アプリ側からIDFAへのアクセスが不可能になるだけで、アプリそのものの利用はできるため、拒否しても問題はないが、中にはユーザーごとに表示する情報を最適化しているアプリもある。また、ランダムで表示される広告より、自分向きのものを表示させたいという人もいるだろう。このようなときには、後から設定を変更することもできる。 設定情報は、「設定」アプリの「プライバシー」にある「トラッキング」にまとめて表示される。ここで個々のアプリの同意に関して、設定を変更することが可能になる。さらに、「アプリからのトラッキング要求を許可」のスイッチをオフにすると、一律でトラッキングを拒否して、アプリを開いた際にアラートが表示されないようにすることもできる。OSをiOS 14.5にアップデートしたら、まず試してみたい機能と言えるだろう。 勝手にマイクやカメラが使われている? iOSのアプリは、OS側が持つ機能やデータ、