【3】6歳以上の子どももデジタルメディアの使用を制限する ガイドラインでは6歳以上の子どもたちは、時間および場所、使用するメディア(端末)に関して制限を設け、十分な睡眠や身体活動、健康に欠かせないその他の活動の妨げにならないようにと示されています。 メディアを娯楽道具として使用するとしても、優先順位をつけ、制限を設けるようにすべきであり、チャシアコス教授によれば「健全な子どもの成長には学校で過ごす時間や宿題をする時間、少なくとも1時間の身体活動の時間、そして社会的な関わりを持つ時間と、8~12時間の睡眠時間が必要になります。健康面での活動、特に睡眠や社会的相互作用、身体活動を削ってまでデジタルメディアを利用すべきではないのです」 最近ではデジタルメディアを取り巻く環境も変わってきており、対話や通信、創作活動などで活用されるという多くのポジディブな側面を持つようになっています。ただしリスク(