100円ショップのクリップボードを使えば、机の上に何かものがあっても、文書を置くための平坦な場所を確保できる。黒のボードを使えば、紙の境界が判別しやすい かつて紙文書のデジタル化といえばスキャナーの出番でしたが、最近ではスマートフォンの文書スキャンアプリの機能が向上し、大量の文書でなければ、スマートフォンで手軽に文書をデジタル化できるようになってきました。スマートフォンの内蔵カメラは、黒板やホワイトボードのような「紙でないもの」、スクリーンに表示されたプレゼンテーションも取り込むことが可能です。 また最近では、文書を印刷せずにUSBメモリーに入れて配った方が手軽だし、コストも高くない場合もあるようです。大量の紙を配布するとなると、それだけ印刷に時間がかかります。印刷時間はプリンターの印刷能力と印刷量で決まってしまうため、場合によっては予定よりも早く文書を作り終えねばならない、といったことも
ITサービスの好事例集「ITIL(Information Technology Infrastructure Library)」は、運用改善・オペレーションマネジメントの仕組みとして大変優れている。だが、IT以外の業種・職種では活用はおろか、認知もされておらず実にもったいない。 この連載では、ITの運用以外の職場も例にとり「そもそもITILって何?」「ITILを活用するとどんないいことがあるのだろう?」を様々な視点で分かりやすく解説する。 本テーマの連載もいよいよ最終回。今回は、業務プロセスマネジメントフレームワークとしてのITILの有用性を再認識する意味で、「プロセス」とは何か、「プロセス化」する意味は何なのかを考えてみたい。 なぜ日本人は「プロセス化」を毛嫌いするのか? 「それって、ロボットのように振る舞えってことですか?」 「なんか、がんじがらめになりそうで、嫌な感じ…」 上記は、「
インターネットではマイナンバー制度への誤解を基にした書き込みが少なくない。マイナンバー制度導入に反対する人だけでなく、自由に使わせようと求める人にも誤解がある。マイナンバーに関係する事務に携わる企業などの関係者は、こうした誤解を一つひとつ解きながら対応を準備する必要がありそうだ。まずは一般的な誤解への対処法をまとめた。 1. 個人情報が一元化され、預貯金が差し押さえられたり副業がばれたりする? マイナンバー制度で最も理解されていないのは、そもそもマイナンバーがなぜ必要なのかだ。端的にいえば、マイナンバー制度を導入する目的は、縦割り行政で見逃されてきた社会保障の不正受給や課税逃れをなくして必要な人に再分配をするためだ。 2011年6月に政府・与党社会保障改革検討本部がまとめた「社会保障・税番号大綱」は、制度が「公平性・透明性を担保し、もって本当に困っている国民を支えていくための社会インフラで
編集Yです。長々とお待たせしてしまいました。もうすでにいろいろお忘れの方もいると思いますので、ここまでをざっくりと振り返っておきます。 分譲マンション住まいに避けて通れない「大規模修繕工事」。ほぼ10年に一度やってくるこの工事に、ネタになるかもと「修繕委員会」に立候補した私。結局、ひとり委員会になるのですが、そこで思い知る。自分のほぼ唯一の資産であるマンションについて、自分がいかに何も知らないか、を。 修繕ってどう考えて何をすればいいのか。管理会社丸投げを図るも「みなさん、だいたいコンサルタント会社さんと契約して、施工業者を決めて工事に臨まれてますよ」と婉曲に拒絶され、すがったのが弊社「日経アーキテクチュア」「日経ホームビルダー」の編集委員にして「マンションの鬼」の異名を社内的に取る村田真氏。 彼が教えてくれたのは、こちらの甘い考えを打ち砕くこの世界のお寒い状況だった。 いわく、発注側のマ
本連載で言う「持論」とは「経験から生まれ、行動を導いている方法論」を意味する。あなたが「持っている論」であるから、あなたの経験から生まれ、あなたの行動を導くものを指す。自分自身の成長のツールであって、万人に役立つ一般的な方法論のことではない。 前回(『あなたの「持論」は文章に書けますか?』)は、持論の定義、持論が必要な三つの理由などを説明し、「持論を頭の中で考えるのは簡単だが、書いてみると簡単ではない。次回は持論を整理し、文字にする具体的な手順を説明する」と述べた。 今回は、持論を作るためのプロセスを紹介する。具体的な手順を知り、自分で手を動かすことによって、持論とはどのようなものか、確たる認識を持っていただければと思う。 持論を書く基本プロセス まず持論を作るプリミティブ(根源的)なプロセスを説明する。極めて単純だが、持論作りを本格的に進める際にも、以下の4点が基本になる。 領域特定:
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