ホンダ太陽特有の取り組みは、「からくり改善」という言葉に代表される。自動化された製造装置を導入すれば、作業者は軽い負担で、早く正確に部品を生産できる。しかし、それでは設備費用が重しとなり、作業者の創意工夫も生まれない。 だからこそ全社で改善提案を募り、ちょっとした工夫から生産性を改善することを目指す。 例えば、ワイヤハーネス(組み電線)の生産工程でこのほど導入した「からくり」。品種ごとに組み合わせる電線の種類が異なるため、電線を入れた棚に白いボードを取り入れた。ボードは品種に応じて必要な電線のみを取り出せるような穴が空いていて、間違いを劇的に減らせるようになった。知的障害者のミスを減らすためにと発案されたこのアイデアは現在、特許を出願中だという。 オムロン太陽では事業移管 同社では2007年度に初めて、取引先への不良部品の納入を示す「流出」ゼロを達成した。これは特例子会社に限らず、自動車部
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