所属しているMLなどにも投稿したことなのだが、 このところずっと、考えていることがある。 放射線による健康被害は、ほとんどは大丈夫だと、わたしは認識している。 が、それはゼロということではない。 私たち医師は、これまでの診療で、 予後不良かもしれない、というお子さんに遭遇した経験は、大なり小なり、ある。 そのようなお子さんを紹介する立場、受ける立場の方々がいる。 今わたしは開業医だから、ほとんどは紹介する立場だが、勤務医の頃は、受ける立場でもあった。 もしかしたら悪性かもしれない病気の疑いのあるお子さんの親御さんに、どのように、ご説明するか。 難しい病気の診断や治療はもちろん難しいのだが、その説明には、とりわけ、心を砕かねばならない。 伝え方ひとつで、本人も家族も希望を失うことだってあるのだから・・・。 今、福島の子ども達は、 「あなたがたは、将来がんになる」 「あなたがたは、将来まともな
レベルの違いこそあれ、会社を良くしたいと思う気持ちは、多くの従業員・幹部社員・役員が持っているものです。しかし、それぞれの立場や役割の相違によって、2つ以上の部門がかかわる、あるいは全体最適を目標とする案件の推進は、うまくコンセンサスを取れなかったり、論議がかみ合わず衝突したりする事がめずらしくありません。 部門の壁を越えて全社的に進めなければならない案件が発生すると、発動されるのが“プロジェクト”です。プロジェクトは会社の命運を左右するものもあれば、現場レベルの業務の統合的なものまでありますが、どちらにせよプロジェクトのリーダーは自分の専門外の分野に入り込むことを覚悟しないといけないわけです。 例えばIT(情報技術)部門の例ですが、IT改革による全体最適を目指そうとしますと、必ず他部門の業務の詳細にまでかかわっていかなくてはなりません。しかし、ITに関しては熟知しているIT部門の方々も、
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