「褐色脂肪細胞」が元気だと脂肪がどんどん燃やされる 脂肪消費のプロセスを活性化させることも“代謝”を高めることの一つだ。 「体脂肪は脂肪細胞という特殊な細胞の集まりですが、脂肪細胞には『白色脂肪細胞』と『褐色脂肪細胞』の2種類があります。『白色脂肪細胞』には消費されずに余ったエネルギーをため込む働きがあり、『褐色脂肪細胞』には脂肪を燃やして熱に変え、エネルギーを消費する働きがあります」(宮崎教授) 脂肪消費には、この2つの脂肪細胞が関与する。プロセスをかいつまんで説明すると以下のようになる。 食事制限や運動によりエネルギーが不足する ↓ 脳が「脂肪を分解してエネルギーを生成しろ」と命令 ↓ アドレナリンなどの脂肪動員ホルモンが分泌 ↓ 「白色脂肪細胞」に蓄えられたトリグリセリド(中性脂肪)が放出され、脂肪分解酵素であるホルモン感受性リパーゼが活性化 ↓ 脂肪が分解されて、グリセロールと遊離
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