この連載では、「ダメに見せないことで評価を高める」ための仕事術を扱っている。前回(「説得力を高める」3つのプロセス)では、ネガティブ特性の八つめである「説得力がない、納得感が得られない」について、「説得力を高めるには、戦略、戦術、戦闘の三つについて考えていかなければならない」ことを説明した。ネガティブ特性は以下の通りである。 先を読まない、深読みしない、刹那主義 主体性がない、受け身である うっかりが多い、思慮が浅い 無責任、逃げ腰体質 本質が語れない、理解が浅い ひと言で語れない、話が冗長 抽象的、具体性がない、表面的 説得力がない、納得感が得られない 仕事が進まない、放置体質 言いたいことが不明、論点が絞れない、話が拡散 駆け引きできない、せっかち、期を待てない 「説得力がない、納得感が得られない」のネガティブ属性を取り上げるのは、今回が3回目であり、最終話となる。 話を振り返ってみよ