iPad Proの新モデルが登場した。従来は9.7インチだった液晶サイズが10.5インチへと大型化しているのが最大の特徴だ。持ちやすさやポケットへの収まりを重視するスマートフォンとは違い、タブレットは多少のサイズの差ならあまり気にせずに利用できる。その上で、画面が少しでも大きくなれば使い勝手が増すことは疑う余地がない。実際に購入して、使ってみた感想を中心にまとめていこう。 とはいえ、画面サイズが若干大きくなった程度では、あまり魅力を感じない人も少なくないだろう。そもそもデザイン自体はほとんど変わっていないので、目新しさには欠けている。僕自身は即購入したのだが、単なる画面サイズの差だけだったら買わなかった。スペックで語られている以外にも使ってみて分かった進化ポイントが少なくないので、詳しく掘り下げたいものだ。ということで、久々にフルモデルチェンジしたiPadを長文レビューしていく。2週間ほど
パナソニックのレッツノートに新モデル「レッツノート XZ」が登場した。シリーズ初の着脱式2 in 1モデルだ。当初、2 in 1にはさまざまな方式が登場していたが、最近は回転式もしくは着脱式に集約されつつあり、新モデルは後者を選んだわけだ。 着脱式は、キーボード部分を外せば完全なタブレットとして使えるのが便利だが、課題も多い。液晶部分にCPUやストレージなどを内蔵しなければならないし、当然バッテリーも必要だ。結果、液晶部分が重くなるという設計の難題に突き当たる。クラムシェル型のモバイルノートとして使う際にバランスが悪くなり、ひっくり返ってしまう懸念があるのだ。 そこで、一昔前のモデルはキーボード部分に重しを入れてバランスを取ったりしていた。しかし、それでは全体の重量が増すというモバイルノートの理想とは正反対の方向に進んでしまう。 すべてを内蔵しつつ単体で使えるタブレットを軽くするのは難しい
コンピューティングのスタイルを変化させたiPad Pro 9.7インチ iPhone以上に筆者の生活を変えたのはiPad Proだった。 2016年3月に開催されたイベントで発表されたiPad Pro 9.7インチモデルは、単なるiPadの新機種という位置づけだけではなかった。プレゼンテーションでフィル・シラー上級副社長は、「PCからのリプレイスに最適」という紹介が行われたからだ。 その際に筆者は、MacBook Airが刷新されなくなることを予測し、実際に2016年11月のMacBook Pro発表会でそのことが確認された。 iPhoneが主要ビジネスとなっているAppleにとって、同じOSとアプリが利用できるiPadを、コンピューティングのメインストリームに引き上げようという意図を感じたことが、MacBook Air終焉の根拠となった。 依然として、パソコンとしてのMac、タブレットと
タブレット端末であらゆる客室サービスを [金谷ホテル観光] ホテルの客室にはどんな「電話」があるべきか。時代に合わせて機能を見直した結果、金谷ホテル観光は栃木県日光市で営業する「鬼怒川金谷ホテル」で自営PBXと客室の卓上電話機を廃止。クラウドPBXとタブレット端末で代替した。鬼怒川金谷ホテルは金谷ホテル観光が運営する施設の中でも、高級路線をとるリゾートホテルだ。 契機は2014年にPBXが故障し、客室から通話ができないなどのトラブルに見舞われたことだった。中古のPBXを購入して急場をしのいだものの、これを新機種に刷新したとしても故障のリスクは消えない。そこで施設運営を担当する経理部の小林秀樹部長は、メーカーの駆け付け保守に頼るPBXの自営そのものをやめる検討に入った。 検討や見積もりの結果、NTT東日本のクラウドPBX「ひかりクラウドPBX」を採用した(図6)。
ユーザー視点の辛口評価で知られる戸田覚氏が、iPadとWindowsタブレットとを使い比べて、両者の良い点・悪い点を明らかにしていく。まず、WindowsタブレットがiPadより優れている点だ。 僕は、その日の仕事の内容によって、まるで日替わりのようにiPadと携帯ノートを持ち歩いている。一時はiPadを持ち出す機会が多かったのだが、最近はWindowsタブレットを持ち歩く日も増えている。また、出張には必ず両方を持っていくし、事務所で作業するときにも両者を頻繁に使い分けている。 今回は、iPadとWindowsタブレットを長年使い続けて気付いた、Windowsタブレットの良い点と悪い点をチェックしていこう。これからiPadを買おうと考えている方の参考になれば幸いだ。すでに両方を使っている方には「私の使い方ではちょっと違う」と思われる点もあるかもしれないが、今回は、あくまでも「僕にとっての良
企業向けのタブレット端末として、既に多くの企業で導入が進んでいるiPad。だが、この状況を変える新たな流れが起きつつある。 大塚製薬は2014年6月末、医薬情報担当者(MR)向けに1900台のWindowsタブレットを導入した(関連記事:大塚製薬、MR向けのiPadとノートPCを1900台のWindowsタブレットに統合)。同社はiPad導入の先陣を切った企業。2010年6月に1300台のiPadを導入すると発表し、これをきっかけに製薬メーカーでのiPad導入が相次いだ。その大塚製薬が6月末の契約更新時期をきっかけに、iPadとノートPCの2台持ちの運用をデル製のWindowsタブレット1台に統合したのだ(写真1)。 北國銀行も2013年8月に米マイクロソフトのWindowsタブレット「Surface Pro」を、全行員向けに2300台導入すると発表している(関連記事:日本マイクロソフト、
サンフランシスコ発--近いうちに、ウェブの外観は従来の印刷物により近いものになるだろう。代表的なiPadニュースアグリゲーターである「Flipboard」の創設者が米国時間9月12日、そう話した。 当地開催のTechCrunch Disruptカンファレンスで講演を行ったMike McCue氏は、iPadのようなタブレットが「新しい種類の(コンテンツ)消費体験、(つまり)人々がずっと夢見てきたような体験を生み出している」という自身の見解を説明した。同氏が創設したFlipboardは、6000万ドル以上の資金を調達している。 インターネット音声通信を手がける企業Tellmeを創設し売却した経験を持つMcCue氏は、iPadのようなタブレットが「(モバイル)ウェブの根本的な改善」をユーザーに提供しており、HTML5の活用はそれを可能にしている要素の1つだ、と述べた。それを考えると、今は「起業が
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