目的を達成しなければ、組織が存在する意味がない。だが、多くの組織では、時に意見がすれ違い、足の引っ張り合いをすることすらある。 日本企業の苦闘が伝えられる中、経営のスピードを課題に挙げる人も多い。どうすれば、ムダな衝突を避け、迅速に結果を出せるようになるのか。 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の代表としてスピーディな被災者支援を実践してきた西條剛央氏。そして、日経ビジネスオンラインの連載コラムで、日本企業を疲弊させている会議を極力減らすことを提唱し、コラムと同タイトルの書籍『脱会議 今日からできる! 仕事革命』をこのほど出版した横山信弘氏の2人に、前回に引き続き語り合っていただいた。 (構成は、大熊信=ライター/編集者) (前回から読む) 企業やボランティア団体に限らず、あらゆる組織で意識のズレは起こります。どういった方法でその問題を解決すればいいのでしょうか? 横山:問題の解決方法を