この1週間、社会から離れて暮らしていたという人でなければ、おそらく「Flashback」について耳にする機会があっただろう。FlashbackはAppleの「Mac OS X」ユーザーを標的とするマルウェアで、現在、世界中の60万台以上のマシンでひそかに動作していると考えられている。 ロシアのウイルス対策企業であるDr. Webが先週発表したこの数字は、米国時間4月6日にセキュリティ企業のKasperskyによって裏付けられた。Kasperskyによると、感染したコンピュータの98%以上はMac OS Xを実行しているという。 60万台というのは確かに大きな数字だが、過去の脅威と比べてどれほどなのか。 ウイルス対策およびコンピュータセキュリティ企業F-Secureの最高研究責任者(Chief Research Officer:CRO)であるMikko Hypponen氏は米CNETへの電子