ハーバード・メディカルスクールのキャロル・カウフマン氏は、ポジティブ心理学の勢いを借りて、ポジティブ心理学の発展と二人三脚でコーチングの改革を推進したいと考えた。 そこで、コーチングの理論的研究とベストプラクティスを全面的に支援すべく2009年に同校に「インスティチュート・オブ・コーチング」(コーチング研究所)を創設し、コーチたちの支援に全面的に力を注いでいる。 コーチング研究に関する学術文献数は、近年になって急増しているものの、研究の質・量ともにまだまだ向上を要することが指摘されている。ハーバードでの取り組みをはじめとする研究のさらなる発展に伴い、コーチングにも信頼に足る実証的基盤が確立される日が来ることが期待されている。 「幸福感」の確認でエリートたちの苦悩を解く試み ハーバード大学で一番の人気授業だったポジティブ心理学講座を支えたショーン・エイカー氏の『幸福優位 7つの法則』では、「
![コーチングからアプリ、ゲームまで広がるポジティブ心理学 (2ページ目):日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)