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大澤真幸に関するquelo4のブックマーク (8)

  • (3ページ目)大澤真幸 陰謀論が増殖する原因は、人々の「不遇感」にある|社会|中央公論.jp

    陰謀論の引き金は「不遇感」 人はどんなときに「アイロニカルな没入」に陥ってしまうのか。それは受け入れがたい不遇感を抱えていて、その原因がわからないときです。不幸には偶然によるものもあるし、因果関係はしばしば非常に複雑です。それでも、自分にあって然るべき幸福がない、不当に不幸だと感じたとき、人はどこかに原因を見出し、安心感を得ようとするのです。 こうして、人々の多様な不遇感を一手に引き受けるような「記号」が生まれていきます。ユダヤ人や在日朝鮮人、最近では新型コロナウイルスのワクチンが典型例です。「大金持ちのユダヤ人が我々の富を奪っている」、あるいは「不潔なユダヤ人が街の治安を悪化させている」。両極端の、ユダヤ人の質とは無関係のデマで、すべてのネガティブな原因が「ユダヤ人」という記号に投影され、ホロコーストは起きました。 ここで重要なのは、当時のドイツがさまざまな意味でうまくいっていない理由

    (3ページ目)大澤真幸 陰謀論が増殖する原因は、人々の「不遇感」にある|社会|中央公論.jp
    quelo4
    quelo4 2023/11/13
    “アイロニカルな没入→受け入れがたい不遇感を抱え原因がわからないとき…人はどこかに原因を見出し安心感を得ようとする→多様な不遇感を一手に引き受けるような「記号」=ユダヤ人、在日朝鮮人、COVID19ワクチン”
  • 大澤真幸 陰謀論が増殖する原因は、人々の「不遇感」にある|社会|中央公論.jp

    「アイロニカルな没入」の増殖 陰謀論的な流言・デマがいくつも現れては、現実を動かすような影響力を持つようになってきています。「悪魔崇拝者によるディープステイト(闇の政府)が世界を裏で支配している」と唱える「Qアノン」は、いまやアメリカだけでなく、ドイツやブラジル、日でも勢力を拡大させ、社会問題化しています。 私がこの種の陰謀論に最初に関心を持ったのは、1990年代半ば、オウム事件のときでした。オウム真理教が「影の世界政府」との戦争を宣言して、地下鉄サリン事件など凄惨な事件をいくつも起こしたのは、ご存じのとおりです。 陰謀論や流言のほとんどはトンデモ話です。普通に考えれば決してあり得ない荒唐無稽な話なので、「そんな判断もつかない無知な人がいるのか」と思われるのが常でした。知識が足りなくてハマっている人になら、ファクトを伝え、偽知識を論理的に正せば納得してもらえます。でもオウム事件は違ってい

    大澤真幸 陰謀論が増殖する原因は、人々の「不遇感」にある|社会|中央公論.jp
    quelo4
    quelo4 2023/11/13
    “彼らは、ファンタジーとある程度冷静に距離を取っているのに、完全に没入。これを「アイロニカルな没入」と呼ぶ。シンプルで愚かな没入と、アイロニカルな没入は連続線上→どちらも抜け出すのが難しい”
  • マルクス思想、独創的に解釈 柄谷行人さんにバーグルエン哲学・文化賞:朝日新聞デジタル

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    マルクス思想、独創的に解釈 柄谷行人さんにバーグルエン哲学・文化賞:朝日新聞デジタル
    quelo4
    quelo4 2023/05/25
    汪さんは柄谷さんの業績を「マルクスの思想の抜本的な再解釈」とした。従来のマルクス主義の考えに大胆に挑戦して、「生産様式」ではなく「交換様式」という独自の概念で歴史の展開を捉えた点を評価
  • 貧しくなった世界を「中国が牛耳る」という悪夢

    橋爪:労働者も、単純なマニュアルワーカーが増えるだけで、管理職が必要なくなって、ホワイトカラーがいなくなり、ブルーカラーはホワイトカラー並みの収入を得るということもなくなり、中産階級が総退場していった。そして、すべての富を得るスーパーリッチがほんの一握りどこかの国に出てくるだけで、あとの大半以上は裕福ではないという、そういう世界に近づいているわけです。 もしこのとおりだとすれば、リベラルデモクラシーって、いいことあんまりないですよね。夢も希望もない、貧しい不満たらたらの若者が出てくるだけだ。そして、知力のある人たちは、大学や大学院に行って、ローヤーになったり、エンジニアになったり、サイエンティストになったりして、スーパーリッチの取り巻きになって、おこぼれをもらう。こういう世界が一番効率的とされているんですよ、今は。 大澤:圧倒的非対称の世界というやつですね。 中国共産党が世界の「配分」を決

    貧しくなった世界を「中国が牛耳る」という悪夢
    quelo4
    quelo4 2023/01/26
    “資本がそう動くのであれば、資本に対応して、グローバルな再配分の仕組みを今からこしらえなきゃいけない……中国はこの配分を中国一国でやろうとしている”
  • (古典百名山:98)デカルト『方法序説』 大澤真幸が読む:朝日新聞デジタル

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    (古典百名山:98)デカルト『方法序説』 大澤真幸が読む:朝日新聞デジタル
    quelo4
    quelo4 2021/04/09
    デカルトは「私は考える」と「考えるモノの存在」とを直接的に繋ぎすぎている。私が考えているとき、その思考の内容として絶対にたち現れないのが考えているこの私。「私は考える」は「私の存在」へアクセスできない
  • (古典百名山:82)カール・シュミット「政治的なるものの概念」 大澤真幸が読む:朝日新聞デジタル

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    (古典百名山:82)カール・シュミット「政治的なるものの概念」 大澤真幸が読む:朝日新聞デジタル
    quelo4
    quelo4 2020/07/07
    近代性=誰もが受け入れる(内容豊かな)普遍的価値や善は存在しない。全員に自明と見なされる善観念や宗教的規範はない。だから普遍的善や正義の存在を仮定し、それで政治行動や戦争を正当化することは許されない
  • 「おカネがなくても現代の若者は幸福だ」論は、本当に正しいのか(橋本 健二) @gendai_biz

    希望をなくすと幸せになる? これに対して大澤は、若者たちの「自分は幸福だ」だという回答は、実は不幸の表現なのではないかという。 「いまの生活に満足していますか」「あなたはいま幸福ですか」という問いは、具体的な出来事に関する問いではない。人生の全体に対する問いである。したがって基的に、このような問いに「不満である」「不幸である」と答えることは難しい。なぜなら、それは自分の人生を否定することだからである。 それでは「不満である」「不幸である」と答えることができるのは、どのような人々か。大澤は、それは「不幸」や「良くない状態」が現在に限定でき、将来はより幸福になるだろうと思える人々だという。それならば、いま「不満である」「不幸である」と答えても、自分の人生を否定することにはならないからである。 これに対して、いまより幸せになると想定できないとき、人は「いまの生活は幸せだ」と回答するしかない。人

    「おカネがなくても現代の若者は幸福だ」論は、本当に正しいのか(橋本 健二) @gendai_biz
    quelo4
    quelo4 2019/02/07
    “「不満である」「不幸である」と答えることができるのは「不幸」や「良くない状態」が現在に限定でき、将来はより幸福になるだろうと思える人々。いま「不幸である」と答えても自分の人生否定にはならない”
  • 100分de名著スペシャル「100分deメディア論」

    まずこの場をお借りして、みなさまに御礼を申し上げなくてはなりません。「100分deメディア論」再々放送日が決定しました! Eテレで2020年4月19日(日)午前0:30~2:10(※18日(土)深夜)です。 初回の再放送の際にも、お電話やメール、投稿で応援いただいたみなさまのおかげで実現できました。 中でもふれあいセンターに直接激励のお電話をいただくことは異例で、私たち制作陣も感激しました。当にありがとうございました。100分サイズの番組再放送は、長さゆえになかなか枠を探すのが物理的に難しいので、来もっと時間がかかるものですが、ここまで早く実現したのは、視聴者のみなさまからお寄せいただいた反響の力が何よりも大きかったと思います。当に深く深く感謝します。ぜひ周囲にいらっしゃる番組を見逃したという方にもお知らせいただけるとうれしいです。 実は、「100分deメディア論」の企画自体は二年前

    100分de名著スペシャル「100分deメディア論」
    quelo4
    quelo4 2018/04/30
    “今回取り上げたリップマン「世論」、サイード「イスラム報道」、山本七平「『空気』の研究」、オーウェル「一九八四年」。大澤「新聞は答えを出すのでなく、問いを提示する役割」”
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