正解は、(1)テアニンと(4)カテキン です。テアニンは、緑茶に含まれるアミノ酸の一種。一方、カテキンは植物中に数千種類あるといわれる「ポリフェノール」の一種です。テアニンは緑茶のうまみ、カテキンは渋みの主成分です。 緑茶を飲む習慣がある人は、死亡リスクが低い 緑茶の健康効果が大きく注目されるきかっけとなったのは、2015年5月に国立がん研究センターが発表した研究結果です(*1)。この研究では、がんや循環器疾患にかかっていなかった40~69歳の男女約9万人を、約19年間にわたって追跡し、緑茶を飲む量が多い人ほど死亡率が低いことを明らかにしました。死因別で見ると、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患で、緑茶を飲む量が多くなるほど危険度が有意に低下していました。 緑茶を飲まない人に比べ、緑茶を飲んでいる人の死亡率は下がる傾向が確認された。さらに摂取量が多くなるほどリスクは低くなる傾向も確認された(国