論座アーカイブ

    若者の政治参加を進めるために必要なのは「学校内民主主義」である 子どもではなく大人が変わらなければならない、これだけの理由 室橋祐貴 日若者協議会代表理事 子どもの意見を聞かない日社会 最近、筆者が代表理事を務める日若者協議会として与党のさまざまな部会や有識者会議でヒアリングを受けるなど、徐々に国政レベルでは若者の意見を聞く意識が高まりつつあると感じる一方、日社会全体ではまだまだ若者の声を聞く機会は少ない。 熊教育委員会が2020年8月に実施した、市内の学校や教職員、児童生徒を対象にした「校則・生徒指導のあり方の見直しに係るアンケート」の調査結果を見ると、ほとんどの学校が定期的に校則の見直しを行っている一方、見直しの過程で、教職員のみで作成・検討・決定していたのが115校で、全体の8割を超え、▽児童生徒の意見を聞く 6校▽児童生徒が提案する 3校▽保護者の意見を聞く 2校▽児童

    若者の政治参加を進めるために必要なのは「学校内民主主義」である - 室橋祐貴|論座アーカイブ
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    quelo4 2020/12/02
    “もっとも身近な社会である「学校」が現状、生徒の意見が反映される場になっていないのではないか。身近な社会でさえ、自分たちが変えていけないのに、より大きな地域や国を変えていけるとは到底思えない”
  • インタビュー 文春編集局長が語る「信頼とは」 - 新谷学|論座アーカイブ

    インタビュー 文春編集局長が語る「信頼とは」 スクープがもたらす正のスパイラル 親しくなっても書く覚悟 新谷学 文藝春秋執行役員、週刊文春編集局長 次々と社会を驚かすスクープを積み重ねることによって、国民に支持される、まさに「正の循環」を実践する「週刊文春」。メディアの目指すべき信頼の形にも見える。「賭けマージャン」問題をスクープしたのも同誌だった。「文春砲」とも呼ばれる、そのスクープを目指す集団を率いる新谷学・同誌編集局長に「メディアと信頼」について聞いた。 ――大型の選挙違反事件に発展した河井議員夫(注1)はじめ、政界を揺るがすスクープを連発していますが、なぜ文春にばかり情報が集まるのでしょう。 新谷 例えば、ある政治家に関するスクープは、文春リークスというネット上の情報提供サイトへの投書がきっかけでした。その1行目には「初めは警察に送ろうとしましたが握り潰されると思ったので文春に送

    インタビュー 文春編集局長が語る「信頼とは」 - 新谷学|論座アーカイブ
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    quelo4 2020/12/02
    “総長にするなとは書いていない。政治家を書く上でも、やめろとか、資格がないと断じるほど、我々は偉くない。こんな人です、どうですかと事実を伝えるところまでが我々のすべきこと”
  • 「多様性」時代におけるトランプ現象 - 南川文里|論座アーカイブ

    問題は「分断」だけなのか? 2020年のアメリカ合衆国大統領選挙は「分断」がキーワードとなった選挙だった。 2人の大統領候補が互いを中傷し合い、支持者は別々のケーブルテレビ局のニュースを見て、SNSのフィルターバブルのなかで別の世界を生きている。1つの政策を、一方の政党支持者の9割が支持し、もう一方の政党支持者の9割が反対する。多くのメディアで、大統領選挙は2つの異なった世界観が真っ向から対立した図式として語られる。 ホワイトハウス周辺で「トランプは終わった」などと書かれたプラカードを掲げ、バイデン氏の勝利を祝う人たち=2020年11月7日、ワシントン、ランハム裕子撮影 人種は、「分断」を導く典型的な争点とされる。ドナルド・トランプの支持者には白人が多く、一方の黒人やヒスパニックなどのマイノリティの多数はジョー・バイデンを支持している。この構図は、メディアで繰り返し報じられ、大統領選挙はさ

    「多様性」時代におけるトランプ現象 - 南川文里|論座アーカイブ
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    quelo4 2020/12/02
    “マイノリティの尊厳や権利も等しく尊重する公民権は、政治的に取引可能な材料となった。「多様性」の名のもとで、公民権を人種主義の歴史から切り離すような態度が、これを支えている”
  • 戦後最悪の日韓対立のさなかに、日韓双方でエッセイ集を出す重圧 - 徐正敏|論座アーカイブ

    戦後最悪の日韓対立のさなかに、日韓双方でエッセイ集を出す重圧 ポジティブな境界線に立つ ―『日韓関係論草稿』の出版に際して 徐正敏 明治学院大学教授(宗教史)、キリスト教研究所所長 明治学院大学の徐正敏・キリスト教研究所所長が2018年7月から「論座」に寄稿したコラムを再構成した『日韓関係論草稿』が2020年12月、朝日新聞出版から単行として出版されます(購入・予約はこちらから)。戦後最悪といわれる日韓対立のさなかの出版に、日に暮らす韓国人宗教学者の徐教授はいかなる思いを込めたのか。これまでのコラム同様、日語と韓国語の二カ国語で寄稿していただきました。韓国語版(한국어판)もあわせてご覧ください。(論座編集部) 新型コロナウイルス・パンデミックと二冊の単行 新型コロナウイルスのパンデミックの時代に、筆者は二冊のを出すこととなった。 まず、韓国でエッセイ集『他者の視線、境界で読む』(

    戦後最悪の日韓対立のさなかに、日韓双方でエッセイ集を出す重圧 - 徐正敏|論座アーカイブ
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    quelo4 2020/11/27
    “日韓の問題は、戦略的な方法論をもってすべてがきれいに解決するものではあり得ない。歴史の桎梏それ自体がそれほど単純ではない。ゆえに筆者のように日韓の境界で働き、生き、教える者ほど、慎重を期す必要”
  • 電源の入らない携帯電話がつながる日はあるか~渋谷・ホームレス女性殺害 - 奥田知志|論座アーカイブ

    電源の入らない携帯電話がつながる日はあるか~渋谷・ホームレス女性殺害 「いのちの分断」が進む社会で必要なのは想像する力、共感する力、そして連想する力 奥田知志 NPO法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師 彼女のことを考えている。当然、会ったことはない。 居場所はなく、バス停で休んでいた。そして、いきなり殴り殺された。付近の住民は「小柄でおかっぱ頭」だったという。64歳。 どんな人だったのだろう。どこで生まれ、どんな人生を歩んできたのだろう。なぜ、あの場所にいたのだろう。報道では今年の2月まで渋谷区のスーパーで働いていたという。なぜ、仕事と住まいを失ったのだろう。コロナの影響か。 何もわからない。しかし、私たちは想像することができる。できる限りの「想像力」をもって彼女のことを考える。それが残された者の「宿題」あるいは「義務」なのだ。 薄れていく意識の中で何を考えたのか 16日午前5時、東京

    電源の入らない携帯電話がつながる日はあるか~渋谷・ホームレス女性殺害 - 奥田知志|論座アーカイブ
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    quelo4 2020/11/26
    “「3日やればやめられない」などとちゃかす人もいる。いや、それはあなたが現実を知らないからです、あるいは人としての「想像力」を欠いているからです”
  • #FreeAgnesに賛同したあなたに知ってほしいこと~「弾圧」は日本でも起きている - 阿部 藹|論座アーカイブ

    8月10日、香港、そして世界中に衝撃が走った。 香港警察が中国に批判的なスタンスを取り続けてきた民主派の香港紙「りんご日報」の創始者であり、民主派メディアの重鎮である黎智英(ジミー・ライ)さんや同社幹部ら計9名を香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕したのだ。さらに民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)さんも同法違反容疑で逮捕された。 周さんは日語が堪能で、日メディアの取材に応じていたこともあり、その逮捕は特に日で大きく報じられた。その後、日SNSで「#FreeAgnes」「#周庭氏の逮捕に抗議します」などのハッシュタグがトレンド入りし、周庭さんの解放を求める大きな声が国際社会から寄せられた。 逮捕翌日の11日、保釈された周さんや黎さんの姿には日でも多くの人が胸を撫で下ろしたはずだ。 しかし、この光景を見て「香港やばいね」「中国怖いね」と感じるあなたこそに知ってほしいことがあ

    #FreeAgnesに賛同したあなたに知ってほしいこと~「弾圧」は日本でも起きている - 阿部 藹|論座アーカイブ
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    quelo4 2020/08/28
    “「有刺鉄線を2箇所切った」容疑で逮捕され、その後5ヶ月もの間勾留。弁護士以外の外部との交流を一切禁じられ、家族に会うことも手紙を受け取ることさえもできなかった。沖縄の平和運動のリーダーの一人、山城博治
  • 新型コロナで露呈する学生の「格差」問題 - 田中駿介|論座アーカイブ

    新型コロナで露呈する学生の「格差」問題 「大学の危機」をどう乗り越えるか、渦中からの訴え(上) 田中駿介 東京大学大学院総合文化研究科 国際社会科学専攻 大学が、危機に瀕している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、今まで、多くの人が直視してこなかった学生の「格差」が、一気に露呈したのである。 「何もかも困ってる。特にバイトが全てなくなって貯金が5000円しかない」「家の中は騒がしく、演習形式のオンライン授業が出来ない。おそらく大学に行き、受ける事になる」「この時期に新たにアルバイトを探せるかどうかが不安である」(筆者が実施したアンケートより)。 文部科学省によれば、大学・短大・高専の約8割が、授業の開始を延期したという。筆者が通う慶應義塾大学を含め、キャンパスを封鎖する大学も出てきた。しかし、オンライン授業にうまく移行できるかというと、ここでも「経済格差」がそのまま「教育格差」となって

    新型コロナで露呈する学生の「格差」問題 - 田中駿介|論座アーカイブ
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    quelo4 2020/05/06
    “自宅に十分なネット環境がなかったり、スマホ以外の端末がなかったりする学生は、それぞれ約2割、約1割存在することが明らかに”
  • 小沢一郎「安倍首相の権力私物化に協力した官僚がみんな出世する」 - 佐藤章|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    司法試験を目指してきた大学院生が27歳で政界に入り、以後、自民党内では政権の中枢でこの国の政治のあり方を目撃し続け、政権党から外に飛び出してからは二度の政権交代を成し遂げて政治改革にエネルギーを注ぎ込んできた。 その小沢一郎の来歴と回想を記してきた『小沢一郎戦記』はいよいよ現時点にさしかかった。 現時点の日政治は「安倍一強」とも言われるが、全有権者に占める自民党の得票割合は昨年夏の参院選を見ても2割を切っている。 投票率が半分の50%にも満たない低い水準であることも大きい原因だ。大半の国民が日政治の現状に諦め切った感覚を持っていることがよくわかる。 これを逆に言えば、日政治に希望が持てる全国的な候補者、政党が現れれば状況が一変し、安倍政治は吹っ飛んでしまうことをも意味している。その意味では、「安倍一強」という言い方は必ずしも正しい言い方ではない。 現時点のこの政治状況について、小沢一

    小沢一郎「安倍首相の権力私物化に協力した官僚がみんな出世する」 - 佐藤章|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
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    quelo4 2020/02/26
    “悪いことをやってしまったという態度が見えればまだ論評のしようがあるけども、悪いと思わない、平気で嘘をつく。そして権力をまったく私物化、おもちゃのようにしているから、もうどうしようもない政権”
  • ドイツの脱原発の背景を探る - アンドレアス・シングラー|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    2011年3月11日、津波と福島第一原発の大事故を引き起こした東日大震災が起き、地球の反対側のドイツでは政治が根から変わった。キリスト教民主同盟(CDU)のアンゲラ・メルケル首相は物理学者でもある。彼女が率いるドイツ政府は、大震災のわずか3日後に原発の運転延長政策の凍結を決めた。国内外の原発容認派は批判したが、大きな決断への称賛の声の方がまさった。このメルケル政権の動きは、例えば日の脱原発運動にとっても、自らの政府に何を求めるかという手のようにみなされた。しかし、メルケル氏のふるまいは、自党内にさえヒステリックだとみる声があった。福島第一原発事故の直前、メルケル氏自身もドイツの原発を「世界一安全」と表現していたからだ。だが、彼女は突如として、「技術社会のなかでのカエサル(不退転の決断を行った人物)」となったのである。 二転三転する「脱原発」 脱原発の決定は、初めてのものではない。0

    ドイツの脱原発の背景を探る - アンドレアス・シングラー|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
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    quelo4 2020/02/26
    “緑の党ウィンフリード・クレッチマン氏が1953年以来初めて、保守派でも原発推進のCDU出身でもない州首相となった。5年後より多くの支持による再選…一般市民層にとって環境問題がどれほど重要になったかを示した”
  • 「偉くならない」教皇フランシスコの来日 - 中島岳志|論座アーカイブ

    「偉くならない」教皇フランシスコの来日 高いところから教えを説くのではなく、低いところへ低いところへと自ら身を置く原点 中島岳志 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授 若松英輔(批評家) 山芳久(哲学者) 中島岳志(政治学者) 教皇フランシスコの来日はいかなる意味があるのか――。教皇の発言を的確に理解するには、その思想の根源にあるものを把握しなければならない。教皇の論理に迫り、来日の意義に迫る決定的鼎談。 アッシジのフランシスコと現教皇 中島岳志(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授) カトリック教会の教皇フランシスコが、まもなく来日します。日のメディアの注目は、主に広島・長崎の被爆地で教皇が何を語るのかといったことに集まっているようですが、今日はもう少し幅広い視点から、そもそも教皇フランシスコとはどんな存在なのか、そしてこの来日が私たちにとってどんな意味を持つのか、カトリック

    「偉くならない」教皇フランシスコの来日 - 中島岳志|論座アーカイブ
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    quelo4 2019/11/24
    “著書などの中で教皇がしばしば使われる言葉に「周辺」「周縁」があります。生まれ育ったアルゼンチンという国が、ローマを中心とするキリスト教世界からすれば「周辺」であるという意識”
  • ローマ教皇フランシスコの日本への思い - 菊地功|論座アーカイブ

    ローマ教皇フランシスコの日への思い いま、深刻な「いのち」の危機が、被災地だけではなくこの国のあちこちで起こっている 菊地功 カトリック東京大司教区大司教 11月23日から26日までの4日間、カトリック教会の教皇フランシスコが来日する。38年ぶり2度目となるカトリック教会の教皇来日にはどんな思いが込められているのか。来日の意義はどこにあるのか。カトリック東京大司教区の菊地功・大司教が語った。 教皇フランシスコ、長崎・広島へ カトリック教会の教皇による来日は、1981年の第264代教皇ヨハネ・パウロ二世以来、38年ぶり2度目となります。 教皇が今回の来日を決めた背景には、さまざまな思いがあったと思います。 一つは、教皇個人としての、日という国への思いです。 教皇はもともとイエズス会に所属している方ですが、そのイエズス会にとって日は、創立者の一人であるフランシスコ・ザビエルが、修道会の創

    ローマ教皇フランシスコの日本への思い - 菊地功|論座アーカイブ
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    quelo4 2019/10/29
    “38年ぶり2度目となるカトリック教会の教皇来日にはどんな思いが込められているのか。来日の意義はどこにあるのか。カトリック東京大司教区の菊地功・大司教が語った”
  • 山本太郎は日本のバーニー・サンダースか - 大井赤亥|論座アーカイブ

    太郎は日のバーニー・サンダースか 左派ポピュリズムと中道リベラルの「戦略的互恵関係」 大井赤亥 東京大学非常勤講師(政治学) 現代政治を捉える一つの指標として、「左派ポピュリズム」という言葉が広がっている。移民排斥や保護貿易を掲げた右派ポピュリズムは、イギリスのEU離脱やアメリカでのトランプ政権誕生を生みだした。その一方で、同じく反グローバリズムを基調としながらも、平等や社会的公正を重視する左派ポピュリズムも各国で台頭している。 左派ポピュリズムとは、ベルギー生まれの政治学者C・ムフによれば、自由民主主義の枠組の内部にありながら、政治的敵対線の引き直しを通じて「人民」の集合的アイデンティティを再構築し、新しい左派のヘゲモニーを打ち立てる戦略だとされる(注1)。事実、欧州各国が採用する緊縮財政に反対して、2010年以降、スペインのポデモス、イギリスのコービン、アメリカのサンダース、フラ

    山本太郎は日本のバーニー・サンダースか - 大井赤亥|論座アーカイブ
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    quelo4 2019/07/29
    “左派ポピュリズムの「役割」が急場の景気対策であるとすれば、中道リベラル勢力の「役割」は、分配を成長につなげる日本政治の中長期的ヴィジョンを構築し、地道に有権者の信頼を得ること”
  • 「政教分離」ほんとうの意味 - 徐正敏|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    「李承晩大統領の政権継続は、神様の摂理である」 「朴正煕大統領の偉業は、私たち民族に向けられた神様の恵みである」 「全斗煥大統領は、神様が韓国を愛し遣わした偉大な指導者である」 これらは韓国キリスト教の主流派、多数派の人々の常々の政治的立場をあらわすことばである。 戦後初代の韓国大統領李承晩(イ・スンマン)。彼は個人的にクリスチャンであったが、彼の政府もまた「親キリスト教政権」であった。 いくつかの政策と人材登用においてキリスト教のグループが優先され、優遇された。ゆえにこの時期は「キリスト教準国教時代」と呼ばれる。 李承晩政権末期には、独裁にともなう腐敗が蔓延し、不正選挙による政権延長が画策された。1960年3月15日の選挙には、クリスチャン李承晩とクリスチャン李起鵬(イ・キブン)がそれぞれ大統領と副統領に出馬し、さまざまな不正が横行した。 この時、韓国キリスト教界のほとんどは彼らを支持し

    「政教分離」ほんとうの意味 - 徐正敏|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
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    quelo4 2019/07/16
    “不当な手順で全斗煥が大統領に就いたとき、彼のために韓国のキリスト教の主要人物たちが開催した「国家朝餐祈祷会」で、彼らクリスチャンは口を揃え「全斗煥は神様が韓国を愛し遣わした偉大な指導者」と称賛”
  • 日常に潜む宗教性に耳を澄ます - 釈徹宗|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    〝ホモ・レリギオースス〟という考え方がある。現生人類の特性を考察する場合、ホモ・ファーベル(道具を使う人)やホモ・ルーデンス(遊ぶ人)やホモ・シンボリクス(象徴を使う人)などといったとらえ方があり、歴史学者のミルチャ・エリアーデは〝ホモ・レリギオースス(宗教をもつ人)〟を提示した。宗教行為を営むのは、まさに人類最大の特徴のひとつなのである。人類の歴史文化を考察する上で、宗教という要素を避けて通るわけにはいかない。もちろん、現代の世界の動きを理解する際にも、宗教の知識は不可欠である。また、宗教は「人類の知恵の結晶」といった面をもつので、我々が苦難の人生を生き抜く上でも、宗教体系は多くの知見をもたらしてくれる。 自分の歩む道を豊かにするには 何か特定の信仰をもたなくても、宗教についてきちんと考察することは重要である。我々の社会は資主義と民主主義が2柱になって運営されているが、いずれもキリ

    日常に潜む宗教性に耳を澄ます - 釈徹宗|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
    quelo4
    quelo4 2019/07/12
    “僧侶として、少しは仏教の本もご紹介しておこう。みうらじゅんの『マイ仏教』はどうだろうか。子どもの頃の夢は、住職になること。そして「マイ寺院」で暮らし、毎日大好きな仏像を拝むことに憧れた著者”
  • 「山本太郎現象」を読み解く - 木下ちがや|論座アーカイブ

    街頭で、新たに立ち上げた政治団体「れいわ新選組」をアピールする山太郎氏=2019年5月29日、東京・北千住 「山太郎現象」の再来 「山太郎現象」という言葉がはじめて使われたのは、6年前の参議院選直後である。2013年7月26日朝日新聞朝刊1面に掲載された、前田直人編集委員(当時)の「丁寧に民意をすくいとれ」と題された記事の一節においてである。 「山氏は既成政党もマスメディアも原発についてものが言えなくなったと断じ、こう訴えた。 「行動力のあるバカほどやっかいなものはない。日で一番いやがられる国会議員になりたい。どうか、国会に送り出してください」 山氏は約66万7千票を獲得して4位で当選した。緑の党から比例区で立候補した音楽家の三宅洋平氏(35)との共同イベント「選挙フェス」や街頭活動の模様は若者の手によって、インターネット上に拡散。うねりを起こしたのは、放射能汚染への不安を募ら

    「山本太郎現象」を読み解く - 木下ちがや|論座アーカイブ
    quelo4
    quelo4 2019/06/27
    “野党間の共闘は深化、19年参院選でも1人区の一本化はほぼ完成。山本太郎はこのような野党共闘に対しより急進的な政策、批判的な姿勢を強めている。「山本太郎現象」が活気を呈するほど野党陣営の「分裂」がすすむ”