私がここ数年来様々な場所で感じているのは、その「意に添わぬ立場に置かれた」時に、多くの男がまるで機能しない人間になってしまうという、そのことだ。 この問題は、第一義的には、「礼儀」ないしは「対人コミュニケーション」の不具合として立ち現れる。 入院4日目の朝、私は自分のツイッターに 《人間の中味はともかく、こと対人マナーに限って言うなら、男の態度はトシを取れば取るだけ悪化する。失礼な若いヤツには滅多に会わないが、失礼なおっさんは珍しくない。爺さんになると失礼な人間の方が多数派になる。女性は年齢では変わらない印象がある。まあ、個人の感想だが。》 《年配の女性と年配の男性を比べると、救いようの無い人間は後者の集合により多く含まれている。 一応、個人の感想と言っておく。》 というツイートを書き込んだ。 念のために申し添えれば、これは、私が病院内で遭遇した特定の患者やその家族を想定して書いたコメント
ただ、「世間」や「ファン」という名前で仮託されている、不特定多数の見物人の好奇心や義憤にこたえる形で、多少とも騒動を沈静化させるためには、そういう言い回しで謝罪の意思を見せておくほかに方法がないというだけの話だ。 実際、騒いでいるのは、「ファン」ではない。彼らの不倫を責め立てて騒いでいるのは、どちらかといえば、「アンチ」だ。 ファンの多くは、静かに心を痛めている。 怒ったり、いきり立ったり、眉をひそめたり、金切り声を上げたり、非難の書き込みをマルチポストしていたりするのは、はじめから、ファンでもなんでもない、この騒動を心から楽しんでいる野次馬だ。とすれば、ネット上で謝罪を要求している彼らに謝るのは、どこからどう考えても、間違っている。 報道陣にも謝ってはいけない。 週刊誌は、このネタを暴露して煽ることで、部数を稼ぎ、注目を集め、カネを稼いでいる。 とすれば、スジとしては、件の二人に対して、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く