食事のポイントは「香り」と「彩り」、今日からできる5つの対策 2016/8/29 梅方久仁子=ライター 夏の盛りも過ぎて、そろそろ食欲の秋が近づいて来たというのに、なんだかだるくて食欲が出ない…。そんな体調不良に悩んでいる人はいないだろうか。夏の間に少しずつ積み重なった胃腸の疲れや自律神経の乱れが、「食欲低下」や「だるさ」という形で表に出てきたものが、夏バテ。つまり、お盆を過ぎて秋へと向かうこの時期は、夏バテが最も増える時期なのだ。 つらい夏バテをどう乗り切ればいいか、管理栄養士としてテレビ出演や書籍監修、講演活動など、幅広い分野で活躍する新生暁子さんに、食事を中心とした対処法を聞いた。 夏バテは、自律神経の乱れと栄養不足の悪循環 夏バテとは、夏の暑さが元になって起こる体調不良の総称で、食欲不振、疲労感、倦怠感(だるさ)などが代表的な症状だ。「夏バテの主な原因は、栄養不足(栄養バランスの偏