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中野信子に関するquelo4のブックマーク (10)

  • 「他人を許せない人の脳」で起きている恐ろしい事

    人間は、自分が言い続けてきたこと、やり続けてきたこと、信じ続けてきたことをなかなか変えられません。そして、それまで見せてきた自分と矛盾しないように振る舞わなければいけないという根拠のない思い込みに、無意識に縛られています。この現象を、心理学では「一貫性の原理」と呼んでいます。 しかし、そもそも自分自身、そして他者にも一貫性を求めること自体、不可能なことなのです。人間である以上、言動に矛盾があるのは当たり前、過去の発言や振る舞いを覆してしまってもしょうがないのです。今は絶対的な真実と信じていることだって、いつかその間違いに気づく日が来るかもしれません。そのように「信じていたこと」を裏切られたと感じることこそ、摩擦やいざこざの原因にもなったりするわけですが、それを回避するいちばんいい方法は、他人に「一貫性」を求めること自体をやめることではないかと思います。 対立ではなく並列で考える 正義中毒か

    「他人を許せない人の脳」で起きている恐ろしい事
    quelo4
    quelo4 2022/01/07
    “「信じていたこと」を裏切られたと感じることこそ、摩擦やいざこざの原因にもなったりするわけですが、それを回避するいちばんいい方法は、自分にも他人にも「一貫性」を求めること自体をやめること”
  • 「他人を許せない人の脳」で起きている恐ろしい事

    また、自分自身はそうならなくても、正義中毒者たちのターゲットになってしまうこともありえます。何気なくSNSに載せた写真が見ず知らずの他人からケチを付けられ、「不謹慎だ」「間違っている」などとたたかれてしまうようなケースは、典型例だといえます。 正義中毒の状態になると、自分と異なるものをすべて「悪」と考えてしまうのです。自分とは違う考えを持つ人、理解できない言動をする人に「バカなやつ」というレッテルを貼り、どう攻撃するか、相手に最大級のダメージを与えるためには、どんな言葉をぶつければよいかばかりに腐心するようになってしまいます。 「正義中毒」を乗り越えるカギはメタ認知 「メタ認知」とは、自分自身を客観的に認知する能力のことで、脳の前頭前野の重要な機能です。もう少し詳しく説明すると、「自分が○○をしているとわかっている」「自分がこういう気持ちでいることを自覚している」ということです。「私は今こ

    「他人を許せない人の脳」で起きている恐ろしい事
    quelo4
    quelo4 2022/01/07
    “「私は今こういう状態だが、本当にこれでいいのか?」と問いかけられるのは前頭前野が働きメタ認知が機能しているから。正義中毒に陥らないためには、自分を客観的に見る習慣をつけメタ認知を働かせることが大切”
  • 「他人を許せない人の脳」で起きている恐ろしい事

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    「他人を許せない人の脳」で起きている恐ろしい事
    quelo4
    quelo4 2022/01/07
    “人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人といった、わかりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚える。他人に「正義制裁」を加えると、脳の快楽中枢が刺激され、快楽物質「ドーパミン」が放出”
  • 脳とナショナリズムと戦争の意外な関係

    集団同士を協力させる研究が進む 中野:ただ、異なる集団がどうすれば協力できるようになるかを数理社会学者たちが研究しています。 え、そんな研究分野があるのですか。 中野:はい。そこでは、今のところ、協力させることは難しいということが分っています。 ある集団とある集団が利益を共有して協力する状態を「メタn人協力」と言います。残念ながら、これを実現するのは容易ではありません。協力を促す危機や敵を設定する必要があるからです。それも「将来の危機」のような漠としたものではダメ。「目の前の差し迫った危機」が生じない限り、なかなか実現しません。 不仲な国と国がメタn人協力を実現するためには、それこそ宇宙人が攻めてくるような事態が発生する必要があるわけですね。 中野:そういうことです。 見えない要因を無視してしまいがち 中野先生はご著書『脳はどこまでコントロールできるか?』の中で、人間の脳が「誤った認識」を

    脳とナショナリズムと戦争の意外な関係
    quelo4
    quelo4 2019/07/30
    “恋愛というのは知性を麻痺させることです。知性を麻痺させ、合理的な判断力を低下させなければ、ヒトは、種を残すという個体の生存にとって不利益になる行為ができない”
  • 脳とナショナリズムと戦争の意外な関係

    なるほど、そんな実験もあるのですか。どちらの実験も、とても興味を覚えます。 最初の実験は集団への帰属意識を高める教育を行うと、「自分が属するグループの方がそうでないグループよりも優れている」と認識するようになることを示唆している。さらに、今、ご紹介いただいた2つめの実験から、2つの集団を競わせる環境に置くと、自分が属すのでない集団に対して敵対心を抱き、“紛争”まで生じてしまう。 ナショナリズムはこのようにして生まれるのか、という印象を持ちました。 中野:そうなのです。 「ナショナリズム」というと、為政者が国内での求心力を高めるために、外敵への敵対心を煽り、その結果として現れた志向や行動、と思われる方が多いかもしれません。しかし、ご指摘の通り、帰属意識を高める措置が、他の集団に対する敵対心を煽ることにつながる面もあります。 内集団バイアスがもたらすデメリットは、自分が属すのでない集団に対する

    脳とナショナリズムと戦争の意外な関係
    quelo4
    quelo4 2019/07/30
    “内集団バイアスにはオキシトシンという脳内物質が影響しています。「幸福ホルモン」と呼ばれることもある物質です。これが働くと、対象に対する愛着が増します。一方で、偏見や妬みが増すネガティブな影響も”
  • 脳とナショナリズムと戦争の意外な関係

    人類は集団行動を取ることで猛獣から身を守り、生き延びてきた。 だが、祖先から引き継いできたこの特性が、戦争を生み出す可能性を秘めている。 なぜ、こんな皮肉なことが起きるのか。 気鋭の脳科学者、中野信子氏に、脳の働きと戦争の関係について聞いた。 (聞き手 森 永輔) 先日、中野先生とある方によるライブ対談にお邪魔する機会がありました。その場で話題に上った「青シャツと黄シャツ」のエピソードにハッとさせられました。教育とナショナリズム、戦争の関係を考えるのに役に立つのではないかと思ったからです。 中野:身びいきについて調べるために行われたこんな実験の話でしたね。 中野信子(なかの・のぶこ) 脳科学者。東日国際大学教授、横浜市立大学客員准教授 1975年生まれ。東京大学工学部卒、東京大学大学院医学系研究科医科学専攻博士課程修了。フランス国立研究所で研究に従事。 主な著書に『脳はどこまでコントロー

    脳とナショナリズムと戦争の意外な関係
    quelo4
    quelo4 2019/07/30
    “67%の子どもが「自分の集団が勝つ」と答えた。グループ替えをするなら、今度はどちらのグループに入りたいかと問うと8割以上が「今のグループがよい」と応じた。身びいきが生じることを「内集団バイアス」”
  • お金が「貯まる人」と「貯まらない人」は、脳に違いがある! 脳科学者・中野信子が解説 | J-WAVE NEWS

    J-WAVEで放送中の番組『TOPPAN FUTURISM』(ナビゲーター:小川和也・南沢奈央)。1月6日(日)のオンエアでは、脳科学者の中野信子さんをゲストに迎えて、「お金に振り回されない、脳のしつけ方」をテーマに、お話を訊きました。 ■金銭感覚に影響する前頭前野 お金が存在しない頃は、「物理的に希少価値が高いもの」や「美しいもの」が、共通の価値基準を持ち、流通してきました。例えば、「美しい貝殻」と何かを交換する、といった具合です。 しかし現在は価値だけが分離され、数字として流通するようになりました。たとえば、紙幣、コイン、クレジットカードなどです。この高度な価値の交換は、「他の動物にはない、人間の脳・前頭葉の発達によるもの」と、中野さんは解説します。 小川:お金というと、金銭感覚には個人差がありますけど、これも脳、特に前頭葉の影響が大きいんですか? 中野:おっしゃる通りです。前頭葉のう

    お金が「貯まる人」と「貯まらない人」は、脳に違いがある! 脳科学者・中野信子が解説 | J-WAVE NEWS
    quelo4
    quelo4 2019/01/09
    “違いは「外向性」と「開放性」。外向性=沢山の人と付き合い様々な情報を人脈から得る性質。開放性=知らない情報に怖がらない性質。お金が貯まる人〜人脈をどれだけ多く築き、新しい情報に怖がらず吟味できるか
  • 中野信子氏「日本人は、脳科学的に英語が下手」 (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    quelo4
    quelo4 2015/12/01
    日本人は、失敗に対する恐怖心や不安感が大きい民族なので、「間違った英語を話しては恥ずかしい」と思い、なかなか話さず、語学が上達しない
  • 脳とナショナリズムと戦争の意外な関係 (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    森 永輔 日経ビジネス副編集長 早稲田大学を卒業し、日経BP社に入社。コンピュータ雑誌で記者を務める。2008年から米国に留学し安全保障を学ぶ。国際政策の修士。帰国後、日経ビジネス副編集長。外交と安全保障の分野をカバー。 この著者の記事を見る

    脳とナショナリズムと戦争の意外な関係 (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    quelo4
    quelo4 2015/08/26
    なので、人間は恋愛をするのです。恋愛というのは知性を麻痺させることです。知性を麻痺させ、合理的な判断力を低下させなければ、ヒトは、種を残すという個体の生存にとって不利益になる行為ができない
  • 脳とナショナリズムと戦争の意外な関係 (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    quelo4
    quelo4 2015/08/05
    帰属意識を高める措置が、他集団に対する敵対心を煽る。内集団バイアスがもたらすデメリット=自分が属さない集団に敵対心を生み、自分が属す集団内では排除の論理。集団を壊す最大の脅威は外敵より内部裏切者だから
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