自分を主役にして話してくれる人というのは、普段からたくさん考えているその人自身のことを言語化してくれる人なのです。 ですから、スムーズに相手が心をひらきやすくなるのです。 フォーユートークができるリーダーは、常に「私は」より「あなたは」を多用していることに気がつくはずです。 人は自分の興味のない話をされると、「私は蚊帳の外にいるんだ」という疎外感を持ってしまいます。そしてこの疎外感が高まっていくと、「私には関係のないことだから」と話を聞くことをやめてしまいます。 どんなにいい話でも、相手が共感することができないくらいかけ離れた立場の人の話やすごい話、もしくは自分の話ばかりを延々としていては、結果として相手の心の扉を閉じてしまうことになります。 うまくいくリーダーは、常に目の前にいる人に関係のある話を心がけます。 そうすることで、相手が話に参加するゆとりを生み出していくのです。 どんな人でも